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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2025年07月22日 イイね!

中古純正デスビ

会社で中古純正デスビを2点発掘したのでアップしておきます(笑)。



状態の好い方は恐らく元々今のエンジンに付いていたもので、
状態の悪い方は岐阜から買ってきたエンジンに付いていたものですね。

ってことからすると、
元々220君に載っていたエンジンに付いていたものもある筈なんですけれども、
はてさて、何処に行ったかなぁ?

この両方共シャフトにガタは無いようだし、
状態の悪い方でも使おうと思えば使える状態にはありそうなので、
とりあえずこれだけあれば問題なしですけどね。

しかし、こうして見て両方とも61Tだったのには一寸驚きでした。
61Tって3種類ある220SEb用の最後のタイプなんですよね。

んでね、程度の好い方のイイ所はココ。



赤矢印はオイラーへのオイルの注入口なんですけれども、
通常、この部分が回転して穴が閉じられるようになっているのですが、
元々220君に付いていたデスビも岐阜から買ったエンジンに付いていたデスビも
これが閉まった状態で回らない状態だったのに対し、これだけは回る状態を保っていたのですよね。

ってなわけで、整備するなら、これをベースにしようと思っています。
暇な時にでもバラしてみましょう(笑)。

因みに今使用している新品に近い純正デスビでは
このオイラ―は廃止されてなくなっちゃっているんですよね。

オーナーズマニュアルによるとシャフトの頭もオイラーも
オイルを注すのは18000キロ毎ってことになっているようなので、
注油のタイミングを忘れる位持つもののようですが、
どっちにしてもシャフトの頭にはオイルを注さなければならんのでしょうし、
そのタイミングさえ忘れなければ、オイラー装備のままでも良かったかも?
って思っちゃいますよね。
Posted at 2025/07/22 22:53:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年07月21日 イイね!

マジかね(苦笑)?

今日は朝から220君の不調調査の方を行いました。

ってなわけでコペンさんで車庫に向かいます。
と、その時に撮影した画像。



トリップAは昨日、厚木のGSでリセットしたもの、
んで、そこでカチャ止めで満タンにしておりますので、
燃料計には満タンからその距離を走るのに要した燃料を差し引いた分が
表示されている事になるのですが、
日頃の給油状況から、燃料計のひと目盛が大体8ℓ位でFからEまでが32ℓで
リザーブが8ℓという感じだろうと見ているのですが、それが正しかったとして、
これって恐らく10km/ℓはいっているでしょうけれども、
そこから大幅に好い事は無いですよね(汗)。

一般道でエアコン全開とはいえ、これだけの距離を走ってその燃費っちゅうのは
ちと酷いんでないかい?って思うのですけどねぇ。

以前からこんなに燃費が悪かったかなぁ?
とにかくエアコンを付けているとまともに坂道を登らないですからね(苦笑)。
しかも外気温30度以上だと全然効かないし(苦笑)。

まぁ、それはともかくとして車庫に到着すると、
とりあえずイグニッションコイルを古いのに交換してみる事にしました。

新品の123イグニッションは疑いたくも無いし、
第一、とりあえず交換するのにはコイルの方が楽ですからね(笑)。

で、試運転に出発。



んで、会社まで行って、わざとボンネットを開かずに暫く置いて見る事にしました。

その間、ポカリスエットで水分補給したり、
250SLさんからブログに頂いたコメントに返信したりしておりました。

因みにここまでは何の異常も無く盤石な感じで来たので
一昨日よりも一寸ばかり気温が低いのでは?と思われたのが気になる所でしたが、
この時点で原因はコイルだったかもなァ、、、と思っていました。

それに気分を良くして、試運転の途中でアストロへ買い物に寄る事にしました。



因みにある程度の蒸らし?時間にもへこたれず、ここまでも盤石な感じで来ることが出来ました。

それからアストロを出てしばらく経つと、あれっ?今のはもしかして?と思えるケースが出てきて、
旧国一で富士東インターの辺りまで来ると、
明らかに不調と指摘し得る症状が出るようになりました(涙)。

さてさて、これは会社に引き返すべきか?とも考えたのですが、
そのまま車庫に戻る事にしました。

んで、県道76号線を走行し、海の見えるカーブ。



症状の方はと言うと、坂道を登り詰めたこの辺りでは
あまりハッキリした物は出なくなってしまったのですよね。

う~ん、このエリアは雲が多かったし、やっぱり気温の影響が出ているのでしょうかねぇ?

