今日は午後から表題の作業を行ってまいりました。
220君の前期インマニ化でコールドスタートバルブの取り付けをする際に
在庫のシールリングがメチャ古なものだったせいか手触りが変な感じだったので、
後で新しい物に交換しておこうって事にしていたのと、
インマニ内部へのガソリンお漏らし疑惑もあったので、
外したついでにプチ分解して内部を綺麗にしてやろうと思ったのですよね。
ってなわけで、とりあえずはインマニからコールドスタートバルブ(以下CSV)の取り外しから。
燃料配管から燃料が垂れる可能性があるかと思ったので
その為の養生をしてから作業開始したのですが、一滴もガソリンが出てきませんでした。
って事はリアの燃料ポンプは音はしていたけれど、
やっぱし全く燃料を送っていなかったんでしょうねぇ。
で、CSVへの配管内のガソリンはCSVが開いた時にインマニ負圧でひっぱられてしまったか、
インジェクションポンプ側に吸い上げられてしまったのだろうと想像しています。
んで、取り外したCSVがコチラ。
綺麗にして取り付けて、それほど走らない間にエンコしているので
まだまだ綺麗ですね(笑)。
で、分解~。
この作業自体、W113_250SLさんの真似っこなのですが(笑)、
もうひとつ真似をしてこれを買ってきました。
キャブレタークリーニングニードルセットぉ~(ドラえもん調でお願いします)。
これで燃料の噴出口をツンツンして綺麗にしようと思っていたのですが~、
このタイプは2つ穴のタイプとは少々違うようで、
穴にこのニードルを差し込むと、すぐに壁にぶつかってしまうのですよね。
恐らく小さな穴の開いた筒の中にその内径より若干小さな円盤が若干浮く形で入っていて、
それを回折してきたガソリンが穴から噴射するような仕組みなのかなぁと思いました。
故にわざわざこのためにアストロに行ってきたのにムダ足&金に終わった模様です(大笑)。
まぁ、後々、何かに使えると思うので良いのですけど(笑)。
ってなわけで、内部は可能な限り綺麗にするだけに留まりました(笑)。
その上で、内部にパーツクリーナーをぶち込み、エア圧を掛けてやったのですが、
噴射口からは思いのほか綺麗に霧状にパーツクリーナーが噴射されてきたので
まぁ、これはこれで大丈夫だろう、、、という判断になりました。
ってなわけで、バルブとスプリングと燃料配管側のフィッティング?を取り付け。
ワタクシ、このフィッティングがPTネジになっているのかと思ったのですが、
どうやらCSVのそれが嵌る部分の奥に銅ワッシャーが居られて(笑)、
それでシールされている様子。
しかし、それがなんとしても出てきそうな気配が無いので、
念の為、印をしておいた箇所よりも若干締め付けて置く事にしました。
交換するシールリング2個とCSV本体とソレノイド。
先ず、小さいシールをソレノイドに嵌めてソレノイドをCSVに取り付け。
それが済んだ時点で気密テスト。
先ずは先程のフィッティングから灯油を投入して噴射口から垂れて来ないかを確認。
それは問題なかったので、今度はエアガンをフィッティングに押し付けて
エア圧を掛けて噴射口から灯油が垂れて来ないかを確認。
逆噴射はしましたが、噴射口からは一滴も垂れませんでしたので、
今まではどうだったか判りませんが(って、恐らく大丈夫だったと思いますけど)
改めてこれでインマニ内にお漏らしする事はないだろうと思われます。
で、CSVをインマニに戻すべく、
大きい方のシールリングを袋から出して手に持ったのですが思わず絶句。
なんだ、この手触り。
なんだか妙にザラザラしていて、上にも書きましたが、
今まで取り付けてあったNOSのシールリングの手触りと同じような感じでした。
NOSのそのザラザラ加減は古さのせい?と思って
改めて新品を取り寄せて交換する事にしたのですが、
どうやらそれは古さのせいではなくて、
元々このシールリングの作りがそういうものだったのですね(苦笑)。
まぁ、でも最近の新品の方が気持ちが良いからいいや(笑)。
で、インマニにCSVを取り付けて作業終了。
コチラは先だって塗装したバッテリー抑えの枠。
やっぱり錆色が見えない方がイイですよね(笑)。
2本のテンションバー?は今日見てみたら塗装がムラだらけもいい所だったので、
追加で塗料を吹き付けておきました。
昨日のグリルのブログの補足用に写真を撮ってきましたが、
220君のボンネットを新品に交換する場合に
ボンネット以外に交換しなくてはいけない部品として挙げた
ラジエターコアサポートのアッパーパネルというのはこの赤で囲った部分の事であります。
赤枠の縦線には継ぎ目があるので、
恐らくここで切って、新しい物を溶接して付けろという事だと思います。
ボディナンバーの打刻が無くなっちゃうから、私なら絶対に交換したくないな(苦笑)。
で、赤枠はど真ん中のパネルですし、恐らくラジエターキャップもど真ん中だと思うので、
この画像ならロックの位置がどれだけオフセットしているか判りやすいかと思います。
ロック部の拡大。
041202以降のロックではバネ棒がこの前に生える形なので、
ロックの位置自体も041202以降の物は後ろに下がっています。
この画像ではロックの後ろに丸い物が張り付けてありますが、
これはフード側に付いたバネ棒で塗装が剥げないようにと塗装屋さんが張り付けた物なのですが、
このようにバネ棒とロックの位置が前後逆になっているのですよね。
ロックの受けの画像。
こんな具合にバネ棒が生えています。
041202以降のようにバネ棒とロックを一体にしてしまった方が合理的だと思われ、
進化の形としては当然だと思うのですが、
なぜ最初からそうしなかったのかが一寸不思議な感じもします(笑)。
まぁ、ロックとバネ棒が一つの部品になれば当然部品代は高くつくわけで、
それらのどちらかが逝かれた時の所有者の負担を大きくしないようにと
考えたのかもしれませんけどねぇ。
引きでもう一枚。
グリル枠裏が結構錆びていて恥ずかしいのですが(笑)、
グリルの折れた部分が当然中央なので、この画像でもロックのオフセット具合が
よく判るだろうと思います。
さて、明日の予定は一寸考え中で御座います。
明日の朝一、クラブの某氏がとある用事でいらっしゃる事になっていまして、
それが何時になるかと天候の方を考慮に入れて判断する予定で御座います。