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所謂ただのヲタクのブログ一覧

2019年11月03日 イイね!

旋盤のベルトやベアリングが届いた

旋盤用に注文していた部品達がモノタロウから届きました!

まずはベルト、、、

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右が新品のベルトで
三ツ星ベルト「5M375」です。

ベルトに型番なども書いていないためか、ラベルの一部が品番の書かれたステッカーになっています。





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長さを比較してみましたが、どうやらピッタリのようです!

365mmの方を買わなくて良かった~~





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こちらは主軸のベアリングです。
NTN「4T-30209」





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早速アウターレースを圧入!
と言っても嵌め合いはそんなに強く無いので、当て物をしてハンマーで最後まで叩き入れただけです。





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インナー側にグリスを隙間なくとにかく塗り込み組付け





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カバーを本体とツライチになるところまで圧入してベアリングは装着完了
反対側のベアリングも同様にカバーまで装着

ベアリングインナーはあらかじめ主軸の方に圧入しておいて、組付け終わった後になんとかカバーを圧入した方がいいかな?っとも思いつつ、今回はこの方法で組み付けていくことにしました。





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最初はチャックを外した状態から始め、なんとかここまで圧入できました。





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ナットで締め込んでいき少しづつ圧入していきます。
プーリーやナットはスペーサーとして利用・・・






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結構時間が掛かったが、ようやく圧入完了!

しっかしここまで作業して分かった。
チャック側のベアリングインナーはあらかじめ主軸に圧入しておくべきだったと!

チャック側もプーリー側もどちらもベアリングインナーは圧入されるため、2つ同時だとかなり力が必要で面倒っていう・・・・
あとどちらも圧入と言う事は、ナットの締め具合のみで主軸のクリアランス調整が簡単にできず、クリアランスを広げようと思ったらプーリー側を叩いて少しインナーを抜く方向にズラしてやらないといけません。





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とりあえず主軸は元通り~~

クリアランス調整しないといけないかな?っと思いつつ、今のところ動きは硬いけど十分手で回るレベルだし、一度モーターで十分に回転させてみてから調整すればいいかな?っと後回しにする事に。

ちなみにプーリー側のナットは一度は回らなくなるまで強く締め込み、主軸が硬くなって回りにくくなるのを確認してから、ナットを一度緩めてもう一度軽く締め込んだところで固定しています。

ってかワコーズのグリスを詰め込んだけど、かなり粘度が高いからクリアランスが無さすぎてベアリングの動きが硬いのが、グリスのせいで動きが硬いのかが良く分からないっていう・・・・





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変速プーリーのベアリングも交換しました。


あとは新品ベルトを取り付け、ベルトの張り調整をして主軸を回してみようといざスイッチオン!!

回り始めはしたものの、主軸の回転数が50rpmくらいしか上がらず、そこからはモーターのプーリーが空回り!!
張りが弱いのかな?っと結構強めに張ってみてもやっぱり滑る・・・・

試しに変速プーリーのベルトを掛け替えて低速側にしてみたら、今度は変速プーリーが空回り・・・・

どうやら主軸の動きが硬いのが原因のようです。
にしてもいくら動きが硬いとは言え、手で回る程度の物がモーターで回せないってどうなの??
まああの細いベルトでは大した力は掛けられないのは分かるけど。
でも実際この程度でベルトが滑ってしまうなら、旋盤加工してる時にも滑ってしまうんじゃないだろうか??

念のためプーリーを外し、ベルトとの密着具合を確認してみると、明らかにテーパーが違うっていうね・・・
プーリーの方がテーパー角が強いため、内側になるにつれベルトに隙間が出来ていきます。(新・旧どちらのベルトでも同じ)
これは修正してやったほうが動力の伝達率も良くなるのでしょうが、この状態で実際に使っている人もいるのでしょうから、それほど問題でもないのかな?



今日のところは時間も無いのでここまでにして、今度は主軸のクリアランスをあらかじめ少し大きめに取ってみて、なるべく動きを軽くした状態で試してみたいと思います。

それでダメなら、プーリーのテーパー角の修正をしてみようか・・・
それでもダメならもう一度主軸を抜いてベアリングのグリスをもっと粘度の低い物に詰め替えるか・・・

Posted at 2019/11/03 01:48:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2019年11月02日 イイね!