色々考えつつ、車庫に220君を仕舞うと、昼食の為に一旦自宅に戻る事にしました。

で、自宅に戻るまでに考えた結果、もう一度純正デスビに戻してみる事にしました。

今の状態に加えて純正デスビにしてしまえば、
仮に症状が出れば123イグニッションとコイル要因の故障ではなかった事が判りますし、
出なければ原因がそのどちらかだったと判断出来ますからね。

ってなわけで昼食後は会社に置いておいた純正デスビと
交換に際してあった方が良さそうな装備を取りに行ってから再び車庫に向かいました。

で、純正デスビに交換。

そして先ずは会社まで行きましたがここまでは先程もそうでしたけれども、全く盤石な感じ。

そこで又10分程時間を置いてから全く同じルートを通る事にしました。

ってなわけで、アストロを通過。



で、再び海の見えるカーブ。



で、車庫に戻りました。
結果はというと全く異常なし。

不安要素としてはやっぱりいくらか気象条件が違うのがあるんですが、
とにかく純正デスビでは何の気になる事もなく、
ただただ、助手席から発生するレールカバーからのチリチリ音が気になるだけで
走り切る事が出来てしまいました。

う~ん、マジかぁ。
やっぱり新品の123イグニッションが問題アリなんでしょうかねぇ。

いやね、会社が組織変更していた事や、製品自体の造りが変わっていた事から
一寸嫌な予感はしていたのですけどね。

暑っつい日に今の条件でもう一度同じコースを走ってみてどうなるかで
正式な判断としようとは思っていますが、これ、クレーム入れるの嫌だなァ。

症状の出方が微妙ですからねぇ。

冷えてしまえば元通りですから、
下手をすれば、動作保証温度(100度)を超えてしまってそのようになっているのかもしれません
とか言われかねませんからね。

でも水温計上で90度は超えてないんで、こんなんで使えなくなるなら、
製品として成立しないと思うんだけどなァ。

で、一歩進んで仮に交換に応じて貰えたとしても、
なんとなくですけれども、ハウジングの新しい新規格の物は
同じ結果なんじゃないかという気もしてしまうのですよね。

まぁ、最終結論が悪い方に出たとしたら、嫌だけど(苦笑)とにかくクレームは入れますが、
最悪、もう使えない事も視野に入れとかないとダメそうですね。

折角(私にとっての)大枚叩いて買ったものなんで、
どうにかなって欲しいのは山々なんですけどねぇ~。

純正デスビは今日取り付けたほぼ新品の物以外に2機ほどあるので、
ほぼ新品の方はいざという時の為に温存しておくとして、
その2つのどちらかを整備して使う事も視野に入れています。

何がどう変化したのか判りませんけれども、
以前からポイントが焼けて焼けて仕方なかったのが、
現時点では今使っている純正デスビに全然そういう兆候がないので、
(当時、その新品を使っても焼けていました)
そのまま使えるようだったらポイント式のままでもいいし、
また焼けるようなら、今度はパートロ二クスでフルトラ化という手もあるかなぁと思っています。

症状的には発進をしようとしてアクセルを一寸踏んでやや回転を上げてから
クラッチを繋いで進みだしたなというタイミングでアクセルを踏み増すと
ゴボゴボッってなってしまう感じで、
また、症状が出ている時にタイミングライトでバキュームを接続しない状態での進角を見ると
ちゃんと回転に従って進角していく様子が判るので恐らくそちらは問題なく、
オカシイのはやっぱりバキューム進角の方だと思うんですよね。

