
まずは
ナンバープレート純正位置は邪魔説を回避する用として初期NA6CEの正面からの写真です。純正、別にじゃまくないぞ?と。
「それは初期型だからだろ」と言われそうですが、初期以外はこの位置ってのを、なぜかIT関連のはずなアスキーより。
ふさがってないぜ?
ついでにですが、私の赤いNAとアスキーの初期じゃないVスペNA、
いずれもフォグランプがついてる点もごらんください。これも
邪魔だって意見が当然みたいな風潮ありますので反論してみます。
ナンバーにしてもフォグにしても誰がじゃまだと言い始めたんでしょう。これが都市伝説とすると多分30年ぐらい前にさかのぼるんだと思います。今2022年ですから1992年頃とすると私は19歳、初期NAが2歳。当時はポケベルと
家電や公衆電話全盛期、ケータイやインターネットなんてなくて情報源は雑誌かショップか口コミでした。
この当時の
情報の受け手はクルマ好き、発信源は
雑誌やショップやクルマに詳しい人。おそらくこの3つの類のいずれかが純正ナンバー位置やフォグを悪者にしたんだと見ています。昭和の終わり頃、
「人とは違うのがかっこいい」みたいなのもありましたね。
ナンバーの純正位置悪者扱いは(私にいわせると)冤罪です。じゃあフォグランプは?情報の出どころはこちらではなかろうかと。
で、本題。Miata Service Bulletinsの「002/90」には、 「開口部へのフォグランプの取り付けは推奨できません。(左ハンドルのミアータの)ドライバー側のフォグランプはATトランスミッション・クーラーへの空気の通過を妨げます。」 と書かれています(ユーノスロドスタの場合、配管は右側だから、ミアータは左右逆?)。
参考 だれもが、しあわせになるロードスター
ATロド見たことないのでATトランスなんちゃらを調べましたら丸ごとだとこれらしいです。でかい。これのクーラーがラジエーターの下に付いてるようです。

参考
SHIN-KAI(カーサービスシンカイ・新海自動車工房)
いずれにしてもATには非推奨ならば
最初からフォグランプが付いているNAはMTなのでATトランスミッションクーラーとか関係ありません。
ナンバーやフォグならまだしも、
しまいにゃホーンまで邪魔っていう人までいて
「さすがにそれは関係ないだろww」ってなるってものです。
こうなるとどこまで本当なのか都市伝説化した噂なのかわからなくなり、基本疑ってかかる性格なのと、私の事業はデザインとかホームページ屋さんが本職なのですが、法人の方はパソコン整備で私はそっちの方がプロです。メーカーで仕事してたことありますし、現役でバラバラのPCパーツを30分で組み立てたりもします。
そのバラバラから組む時に
知識や技術や性格の出るところがエアフローという空気の流れのことで、一から写真撮るの面倒なのでパクらせていただきまして失礼します。

参考
LINUS TECH TIPS
デスクトップパソコンの横から見た中身をボンネットの中と重ねてみました。右がケースの前部で常温の空気を吸い込み、中身を冷やして後方か上部から暖かくなった空気を排気します。
NAロドでしたらエアコンコンデンサーを通ってラジエーターを抜けて
……終わりですね。ノーマルのボンネットに穴なんてないし後部はすぐ車内、下は開いてますが温かい空気は下ではなく上に行きますが逃げ場がないのでボンネットの中でぬるい空気はどうなってるんでしょう。
何が言いたいかは、パソコンは前後左右に動いたりしませんけど、クルマは基本的に前に動くもの。ですから前から自然吸気する印象がありますが、パソコンを参考にすると
吸気はファンで行うものなのです。
前部にファンのないPCケースもありますが、少なくとも背面にファンが必ず1つ付いてますから中が負圧になり前にファンなくても前からの吸気になるんです。
NAロドは中に吸気ファンあって機能しているのですから前から吸気になるでしょ。
以上がパソコン組み立てに詳しい私の言い分で、クルマに置き換えると
「ファンあるんだから開口部が最低限の吸気をしていれば問題ないのでは?」と今は思っています。要するにナンバーは純正位置で問題ない、フォグ装着もMTなら問題ない。
そんなことより上にも後ろにも熱が逃げられない方が大問題じゃね?と。
文字ばっかになったのでここらで写真見て行きましょう。NAとNBロードスターにはファンが2個あって、でかい方は水温の上昇、小さい方はクーラーのACボタンに連動で回るそうです。
見えにくいですが、羽の白いでっかいファンが2つあります。左が助手席側、右は運転席、写真奥がクルマの前です。
エアコンを回してACボタンを押すと……。
両方回りました。
水温計は低いままですがACオンで両方のファンが回っています。
次にACオフで水温を上げたいのですが、まだ5月なので延々とアイドリングしつづけるのもどうなん?ってことで、適当に見ていたらハイマウントストップランプの18Wの危険があぶなくなっていました。切れてはいませんが、黒ずんで中にすすの塊が落ちていました。
いつもならamazonでポチってWaitですが、オートバックス行った後に近所の海岸沿いを数km走って帰宅。
リニア化というやつをやってますので水温はこれで100度手前と思います。
……えっと、ACオンしてる?(注意*両方回ってます。)
水温ちょっと下がりました。針はファンが止まる位置です。
そう、止まる位置、のはずですが……。
えーっと、わからなくなりましたので、また後日やり直します。リニア化してどこで回るのかわからなくなってる可能性ありますね
私が。
*訂正です。2つ回ってる方はACオン、水温連動1つだけの方は水温計中央やや左寄りからC寄りの間へ針が移動している途中でした。写真飛ばして見てました、すみません。
そんなこんなでこうです。
本当は
ファン配線並列つなぎにしたら1個ずつじゃなくて2個同時に動くよね?っていう、浅はかな発想でいましたが、ファン回ってるの見ていたら「冷やしたいときは風量1以上にしてACボタン押せばよくない?」、と。
ただしこの方法には問題がありまして、昔のクルマってACオンにすると驚くほどパワーダウンするもので、このNAももれなくパワーダウンします。言い換えますと、パワー(速度とか)維持しようとしたら普段よりもエンジンの回転数上げなければいけない=水温上がる、となります。現代カーでも安物ならクーラーのACオンでブワー!って言い始めるアレのひどいやつ。
高価なツインファンキットをつけてる人の感想には、ファンだけオン/オフできるスイッチもつけたと書かれていたりもありましたので、ファンON=パワーダウンじゃない=エアコンでパワーダウン、なのは間違いなさそうです。
というわけで何が言いたいかは、これにより
ファン2個連動できるようになったら別にフォグ付いててもナンバー真ん中でも何も問題ないのでは?です。
むしろボンネット浮かせる方が重要じゃないかと考え始めていますのは、ガチ勢が真顔でそれやってるんです。排気口が理想的、このボンネットすげえ欲しい。

参考 「歴代モデルで唯一ターボエンジンを搭載するロードスター」圧倒的な中間トルクで怒涛の加速!【ManiaxCars】
これがもしパソコンのケースだったなら?上部に穴空いてたらケースの中身のファンを減らしても冷却維持できるかも、と考えます。ただ、ボンネット浮かす=ますます壊れてるっぽく見えるので、うーーーーーん……。
ちなみにですが、パソコン組み立てできても電子工作はあまり関係ありません。例えばリレーが何なのか知りませんし、テスターもまともに使えなければ、コネクターの種類も見てもぜんぜんわかんない。そんなものです。