旋盤の擦り合わせ作業

今日はベッドや往復台などの擦り合わせ作業をしていきます。


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こちらがベット

というらしい。
部分名称とかは良く分からないので・・・

中華製の加工精度を甘く見てはいけません!
このように機械加工にて切削されている箇所に関しても表面はザラザラで端っこはバリもすごい!
なので、これらをなるべく綺麗に磨いてやらないと可動部がスムーズに動いてくれません。
こういった加工機械ってのは摺動部にベアリングなどがある訳では無く、金属同士を直接面接触させているので、表面の仕上がりで動きのスムーズさが全く変わってきます。

それに表面がザラザラの状態のままでクリアランスがピッタリになるように調整したとしても、少し使っているうちに摺動部の表面が摩耗して削れてきてクリアランスが変わってきてしまってたびたび再調整が必要になってきたりもします。

そういった面からも中華工作機械は擦り合わせが必ず必要となります。





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ベッドからごっそり引き抜かれた往復台

こちらもベッドとの摺動部を含めると3か所擦り合わせが必要な上に、いろいろと調整も必要になります。
もちろん各部洗浄も・・・・





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ベッドはオイルストーンとサンドペーパーを使って、全体のバリを取り、平面部分と山になっている部分の面をすべて研ぎました。
ただ山になっている部分は3面ある平面部分の内の2面の加工が酷過ぎて平面が出ておらずデコボコっていう・・・・
手作業では直しようも無いレベルなので、ある程度研ぐだけ研いであとは目を瞑る事にしました。

往復台の方もベッドとの摺動部をなるべく研いで、最後に写真の通り研磨剤(ピカール)を塗って往復台をベッドの上に乗せて押しつけながら何度も往復させて擦り合わせをしてみました。

この段階になるまででも、もう何時間研いだ事か・・・・





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茶色いピカールが黒く変色している部分が接触している部分になります。
精度が悪く一部しか接触していないところがあります。

まあDIYで使う分には全く問題は無いんですけど。





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擦り合わせをしてみて分かったが、奥にある山は往復台にはほぼ接触しないのね。
これはそもそも接触しない構造なのか、精度が悪すぎて接触していないのかは分からない。
こちらの山は芯押し台とかの補器類用になるのかも。

赤いラインよりも右側の平面部分にはシッカリ接触しています。





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ベッドの方はこれで多分OK!
スムーズに往復台が往復してくれるので。

バリで怪我する事もなくなった!





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往復台の摺動部

出来る限りのところまでは研ぎました。





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クロススライドの摺動部



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とにかく研ぎ研ぎ・・・・・

でもピカピカにはとてもできません・・・・
まあ少し加工溝が残っていた方がいいって話だし。





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もちろんクロススライドの裏側も研ぐ・・・・





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で、気付いたのだが、クリアランス調整をするためのカミソリという角棒のような物があるのですが、なんか取り付けてもシックリ来ないな~っと思ってよく見ると、調整ボルト
のピッチと、溝のピッチが合ってない・・・・





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真ん中のボルトを合わせた状態で見ていくと、こちらの左側は少し溝が内側にあります。





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右側なんてこの通り思いっきりズレてます!!

そりゃピッタリ合わない訳だ・・・・





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リューターで溝を補正
多分これで大丈夫でしょう。

あとそもそもカミソリも真ん中から曲がっていて反っていたので修正・・・・


そんな感じで、すべての摺動部を研いで研いで修正して・・・・を5時間以上も続けて、まあなんとかいい具合になったかな?っと。





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そういえばバラした時に気づいたのだが、ベッドと往復台とのクリアランスを調整するこのボルト3本で固定するプレートなのだが、この構造だと固定ボルトの締め付けでしかクリアランス調整が出来ない。

ただでさえ固定ボルトはロックできる構造でも無いので、これでは振動で緩んで勝手にクリアランスが広がるんじゃないかと・・・・
今使ってる旋盤ではプレートにイモネジが付いていて、イモネジの突出量を調整しながら固定ボルトを締め付けてクリアランス調整をする構造になっていました。
なので、その構造を真似してプレートを加工しイモネジを仕込んでやろうかと思います。





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とりあえず仮で往復台をベッドに装着し、刃物台まで組み立ててみた。

初期状態ではゴリゴリしていたり、動きが硬かったりしましたが、今では各部スムーズに可動してくれます。
あとはスライド部分のクリアランス調整ですが、それは最後の方に調整しようかと。
ハンドルをクルクルと実際に回してみてその感覚も頼りに調整しようと思うので。

今はまだ外したままの往復台のハンドルなどはまた後日オーバーホールします。



Posted at 2019/11/02 02:30:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2019年11月01日 イイね!

