投入初代のカタログにスポーツカーの単語無し。
デザイン専門誌カースタイリングに載ったデザイナーだか開発主査のコメントが失笑全開。彼曰く「スポーツカーは古い。このクルマはスポーツカーではなくミッドシップラナバウトである。」とか何とか。
だからトヨタデザインは〇目なんだ。
実用性皆無の骨格でスポーツカーを謳うしかないものを自ら否定してしまう。こんな了見でカッコいいクルマは一生出来ないのは実績が明らかになっている現状です。
カッコいいクルマもカッコ悪いクルマも開発の面倒臭さは同じ。
苦労して汗水垂らかすならどういう仕事がしたいのか?
遥か昔、…開発途中の試作車を某テストコースで乗ったことがありますた。…カローラⅡとたいして変わらないフィーリングに絶望しますた。
こういったクルマのスポーツキャラであのレベルの仕上がりではトヨタ関連の仕事を続けていると心が死んでしまう…速攻で勤めていた会社を辞めました。個人的にはそれは概ね正しかったですね。
カッコ悪いクルマはトヨタのDNA。スープラにもしっかり受け継がれています。あんなデザイン、目が死んでないとデザイン審査会で通りませんがな。マツダでは絶対無理。(そもそも提案に上がらない)平面構成しか出来ないホンダレベルでもパスするのは厳しかろう。
話は逸れて企業文化は個人の能力や気持ちを圧殺する暴力装置になりかねない怖さを知っている私はマシメディアや強烈な正しい(とされる大多数の)ネット世論をあんまり信用していません。
過去を振り返ってみたときにカッコ悪いクルマしか展示出来ないメーカーが残念ながら我が国ではデカい顔をしています。
こうした感性、ヤバくない?
Posted at 2019/05/01 16:17:04 | |
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