出張帰国後からの続き8月22日(土)
首都高の渋滞を避けながら、中央高速に向かいます。

とは言っても、避けきれるものでもないので、多少は渋滞に巻き込まれます。
とりあえず、八ヶ岳SAまで移動して、車中泊。
なんせヨーロッパ帰りでそのまま出発したので、よく寝れましたよ~(笑)
8月23日(日)
寝すぎて7時をまわってしまい、暑くて目が覚めました。

冷したトマト、牛乳にトマトホカッチャなるものを購入して八ヶ岳を眺めながら朝食。
全部美味しかったです。

ぼちぼち移動を開始しますが、実は急いでおりません。

と、言うのも天気予報通りで午前中一杯は日本海から雲が流れてきそうだったからです。
松本で高速を降り、セルフスタンドでのんびり洗車をしながら時間をつぶします。

予定通り青空が見えはじめてきたので、再び走りはじめます。

いつもの上高地へ向かう道です。

国道は混んでいたのですが、

県道に入って前が開きました。
本当に久しぶりのロードスターとの時間です。

乗鞍岳が見えてきました。

乗鞍高原の駐車場に車を置いて、バスのチケットを購入に向かいます。

さすがに手軽に行ける3000m、けっこう人が並んでいますね。
ちょうど、私のすぐ前で一台目のバスが満車になったので、私たちは2台目のバスに乗り込みます。

前の方の席を陣取ります。

いつもUターンする三本滝のあたりで、晴れ間が広がり始めました。
完璧に計算通りの展開です。

マイカー規制が敷かれる前に、数回走ったことがあるのですが、途中の景色は忘れちゃってますね。

スキー場の斜面に敷かれたつづら折れの道を上がっていきます。

あ~、ロードスターで走りたかったですね~。
途中、バスが路肩に停まったので、何かと思っていたら、

上から数台のバスが降りてきました。
無線で連絡を取りながら、すれ違いのタイミングをとっていたのですね。

まだまだ、山頂付近はだいぶん上です。

この道は自転車オッケーなので、本当にたくさんのサイクリストが来ています。

まだまだ森林限界を超えないですね。

お、ようやく記憶にある高山特有の景色が見えてきました。

森林限界もすぐそこです。

いやぁ、素晴らしい。
今度自転車持ってこうようかなぁ。

ほんと、こんな景色だったら気分良いでしょうね。

そして自転車での下りは最高でしょうね!
(ブレーキばかりで恐いのかもしれませんが)

最高所の畳平に近づいてきました。

そうそう、最後に来たときはこんな景色の中、大渋滞で車の中からずーっと岩を眺めてたんですよね。
(もう10年以上前の話ですが)

長野県をあとにして、岐阜県に入ります。

畳平に到着。
もう、バッチリのタイミングで空が晴れ渡ります。

いわゆる前線通過直後の晴天なので、午後も晴れるだろうと踏んでいたのですが、ドンピシャでした。

湖面を凝視して頂ければわかるとおり、少し風は吹いていますが、暑くなくてちょうど良いぐらいです。

実は乗鞍岳(剣ヶ峰)は登ったことが無かったので、今回日曜日だけという中途半端な時間を利用して散歩に来たのでした。

駐車場から少し歩いたところで、いきなり雷鳥の親子に会いました。
こんな晴天の日に見られるとは思いませんでした。

さすがに駐車場の側にいると、ありがたみも半減ですね(笑)

というわけで、およそ登山道とも思えない道を歩いていきます。
当然のことながら、ストック無し、靴はなんちゃってアウトドアシューズです。
一応リュックザックにカッパとツェルト、水と食料が入れてあります。

2700m以上の高所を歩いているという気分にはならない景色です。

たぶん、車が走る用の道なんでしょうね。

と、思ったら上からトラックが降りてきました。
(ちなみに、負傷者を乗せた車でした)

標高3026m、剣ヶ峰の山頂が見えてきました。
予想通りたくさんの人が歩いているみたいです。

一旦少し下ったからか、最後の登りは少しだけ標高差がありそうです。

ちょうど山の風下側に入って良い感じになったので、バスで登ってきた道を見下ろしながら、コンビニで買っておいたサンドイッチをぱくつきます。

う~ん、やはりロードスターで走りたいです。

それでは、行きますか。
(左下の雪渓に見えているのはスキーヤーです)

ありゃ、まだ小屋があるんですね。

こちらはコロナ観測所。

カメラの望遠レンズを覗くと、登っている人たちが見えてきました。

肩の小屋に到着。

ここから、ようやく登山っぽい気分になります。

ストックは要らないまでも、登山靴ぐらい履いて来ればよかったです。

まぁ、軽装の人もたくさん居るわけですが。

左奥に見えているのが剣ヶ峰です。

なんだ、かんだと言っても、道はちゃんと整備されていますね。

前を歩いている人が理想の格好ですかね。

稜線に到着です。

火山のカルデラ湖でしょうか。

まずは、手前の山、と言うか、コブを越えていきます。

団体さんが北アルプス方面を眺めています。

ガイドさんが一つ一つの山を解説しておりました。

手前のコブも、ちゃんとした山のようです。
蚕玉岳(こだまだけ) 2979m ← 先日5日間の縦走で登ったどの山よりも高い。

高山植物も少し咲いています。

「乗鞍だけをいつまでも美しく」キャンペーンな方々が、それこそ数十人単位で下ってきます。
(写真は列の後半)

