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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2022年06月23日 イイね!

ブツ着弾♬

6月10日のブログに書いた、清水ステージジャンプして買ったブツが
本日無事着弾いたしました~♪

出社して間もない頃、家族から着弾の知らせがあり、
物がそこそこデカいだけに家に置いておいたら邪魔だろうという事で、
先ずはお昼休みに引き上げてきました。



DHLだって言ってたのに、ドイッチェポストの名前しかないじゃんよ~
と思ったら、DHLってドイッチェポストの子会社だったんですね。
知らんかった(笑)。

んで、それから一寸暇が無かったので暫く開封出来なかったんですが、
帰宅直前に開封して参りました。

物はコチラで御座いました。



220君用のリアロアバンパー左右で御座います。

これ、近年出回っているステンレス製の社外品じゃ御座いませんぜ、旦那(笑)。
MB純正品のNOS物で御座います。

大昔のNOS物がこんな綺麗な状態で残っている筈はないので、
多分このブログに書いた復刻再販バンパーのNOS物だろうと思います。

因みにこないだリアロアバンパーについて調べていた時に知ったのですが、
その時の復刻再販バンパーはドイツの某クラブと
MBクラシックセンターの共同企画で造られた物だったらしくて、
某クラブ向けに50セット、MBクラシックセンター向けに250セットの
合わせて300セットが製造されたらしいです。

今回の物がそれだったとしてもブログの日付からすると10年前ですから、
十分NOS物って言い方が出来る物ですし、
そんなものがこんな綺麗な未使用の状態で良く残っていた物だなぁと思います。

後々使おうと思って確保していて結局使う機会がないまま車を手放したパターンでしょうかね?

片方ずつクローズアップ。

右。


左。


う~ん、イイ感じですな。

裏面。


防錆塗料が綺麗に塗られています(笑)。

で、そこをよ~く見ると、、、



当時物のように打痕がちゃんと残っているのですよね。

ようやく念願叶って入手出来た凹みのないリアバンパー、メッチャ嬉しいですね。

実は昔、みんカラの存在に気付いて、すぐ登録しようかと思ったのですけれども、
当時の108バンパー装着状態での登録がなんとなく嫌でしなかったのですが、
それで不完全ながら前後ともオリジナルバンパーを何とか入手出来る事になり、
それを装着した後、みんカラ登録。

フロントはクロームが少々お疲れだったのと構造上仕方のない凹みがある程度で
個人的には満足出来る状態だったのですが、
リアはいーベーで綺麗な状態の写真を見て購入したら、
それとはかけ離れたべっこりと凹んだ物が届いて、
それを塗装屋さんが頑張ってある程度まで形は出して下さったものの、
見るからに直しましたという患部がデラデラな状態だったのですよね。

それを側面を擦った事故の際にリア廻りまで直したついでに
某所で入手した、前よりは状態の好いリクローム物のバンパーに交換したものの、
それにもやはり大きめの凹みがあったのですよね。

撮影時にはなるべく目立たないように撮った積りなので、
ブログを見て頂いているだけの方にはあまり判らなかったかと思うのですが、
本人としては結構気にして居まして、
信号待ちとかで後ろに停車した車の人はあのバンパーを見ただけで
ボロだと思うんだろうなぁ、、、とか思っていたのですよね。

そんな過程を経てきた長年の悩みの種がここで一つ解消するわけですから
本当にとても嬉しいわけであります(笑)。

でも本当のことを言うと、
クロームがみっともなくないレベルで疲れた感じで
凹みがほぼない中古バンパーAssy.でも出てきてくれるのが
車の方の状態とバランスが取れるから理想だったのですけれども、
まぁ、これだけ待って出て来なかったのだから、贅沢は言えませんよね。

実は先述のステンレス製の社外品も以前に一寸は考えたのですが
それを見た事があるPさん情報では成形にイマイチな所があるという話でしたし、
なによりステンレスの場合、電蝕が怖いので二の足を踏んでしまったのですよね。