なので、バキューム進角はオリジナルを使用するパートロ二クスなら、
これは起こりえない問題な筈なので、
肝心なフルトラ機構の耐熱性と耐久性に信頼が持てるならば
完璧だと思うんですよね。

とまぁ、色々悩めるところではありますが、
この位の事まで考えておけば、いずれにしても何とかなるでしょ、、、
と思っているぽおるさんでありました(苦笑)。

因みにシートレールのカバーからのチリチリ音は
車庫に着いてから(治ったかどうかは判りませんが)手を入れました。

これ、音が鳴り出したのはこないだ助手席シートを脱着した後からなので
その時に何かやらかしている筈だと思ったのですよね。

で、車庫内で左を確認してみると明らかに状態が違うのが判明。

こないだカバーを取り外した時にゴムと引っ掛け金具が2セットという形で外れてきたので
戻す時にそれ相応の掛け方をしておいたのですけど、
左をチェックしたら、そのゴムどうしが繋がって一つになっていたのですよね。

そういえば、純正の状態がそうだったっけなと思い出したので、
右も同様にして引っ掛けてみたという感じでありました。

ワタクシ、この手の異音が大嫌いなので、
これで上手い事、音が消えてくれると好いのですけどねぇ。
Posted at 2025/07/21 22:16:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年07月21日 イイね!

昨日は、、、

東京に行って参りました。

(世間的に)3連休の中日という事であまり遅いと道が混みそうなので、6時チョイ過ぎに出発。

朝一の富士山。



いくらか霞んではいましたが、雲一つない富士山でした。
今日、山頂からご来光が拝めた方々は最高だったでしょうねぇ。

今泉のひまわり畑(この名前でグーグルマップにも出てきますね)ではひまわりが満開な様子でした。



って、この画像ではあっちを向いてしまっていますけどね(苦笑)。

んで、十里木越え。



今まで鹿の飛び出しが怖いなと思っていましたが、
考えてみると、こないだの林道の森とこのエリアは続いているわけですから、
ここでもクマが出る可能性があるわけですよね。

今、『クマ 十里木』で検索を掛けてみましたけど、
結構前ではありますが、十里木別荘地付近で出没しているみたいですね(汗)。

自衛隊の原っぱ。



ほぼ同じ辺りで富士山側を撮影してみましたが、見えませんでした。



、、、けれども、この原っぱエリアの後半では見えていました。
一寸の時間で状況が変わっちゃうのですね。

私の大好きな山北のお山。





この時期の青々としたここのお山が好きなのですよねぇ。

そうそう、コペンさんの足なんですけど、トーションビーム交換が滅茶滅茶効いている事が、
ある程度の距離を走ってみて初めて判りました。

段差を超える時にこりゃ硬いな~という感じで、これって慣れるのかしら?という感じでした。

新品右ショックの抜けでバンプラバーに連続して突き当たって
音と振動が発生していたのが
トーションビーム交換で軽くなっていたくらいですから、そりゃそうなりますよね。

それでも帰り道では殆ど気にならなくなったので、まぁ、こんな物なんでしょうね。

この先は何事もなく走行していたのですが、
外気温が上がり切っていない中でのオープン&エアコン全開走行が滅茶苦茶快適で
それに前夜の殆ど眠れなかったという事が加わって、まぁ、眠い事眠い事(苦笑)。

眠気を抑えるのに必死でした(苦笑)。

一昨日、地元で給油する時間が無かったので、厚木のいつものGSで給油。

ここのGS、結構お安かった筈なんですけど、
地元のいつものGSに比べるとそこそこお高かったので一寸ばかり驚きました。

ここでお茶を調達してから再出発。

上述の通り快適に走行してきたわけですが、
8時半過ぎだったか、前触れもなくいきなり暑く感じ出してきました。

どちらにしてもうちのコペンさんは外気温が30度を超えてくると
全閉&エアコン全開でも、なんとか耐えられるレベルという感じで
とても快適とは言えない状態になるので
このまま行ける所までオープンで行くことにしました。

そんなこんなで都内入り。



用事を済ませると、すぐに東京を後にする事にしました。

そういえば、続報が全く出てきませんけれども、
メルミー六本木の後継施設の話ってどうなっちゃったんでしょうかねぇ。

今年中に云々という話だったような気がしますが、このまま無しになるなんてこともあるのかしらん?

