2018年の7月末、前日に新品タイヤに交換して皮むきを兼ねて、台風が過ぎ去った房総方面にドライブに出かけた。
朝早くに出発、横浜の路面は乾いていた。
房総の中心部はまだ、雨上がりの状態だったけど、徐々に乾いて来ていた。
いつものルートを走行、しかし日陰のエリアはまだウェット路面。
左コーナーに進入直後に、道の法面から何かが転がり落ちてきた。
それは「ウリ坊」、可愛い?小さくもなかったが落ちてきて必死になって、道路の中央に突進~!
コーナリング中のS2000には、絶対にやりたくない急ブレーキ、だけど人間は頭で考えるよりも身体が先に動いてしまうもの。。。
ウェット路面に新品の07RRが、ブレーキングでブレーク。
カウンターを当てるもステアリングから路面の感触が伝わらない、それくらいツルツルに滑りきっていた。
進行方向の右の路肩にある、大木か中木くらいの「木」に、左フロントのAピラーからクラッシュしました。
助手席のドアが室内にのめり込んで来て、すぐにS2000は逆方向の右に回転しました。
そう、走っていた道路の左際にまでS2000は回転して戻って行きました。
そして、左の法面のコンクリートに左側面から当たるかと、ブレーキを踏んだままステアリングを握り締めて勢いに任せていたら、接触せずに幅寄せ状態でやっと停止しました。
無論、エンスト状態です。
「シーン」と聞こえるような静けさ、室内に入ってきた助手席のドアと内張り、そして助手席のサイドウィンドウが粉々になり、室内がガラス破片だらけです。
「ゴリラ」のポータブルナビは、助手席の足元に転がっていました。
身体に痛みは無く、ドアが開いたのでエンジンSWを切って外に出ました。
フロントを見て助手席側を見て、リアを見て衝撃の強さを確信しました。。。
警察に電話、保険屋に電話。。。そしてS2000の中古車店にも電話(笑)
警察の現場検証が終わり、保険屋手配のロードキャリアにS2000を載せて、その修理工場へ移動。
「全損」で廃車となりました。
いろいろあったけど、取り外せるパーツは後日先輩のフォレスターで訪問して外しました。
その時、私の身体を守ってくれたレカロシートは、今「VAB」で使っています。
「ウリ坊」が悪い訳でもなく、悪い条件が重なっただけ。
スピードも出ていたし、タイヤも新品。
先日もこのルートを走りました。
山道を飛ばすのも楽しいけど、痛い目にも遭います。
「教訓」でもありますが、「安全運転」は大切ですね。
今朝の湾岸の「GT2」の事故ではないですが、自分勝手なドライビングで他人を不幸にすることは、絶対に許されません。
煽り運転も同様、クルマは扱い次第で「凶器」となります。
みなさん、どうぞ「ご安全に」-!
Posted at 2020/08/02 21:51:34 | |
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