んで、これを見付けるきっかけとなったのが
実は先だってのE9レジストリージャパンミーティングだったのですよね。

その時に、誘って下さったHさんといーべーの話をしていて、
イイ物が出品されていると欲しくなっちゃうけど、最近どの部品も高いし、
お金が無いから買えなくてガッカリしちゃうので、
最近、必要がない限りあまり見ない事にしているんですよね、とお話したところ、
Hさんが以前ゲットされた希少車種のパーツのまず考えられないほどの激安加減をお聞きし、
そうそう買えないにしても、見ない事には好い情報にぶつかる事が出来ないのだ、、、
という事を思い知ったので、
んじゃまぁ、またボチボチいーベーを眺める事にしてみるか~と思ってそうした矢先に
このロアバンパーセットを見付けてしまったのですよね。

ホント、なんちゅ~タイミングだ、、、と思いましたよ(笑)。

それでも最初はいやぁ、安いとは言ってもそこそこするし、
まぁ、止めとこう、、、なんて思っていたんです。

でも、私の事だから色々理由を付けて
ひょっとして逝っちゃったりすることはあるかも?、、、とは思っていました(笑)。

で、そんな中背中を押してしまったのが、車検で要交換の判断がWさんから出たリアマフラーでした。

その交換には自ずとマフラーカッター交換がセットになってくるよな、、、と思い、
それでバンパーも一緒に綺麗になったらさぞいいだろうなァと思い出したらもう止まらない(苦笑)。

今年は220君が還暦だから、その記念にしようか、、、とかなんとか
色々理由を付けて、よし、逝っちゃおうってな事になった訳で御座います。

そうそう、送料が何故か15ユーロという激安加減だったのも決め手の一つでした。

今回10キロと表記されていましたが、
DHLパケットインターナショナルだと日本へは10kg以内の場合、
62.99ユーロらしいですから、恐らくこれは出品者のミスだろうと思いましたし、
本体の安さ+運賃の安さでこれ以上安く入手出来る機会は無いだろうと思ったのですよね。

ってな感じで無事入手出来た所までは良かったのですが、
ロアが新品で接続ピースやアッパーがボロじゃしょうがないって事で、
現状取り付けは出来ないという話になっている訳なのですよね。

まぁ、その辺りはどうするか色々と考え中で御座います(笑)。

そういう事を考えている時が一番辛くもあり(金銭的な事を考えるから)、楽しくもある時ですよね(笑)。
Posted at 2022/06/23 22:04:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月20日 イイね!

来なかった(笑)。

大枚はたいて買ったブツは今日来ませんでした。

いーベーの方にはDHLで出荷された事が書いてあって、
到着予想日は今日になっていたのは間違いないのですけどね。

到着予想日の方はともかくとして
配送の方はDHL Päckchen Internationalって奴だって書いてあるのですが、
調べてみると、う~ん、これはオカシイ。

DHL Päckchen Internationalだとサイズはともかくとして
2kgまでのものしか送れないらしいんですよね。

私のブツはとてもそんな重さには収まらない筈なので、
31.5kgまで送れるDHL Paket Internationalが正解な筈なのですがねぇ。

大丈夫かなぁ?この辺がちと不安です(苦笑)。
運賃もたったの15ユーロで金額的にも
DHL Paket Internationalと同じような金額だったのですよねぇ(汗)。

発送から到着までの時間の目安はどちらでも8~12営業日との事なので
いーベーから出荷されたと連絡があった日から考えると
目安通りに行ったとして今月の22~28日の間って感じですかね。

まぁ、早くブツにお目に掛れるならば嬉しい話ではあるのですが、
昨日も書いた通り、突然買う事になったので(笑)、私の方の準備も全然出来ていないから、
届いたからと言ってすぐ取り付けられるわけじゃないんで、
極端なことを言うと、無事届くのさえ確実であれば、来月末とかでも好いのですけどね(笑)。

ただ、いーべーの相手へのクレーム期限の事もあるので、
今月一杯待ってブツが来ないようであれば連絡してみようと思っています。
Posted at 2022/06/20 20:59:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月19日 イイね!

