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ニッサンのグロリアではなく、プリンスのグロリアです。
このグロリア、乗用車仕様は見たことがありますが、ワゴン仕様はカタログで見るまで見たことがありませんでした。
それにしてもこの時代のグロリアは格好良いです。
アメ車の影響を受けているのは確かですが、今の車よりもグリルやバンパーの処理が凝っていると思います。

最近思うのですが、このクラスのワゴンボディが日本ではラインナップから消えてしまい寂しいです。

今回発掘したカタログの中で最も多い部数を占めていたのが、セドリックです。
なぜこれ程セドリックのカタログが多いのかは全くわかりませんが、ブルーバードよりもスカイラインよりもセドリックが多かったです。

今まで載せてきたクリッパー等の商用車達と比較しますと、セドリックは現存率が高く、現在でも目にする事がありますね。
これぐらいの年式の車になりますと、フルノーマルを維持して大事に乗っているのが格好良いと思います。

プリンスのクリッパーです。
現在発売されているクリッパーではありません(笑)

クリッパーといいますと自分がイメージするのはこのカタログに写っているクリッパーです。
グリルの形状が特徴的ですので、なんとなく印象に残っているのだと思います。

特徴があって好きなデザインです。

キャブオールも勿論見たことがありません。

この時代のカタログを見ていると思うのですが、カタログの表紙も中も全てイラストで描かれています。
最近の合成写真ばかりのカタログと比較しますと、温かみというか、あじがあって良いですね。

ニッサンのレタリングも違っていたりして面白いです。

このカタログは4灯式のライトですので、最初期型ではないと思います。
最初期型は2灯式ライトだったはずです。
またボンネットがフラットボンネットではありませんので、最終型でもないと思います。
ですので中期型のカタログということになるでしょうか。

マイラーの実物は一般道ではまず見ないです。
やはり商用車は消えていってしまうんですね。