
今まで私の自転車の使用用途はのんびりサイクリングでした。
ですから、レースになんて出場するとは考えてもいなかったのですが、会社の方々からお誘いを受けたこともあり、参加することになりました(笑)
今回参加したレースは
FUJI SPEEDWAYを舞台に行なわれた
富士チャレンジ200 in FUJI SPEEDWAYです。
このレースは200(km)を1人で7時間以内に走るという、完走すら難しいような競技もあるのですが、私の参加した競技はチームで交代しながら7時間走るというものです。
私達のチームは3人交代でしたので、1人あたりの走行時間は2~3時間程度です。
普段は自動車のレースが行なわれるサーキットですが、この日はどこを見ても自転車、自転車で一杯でした。
スタート時間も近くなってきましたので、出走順を決めたり、競技内容の再確認を行ってました。
私のスタート順は3番目になりましたので、スタート風景をピットウォール越しに眺めることになったのですが…。
ウォーミングラップを終えた先頭集団が、そのままローリングスタートしていくのですが、とんでもない速度で、自転車が沢山走ってきます(笑)
自動車のレースのように、エキゾーストノートは聞こえないものの、その光景は圧巻でした。
いよいよ私の出走順番が回ってきましたので、まずは5周回ってくるということで、ピットアウトです。
第一コーナーから100Rまではひたすら下りですので、回転数を上げつつ脚を慣らしていきます。
100Rからヘアピンコーナーまでは若干上っていますが、大した傾斜でもないので、そのまま走り、ヘアピンコーナーからダンロップコーナーまでも同様にして脚を慣らしながら走ります。
ダンロップコーナーはショートカットコースになっていましたので、そのままの勢いで13コーナーに向けて走り、ネッツコーナー、パナソニックコーナーと上ってホームストレートで1周です。
身体も温まってきましたので、2周目からはレースモードで走ります。
ホームストレート上は、40~50(km)ペースで走行してみましたが、意外なことにこのペースで走行していると思っていたよりも追い抜かれません。
そのまま1コーナーへ進入し、100Rまでの下り区間に突入していったのですが、ここでは思いっきり走っているにも関わらず、どんどん抜かされていきます…。
100R中盤からは、ヘアピンまでの緩い上りで抜いていった人達を抜き返したものの、ヘアピンからダンロップコーナーまでの下り区間で再び抜かされるという状態でした。
しかし、ダンロップコーナーから最終コーナーまで続く、上り区間に入ってからは、走っている人をどんどん追い抜き、そのままの勢いでホームストレートに戻ってきました。
このペースを維持しながら5周を走り、ピットに戻ったところ…次の走者の準備が間に合わず、ピットスルーとなりました(笑)
その後2走目、3走目共に6周、6周ずつ走り、私自信の周回数は、計18周周回となりました。
今回初めてレースに出場し、もっとボロボロになるかと思っていましたが、あまりにも格の違う上位集団を除けば、ホームストレート上は他の選手と同等に走ることが出来、ダンロップコーナーから最終コーナーまでの上り区間では、ほとんど抜かされずに走り切ることが出来ました。
ただ、下り区間に関しては、単独で走っている時はもちろん、ドラフティングから外れただけで、集団に追いつくことが出来なかったです。
他の選手と比較して、私自身が下りで加速出来る程パワーを持っていないということが大きいと思いますが、高速走行時の空気抵抗に対する対処が甘いからだということもあるのではないかと思います。
上り区間では、楽しいぐらいガンガン走れましたので、下り区間をもっと速く走ることが出来れば、もっと速く走れただろうと思います。
レースに出場してみて、私自身の苦手分野、問題点が、なんとなくわかってきましたので、これからはそれらを克服してけるよう、走っていきたいと思います。
初めてレースに出場し、最初はどうなることかと思いましたが、今までは気づかなかった収穫が多く、そしてなにより楽しく走ることが出来ましたので、良い1日となりました。
本日のサイクルコンピュータ履歴
走行時間 2:31'28
走行距離 80.76(km)
最高速度 60.2(km/h)
平均速度 32.0(km/h)
平均ケイデンス 92(rpm)
最高ケイデンス 191(rpm)
平均心拍数 173(bpm)
最大心拍数 200(bpm)
消費カロリー 1440(kcal)
総走行距離 539.8(km)
Posted at 2008/11/03 21:33:56 | |
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