ステッカー貼り

今日も又朝から車庫に行って作業をして参りました~。

エンジンルームのワックス掛けをしよう、、、と思っていたのですけど、
前期インマニ化の際にちっとはエンジンの方も綺麗になっている事だし、
以前買ったものの、放置状態になっている
リプロのステッカーでも貼ってやるかなぁと思い立ちました。

ただ、幾ら当時貼られていた物のリプロだとは言っても、
あくまでも新品のステッカーだし、
一寸嘘っぽくなるかなぁという気がしないでもなかったのですが、
まぁ、折角買ったんだから、貼るだけ貼ってみて、
いやだったら剥がせばいっか、という事にしました。

で、とりあえず買っておきながら、
ステッカーを貼る場所なんて完全なノーマークだったので、
それらが残ってる車を一生懸命捜しちゃいましたよ(苦笑)。

んで、同年式のイイ感じにそれが残っている車を見付けました。
こんな感じ。



んで、じゃあ先ずはラジエターの奴から貼りますか、、、って所だったのですが、
上の画像にはラジエターに3枚貼ってあるけど、
ステッカーセットにラジエターに相当しそうな物が2枚しかありません。

んで、他の画像をアップにして見ると、



どうやらこれに写っている2枚が内容的には手元のものと同じみたいです。
但し、この画像のは英語で手元のはドイツ語という違いがありますが。

んで、手元の奴はこの2枚。



車庫に来るまでは上の画像の通り貼ろうかなと思っていたのですけれども、
この画像で判るか一寸微妙な所かなと思うんですが、
ちゃんとステッカーを貼る場所がその形に窪ませてあるようで、
ラジエターキャップを挟んで反対側に小さい方のステッカー用と思しき窪みもあったので、
両方とも窪みの枠内に貼る事にしました。



こっちは『重要! コード番号 "100 "のキャップのみ使用可能です。』とあり
その"100"はラジエターキャップの赤矢印の所にあるのがそれです。

こっちは、、、



グーグル翻訳もディープル翻訳もイマイチ好い訳が出てこないのですが、

注意!加圧冷却システム 90℃未満でのみ開くこと。
ラッチ1で加圧を逃がすのを許す。
停止時に閉じる(ラッチ2)

って書いてあるっぽいです。

お次はタペットカバー。



これは4か国語で書かれているのですが、

注意 スパークプラグは取扱説明書に従って使用してください。

だそうです。

このステッカー、上の参考画像ではもっと黄色っぽいですよね。
リプロの色の選定ミスかしら?

んで、後はこんなんがあるのですが、、、



確かこれってこの辺りだったと思うんだけどなぁ。
これについてはとりあえず今回は貼るのはお預けにして
もう少し調べてみる事にしようと思います。

因みにバルブクリアランスと点火タイミングとスパークプラグの番手が書いてあります。

後はレギュレーターのステッカー。



で、エンジンルームはこんな感じに。



まぁ、思ったほど煩くない感じなので採用でいいですかね(笑)。

あと、エンジンルーム外ですが、フロントガラスに貼る、
冷却水の凍結防止剤ステッカーですが、
これは1963年の220SEbクーペの画像でここ、、、



に貼ってあったので、同じ感じに貼ってみました。



若干曲がっちゃったかも(苦笑)。

因みにこの参考にした画像、あまり信用ならないかもしれません。

何故ならガラスが英国のPILKINGTON製で近代のMBでは純正がこれだったりするので、
ひょっとすると220用も今はこれが純正で出てくるのかもですけど、
当時はどうだったのかなぁ?という感じなので、
ガラスが仮に近年交換された物だったとするならば、
このステッカーもリプロ臭いですからねぇ(笑)。

