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本日は趣味の部屋の模様替えついでに、R-2のメンテナンスを行うことに。

まず最初に行ったのが、革サドルの張り調整です。
サドルの張りを確認してみると、サドルが馴染んで張りが少し緩めになっていましたので、調整ボルトを回して適度な張りに直しておきました。

そして次に行ったのが、シートピラーとフレームが接触している部分のグリスアップです。
R-2の場合、フレームの材質はクロモリであるのに対し、シートピラーの材質はアルミです。
異種金属を組み合わせた場合、電蝕による固着が起きる可能性がある為、グリスアップをして電蝕してしまう可能性を下げるようにしています。
R-2の場合と書きましたが、家の自転車は全て鉄フレームなので、他の自転車も同じですね(笑)

今回R-2を初めてグリスアップしようと、シートピラーをフレームから外してみたところ、電蝕は全く起きておらず、綺麗な状態で一安心。
シートポストを外したついでに、フレーム内にも防錆処理を施しておきました。

あとはシートポストをしっかりとグリスアップして、フレームへ戻して完成です。

R-2のグリスアップを行ってみて分かりましたが、大体半年に1回フレーム関連にグリスアップしていけば良さそうですので、1月と7月の定期メンテナンスとして、行っていきたいと思います。

ロードのR-2に履かせているタイヤは、「Vittoria CORSA SC 23-28"」です。
このタイヤはチューブラータイヤで、インナーチューブはラテックスチューブが採用されています。
ラテックスは空気圧の減圧が早いという噂は聞いていましたが、実際にR-2を見てみたところ、こんな感じでタイヤはぺったんこになってました(笑)

感じとしては、規定空気圧下限の8(bar)まで空気を充填した状態から、1週間程度で写真の状態にまで減圧してしまいます。
実際にどの位の減圧が正常なのか調べてみたところ、Vittoriaのページに以下のような内容が載っていました。

0(hour): 10(bar)
3(hour): 9.6(bar)
6(hour): 9.2(bar)
10(hour): 8.6(bar)
24(hour): 7.1(bar)
※CORSA CXのデータ

つまり、データからは1日経つと約3(bar)減圧するということが示されていますので、1週間もすればぺったんこになってしまうのは納得です。
だから指定空気圧下限も8(bar)と、高めの空気圧設定なのですかね。

今までクリンチャータイヤにブチルチューブの組み合わせでしか使ったことがありませんでしたので、まだまだラテックスチューブの取り扱いに慣れていません。
ですが、しっかりと空気圧管理をして、良い状態のタイヤで楽しんでいけるようにしたいなと思いました。

先日、山道を走って汚れたR-2を掃除していた時に、ブレーキ周りの違和感に気づきました。
その違和感というのは…。

ブレーキシューが異様に減っているということです。

走行中、ハンドル越しに見えるブレーキシューに、何かの塊りがついているなと思っていたのですが、まさかブレーキシューが擦り減り、塊りになっていたとは、思ってもいませんでした(笑)

ちなみにどの位減っていたかというと…




こんな感じです。

キャリパーへも削られて粉状になったブレーキシューがびっちり(笑)





こうなる理由としては、リム側に摩擦係数を上げる処理が施されているのですが、その表面処理とブレーキシューの相性が悪いのだと思います。
恐らくブレーキシューが柔らかいので、もう少し硬い物にすると良くなる気がしますが、今のブレーキシューのフィーリングが気に入っていますので、交換するとしても、しばらくは同じものを使っていこうかなと。

こんなこともありますが、走るのが楽しい自転車ですので、しっかりと可愛がっていきます。

フレームビルダーさんに作って頂いたR-2が納車されて、約2ヶ月が経とうとしています。
今まで乗っていたR-2の仕様は完成形ではなく、実は仮の状態だったのです。
どこが仮の状態だったのかというと、それはホイールです。

納車時に装着していたホイールは、「Campagnolo KHAMSIN Asymmetric」。
タイヤは「VELOFLEX Master 25 (700C×25C)」を装着していました。

ただ先日、自転車店の店主さんに組んで頂いたホイールへ、タイヤの装着が完了し、理想的なタイヤ・ホイールが完成。
これによりR-2は完成となりました。
峠に走りに行く前に写真を撮ってみたので、載せてみます。




タイヤはチューブラータイヤの「Vittoria CORSA SC 23-28"」。




リムは「AMBROSIO Crono F20」。




ハブは「Campagnolo RECORD」に、スポークは「SAPIM Laser(2.0-1.5-2.0 mm)」。




この仕様でタイヤ・ホイール・クイック込みの重量は…
FR: 990(g)
RR: 1,140(g)
となり、納車時のタイヤ・ホイール・クイックの状態よりも460(g)の軽量化となりました。
これにより実走状態の車重も、9.4(kg)から8.9(kg)へと軽くなり、なんとか9(kg)を切ることが出来ました(笑)

性能的には軽くしなやかになり、より走る自転車になりましたし、見た目も良くなってと大満足です。

フロントハブ周り。




リアハブ周り。




ハブのみでなく、クイックリリースも含めて自転車の雰囲気に溶け込んだホイールになったと思います。
そしてバルブキャップは、お気に入りの「A&F アルミバルブキャップ」にしてみました。




これであとは走るのを楽しむのみです。
景色を楽しみながら、色んなところを走りたいですね。

本日は朝から、R-2用に自転車店の店主さんとこで組んで頂いたホイールへ、タイヤを組み付ける作業をすることに。

今までの自転車はクリンチャータイヤという物ばかりでしたが、今回はチューブラータイヤということで、全く初めての組み付け作業です。
ちなみに今回選んだタイヤはVittoriaの「CORSA SC 23-28"」です。
チューブラータイヤは、どのようなタイヤを選んで良いのかよくわかりませんでしたので、店主さんに相談した結果、このクラスのタイヤでないとチューブラーの良さが活かせないということで、このタイヤにしてみました。

それでは早速組み付けですが、今回はタイヤをリムへ接着させるのに、リムセメントではなくお手軽なリムテープで取り付けることにしました。

まずは、リムテープをしっかりと貼り付ける準備として、リムの接着面をしっかりと脱脂します。




そしてリムテープを貼り付け。
使用したリムテープはMIYATAの「Tubelar Tape TTP Series」です。




リムテープを貼り付けた後は、バルブホール付近のリムテープの剥離紙を剥がした後、タイヤを仮組組みしてセンター出しを行います。





センター出しが終われば、リムテープの剥離紙を剥がしてタイヤとリムテープ、リムテープとリムを押し付けてしっかりと接着させ、規定空気圧まで入れて完成です。





しっかりと接着させる為に、本日はこのまま置いておき、明日試走ですかね。




タイヤを組み込んだホイールを見て思ったことは、とてもクラシックな雰囲気の車輪だなということでした(笑)
早く走らせてみたいです。

ちなみにタイヤをチューブラーにしたことで、走る時には予備チューブではなく、予備タイヤを携帯する必要がありますので、タイヤはお手軽なVittoriaの「RALLY 21-28"」にしてみました。




ただ、このタイヤが活躍しないことを願うばかりです。