いつものように246号から世田谷通りに入ったのですが、
強い日差しの中、このような街路樹の、、、



影がとても有難いなぁと思えるものでした。

ゴリラに誘導されるがままなのでどこを走っていたのかよく判っていませんが(笑)、
モノレールが通っているところがあるのですね。



ルートは幾らか違ったと思うのですが、前回もこの場所は通っていまして、
その時は車両も通っていたのですけど、撮り逃していたのですよね。

で、今回もクンストさんに寄ってきました。



お手伝いの方もお二人来られていて、お忙しそうな中恐縮だったのですが、
1時間程お話させて頂いた後退散。

例によって道志みちで帰る事にしました。

城山ダム。



道の駅 どうし



山中湖



国道138号の対向車線は結構な混み具合でした。



パディーフィールド。



県道71号線のいつもの好きな区間。



IDEBOKさんにはまだそこそこお客さんが居られるようでした。



白糸の方まで降りてくると辺りは霧雨(苦笑)。

んー、どうしようかなぁと思いましたが、
まぁ、一部エリアだけでしょ、、、と思ってオープン続行。

しかし、結果的には富士宮市街までずっと霧雨状態は続き、
おバカが雨なのにオープンで走っていると人には見られた事と思います(苦笑)。

それが我が町に抜ける頃には上がっていて、その間、雨粒が大きくなる事も無かったので、
何とか屋根を開けたままにしておく賭けには勝ててよかったです(笑)。

助手席も一番酷い時にはそこそこ濡れていましたけど、
我が町に抜けた頃には殆ど乾いていましたしね(笑)。

そんなこんなで何とか1日、オープンで通す事が出来ました。

お陰で、日焼け止めはバッチリ塗って出ましたけれども、
そこそこ日焼けしたと思われます(苦笑)。

ともあれ、楽しく走って来られて良かったです。

今日は再び220君の不調調査を行おうと思っております。
Posted at 2025/07/21 08:07:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年07月20日 イイね!

やっぱりダメですな。

今日、出掛ける積もりだったので、昨日は午後から、不調が再現するかどうかは分からないけれど、
こないだひとつだけてを打ってみた(バキュームの取り出し口の事ね)しということで、
220君で近場を走ってみる事にしました。

とりあえず、車庫に向かう途中の富士山。



雲は掛かってしまっていますが、久々にお目に掛かったような気が(笑)。

昨日登られた方は暑かったでしょうけれども、見晴らしは良かった事だろうと思います。

んで、引っ張り出して参りました。



やっぱりね、最初は全く普通なんですよね。

でも、だんだん、あれ?何か変じゃね?って思う感じで。

コペンさんの足でもそうなんですけど、
何かがおかしくなって、悩んでいると、常に疑って掛かる状態になるので
本当におかしいんだかどうだか判らなくなってきちゃうんですよね。

なので、とりあえず、会社までは何となくおかしいかも?って感じで走っていました。

会社に着いて点検してみると、バキュームの取り出し付近のオイルっ気はなし。

だけど、その前のブローバイホース付近のオイルっ気が気になったのでホースバンドを締め付け。

これはそこそこ締まりました。
ホース交換も考えておくべきかもですね。

他にスロットルの固定ナットの締め付けを確認したりしてから、
新たなオイル汚れの発生が分かりやすいように拭き上げて、
その後、点火時期に問題ないかなどを調べてから再出発。

こないだも、GSでの給油での小休止後が悪かったのですが、今回もそれは同様でした。

段々酷くなるのもまた同様で(苦笑)。

まぁ、何とか誤魔化して走れる状態ではありましたが、
車庫までもう少しという所での発進では思いきりエンストをぶっこいて結構焦りました。

車庫の敷地内でも少し弄ってみましたがダメ。

関係なかろうと思いつつも、プラグコードへのソケットのねじ込み状態をチェックしてみた所、
いくつか緩めだった中、1番はコードを手前に引くだけで抜けてしまったので、
コードの先端を切り落としてネジ込み直し、それで220君を動かしてみましたがやはりダメでした。

