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3.8S & 600のブログ一覧

2016年09月18日 イイね!

FIAT600 鈑金手術入院~

FIAT600 鈑金手術入院~購入してすぐにブロック塀にヒットして凹ませてしまった
左リアフェンダー。
その下には以前から錆による隆起が出ていました。
ここも一緒に直してもらう為に、前年から相談していた
鈑金塗装工場へ入院させる事にしました。
ここの社長さんはEタイプを所有されておりレストアの
最中でエンジンがオーバーホールから帰って来るのを
待っている状態でした。やはり旧車を扱う方が居れば
安心出来ます。


年末以降の冬場はスリップ事故などの修理が多く忙しく4月まで待ちました。
GW中にチンクエチェント博物館に行きたいのでそれまでに完成させて欲しい
と頼み込んで何とか承諾してもらいました。
入院して数日後バンパーやテールライトが取外されています。
もうすでに錆の膨らみ部分の手術が始まっています。
(撮影は殆どが社長さんです)


患部のアップ。中は腐食して肉厚も無い様な状態。
やはり一緒に手術してもらい正解でした。



そしてサンドブラスト処理された状態。
錆は綺麗に落ちましたがインナーパネルには一部は穴が開いてます。
雨の日も普通に使われたと思われ穴が空いて水が浸入して抜け無かった
のでしょう・・・


社長さんいわく、新たな鉄板を溶接して塞いでも良いけど熱を入れた所は
錆易くなるし歪むので今回は鈑金用の接着剤でするからねと・・・
接着剤?そんな事出来るの? 時代は進んでます。
この接着剤はものすごく強度があり絶対に剝れなくて重宝するとの事。


バイスで鉄板を固定して硬化するまでこのまま。
結構周りは荒削りな感じ・・・


テールランプの穴から中を覗くと・・・フェンダー内部もそこそこの錆が・・・
社長さんはこの中も綺麗にして塗装しておくからねと・・・安心出来ます。
下部に患部の穴が見えます。
フレームや2枚合わせのフェンダーなどざっくりした造りの大衆車。


研磨した所の写真は撮影して無かったそうで荒いパテの工程に進んでます。


サーフェーサーまで進んだ状態。もう段差や凹みは全く分からない状態。


塗装ブースに入ってうまい部分でマスキングされてます。
ガラスやビート等は外されていないのでマスキング部分との段差が出ないか
心配ですが・・・


そして仕上がり状態です。
さすがはプロの仕事!どこだったか全く判らずマスキングの段差なども皆無で
部分塗装したとは言わなければ誰にも判りません。
(ここに書いたらばればれですが・・・)

すばらしい出来栄えです。そして既存部分との色合わせもお見事!
カラーコードなど判らない車ですので調色にも時間掛かったと思います。
知人から後で教えてもらいましたが旧車は若い社員にさせないで社長が自ら
作業するんだとか・・・。
それで修理代が高いのかな?? これだけの仕上がりなら納得出来る額です。
ガラスコーティングもしましたのでそれなりの金額にはなります。
ジャガー仲間でも有りますので結構値引きしてもらいました^^。
半分は自分のこずかいを当てましたが2ヶ月分のこずかいが飛びました!
2015年4月末の事
16
Posted at 2016/09/18 22:48:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | FIAT600 | 日記
2016年09月18日 イイね!

FIAT600 細かい所を・・・

FIAT600 細かい所を・・・600の初期型はスーサイド・ドア
スーサイドとは自滅・自殺と言う意味
つまり進行方向に前開きするドアなのです。
怖い呼び方だったのです・・・。

その造りゆえにドアヒンジが外に露出しています。
手を入れたのはボディパネルとの隙間・・・
雨がもろに入る造りです。


ヒンジはボディとドアの丈夫なフレーム部分に溶接さており、ヒンジのシャフトを抜くとドアが外れる
様になっています。ボディパネルとの隙間に、ヘッドライト組付けに使用した「バスコーク」を充填
して見ました。直後は色が明るくて目立ちましたが、現在は落ち着いてます。
ヒンジとの隙間を全部埋めて見ました。


それからエンジンオイルパンの気になるスジ状の錆・・・


これをペーパーで錆落として耐熱ブラック塗装して見ました。見た目はかなり綺麗に。
覗き込まなければ見えない所で誰も気にしない・・・でも自分は気になるし錆を進行させたくない。
細かいこだわりです。


そしてこの年は降雪が少なく屋外での作業が出来ましたので、足廻りの状態もチェック。
助手席側のタイヤを外して各ブッシュ類などを見て見ました。押したり引いたり引っ張ったり
ガタは無く、大きなダメージは無さそう。うっすら錆が出ています。

今のうちにブッシュ類の部品を取り寄せて、春になって暖かくなってから手を付けることにします。
2015年2月末の事。
15
Posted at 2016/09/18 21:31:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | FIAT600 | 日記
2016年09月18日 イイね!

FIAT600 フロアの大発見

FIAT600 フロアの大発見左の写真は運転席足元のフロアトンネルの写真です。
モールドカーペット(一体に整形されたカーペット)を
切り取って四角い部分が見えてます。
これは温風の吹き出し口です。
これが私にとっては大発見だったのです!!