新しい旋盤が届いた!!

先日ヤフオクで落とした新しい卓上旋盤が届きました!


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「MX210V」と言うタイプの卓上旋盤です。

全体的な大きさは今までの物とほとんど変わりませんが、材料を掴むチャック回りが大きく、以前のチャック直径80mmに対してこちらは125mmとなってます。
それに伴い、主軸の内径も38mmと大きくなり、以前に比べて更に太い材料がチャック内を通って左側へ貫通できるようになりました。
(長物を加工する際には必要となるスペック)

また、モーターの出力も大きくなるので、加工スピードがちょっと速くなるかと。



とりあえず、箱から出して破損が無いかチェックして、その後分解しつつ各パーツを調べたり、ベアリングを交換していきます・・・・

まず現状のまま電源を入れて動作させてみたところ、問題なく動作!
外観的にも破損はなさそう。
あと前のやつに比べて明らかに動作音が静か。
これは主軸を回転させるのにギヤを使っておらず、ベルト駆動になっているため動作音が静かになっているようです。


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モーターから主軸までのベルトを外してみた。
モーターからプーリーを介しこの同じベルトが2本使われています。

写真では分かりにくいけど、めっちゃ細いベルト・・・・
幅が5mm・高さが3mmしか無いので、おもちゃのベルトみたいです・・・・
本当にこんなので大丈夫なのだろうか・・・・

早速調べてみたところ、ポリウレタンベルトという種類の物のようで、三ツ星ベルトの「ポリマックスベルト 5M」と言うのがヒットしました。
使用用途の中に工作機械とあったので、用途としては間違っていないみたい。

実際に付いていたベルトの長さを測ってみたところ「370mm」のようです。
(ベルト外周部分で全長を測ればいいんだよね?)
ただ、カタログを見ると365mmの次は375mmとなっています。

ベルトを取り外す際に、プーリーのテンションを一番緩めた状態でギリギリ外せるな~って感じだったので、若干長くなるくらいは全然問題ないだろう!って事で、375mmを買ってみることにします。

と言う事で、三ツ星ベルト ポリマックス5M 「5M375」を2本注文!
モノタロウで1本が税別1390円と、小さなベルトのくせに結構高いっていう・・・
でも一般規格品のベルトが使われていて、消耗品がいつでも購入できるってのは非常にありがたいです。




お次は自動送りの金属ギヤを洗浄します、、、

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パーツクリーナーで汚れを落とすとこの通り・・・・


中華機械の中身はとにかく砂と言うかゴミと言うがザラザラしたものが物凄く沢山付いてて汚い!!!
工場内でいったいどんな管理がされているのか・・・・

前にフライス盤を掃除したときもそうでしたが、グリスに砂がたっぷり混ざっていることが普通にあるので、使う前にとにかく洗浄する事をお勧めします。

各ギヤはパーツクリーナーで一通り汚れを落とし、洗剤でゴシゴシ洗って乾かしたらシリコンスプレーを吹いて防錆処理しておきます。





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各部ネジ山の補正をしたり、バリを取ったり、することはいっぱい。

あと一度は分解する事によって構造も理解できるので、使っていくうえで何をどう調整すればいいのかも分かってきます。





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写真中央のプーリーが、モーターから主軸までの中間にある変速プーリーになります。
ベアリング「608ZZ」が2つ圧入されています。

この変速プーリーと主軸側のプーリーに掛かるベルトを位置を変えることによって2段階でスピード調整が出来ます。
まあスペック通り低速側で1000rpm回ることを確認しているので、高速側に切り替えることは無いでしょうね。
その都度ベルトも張り直さないといけないから面倒だし・・・
実際に切削では1000rpmも回す事なんてありませんし、低速側にしておけばトルクも出るのでその方が都合がよい。