うーん、なんなんでしょうねぇ、これ。

とりあえず月曜日は休みになりましたので、また色々やってみようと思います。

交換して間もない部品も信用出来ないから困ったちゃんなんですよねぇ。

17時頃には帰宅したいと思っていた中、
そんな具合で悩んじゃったものですから、予定より一寸遅く家路に就きました。

多分久々だったと思いますが、げんどーじで撮り鉄タイム。



そんなこんなで自宅に戻ると、コペンさんに霧吹き洗車をし、
夕食を摂るとすぐに就寝しました。

例によって長い事横にはなっていたけれど、あんまり(殆ど?)眠れませんでしたか、
もう1〜2時間したら頑張って出掛けて参ります(苦笑)。
Posted at 2025/07/20 05:03:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年07月18日 イイね!

珍車発見(笑)

一昨日、一寸訳あって、170系について調べていて、ネットで画像検索して居ったのですが、
その際にこんな画像を見付けました。



なんじゃこりゃ?

ポントン用のテールランプなんかが組み込まれているし、
わりとキチンと造られているっぽく見えたので
ヴェンドラー辺りでボディを架装された170なのかしら???と思って
元画像のあるページに飛んでみました。

飛んだ先のページはシアトルの車屋さんの物だったのですが、
車は現時点でそのお店の売り物として載せられているものでした。

で、顔付はこんな感じでした。



W187の220風ですね。

でもね、それと決定的に違うのはフロントフェンダー後部の処理でして、
こんな風に、、、



フェンダーのラインがのドア下方まで続いて消えるという、
300S系(W188)っぽい処理になっているのですよね。

何気にドアも前ヒンジになっているし。

300系(W186/189)でも同様にそのラインがドアに達してはいますが、
その場合はラインが下端まで行かずに
フロントドアの後半で溶け込んで消えるデザインになっているので、
この車の作成者は300S系のデザインをかなり意識してこれを作ったのだろうなと思います。

W187の220はシャシーが170Sb及び170DS(W191)とほぼ共通でスカットルから後ろのボディも共通。
ホイールベースは全く同じですが全長が55mm延びており(セダン同士の比較です)、
その分だけフロントのオーバーハングが延びている感じになっています。

んで、W187はW191のシャシーに6気筒を載せる為にグリルの位置を前進させて
行き場の無くなったヘッドランプをフェンダーに収める形になったわけなんですけれども、
この車の場合はボンネットはそのままでフェンダーの上方だけ前進していると思われるので、
真横から見た時には300S系に近いバランスでフェンダーに対して
グリルが奥まった位置に鎮座するようになっているように見えます。

なので前から見た顔つきもW187に似てはいるけれど、
それとは一寸雰囲気が違うのですよね。

恐らくヘッドライトの位置がW187より高いと思われ、その影響が強いのかも知れませんが、
実は私は最初にこの車の前側を見た時、W187というよりはW189の300dっぽく感じました。

因みに、上で『フェンダーの上方だけ前進』という書き方をしたのは
W187と比べるとホイールアーチ前端からフェンダー前端までの距離が
短いように見え、そこに寸詰まり感があるからで、
その点からして多分元の170DSの全長を保ったままこの車は作られているのでしょうね。

しかし、腰高な事もあって、真横からの見え方は微妙かもしれませんが、
一番上の画像のような斜め後ろからの姿はなかなか好い感じだなぁと思います。

クローズアップしてみても、、、



恐らくトランクリッドとそのごく周辺部は170DSそのままだろうと思うのですが、
細かく見た仕上がりはともかくとして(笑)、
低めのリアフェンダーとの間のライン構成を上手いことやっているよなと思います。

