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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2022年03月26日 イイね!

勘違いじゃなかった(笑)

W113_250SLさんがサーモハウジングのガスケットを交換しなきゃ、、、と
ブログに書かれていたのを見て、
お節介野郎(苦笑)が裏でメールをしていたのですが、
その際に、W/Pハウジングと一緒に抜かないと難しいかも?とお伝えした上で、
W/Pハウジングはブロックとの間の水の通り道の所で2か所ともう1か所で固定されていて、
水の通り道の紙ガスケットの他にそのもう1か所の方にも紙ガスケットが使用されているから、
脱着の際にはそちらも忘れずに注文してくださいね、、、とお伝えしておいたのですよね。

ところがところが、250SLさんのブログを見ると、
ディーラーで部品を取り寄せたらば、そのもう1か所の方のガスケットが
金属の板だった、との事だったのですよね。

あれれ、確かにかつては紙ガスケットだった筈なんだけど、
勘違いだったかなぁ、、、なんて風に思っていました。

で、それからそれに付いてずっと考えていた訳でもないのですが、
ふと、岐阜から買ったエンジンのW/Pハウジングではどうだったんだろう?
と思いついて見てみる事にしました。

その結果がコチラ。



この場合もサーモハウジングとW/Pハウジングを一緒に外していたみたいですね。
それはさておき、赤丸の箇所が問題の部分です。

拡大してみましょう。



なんか付いてますね。

このままだと材質がハッキリしないから剥がしてみましょう。



うん、やっぱり紙でしたね(笑)。
勘違いじゃなくて良かったです。

しかしねぇ、これが金属になっちゃったのは一寸気持ちが良くないですよね。

これって、片方の固定箇所の下敷きが紙だから、
もう一方の固定箇所の下敷きも紙にすべきだろうって、当時の技術者が考えてこうした筈で、
私としても片方がソリッドに固定されて、
もう一方がたとえ一度締め付けられて厚みが決まっているとは言っても
ファンベルトの張りで影響を受けるほか、その振動もモロに伝わる箇所ですし、
更に潰れうるとは思うので、そうなった場合に、
ソリッドに固定した部分にとってあまり良くない事になるような気がするのですよね。

220君の欠陥ブレーキブースターの件で学んだ通り、
古い車の部品についてのメーカーの中途変更は
当時の設計者の意図を考えずに殆ど現代の自己都合で行われるもので、
現代車のそれのように十分なテストをしていない事が予想され、
必ずしも正しくないって事が判っていますから、
これも長い目で見た時にはどうなんだろうなぁ、、、と思ってしまいます。

あまり多くの種類の部品を揃えたくないというメーカー側の事情も判らんではありませんが、
この式のW/Pハウジングを使っている車種はまだまだ結構多い筈なので、
これくらいは元々の材質の部品にしておくことが出来なかったのかなぁ、、、
と思う所なんですけどね。
Posted at 2022/03/26 06:40:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年03月25日 イイね!

6.3ℓのM100エンジンのクランクシャフトとピストン

先日の集いで300SEL6.3のクランクシャフトには4種類あるという事を小耳に挟みまして、
ホントにそんなに沢山種類があるのかしら?と思ったのでちょいと調べてみる事にしました。

結果、300SEL6.3用としては2種類しかない事がわかりました。

がっ、600用にはEPC上で5種類のクランクシャフトの品番があり、
その内の2種類は他のひとつに統合されているので、
実質的には3種類存在している事が判りました。

300SEL6.3用と600用で重複している品番はないので、
車種のくくりではなく、6.3ℓのM100用としては
全部で5種類のクランクシャフトがあったようであります。

共通にしてしまって良さそうなものを重複させなかったというのは
両者の性格の違いに合わせて何か変化を付けてあるのでしょうかねぇ?

