先日、国内物件を漁っていた時に、こんな車両を見付けました。
1967年式だという、のディーラー物の230SLで御座います。
だという、、、と書いたのは車体番号末尾が453だとあるからでして、
1967年の230SLの生産台数は185台で最後の一台の車体番号末尾は019832だそうですから、
同年の車体番号は019646か019647がスタートの筈で、
そこに末尾453が含まれ得ないからなんですよね(笑)。
恐らく、車検証上の登録年が1967年なのでしょうね。
これからすると本当に1967年式の230SLって滅多にお目にかかれない物なんでしょうね。
3.5クーペの売り物なんかも、世界的にみんな最終物って事にしたいから、
1971年式と謳っている車が多いですけど、
実際調べてみると1970年式だったという事はザラですからねぇ(笑)。
希少な右ハンドル車。
でも、それが目的のアップでは御座いません。
以前、
フィンランドの車屋さんで売られていた230SLでリアのベンチシート付の車両を
紹介した事がありますが、
それとは形態は違うものの、この車もやはりベンチシート化されているのですよね。
素材感がフロントシートと違うのかな?という気がするので
その張替えと同時期に製作されたものではないのだろうと思われる所ですが、
背もたれの左右が窪んだ形状になっている事や、
クッションがポントン2枚扉辺りの折り畳みでないタイプのリアシートを
参考にしたと思われる感じになっていてなかなか凝った造りになっています。
2名乗車登録になっているようですのでどうせ使えないですし、
私的にはフィンランドの車屋さんの車両の方のデザインの方が好みですが、
無い物をオリジナルっぽく仕上げようという形跡がありますし、
こういう試みは一寸面白いなぁと思います(笑)。
Posted at 2022/02/11 07:58:59 | |
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