芸が細かいなと思うのはバンパーを受ける為にボディパネル側を一段縊っている所で、
バンパーに対してその溝が一寸大きすぎるのはご愛敬って感じではありますが、
手の込んだ事をやっているなぁと思います。

300S系がバンパーを出来るだけボディ側に密着させるデザインを採っているので、
これもそれを意識しての事なのかも知れませんね。

でね、170DSってこちら側の割と低めの位置に給油口がある筈なんですが、
この画像ではそれが見えず、
どこにやっちゃったかな?と思ったのですが、ここにありました。



トランクの中に持ってくるとは考えましたな(笑)。

このライン構成の中に給油口を織り交ぜたくなくてこうしたんでしょうね。
実用性はいくらか犠牲になってしまっていますが、なかなか素敵なこだわりだと思います。

ホイールキャップ。



いつもは全く塗っていないホイールキャップを非難するぽおるさんでありますが、
これは逆にちと塗りすぎ(笑)。

お星さまの枠と次に見えているクロームの輪っかの間は塗装しないのが正解なんですよね。

因みに上掲の真横からの画像を見てもらうと判りますが、
フロントは同じようにボディ色で塗ってはいるものの、
うちの220君にも使われているタイプのキャップになっていますね。

実は左フロントも同様になっているのですが、
2個ずつあるなら、片側すつ同じ物で統一すれば、
同じ物が4つ揃っていない事がバレにくかったろうになぁと思いました(爆)。

まぁ、前は前、後ろは後ろで統一したかったんでしょうね。

外から見たダッシュボード。



ダッシュボードの表面や窓廻りに合皮を張り巡らしてあるようですが、
基本的構成は170系そのままのものですね。

三角窓の下のぶっといクロームはデザインとしては一寸雑だなと思う所ですが、
実は裏ではこんな感じに、、、



他の車の三角窓を流用する為に嵩上げをしてあるんですよね。

恐らくとしか言いようがないのですけれども、三角窓とフロントウインドウとその枠がセットで
他の車から流用された物だと思われるのですが、
ボンネットの高さから決められてしまうフロントウインドウの高さに合わせて
三角窓の高さも決められてしまう為に
その辻褄合わせにこうした事が必要となったのでしょうね。

ただ、このドアが仮にオリジナルのドアをベースに作られたものだとして、
多分段付きのあった部分から上がカットされているんだと思うのですが、
それをカットしなければ、ここ迄の嵩上げをしなくて済んだろうと思う所なので、
何故このようにしたのかが一寸謎ですね。

なんとなくではありますが、あまりウエストラインを高くしたくなくて
上を切っちゃった所までは良かったけれども、いざフロントウインドウを設置したら
辻褄が合わなくなる事に気付いたって所のような気はしますね。

しかし、そのつじつま合わせの為にドア後ろにもこの流れを受けたクローム部があるのに
敢えてそこまで繋げずにドアの途中でスッパリとラインを切ってしまっているのも
よく判りませんです。

前後シート。





オリジナルという訳でもなく、
かといって外装に比べるとスペシャル感もない感じなのが一寸残念ですね。

フロントは恐らくオリジナルがベースになっているんだろうなとは思いますが、
2枚目の画像に映り込んでいる背もたれ表面の湾曲具合が
この時代のそれっぽく感じられないのですよね。

やっぱり一寸でもスポーティに見せようって気持ちが働いているのかしら?

スポーティと言えば、ミッションがフロアシフト化されています。



170DSの時代は有無を言わせずコラムシフトですし、
170Vaまでのフロアシフトは先だっての300Sロードスターの時に書いたように
奥の方から長いレバーを使用するダイレクト式な筈ですから、
ひょっとするとこの車、MB以外のミッションが載っている可能性があるのでは?
と思っています。