因みにそれぞれの品番はこんな感じになっています。

300SEL6.3用 エンジン型式100981 100983(983は220馬力の低圧縮バージョン)

1000304001 981 006335以前、983 000005以前
1000304401 981 006336以降、983 000006以降

600用 エンジン型式100980 100982(982は220馬力の低圧縮バージョン)

1000301001 980 000080以前 
1000301501 980 000081-001005
1000301401 980 001005以前(つまり前記の末尾1001と1501がこの品番に統合)
1000303801 980 001006-002134、982 000005以前
1000304301 980 002135以降、982 000006以降

興味深いのは600の980 000080以前はコンロッドが違うらしくて、
クランクシャフトを統合後の品番の1000301401の物に交換する際には
コンロッドを8本新しい品番の物に交換せよという指示があるのですよね。

クランクメタルはどれも共通のようなので、000080以前の車両用のコンロッドは
クランクピンに嵌る部分の幅の方が他の物と違ったりするんでしょうかね?
(同様にクランクシャフト側でもクランクピン幅が違うのかと…)

この話は元々、具体的にどれの事かは判らないんですけど、
あるM100をリペアするに当たって、他のM100のクランクシャフトを使おうとしたら、
そのままでは使えなかったらしい、、、という所だったのですけれども、
品番で行くと、クランクシャフトには5種類あっても、
6.3ℓのM100のシリンダーブロックもオイルパンも1種類しか出て来ないので、
そこから考えると一体どこに何が干渉してそのままでは使えなかったのかしら?
と思っています(謎)。

EPCがシリンダーブロックかオイルパンの品番変更を省略して
最終品番しか載せていない可能性もあるかと思いますが、
その話では結局クランクシャフトを削って対応したという事だったので、
ドナーがたまたまその980の000080以前だったとして、
そのクランクピン幅が仮に他の物より狭かったというのならば、
それを広げる方向の加工をしたって考え方は出来るのかなぁ、、、という気もしました。

今回調べてみて一寸興味深かったのがピストンの違いで、
標準のエンジンと低圧縮のエンジンでピストンが違う事は
以前、このエンジンのシリンダーヘッドに付いて調べた時に判っていたのですけれども、
それとは別に何故かアメリカ仕様と南アフリカ仕様だけ
他の仕様とは品番が違っていたのですよね。

何が違うのかと、どうして変える必要があったのだろうか?と思っています。

あと、もうひとつ面白いなと思ったのは
アメリカ仕様には低圧縮仕様が設定されていないらしいという事ですね。

これってオクタン価が高いガソリンが
当時のアメリカでは既にどこででも手に入る環境にあったという事なのでしょうかね?

こうして何かひとつ興味を引くお題があれば、こうして資料をいじくりまわして
一人で遊んでいられるぽおるさんなのでありました(苦笑)。
Posted at 2022/03/25 08:05:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年03月24日 イイね!

Deepl翻訳、スゴッ!

まぁ、海外の人がこんなブログを見ている事は無いだろうと思ってはいるのですが、
日本語が判らない人が翻訳サイトを使ってこのブログを読む事を想像して、
翻訳サイトでこのブログを訳したらどんなふうになるのかな?
というのがふと気になってしまいました。

普段翻訳サイトを使う時には、綺麗な日本語を入力しているのですが、
ブログでは結構崩した日本語を使っていますからねぇ。

で、昨日のブログをコピーしてDeepl翻訳にぶち込んでみたのですが、
意外とちゃんと訳せているような印象でした。

しかし、驚いたのは『しかし、色と言い、このW115、カワユスなぁ。』の訳。

『However, the color and this W115 are so cute.』って訳されました。

ニュアンス的には正解だと思うのですが、この私が言わんとする意味の場合に
『(this W115の)the color』と『this W115』を同列に扱って複数で処理する事が正しいのかどうかは
語学力のない私には判断しきれないので、そっちの話はおいておいて(笑)、
しょこたん語のようなスラング?な言葉でもちゃんと訳せるのには感心してしまいました。

これをグーグル翻訳で試してみると、
『However, it's called color, and this W115 is Kawayusu. 』でしたからね。

コチラはカワユスを訳せていないし、
『色と言い』の訳も明らかに意図しない方向に行ってますよね(苦笑)。

無論、Deepl翻訳も完璧ではなくて、たまに、なんでこんな翻訳になるの?と思う時に
逆にグーグル翻訳の翻訳がバッチリ決まる事もあるのですが、
最近は8割がたDeepl翻訳に頼っております(笑)。
Posted at 2022/03/24 06:32:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年03月23日 イイね!

