今日は普段通り出社したのですが、ちょろっと作業をしていると
9時15分頃に連絡があってお休みという事になりました(苦笑)。
一度出社してしまうとその後が少々中途半端になるので
午前中は昨晩もやっていた某オークションの販売済み物件での
W111の2枚扉観察会をやっておりました(笑)。
1台に付き結構な枚数の写真が出ているので、
それをざっと眺めてみて何か新しい発見をしようという魂胆で御座いました。
一番の発見はこれですかね。
これ、1961年の220SEbクーペのトランクルームなのですが、
1962年式である私の車をはじめとしてそれ以降のW111クーペでは
恐らく全ての車両でバックパネルの給油口室のふくらみの右側に付くホイールレンチマウントが
右のタイヤハウス上にあったのを発見しました。
クローズアップ。
手前の出っ張りはショックアブソーバーの頭のカバーなのですが、
理屈から言えば、荷物はこの内側にしか積めないわけなので、
個人的には後年のモデルより有用な位置への設置だなぁと思うのですけどね。
恐らくこんなに奥だと取り出すのに不便だという事で、
荷物用スペースの手前を若干犠牲にすることにしたのだと思うのですが、
荷物を満載にしていた想定をしたとしても、
スペアタイヤを取り出す為には荷物を降ろすなり、左側に寄せるなりしなくてはならないんだから、
この位置でも構わないんじゃないかしら?って思うのですけどね。
ジャッキの位置は多分変わらないと思うのに
何故これだけ移動したのかしら?と思っています(笑)。
現状、これがいつまでこの位置にあったのかについては厳密には判っていないのですが、
とりあえず2台の1961年式でこの位置にコレがあるのを確認出来ています(笑)。
お次はコレ。
LSDなのでスペシャルオイルを使用せよプレートですね。
W126の560SEL辺りにこんな感じのが、、、
付いているのは知っていましたが、
W111の時代のモノは初めて見ました。
確か113の5速MTはLSDとセットオプションだったように思うのですが、
多分それ用のリアアクスルには同じものが付いているのだろうと思います。
これまた初見だったような気がします↓。
バックレスト背後のラゲッジネットって
国内でもW109の300SEL辺りでは普通に付いていたような気がするのですが、
W111の2枚扉では今まで見た記憶がありません。
セダン用を持ってきちゃったんじゃないのぉ~?って一瞬思ったのですけれども、
データカードがあって、それにはちゃんと286番という、
LUGGAGE NETS ON FRONT SEAT BACKRESTSのコードが入っていましたので
新車当時から装備されていたのは間違いないみたいです。
モノを入れるとゴムが延びそうなのと革に跡が付きそうなのがちと嫌なのですが、
それは入れなきゃいい話で(笑)、
見かけ的には一寸アクセントになっていいかも?と思いました。
ただ、後部座席に人を乗せることがある場合はない方がイイでしょうけどね。
(無論、それも乗せなきゃいい話ですが…笑)
あとはフロントガラスの会社名?商品名?なんですが、
私のは確かKinonglas-Kristallだったと思うのですが、
Südglas-Kristallってのがあるのを発見しました。
書体と構成が似ている気がするんですけど、同系の会社なのかしら?
調べてみると、Kinonglasの方は最終的にフランスのサンゴバン系の会社になっているみたいですが。
後はブログ向けのネタでリアの1スピーカー。
通常はフロントに1個ですが、
ラジオにステレオがない時代からのオプションとして
このようにリアに1個のスピーカーってのがあったのですよね。
ただ私もそういうモノが存在するって事だけ知ってるだけで
なんとなくこれ↑は偽物っぽい気もします(笑)。
これ↓は(左右が見切れているけれど)3つ付いてますが(笑)、
この中央のモノの素気なさが感触的に本物っぽい気がするんですよね。
これは220SEbクーペに280Sエンジンを換装した車両。
一寸笑っちゃうのは無理やりなオイルクーラーの配置(笑)。
ラジエターの後ろに配置するのって効くのかしら(笑)?
まぁ、ラジエターの前にエアコン用のコンデンサーを配置するんだから
これもありなのかも知れませんけど、、、ねぇ。
私的にはいっそオイルフィルターハウジングを
元の220のエンジンに付いていた物と交換して
オイルクーラー無しにしちゃっても好いような気がするのですが…。
クランクシャフトが7ベアリング化されてから
オイルクーラーが設置されるようになったわけですが、
そうするとそんなに油温が厳しくなる感じだったのでしょうかね?
、、、と、以上のような下らんことを一人でちまちま考えて午前中を過ごして、
午後からは車庫へ。
富士川橋。
やっぱり富士川の水量は結構多くて
橋の上で信号待ちをしていると、いつもより水の音が大きく聞こえました。
まだ富士川から西は通行止め。
オープンにはしていたものの、家を出てからしばらくは
ほんの微細な小雨が降ったりやんだりしていたのですが、
トンネルを抜けるとそこそこ青空が広がっていました。
富原橋。
ここから上流側の富士川は普段は岩がゴロゴロ転がっているのが見えるのですが、
今日はさすがに殆ど見えませんでした。
で、車庫へ。
本当は220君で軽くお散歩して来ようかなァと思って出てきたのですが、
通行止めの影響が若干出て居そうな道もありましたし、
なにより来る途中、まだまだ水たまりが残っている状況だったので
それは止めることにしていました。
その他には当てもなく車庫に行ったのですが、
まぁ、とりあえずリアのナンバープレートでも綺麗にすべ、と思って
やり始めました。
すると、このブログには初登場ですが、
以前から私が居るのを見付けると声をかけてもらって、そのたびに少しだけお話をする
車庫の隣の敷地のAさん(仮名)に声を掛けられました。
もう何年かの顔見知りですが、今回初めてお互いの名前を知りました(笑)。
そういや、隣の隣の車庫のおじさまの名前も知らないや(笑)。
その後、220SEプレート廻りなどリア廻りを中心に汚れ取りワックスがけをしました。
リア廻りが終わると、フロントグリル廻り、エンジン廻りと移行して、
最後にウッドパネルにワックスがけして〆ました(笑)。
明日は出来ればお散歩と、右ドアロック交換をやりたいなぁと思っていますが、
お天気的に(と後者については気力的に)どうでしょうかねぇ(笑)。