ところで今、PILKINGTONを調べたら、
この会社って現在日本板硝子の子会社になっているのですね~。
知らんかった。

この冷却水の凍結防止剤のステッカー、
220君の時代はこんなタイプだったのですね。

雪の結晶みたいなマークの奴は知っていましたけれども、
これを買っておきながら今回そのことを初めて知りました(笑)。

因みにこのステッカーキット、1963~1965年の220SE用という事で買ったのですが、
残念な事に1963年8月以前用のステッカーキットの設定がなく、
このキットだとブレーキブースターに貼るステッカーがT51用だったのですよね。

ってな感じで、ステッカー貼りが完了すると、
今度はエンジンルームのワックス掛け作業をしました。

画像にしても成果が判らないのが悲しい所ですが、
一応アップしておきます(笑)。



(さっきの画像と変わらん↑)

ボンネット裏もやりました。



それが終るとお昼に自宅に着くのに丁度良い頃合いになったので、
一旦車庫を離れました。

県道25号線。







気温計は25度。



富原橋。



そして自宅に戻って、昼食後、一寸ばかりゆっくりして
14時頃サンソンを聴きながら、県道76号経由で再び車庫に向かいました。



んで、車庫に着くと今度はダッシュボード廻りのワックス掛け。

ステアリングが一見綺麗だったのに、
いざワックスを掛けてみるとウエスが黒くなったのには一寸驚きました。

ステアリングコラム、シフトノブ、ウインカーノブ、ベッカーと、
ダッシュボード廻りのウッドパネル及びクローム類にワックスを掛けて
220君の本日の作業は終了で御座いました。

これまた成果は判りませんが一応。



んで、ホントはコペンさんのワックス掛けもやりたい所ではあったのですが、
丸ごとは流石にもう無理な時間帯だったので、
ホイールだけ220君へのワックス作業の使い古しのウエスを使って綺麗にしました。

コペンさんのホイールはいつもワックス作業で真っ黒になったウエスを使って
綺麗にしているだけで、
ポイントとしては(ポリラックを洗い流さないように)途中で水拭きを挟まない事なんですが、
元々のホイールの状態が良くないので綺麗になる方については
そもそもの限界がある(笑)ものの、
そこそこ放っておいても鉄粉がこびり付いて取れないって事が無いのですよね。

ってなわけで、結局2日間220君の美化作業に終始した感じで御座いました。

220君、昨日燃料残量が寂しい感じと書きましたが
次の日曜日が晴れだったら、乗れないのは寂しいので
給油をしようかと思っています(笑)。

来月は大きな出費があるので、支払いを出来るだけ分散させたいこともあり、
月末まであまり給油はしたくないんですけどね(笑)。

そうそう、その大きな出費のブツで御座いますが、
Fedexの予定にズレが生じていなければ明日辺り入荷となるかもです。

まだ準備しなくてはならん事があるので直ぐには取り付け出来ませんが、
とりあえずご対面が楽しみで御座います♪
Posted at 2022/06/19 20:24:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月18日 イイね!

土曜休み

今日は急に仕事がお休みになりました(笑)。

午後から雨という予報だったので、その前にってな事で、
朝一に車庫に行ってお散歩に行って参りました。

県道25号線。





いつもの気温計は21度。



富原橋。



トンネル。



と、順調に来ていたのですが、富士川楽座を過ぎた所でいきなり渋滞。



と言っても700m前後位なもので、そんなに極端に通過に時間は掛かりませんでしたけどね。

で、渋滞している中、富士川を撮ろうと思って撮ったものの、
その後撮影した方を使う事にしてボツにしようと思っていた画像を帰宅後確認すると、、、



ん?赤丸の所に何か飛んでる。

拡大すると、、、



なんすか、コレ?
もしかしてUFO撮っちゃった(爆)?