ナンバー付き見っけ。

イタリアの車屋さんで車はW115の220ですが、
先日の変形リアバンパー付き車両に古いナンバープレートが付いた売り物件を見つけたので
ご紹介しようと思います。

って言っても、上半分はお店のナンバー隠しプレートで隠されている形ですけどね。

こんな感じです。





なるほど、こうして見れば、このバンパーの必要性が判りますよね。

しかし車はW115でこれが付いているのですから、EPCの記述がおかしいか、
私の見方が間違っているか(苦笑)の、どちらかということみたいで、
W114にもW115にも一律に使われていたバンパーだと考えるのが正しそうですよね。

バンパーの問題は後だけなので、この件には関係ないけど、前側も一応載せておきます。



前側のお店のナンバー隠しプレートは
勿論前側用の小さなナンバープレートを隠しているのだろうと思うのですが、
こうしてみると結構低い位置に取り付けられているみたいですね。

しかし、色と言い、このW115、カワユスなぁ。
イタリア仕様のこの小さなサイドマーカーもそう見せる事に貢献している感じがします(笑)。

ヘッドライト内のウインカーレンズに色が無くなってしまっていますが、
調べた範囲ではこれって特別にクリア仕様はなかったみたいなので、
経年で色が落っこちちゃったんですかねぇ。

メーカーは違うけど、914のウインカーもアンバー色がボロボロになって
最終的に透明になっちゃうみたいですからねぇ。

しかし、そうだとすると綺麗さっぱりとクリアになっちゃったものだなぁと思います(笑)。

これ以前の世代のMBってヨーロッパでは相当ミラーが見辛いと感じられているらしくて、
この車もそうですが、社外のミラーに交換されている車って多いですよね。

うちの220君のグースネックも見易くはありませんけど、別に気にならないんですけどね~。
必要とあらば目視しちゃうから(爆)。

因みにこの車、年式は1971年で、お値段は18000ユーロの所を、
お値引きして16000ユーロ(今のレートで213万円程)にしているそうです(笑)。

トランクリッドにAUTOMATICの文字がありませんので当然マニュアル車で御座います。
(因みにフロアシフトです)
Posted at 2022/03/23 06:34:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年03月22日 イイね!

280CE カブリオレ

あちらの売り物ではたまに見かけるのですが、
Bahrという会社が製作したW114の280CEカブリオレの
個人売りの売り物を見付けました~。

コチラで御座います。





ライトワイパー付きなのが好ましいですねぇ。
子供の頃からライトワイパーは憧れで御座います(笑)。

大昔、実家時代に修理に入った車両で一度だけ、
実家時代って言っても働きだす前だったか後だったかも覚えておらず、
W114だったかW115だったかすら(なんとなく300Dだった気がする)忘れてしまいましたが、
これが付いているのを見た事があります。

所詮は市販のクーペベースのカブリオレなので、
フロント窓枠上縁の処理だけは最初からカブリオレとして世に出た車のようには行きませんが、
あとはなかなか破綻なく上手く出来て居るなぁという印象ですよね。



こうして↑見ると、気持ち、畳んだ幌が嵩張り気味な気がしないでもないですが、
室内画像↓を見るとそこまで悪くない感じですよね。



今までも同社製のカブリオレを見掛けていながら、何故アップしなかったか、、、
というと、
幌を閉じた時の姿、特にその後ろ側がリアクウォーターウインドウのせいなのか、
凄く貧弱な仕上がりに見えたのが安っぽくて嫌だったからなんですけど、
今回の車に限っては、あれっ?こんなだったっけ?と思うくらい、
閉じ姿が綺麗だったのですよね。





一寸画像を漁ってみたのですが、やっぱり違いがあるみたいで、
以前の貧弱な印象の車両もあれば、これと同じように見える車両もあるのですよね。
恐らく280時代の途中でBahr社が幌骨組みのマイナーチェンジをしたのだろうな、、、
と思われる感じでした。

これなら一寸欲しいかも?って気がしてしまいます(笑)。

で、肝心なお値段の方ですが、34000ユーロ、今のレートで450万円弱という感じのようです。

メーカー公認車ではありませんので、こんなものか、、、という感じでもありますが、
軒並みMBのヤングタイマーのオープン車両が高くなっている中、
一寸だけ魅力的に写ってしまいます(笑)。

因みにこのBahr社は123のクーペベースでもカブリオレを作っていたみたいです。

それだけクーペのカブリオレ化を続けていた会社の製品ならば、
各所、案外しっかり出来ているのかもしれませんね。
Posted at 2022/03/22 05:46:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
何シテル?   05/18 10:31
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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