日毎に車は劣化していくのは宿命であるし、車に組み付ける前のパーツに関してもも製造された段階から目には見えないレベルでは同様だと思われます。
もうそろそろだろうなと想像している箇所は、例え劣化しても心理的ダメージは少なく済む場合が多いです。各種オイル類は言わずもがなだし、ショックなどは代表的で、凹凸を吸収しきれなくなり乗り心地が悪くなって、そろそろかなと感じさせてくれるし、同時交換を推奨されるブッシュ類も想像に難しくありません。
またしかし、ショックが不具合をきたした事例に於いても、走行距離が1万キロで予期せず故障したという場合は、不必要な出費を伴い心理的ダメージは大きく受ける人が多いように思います
実際に車齢を重ねてくると、「お前もか」という不具合箇所が想像を超えて増えてきます。部品点数が多い自動車は顕著です。ターボ車を例にとればシングルターボよりツインターボの方が個数分は覚悟を要しますし、ST205の特徴である水冷インタークーラーも、空冷に比べて部品点数は多く故障する確率は高いでしょう、サスペンションに目を移せばスーパーストラットも部品点数が多く、マクファーソンストラットに比べて交換パーツが多数あるのは実体験の記憶に新しいです。
今回、不具合が発生したのは一時期から装着されだしたハイマウントストップランプ(=HMSⅬ)です。正確に言えば、ランプ自体に支障をきたしたわけではなく、ボディとの隙間を埋めるパッキンが溶けて、黒いゴムが汚れとなってボディに付着してます。最初に発見した時は、何かなと言う感じでしたが、洗車後にボディを拭いていると、HMSL付近から黒い汚れが広がる一方なので気がづきました。
パッキンなのでタイヤなど他のゴム製品と同じく劣化はするのでしょうけど、想像していなかった箇所であり、且つディーラーに問い合わせしましたが廃番なので頭を悩ませます。雨の侵入などなければ現在のまま放置しても良いのですが、様子を伺いつつ、何れはエプトシーラーかコーキングで対策しようと思案しています。
スーパーストラットサス(=SSサス)もHMSⅬも部品点数が多くなるので、個人的には不要なんだけど、付いているものは仕方ないです。SSサスは普及せずに終わったし、古くなると各種コストは上がるし、ST205が真価を発揮するであろうWRCを筆頭にしたラリーでも良い印象はない。
HMSⅬは商用車などでは未装備の車を多く見かけるし2輪車もそうだろう、加えてHMSⅬを当てにして停止動作をしていたら、不点灯の車があるので追突しそうになる。製造メーカーは、今どきエコを叫ぶんであれば、拘るところはこだわってくれて良いのだけれど、なるべく部品点数が少なくシンプルに良い車を作って欲しいと思う今日この頃。
Posted at 2023/06/30 19:54:53 | |
トラックバック(0) | 日記