で、こちらが代わりに採用する予定だった富士川橋の画像。



その後、いつもの踏切で、フロントローどころか何台か挟んでいましたが、
撮り鉄タイム(笑)。



前がノロノロしていたせいでまた遮断機が下りたので、2連続撮り鉄タイム。



あれ?これってなんか普通の車両と違うぞ。

富士川の土手。



最近ネズミ捕りポイントが変わったらしく、ルガーノさん情報では
この辺りにレーダーが設置されるらしいので要注意です(笑)。

んで、先程の踏切を通過する時に出足が一寸おかしくて、
コレ、リンケージバランスが狂ってるな、、、と思ったので、
220君を安全な所に停めてさらっと調整。

インジェクションポンプ側のレバーの動きだしが若干早い感じになっていたので、
そちら側のロッドをほんの少しだけ短く調整しました。

多分、それに関しては思うようにいったと思うのですが、
調子にまだ若干イマイチかなって思う所があるので、
追々調整していこうと思います。

考えてみれば、前期インマニ化後、まともに調整出来てませんしね。

んでまた東海道を通って、、、



76号経由で車庫に戻りました。

その途中のワンショット。



自民党のこちらの支部の方々が頑張られたようで、
こないだの日曜日には若干残っていた例の方のポスターも
今日は全く目にする事が無くなり、
今回の参院選の候補者の方と例の方が一緒に写っていたポスターも
画像のようなものと差し替えられました。

普段滅多に表に出て来ない我が町の名が
こんな不名誉な事で全国ニュースに流れていると思うと
日々憂鬱で御座います(苦笑)。

車庫に戻ってくると、一寸時間はあったのですが、
とりあえず家に戻る事に。

んで、戻ってからPCの前に座ったのですが、
昨晩、眠くて仕方が無くていつもより1時間以上早く寝てしまって
8時間以上寝ていたのに、またもや眠くて仕方が無くなり、
しょうがないから横になる事にしました(11時頃?)。

多少夢は見ていた感じではあったものの、
完全に眠っているような感じでもなかったのですけど、
家族に起こされてみると12時半を過ぎていました(苦笑)。

それから軽く昼食を摂ってまた車庫へ。

午前中走っている間はこれでホンマに午後から雨なんかいな、、、と思っていましたが、
見事に雨になったので少々感心しました(笑)。

実は昨日から腰の調子が悪いのですけれども、
車庫に着くと、懸案の(笑)220君のワックス掛けをしてきました。

こないだ霧吹き洗車をしておいたのに、ウエスが真っ黒になるのでちとビックリでした。

帰宅してから、天気予報を見ると、明日は悪い予報だった筈が
降りそうもない予報になっていたので、
なんだ、今日朝一走りに行く事も無かったか、、、と思いました。

まぁ、涼しい中走って来られたので良かったですけどね。

220君はガソリンの残量が寂しい感じになっているので、
明日は車庫に籠って、今日やった以外の部分の清掃作業をしてやろうかと思っております。

但し、腰の状態が今日より悪くなかったらですけどね(爆)。
Posted at 2022/06/18 21:00:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月14日 イイね!

1937 540K Special Roadster by Sindelfingen

8月20日にモントレーで行われるRMサザビーズのオークションに
表題の車両が出品されるそうです。

実は一寸前からこれが出品される事は知っていたのですが、
まだ詳細が出ていなかったのでそれを待っていて、
あまり詳しい内容じゃないけれど、それが出てきたら、
今度は他に書きたいことがあったのでちょっと遅れてしまいました(笑)。

詳細を待っていたのはこれが本当のシュペツィアール・ロードスターかを知りたかったのですが、
まぁ、オークション会社が『Special Roadster by Sindelfingen』と書いてあるからには
本物ですわよね。

ひょっとすると何十年か前にリボディしたものの可能性も考えていたのですが、
その場合には『by Sindelfingen』を付けないでしょうからね。

って事はこれもきっと10億前後の値段が付くのでしょうねぇ。

特にこの車、1950年代に再塗装されてはいるらしいのですが、
『一度も本格的なレストアは行われておらず、驚くほどオリジナルな状態を保っている。』
とRMサザビーズでは言っているので、
そういう意味で恐らく高評価が出るだろうと思うのですよね。