経緯をお話しすると・・・
購入した時点でシフトレバーの根元、ゴム製の蛇腹ブーツに切れ目が有り室内のゴミが下に落ちてしまう状態でした。交換部品が届いたので交換を始めました。
まずはシートの取外しから
600のフロントシートは前後スライドレバーを操作しながら前に全部押し出すと簡単にフロアレール
から外せる様になっていました。これはメンテナンス性がとても良いです。
リアシートの座面はフロアの突起に合わせて押し込む固定だけ。とても簡単です。


そして切れていたブーツを外すと、シフトレバーの根元が見えました。もちろん初めて見る光景。
なるほど・・・こんな風になっているのかと。この時はゴミ取と掃除してグリスアップだけ。


新しいブーツを入れて見ました。まだ固定はしてない状態です。
5ヵ所をフロアトンネルの鉄板にビス留めする構造です。外した古い部品は固定部分ゴムの端に
裏鉄板が付いておりトンネルのRに合わせて曲げ加工がされてました。
(ゴムの反り返りを抑えるためでしょうか?元々の部品はどれも手が込んだ造りです)
新しい部品には鉄板は付いてませんが、そのままでもRに対応出来ますのでそのまま取付ました。


固定した状態です。シフトレバーの右側に有る2本のレバーはFIAT乗りの方にはお馴染みの
チョークとスターターレバーです。引き上げているのがチョーク。
モールドフロアは前のオーナーさんが購入取付されたのをブログで拝見しました。
もう少し形状合わせてカットすれば、なお良かったですね。 交換しただけでも綺麗になりました。


この作業の際にモールドフロアを持ち上げたりしたのですが、フロアトンネルの前の方に何やら
凸凹する部分が有ります。実はこのフロアトンネルはラジエーターからの温風を通すダクトにも
なっています。トンネルの先端にはフロントガラス下部へのデフロスター用のパイプが繋がって
います。


入手したオーナーズマニュアルの中に透視イラストが掲載されており、暖房経路の解説が有り
それを良~く見てると、足元に吹き出し口らしき物が有ります・・・。
最初と同じ写真ですが、左上に写っているのがアクセルペダルですが、直ぐ下に吹き出し口が
有ったのです!!(モールドフロアを持ち上げて確かめました!)

モールドフロアを切り取った後の写真ですが、前のオ-ナーさんは吹き出し口の所を欠き込み
しなかったのですね。きっと暖かい所で使われていたので困らなかったのでしょう。
中央のつまみを回すと流量が全閉~全開まで調節出来るようになっています。写真は全開状態。
当時は国民大衆車として発売されてますが、フロアトンネルをダクトに使った合理的な面も有れば
流量調整出来る部品を採用して細かな配慮もしている不思議な車です。
当時の方の設計は素晴らしいと感嘆した一日でした。

最後にシートを戻して完成。
2015年2月の事、足元温風が出る様になってとても快適になりました。
(但し600はエンジンが完全に温まった状態で、クーリングファンの風圧で送風される暖房なので
 走り出してエンジン回転が上がらないと温風は出て来ません・・・電動ファンは無いのです)

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Posted at 2016/09/18 11:17:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | FIAT600 | 日記
2016年09月18日 イイね!

FIAT600 デスビ関連部品

FIAT600 デスビ関連部品本日はあいにく雨模様、参加予定していたクラシックカー
のイベントに行くのを断念しました。

過去録のブログをアップする事にします。
デスビキャップのコンタクトカーボンの自作を紹介して
ますが、今回はデスビキャップ、ポイント、コンデンサー
ローターアームをセットで購入し交換してみました。




これが交換前のキャップです。色も茶色で古めかしい・・・コードが横一列で平たいタイプです。
プラグコードのゴムがきつくなりカットされています。バキューム進角装置の動きをスポイルして
いるので、コードが上下に差し込めるキャップを注文しました。


これが新しいキャップ、コードが上下に分かれてます。


1番と2番とコイルからのコードが高い位置、3番と4番が低い位置になり、全体の横幅が狭くなり
クランクケースからインテークマニへのブローバイガス・パイプにコードが当たら無くなりました。
(横一列のキャップでは干渉してバキューム進角が途中で引っ掛かりました)
後日、デスビ本体の角度を調整する作業を行っておりさらに右に向けました。


そしてポイントとコンデンサー交換。コンデンサーはMARELLI製でプラグと同じメーカー。
600に触れるまでは、MARELLIというメーカーが有る事さえ知りませんでした。
日本では扱っているショップは少ないかと思います。コンデンサーとポイントは念の為の交換です。
ポイントも新品と比べて摩耗は殆ど無く、予備部品にしてます。

カム軸にはグリスを塗布し、カム軸中心のフェルトにはエンジンオイルをしっかり滴下して油分を
切らさない様に、ポイントギャップは0.21inchとマニュアルに記載されています。
約0.5mmにシックネスゲージっを使って合わせます。
コンデンサーもピカピカで見栄えも綺麗になりました。 2015年1月末
13
Posted at 2016/09/18 09:03:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | FIAT600 | 日記

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「MINI1000スイベルハブが順調に外せました。この後ベアリング交換に挑みます。GW初日から整備漬け😆」
何シテル?   04/29 10:07
16歳からバイクに没頭しミニバイクレースを始めて 自身で整備する様になりました。 旧車に惹かれたのは1993年にJAGUAR MK2を見て 現代の車には無...
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