
今日は風も無く薄い雲がありましたが
日中は27℃まで上がりカーポート内は
結構暑くて汗ばみながら作業しました。
ヒストリックカーミーティングin舟形の
疲れはほぼ無く普通に起床出来ました😊。
届いていた純正SUポンプを取り出して
再交換作業を始めましたが・・・。
MINIの作業前に昨日230km走行したFIAT600のステアリングボックスを
覗いてみるとアジャスタブルナット(クラウンナット)下部に僅かに
オイルが垂れてました😣。
外径が大きいナットで細目のネジピッチだから大丈夫と思いましたが
やはり滲んで来たのでシールテープを巻いて締め込み直してみます。
ギアシャフト下とピットマンアーム付け根部分の漏れは大丈夫そうです😅。
MINIのSUポンプの箱を開けて取出すと元の部品と全く同じ形状です。
品番打刻はAZX1818で間違い無く998cc用です。
カム軸に押されるレバーは左右のガタも無くしっかりしてます。
指でレバーを押すと社外品より空気の排出が強く感じられました。
エアクリーナーケース、キャブ、社外品ポンプを外してブロックの
ホールから内部のカムを撮りましたが特に荒れた様な形跡も無く
問題は無さそうでした。
外したポンプは最初に付けた時に削れた樹脂部分にも変化はありませんでした。
レバーはカムに押されて作動していた様です・・・。
フューエルラインの詰まりがあるかも知れないのでタンクのガソリンを
抜いてパイプに圧縮空気を通してチェックします。
タンクの底まで手押しポンプの長さが足りないので手持ちのホースを
短く切って延長して吸い出しました。
20L携行缶が一杯になるまで吸い出しましたがタンクには残量があります。
この時の燃料計をチェックすると1/4強を差しました。
どうやら燃料計は問題無さそうです。
タンク注入口にペンライトを入れて内部を撮って見ました。
一番底は見えませんが錆は問題無い様でセンダーユニットも綺麗でした。
まだ残量がありますが圧縮空気でポンプ側ホースにダスターを当てて
エアを送って見ました。
家内にお願いしてタンク注入口からエアの出具合を見てもらいました。
エアを吹き入れると顔までしぶきが飛んでしまいました😣。
しかし自分がホースに差込んでダスターのレバーを引いた感覚では
スムーズにエアが通った様には思えませんでした・・・。
一応ポンプ排出側からキャブまでのホースにもエアを通しました。
フィルターの汚れが吹き出して来ました😆。
自分でタンク内に吹き出たエアの勢いを見なかったのですが家内は
結構な勢いだったと言うので大丈夫と思いSUポンプの装着を始めました。
新品のポンプを仮に入れてレバーがカムに当たっているのが判ります。
手で本体を押し付けるとレバーが押されるのが感触で判ります。
抜き出すとレバー先端にカムに接した時のオイルが付着してました。
ガスケットは外す際に破けたので新しいガスケットを使用しました。
両面に液体ガスケットをなるべく均一な厚さに塗り込んで
乾き切らないうちに貼付けてしっかり指で押して密着させて
ディスタンスピース側にも塗り込んで
エンジンブロックのディスタンスピースにも塗りました。
固定ボルトを均等に締付けると液体ガスケットがぐにゅっとはみ出しました。
ポンプ流入出ホースを入れてバンドを締付けてキャブを戻して
ワイヤーを固定して各ホースも戻しました。
スターターを回すと一瞬掛かりましたがその後はしばらく回しても
一向に掛かる気配が無く10回以上回してようやく掛かりました。
しかしフィルターを見ると流れに勢いが全然無く少しスロットルを
開けるとすぐに無くなりストールします。
途中にエアが噛んで流れが良くないのかと思い数回繰り返しましたが
結果は変わらずでした😖。
もう後はヒューエルパイプの詰まりを疑うしかありません。
残りのガソリンを2Lジョッキに吸い出してFIATのタンクに移しました。
底のゴミカスを出来るだけ吸う様にポンプを勢い良く摘まみました。
1回目の吸い出しではジョッキの底に溜まったカスはこの程度でした。
2回目もこの程度でしたのでパイプが詰まる事は無さそうでした。
3回目は0.3Lほどだったので合わせて6.3L移し替えました。
タンク底のホースを外し易くするためトランクリッドを外しました。
スペアタイヤなど全部降ろしてタンクバンドを緩めてアクセスしました。
ホースバンドを緩めてエアダスターノズルを突っ込んでレバーを引くと
エアが突き抜ける感じは無くダスターが押し戻されます。
ポンプ側のホースからもエアを吹き込んでも同じ感じでした。
家内にダスターを操作してもらい反対側で確認するとエアが出てますが
弱々しくこれではスムーズに燃料が流れるとは思えませんでした。
床下を通しているパイプの詰まりが原因とはっきりしました😣。
パーツショップを検索するとキャブ車用で外径1/4”(6.35mm)の銅管が
出てますが何故か7.62mもあります。厚みは不明ですがかなりの高価。
モノタロウでは外径6.35mm厚み0.8mmと1.0mmの10m巻きが
どちらも5千円以下で見つかりました。
端部はゴムホース接続なのでフレア加工など不要と思われますので
汎用品でも行けそうな気がします。

明日ショップに色々聞いて可能なら自分で配管引き直ししようと思います。
結局元のSUポンプも壊れた訳では無かった様です😣。
今日も分解組付け確認作業で時間を要しましたが原因が特定出来て
ある意味すっきりしました😆。
1110