特にシュペツィアール・ロードスターの中でも一番人気な1936~37年の型ですからねぇ。
アフガニスタン国王の為に造られた一台なのだそうです。

前置きが長くなりましたが、それでは画像を見ていきましょう(笑)。



元々こうだったのかは判りませんが、マルーン系2トーンがとてもオシャレで好い感じですよね。

ただ、これもハブキャップが塗ってない…(溜息)。
前出の220のキャップより全体に占める割合が少ないので違和感はあまりないですが、
これは是非色を入れて欲しい所ですねぇ…。

裾を引き摺るようなロングテール。



座席の後ろに一つ蓋がありますが、ここにはランブルシートが内蔵されています。

比較的最近知った(と言っても10年位経つ?)のですが、
ランブルシートって元々は使用人用の座席だったようですね。
結構楽しそうな感じがするのですけど(笑)。

ただ、雨が降り出したらここには幌がないので当然濡れネズミですから、
セダンカ・デ・ヴィル状態という事なのでそう考えるとやっぱり使用人用の座席なんですよね。

いやぁ、本当に惚れ惚れしてしまうデザインですなぁ。









画像を絞ろうと努力したのですが、どれもこれも載せたくなってしまうほど好いので
全然絞れませんでした(苦笑)。

この一枚もイイですねぇ。



スーパーチャージャー付モデルの証であるエンジンフードサイドパネルから顔を出している、
フレキシブルエグゾーストパイプ、
スポットライトの裏に配置されたアウトサイドミラー
大きく前方に張り出したフェンダーとフロントグリルとの谷間に顔を出すヘッドライト、
そうした構成の中、クロームの使用のバランスが絶妙で
またそれが濃いめのボディ色に好く映えてため息が出るほど好いですよねぇ。

お尻のアップ。



リアのオーバーハングが無駄に長いですが、またそれが滅茶苦茶美しいですね。
こうした制約のない、のびやかなデザインの車は現代ではもう生まれようがないですよね。

昔、模型で見て、このとんがりはなんだろう?と思っていた
スペアホイールカバーの取っ手がデザイン的にもワンポイントになっていてイイですね。

一番手前に見える支柱はナンバープレート用の物で



その上にちょこんと付く、テールランプが可愛く、その中央にコソッと
スリーポインテッドスターが付くのがオシャレですよねぇ。

その左に見えるのは恐らくランブルシートに乗り込むためのステップだと思われるのですが、
ここから先どうやってランブルシートまで辿り着けというのだろう?って思ってしまいます(笑)。

以前ちょこっと運転させて頂いた、戦前の170Ⅴロードスターでは
確か、リアフェンダーの前側に収納出来る棒状のステップが装備されていたと思います。

キャビン部のアップ。



5mを超える全長を持つ車だと思いますが、
それに対するキャビンの前後長が異様に狭い気がしますね(笑)。

その狭そうな中、ステアリング径が大きいし、運転がしにくそうな気がしてしまいます。

しかし、この画像も本当にイイですねぇ。
前開きのドアを開いてここに乗り込んで、その主人公になれたなら、
どんなにイイかなぁと思わず想像してしまいます(笑)。

フロントグリル上のお星さま。



この時代になると220君のものとも意匠は殆ど同じようなものですが、
比べると恐らくコチラの方が全然大きいのだろうと思います。

で、台座の高さの高いこと…。
220君のはフェイクですが、これは本当にラジエターキャップになっていますから、
その必要上これだけの高さを持っているのかもですね。

色の入っていないハブキャップ。



同じオークションに出品される36年のカブリオレAの画像を拝借してきましたが、
正解の塗り分けはこんな感じになります。



どうですか?
一寸塗装がピカピカ過ぎるのが気にはなりますが、
その個体的な部分は置いておいて、こちらの方がずっと素敵ですよねぇ。

このショットも好いなぁ。



威風堂々って感じですねぇ。

ライト類のリフレクターがやや黒ずんでいる事、
グリルやグリル枠上のエンブレムがイイ感じに薄汚れている所が、
この車の歴史を感じさせてくれてまたイイナァと思います。

ドアの取っ手ってこんなこ洒落たデザインだったのですねぇ。



コックピットの様子。





右ハンドルですね。
メーターがマイル表示だから、イギリスに準じた仕様って事になるわけですね。

歴史には疎いのでアフガニスタンとイギリスの関係って全く知らなかったんですが、
チラッと調べてみると両国でガタガタやっていた時代はあったみたいではあるので、
その影響が残っていたこの時代にはアフガニスタンも左側通行だったって事なのでしょうかね?

