チタンとの-0.9[mm]の闘い

今回はYOKOMOから発売されている高精度切削チタンスクリューを、加工してみることにしました。
加工することにしたのは、M2.5×8[mm]の六角穴付きサラボルトです。
加工の内容としては全長を約1[mm]短くし、M2.5×7[mm]にするだけですが、問題なのは加工し難いチタン製であるということ…。

どうやって加工しようか考えた結果、加工本数が3本だけでしたので、リューターを使って地道に削っていくことにしました。
ナットを面出し用の治具代わりにして、ひたすら削っていき、なんとか3本を削り終えることが出来ました。
削った後の寸法は、3本とも7.1[mm]でしたので、7[mm]ぴったりではありませんが、使用上問題はありませんので、この長さで加工完了です(笑)

それにしてもチタン材の加工は硬いですし、出来るだけ熱も加えたくないので、なかなか時間の掛かる加工となりました。