エンジン。



あれれ?これ、確かに170系に搭載されていたエンジンではありますが、
ディーゼルじゃないですね。

説明文によると1767ccのM136(つまりガソリンエンジン⇒そのディーゼル版はOM636)が
載っているとの事でした。

んでね、ボチボチこれをアップする事にした一番の理由に触れたいと思うのですけど、
こんな画像を見付けたんですよね。



これって、(多分)USSの出品表じゃん(汗)。

え~っ、日本にあった車なの?って思いました。
後から読んだ説明文にも確かにそう書いてありました。

んで、目ざとい方なら上掲の画像の中で
見切れているのに気付かれていた可能性もあるかと思いますが、
定期点検ステッカーや、、、



車検のステッカーが



フロントガラスに残っていました。

説明文には『Last licensed in Japan in 1985 (Showa 58)』なんて書いてあるのですけど、
それ以降の事について触れられていない所を見ると、
結構最近まで日本にあってUSSで売られてアメリカに渡ったんだろうなと思います。

日本にあったという前提で改めて上掲の画像を見てみると、
シフトレバーの画像に映り込んでいる燃焼式ヒーターやクラリオンの8トラ?デッキなんかも
それを思わせる物だったりしますよね。

こうして元々日本にあった事か判ってみると、
気になるのはこれがどこの国でこのボディに架装されたのか?って事で
どうにかしてそれが判らんものかなぁと一寸考えてみました。

で、これがディーラー物であれば、ほぼ間違いなく国内で架装されたと見て好いだろうな、、、
と思いました。

色々考えてみた結果、ディーラー物であったらしい証拠を見付けましたよ(笑)。

これです。



1箇所が微妙なので確実な形で見付けられたのは3箇所になってしまいましたが、
赤矢印の所にネジの付いていた跡があるのですよね。

そこにプレートが付いていたらしい形跡も見受けられるので、
ほぼ間違いなくここにウエスタンのプレートが付いていたものと思われるのですよね(笑)。

他のウエスタン物の170DSで確認してみましたが、
その車もこの位置にプレートがあったのでほぼ間違いないでしょう(笑)。

でね、ふと、さっきの出品表を見てみたのですが、
型式欄に1706Sって書かれていて、
これ、ウエスタンお得意の(?)誤字申請なのか、
あえてこうして申請した物なのかは判りませんけれども、
220SEbでも型式が220SE6になっている車もあるようですので、
多分、170dsの意味で1706Sと申請された、車検証上の型式が
ここに記入されているんじゃないかとも思われたのですよね。

古い世代のMBがタイプ名を型式としている事はあまり一般に知られていないでしょうし、
当然、出品者は車検証に書かれたままを書いているでしょうから、
これもディーラー車である事を示していると考えても良さそうですよね。

てぇ事はほぼ間違いなく新車で国内に入った車を
何時の時点でかは判らないけれど、国内で架装していると考えてよいと思うのですよね。

国内での架装である、もうひとつの証拠になりそうなのは上の三角窓の画像で、
三角窓のロックも日本車のそれっぽいし、
画像を拡大するとそのガラスにJISマークらしき物が見えているのですが
そうして日本車の部品を流用したと思われる所からも
可能性は高いだろうと思うのですよね。

いやはや、国内でここまでの事をやろうと思う人が居られ
且つここ迄のカタチを作り出す業者さんが居られたとは…って感じです。

説明文によるとこの車、
『新しい燃料、フィルター、油脂、バッテリーで走る』とあるので、
是非アメリカの好事家の方に買って頂いて、
雰囲気好くレストアして乗り回してほしいなぁと思います(笑)。

因みにお値段の方は14500ドル、今のレートで215万円くらいですね。

29500ドルに線が引っ張ってあって14500ドルとなっているのですが、
最初の金額もかなり強気だけれど、下げた値段でもまだ強気かなぁという気も(笑)。

こういうのがバシッとなってどの位の価値が見込まれる物か検討も付きませんけれども、
ヴェントラー辺りのコーチビルドならばともかくとして、
その辺りがハッキリしない物件ですからねぇ。

なんにしてもなかなか面白い物を見せて頂きました(笑)。
Posted at 2025/07/18 20:31:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「Windows11の大型アップデートのDLでもされているのか、自宅PCがまともにネットに繋がらない(苦笑)。」
何シテル?   10/01 06:58
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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