今日は予定通り、朝から220君のテストドライブに行って参りました。
雲はそれなりに浮かんでいましたが、南アルプス(赤矢印)が見えるくらい
好いお天気でした。
富士川橋
いつもの富士川沿いで富士山を一枚。
お天気は好いけど、見事に傘を被っていますねぇ。
で、県道10号線を北上して行ったわけですが、
この時間帯にブログアップしている事からも判るように
結果は×で御座いました。
信号(南部橋東詰だったかな?)で赤だったのですが、
完全に停車するといきなりエンジンがストール。
すぐに再始動させて、信号も青になったのでそのままスタートさせましたが、
走りながら、『なんで今、エンジンが止まったんだ???』と考えていました。
これ、走っていて症状は感じていないけど、エアが多過ぎて止ったとも考えられるから、
ひょっとして症状出てる???と思い、
路肩に停められる所を探しますが、なかなか好い所がありません。
走行中にクラッチを踏んでみると、引き摺りっぽい挙動も感じられなかったので、
違うのかもなァとも思いました。
ただ、気になったのはブレーキの踏み心地で、ちゃんと効くんですけど、
タッチが堅いんですよねぇ。
実はタッチが堅い気がするっていうのは夜の短距離テスト中にも感じていて、
社長にも変に感じないかチョイ乗りしてみてもらったりしていたのですが、
今日は当初にはそんな違和感も感じず、気のせいだったのかな?と思っていたところ、
やっぱり堅くなってるなァって思ったのですよね。
で、ようやく良さ気なポイントを見付けてクラッチを踏んで減速すると
アイドリングは高くはなかったのですが、ブレーキを踏むとアイドリング上昇(汗)。
こんな感じでした。
一寸症状は変化しているけど、おかしくなっているのは確か。
この時点でスタートから40キロ弱走っていたのですが、
仕方ないので引き返せそうなポイントで引き返そう、、、という事にしました。
で、何がどうなっているのかという事を頭の中で整理してみたのですが、
ブレーキを踏んでアイドリングが上昇するという事は
外気弁は開いていて当然な状態の中、
閉まっているべき制御弁が開いているという事だな、、、と思いました。
また、ごく軽く踏んでいる時にはアイドリングが上昇しないところからすると、
とりあえずその時点では外気弁はちゃんと仕事をしているのかなと思いました。
(実際には『ちゃんと』はしていなかったっぽいですが)
これって一体どゆこと???って感じです(涙)。
んで、適当な所でUターンして来た道を戻ります。
とりあえずは制御弁がおかしくなっているだけだから、
ブレーキの効きっ放しはなかろうと思っていたのですけれども、
タッチに影響が出ているわけだし、
また、症状の確認後はベッカーでipodを聴くのを止めていたのですが、
何となくリアアクスルのギヤノイズが大きく聞こえるような気がしたので、
ひょっとするとひょっとするなと思い、何処かでもう一度停まろうという事にしました。
で、停まった所でキャリパーの温度チェック。
その前に停まった時にもチェックしているのですが、
その時よりも若干熱い気が…。
熱い気が、、、レベルの話なのでどうしようかと思いましたが、
折角用意してきましたから、ノンサーボ化キット(苦笑)を取り付けて
それで走って来れそうだったらそれで帰ろうと思って、
とりあえず取り付けてみる事にしました。
ノンサーボ化キットぉ~(ドラえもん調でお願いします…笑)
って、袋の中に入っているから判りにくいですよね(笑)。
こんな風に取り付けて
バキュームラインを切った後を塞ぐようにしただけで御座います。
で、エンジンを始動すると無論、盤石且つ通常のアイドル回転になりました。
で、その場で一寸動かしてみて、正直一寸だけキツいかも?と思ったけれども、
MT車だし、まぁ、何とかなるでしょ、、、と走りだしました。
どうやら先程のリアアクスルのギヤノイズも静かになったように思われたので、
やっぱり軽く引き摺っていたと考えて良さそうな感じでした。
走る前は一寸怖いブレーキの効きかな、、、と思いましたが、
要はエンジンが掛からない車に乗って、他車にけん引されているのと同じ状態なので、
低いギヤに落としてスピードが十分に死んでいれば停まれないわけではなく、
とっさの急ブレーキが必要なシチュエーションが怖いだけ、、、という感じでした。
が、こういう時に限ってアホが寄り付いてくるんですよねぇ。
ここはバイクのツーリングコースになっていたりするので
ブラインドコーナーでセンターラインを割ってバイクが走ってきた時には
メッチャ焦りました(汗)。
非常時の事を考えて、リールロック式でないシートベルトを一寸緩めて置いて、
咄嗟の時にはサイドを引く事も視野に入れてはいましたが、
幸いその必要もなく、無事に会社に戻る事が出来ました。
ブレーキを過熱させたくないので取り付けたノンサーボ化キットだったわけですが、
会社に収めた後にキャリパーを触ってみると
(当然ですが)見事に温いままの状態でありました。
しかし、本当にブレーキブースターには参りましたなァ。
外気弁だけではなく、制御弁もおかしくなるという事は
そこのシール素材か、弁を押しているスプリングの反力に問題があるのかもですね。
ただ、温まってくるとおかしくなってくる感じがするので、
(だからこの時期の夜間のテストでは症状が出にくいのかと)
シール素材的な要因の故障なのかなァって想像しています。
これでお駄弁り会に220君で行くのはオジャンになりました(涙)。
こうなれば早々に次の一手を打ちたい所なので、
某所で診断するならするで構わないから、
パッパと早急に話を進めていきたいところであります。