まだ、小屋がありました。

頂上が見えてきました。

信仰の山らしく、山頂に叢祠か何かがあるみたいです。

到着しました。

叢祠では、巫女の格好をしたおばあさんがお守りを売ってました。

御岳側は大混雑。

三角点。

そして、御嶽山。
パノラマ写真。

槍ヶ岳と穂高の山々。

笠ヶ岳や双六岳方面。

下山していく方々。

逆に登ってくる方。
ちょうど、北アルプス側が風下で、日を浴びてのんびり出来そうだったので、

コンビニの牛丼で昼食タイム。
3000mの山に登ったという達成感は一切無いのですが、景色は最高です。

さて、ドライブしたり温泉に入ったりしたいので下山しますか。

浮き石に気をつけながら下っていきます。
って、早速踏んだ石が突然転がり、右足を軽く捻挫しました。(登山靴を履いていれば、石が転がってもノーダメージだったと思うのですが・・・)

再び団体さんを追い抜きながら、どんどん下っていきます。

ほんの少しだけ登り返し。

もうちょっと早い時期に来たら、花が満開だったのでしょうね。

車道みたいな道をカメラを構えながら歩いていたら、溝が掘ってあったらしく、今度は豪快に左足を捻ってしまいました。。。
先ほどの右足の方はすでに痛みすら感じないレベルで済みましたが、今回はまったく予想していなかったタイミングだっただけに、かなりやってしまいました・・・・

左足をかばいながら、それでも木道コースへ少し遠回りします。(これも治りを遅くした原因かもしれません)

登山靴を履かなかったことを死ぬほど後悔。

中央に移っているのは蝶々です。

足が痛いのにも関わらず、たぶんしばらくここには来ないだろうと思い、木道を一周することにします。

一応、高山植物の宝庫みたいですしね。

こんな感じで、谷間の元湿原っぽいところを一周できます。

観光客の人がたくさん歩いています。

十分楽しみました。

あとは、駐車場まで戻るのみです。

3台目のバスに乗り込みました。

たくさんのバイカー達と共に下山です。

私もいつか、自転車持ってこよ~っと。

ほんと、この道がマイカーで走れなくなってしまったのは残念な限りです。

ちなみに、帰りも(結果的に)前の方の席を陣取りました。

森林限界の下へと入っていきます。

こんな感じの道を延々と下り、

駐車場に戻ってきました。
左足が痛くて、車に乗るのにも難儀します。
しかも、クラッチ操作が辛い、辛い。

足が痛いので、こんな写真を撮るのも一大事です。

一応、頑張って撮ってます(笑)
そして、足の回復も祈ってやって来たのが白骨温泉。
もう17時になっていて、日帰りで入れる場所も限られており、チョイスしたのが

こちらの柳屋さん。
案内所で露天はないけど、お湯が良いと言われたのでここにしました。

お~、素晴らしいじゃないですか!
しかも貸し切りですよ。掛け流しですよ!!
足が速く良くなること祈りつつ、文字通り湯治です。

多少足が楽になったのを感じつつ、再び乗鞍方面に戻ります。
(土砂崩れか何かで上高地方面に抜けられなくなってしまってますからね)

頑張って撮影中。

乗鞍から国道に戻り、携帯の電波の入るところで夕飯ポイントを検索。

馬場島から山形村という方面を目指して右折します。

すっかり日も暮れてきました。

こちらのお店。

天ぷらは、蕎麦屋のおいしい天ぷらです。
揚げたてで蕎麦より先に出してくれたのがポイント高し。
(たまに、蕎麦と同時出しで、冷めたのが出てくることがあるんですよね)

そして粗挽き蕎麦。
口コミの評価通り、なかなか美味しいお蕎麦でした。大満足。
そして、あぐらをかいて座った後に立ち上がったところで、左足に激痛が。。。
なんとか会計を済ませ、玄関を出たところで、あまりの痛みに、しばらく動けないほどでした。
一瞬、捻挫以上の状態になっているかと思ったのですが、ここまで痛かったのはここがピークで、この後は順調に回復していきました。

さようなら~、北アルプス。
高速に乗ると、例の小仏トンネルの渋滞が35km、通過に3時間の案内。

双葉サービスエリアで長めの休憩を取って、渋滞が短くなりはじめるのを待ちます。
23時過ぎに渋滞が20kmを切ってきたのを確認して、再び走りはじめます。

渋滞は10kmぐらい、20分で抜けられました。
結局午前1時半頃帰宅。
足の痛みが緩和することを祈りつつ、布団に潜り込みました。(ブログをアップした本日9月12日時点では足をわざと捻らない限りは痛みを感じないぐらいまで順調に回復しております)
以上です。