私が大学の時に買ったカシオのプロトレックなんですが、
以前、電池切れ警告表示を初めて見た、、、というブログを上げ、
ブログには電池交換しなきゃ~なんてかいてありましたけれど、
その後、電池切れになった後は(確か)そのまま放置になってしまっていました。
以前は電池切れする度にカシオに送って、
電池及び風防交換(部品が出ていた頃は革バンド交換も)と
各部点検をしてもらっていた位、気に入っていたのですが、
安アンティーク時計に走る事になったお陰で、
そっちにお金が回せなくなってしまったんですよね。
今は更に、その安アンティーク時計すら買えなくなっちゃいましたけど(爆)。
で、その警告表示のブログからほぼ11年経過しているのですが、
5~60年代のアンティーク時計は元々が防水で企画されている物でさえ、
汗すら防げない(有名どころのメーカー物は大丈夫なのかもですが)為に、
夏場に身に着けられる時計がないから、これを何とか復活させることが出来ないかなぁと
最近ずっと思っていたのですよね。
で、ネックだった事が2つ。
一つ目は電池切れで10年以上放置してあるので、電池が液漏れ等を起こして
内部をダメにしている可能性があるのでは?という事、
二つ目は裏蓋のスクリューバックをいかにして外すかという事でした。
要は裏蓋が外せれば電池の状態を確認出来るから、
それによって交換してみようという気にもなりうるわけですけど、
その為には工具が要るよなって話なんですよね。
今の時代、それを外す為の工具は入手は難しくないけれど、
けち臭い話ではありますけれども、
それを買って、いざ開けたら中がグチャグチャだった時には
工具が無駄になるな、、、と思って、ずっと二の足を踏んでいたのですよね。
で、今日、ふと、以前220君の何かを回す時か、固定する時かに、
みん友のO.G.ライダーさんにスナップリングプライヤーを使う手を教えて頂いた事を思い出し、
あぁ、今回のケースで使えるなぁ、、、と思い立ったので
お昼休みにやってみる事にしたという訳であります。
で、やってみた所、見事成功。
電池からは何かが漏れ出したような形跡がないので、
これはイケるかも?と思いました。
で、よくよく見てみると、使用しているボタン電池が
一般的なCR2025だったので、急いで近場のDIYのお店に買いに行きました。
で、早速電池交換してみたのですが、見事撃沈。
まったく表示が出ません。
ガックリして諦めかけたのですが、
これ、いきなり電源が入るのには問題がありそうだし、
何かリセット方法があるのでは?と思ってネットで調べるとビンゴ!
どうやら、ACと書いてあるところにある穴(の底)と、
マイナスを2秒間ショートさせるとリセットされるらしい。
私のプロトレックを見てみると、ACは発見出来たけれど、マイナスの表示が発見できず。
要はアースって事だろうって事で、電池の抑えとACをショートさせてみる事にしました。
結果、一度目は失敗したけれど、二度目には見事表示が出ました(笑)。
ってなわけで、約11年振りに復活した状態がコチラ。
ダメだったら、捨てるか、、、と思っていたので、復活してくれて滅茶苦茶嬉しいです。
恐らく28~9年前の時計なので、十分ヤングタイマーですね(笑)。
気温計は大体正常という感じ(元から腕にすると、気温は測れない…笑)
気圧計は結構狂っていたけれど、修正も出来たし、
機能的には問題なく使えそうです。
手元にはさらに同社の20BAR(製品名が20BAR)があるので、
これは針時計だからなかなか厳しいものがあるかもしれませんが、
同様に電池交換してみようと思っております(笑)。
Posted at 2021/09/24 20:38:10 | |
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