しかし、室内も好い雰囲気ですねぇ。
現代のような快適装備は皆無ですが、
醸し出す上質感というのは現代車を寄せ付けないものがありますよね。

再塗装については書かれていましたが、
内装の方はどんなもんなんでしょ?

これ、シートなんかは一寸艶感が出過ぎているのでひょっとしたら塗っちゃってる?
って気がしないでもないですけれども、
それでももし、これらが当時からの革生地だったとするならば、
とんでもないコンディションですよね。

この当時からステアリングホイールとシフトノブは同色なのが決まり事の筈なので、
色がちぐはぐなこの状態は多分、どちらかが不正解なのだと思うのですよね。

で、ステアリングの方が一寸マットな感じがする事から
ひょっとして修繕して塗ったとかなのかなぁ?と思ったのですけど、
ふとシフトノブのクローズアップを見てみると、、、



これ、よ~く見ると縞のようなものが見えるのですが、
ひょっとして象牙だったりするのでしょうかね?

だとするとやっぱりこちらが正解のような気がするんですけどねぇ。
どうなんでしょうか。

メーターパネル。



これも薄汚れてはいるけど、良い雰囲気だなぁ、、、と思って見ていたのですが、
その中でどうも時計に違和感を感じてしまいました。

これ、時計自体にはVDOの文字が入っていて、デザイン的にも古そうではあるのですけれども、
他の4つのメーターの盤面は中央に銀色の円形な部分があるのに
時計にはそれが無いなんてのはちと変だし、
細かい値を示す刻みも他の3つでは内側にあるのに時計は外側、
オマケにタコ、スピード、水温の同色の針を持つ各メーターの
針の回転中心の円の大きさと針の太さが同じように見えるのに、
それが時計だけ違っているし、
こんな統一性のないことはしないでしょ~って思ったのですよね。

そこでまた同じオークションに出品される36年のカブリオレAの
メーター画像を確認してみた所、、、



同じ右ハンドルながら時計の位置自体は正反対ですが、
こちらには私の疑問に思った点が全くなかったのですよね。

時計自体も他のメーターと比べて綺麗でしたし、
何処かの時点で交換してしまったのでしょうね。

イグニッションキーとその他の鍵。



イグニッションキーにボッシュのマークらしきものが見えるのがイイですね(笑)。
残りの鍵は運転席のドア、幌収納部、ランブルシートの蓋、スペアタイヤカバーに
それぞれ使うものなのでしょうね。

ドアの内張り。





下手な小細工をしておらず、外観のような派手さはありませんが、
高級鞄のような上質で堅実な造りの感じがイイですよね。

スペアタイヤルーム(笑)。



ワタクシ、この中は初めて見たかも。

こうしてスペアタイヤの為のスペースや使用人用の補助席はあっても、
トランクの類いが無く、室内にも手荷物を置くスペースすらなさそうなんですけど、
あまり遠出とか考えていないのがシュペツィアールロードスターなんでしょうかね(笑)。

W18の290のシュペツィアール?ロードスターなんかはランブルシートの場所が
スーツケース用のスペースになっていたりするみたいですが。

円周上にあるクロームの筒状の物はバランスウエイトらしく、
私も良く仕組みは判らないんですが、この中にウエイトを入れるようになっているという事なのか、
通常はどのホイールにも全部で7つずつある筈なところを、
このスペアには何故か5つしかないのですよね。

