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　車検整備のついでにＦロアアーム一式を交換したインプレです。

　車検後20km程度しか走行してないので深いインプレは出来ませんが、ファーストインプレッションとしては、下からの突き上げ感が減少、凹凸路通過時のハンドルブレ・ゴトゴト音が減少、ハンドルセンターのニュートラル感が増しました。

　一言でいえば、タイヤを新品にした感じに近いような気がします。ホイール、サス、タイヤなどは新車装着のものと異なりますが、ハンドリングに関して言えば、新車時の感覚がおおよそ蘇りました。

　懸案事項であった高速走行のブレーキング時に出現してたジャダーも無くなってくれると良いですが、機会がないので未だ試せていません。

　交換したパーツを実際に観察したわけではありませんが、担当者に話を伺うと距離・年数なりの劣化だったらしいです。No.2のロアアームに関しては、10万キロ時に一度交換していますが、ゴム関係が劣化していたらしいです。一度、交換していたので当初交換をためらっていましたが、工賃を考えると同時交換しておいて正解でした。
　
　車検整備時にお願いしたこともあり、整備代コストは受注ディーラーが低く抑えて頂いたので感謝しております。結果としてそれなりのコストは要しましたが、パーツがあるうちに対策できて良かったと感じています。

　今年もというか2年に一回の車検がやってきました。今回は十年ぶり以上になるのか、ディーラーに車検を依頼しました。

　車検前に「ちーぶーさん」にアドライスを頂きながら発注したFロアアーム関連パーツ費用だけで15万弱、今回ディーラーからの連絡では、想定以上の故障個所があり20万円台半ばの車検費用がかかることが判明しました。

　足し算すると整備総額40万弱という結果に落ち着きそうです。かといって頭の片隅にいまだ存在する新車時のフィーリングに近づくのかといえば、他にも劣化している個所はあるので難しいと思います。

　バブル期以降、所得上昇がみられない嘗ての経済大国である日本。しかし、その後も容赦なく消費税はあがり、今年は燃料価格を筆頭にインフレ問題が現実になり、自身を含め多くの人がに悩まされていることでしょう。

　燃料価格高騰の反面、コロナウイルスが依然として終息せず、移動手段としての自家用車は個室空間が約束されるので。他者との接触という観点からは安全であり、自家用車の利用頻度は自然と多くなって、限りある家計所得は圧迫される一方です。

　加えて車が古くなれば故障は増加して、漸次的に補修部品代も高騰するので、今回の車検（前回も前々回もですが）は、経済的に車を維持することのシビアさを痛感させられる機会となりました。