エンジンルーム。

先ずは左側から。



プラグコードが8本ですから、ストレート8ですね。

何か訳がわからないものがゴチャゴチャ付いていますが、
下の方の前側は恐らくジェネレーターで、
その後ろ側は戦後のM186系エンジンのように
同軸でウォーターポンプを回しているのでしょうね。

因みに資料によると冷却水容量は26ℓだそうです(汗)。

続いて右側。



ターンフローなので吸気も排気もこちら側にあります。
右下のフィンが付いているのがスーパーチャージャーで、
キックダウンの要領でフルスロットルからもう一段アクセルを踏み込むと
それ用のクラッチが繋がって圧縮空気が吸気系に送られるようになっています。

排気のフレキシブルパイプは太くて格好いいけど、
それと比べるとエキマニは少々可愛い造りですよね(笑)。

フレキシブルパイプの向こうに見える斜めのクロームの棒は右ハンドル車なので
恐らくステアリングシャフトですね。

プレートその1。



シュトゥットガルト ウンタートゥルクハイム工場とあるので、
恐らくエンジン付きシャシーはそちらで造られていたという事なのでしょうね。

AUFTRAGS NUMMERというのは注文番号なのですが、
大きいプレートの方にその枠があるのにそこを空欄にしたまま、
小さいプレートにわざわざそれを打っているのは何故なんでしょうねぇ?

特注車両という事がなんらかの影響を及ぼして、
大きいプレートの製作段階でそれを打てない事情が発生したという事なのでしょうかね?

プレートその2。



これはエンジンプレートですね。
先程のプレートからしてマッチングナンバーですね(笑)。

プレートその3。



ボディーナンバープレートですね。
こちらにはWERK SINDELFINGENって書かれないのですね(笑)。

というのは、、、

プレートその4



ボディ左側ドア前方下部にSINDELFINGER KAROSSERIEと入った
プレートが別にあるからなのでしょうね。

このプレートのリプロが出回っているので
その内(取り付けるのではなく、コレクション用に)欲しいなぁと思っているのですが、
なかなかそちらまで手が回りません(笑)。

因みにこのプレートには別にMANNHEIMER KAROSSERIEバージョンもあります。
高級モデルはもちろんすべてジンデルフィンゲンの方ですが。

ライトのボッシュの文字。



こうした文字一つ取っても恰好イイですよねぇ。

牛さん好きとしては牛さん達と写っている画像を載せないわけにはいきません(爆)。



走行シーン。







本当にたまりませんなぁ(溜息)。

何の前触れもなくこんな車にこうして遭遇したら、
私だったらどうなってしまうか判りませんね(笑)。

追いかけられたら100点の対応だと思いますが、
あまりに想像を超えた出来事に、何が起こったんだかわからなくなり
思考停止するんじゃなかろうかって思います(笑)。

まぁ、日本国内には540KのカブリオレAすらない筈ですから、
(かつてカブリオレAは愛知の方にありましたけど、あれは海外に行っちゃったと思います)
シュペツィアールロードスターとの遭遇など起こりようのない事態ですけどね(笑)。

Offered Without Reserveとはありますけれども
ESTIMATEがないので一体幾らになるやら?という感じですね~。

車の健康の為にも是非資金力的にも体力的にもこの車に乗れる方に
落札してほしいものだなぁと思います。
Posted at 2022/06/14 21:49:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
何シテル?   05/18 10:31
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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レザーパックという奴らしいです(笑)。 プレオの不調を機に足車も楽しい車にと、購入しま ...
メルセデス・ベンツ その他 メルセデス・ベンツ その他
1962年11月生産の220SEbクーペのウエスタン物です。 前のオーナーさんによると ...
プジョー その他 プジョー その他
大学の時(92年)に買ったMTBです~。 ママチャリを買いに行った自転車屋さんで一目惚 ...
メルセデス・ベンツ その他 メルセデス・ベンツ その他
正式名は忘れてしまいましたがシティバイクです~。 暫く放置していたのでアルミフレームの ...
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