ちなみに今まで使っていた旋盤だと、変速がギヤ式だったのでレバー操作のみで切り替えが出来て簡単でしたが、低速にするとギヤの回転数が上がって動作音が大きくなりうるさかったので常に高速側で使用していました。
メンテナンスしてやれば多分静かになるんだろうけど。




主軸も抜いてみます、、、

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途中まで主軸を抜いたところ。


主軸はパイプ形状になっていてしかも結構肉薄のため、あんまりハンマーなどで叩くと変
形する可能性があるので注意しつつ抜いていきます・・・

ネジ山のところには付いていたナットを取り付け、木材を当ててその上からショックレスハンマーで叩いて抜いてみました。

プーラーが使える環境では無いので、基本は叩いて抜くしかなさそう。

あとは本体左側にネジ穴を2か所もしくは3か所作り、プーラーを取り付けられるようにしてやれば安全に主軸が抜けるかと。
使用頻度が高くて定期的にベアリング交換をしたいのなら、買ってすぐにプーラーが取り付けられるように本体を加工しておいたらいいかもしれませんね。





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なんとか無事主軸が抜けました!

結構大変だった・・・・

主軸にはどんなベアリングが使ってあるのかな~?って思ったら、ちゃんとテーパーベアリングが使われていました。




本体に残されたベアリングのアウターレース

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どうやってこのアウターレースを抜くかな~?って考え、まあ直径が大きいし奥の隙間にマイナスドライバーを叩き入れたら徐々に出てくるかな?っと思い試してみることに。



隙間にマイナスドライバーを叩き入れてみると早速隙間ができ、ベアリングの嵌め合いがかなり弱めなのかな~?なんて作業を進めていると、、、

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なるほど、奥のプレートは圧入してあって取れるんかい!!
これならベアリングレースは裏側から叩けるので簡単に抜けます!





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ベアリングレースを抜いたところ。
嵌め合いはそんなにきつく無かったので比較的簡単に抜くことが出来ました。

テーパーベアリングは外したものを実測してみたところ、説明書のパーツリストに記載されていた通りの「30209」が使われていました。

なので、NTN 「4T-30209」を2つ注文
こちらは税別1290円と相応のお値段ですね。





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これがベアリングを左右で挟むように圧入されています。
グリスを封入するためってのと、ゴミが入りにくいようにって事でしょうね、





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こちら側を見て、巣があるな~なんて思いつつ、まあこれくらいは全然マシかっと思っていると、、、





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上側にめっちゃデカい巣があった!!

まあ、まあ、、、、
大丈夫っしょ、、、、

金属ギヤも結構巣があって、歯の部分にも巣があるくらいでした。

もう中華には巣なんて概念は無いのでしょう。


そうそう、あと自動送りのシャフトですが、左右の軸受けの内、右側にのみスラストベアリングが2つ入っていました。
NTN 単式スラスト玉軸受け「51100

金属ギヤのすぐそばの左側の軸受けはブッシュが入っているだけでした。



他にもハンドルのグリップが余りにも造りがチープなので、こちらも交換します。
なんやかんやで部品代は8000円に・・・
まだ必要な部品もあるかもしれませんが、卓上旋盤のオーバーホールには大体これくらい掛かるみたいです^^;

あとDROも2軸分取り付けないといけないし、実際に使えるまでの準備でそこそこお金が掛かる・・・

バイト(刃)も取り付けられるサイズが少し大きくなったので、それに合わせていずれは一式買い替えたいところ、
そりゃサイズが大きくなればなるほどバイトの剛性が上がるので、結果として仕上がりが変わってきますからね。



Posted at 2019/11/01 01:56:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2019年10月30日 イイね!

卓上旋盤を手放す時が来た・・・・

何かとパーツも作ってかなり役立ってきた卓上旋盤!

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350Wモーターのタイプで、80mm径チャックのそこそこのやつです。



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買ってもうどれくらいになるのだろう??
先代の911をレストアする際にも使用したので、もう10年にはなるのかな??

コイツのおかげで随分と助けられてきたもんです。
そんなコイツともそろそろお別れの時が来たようです・・・・


いや、ついつい勢いでこれよりももう少し大きい卓上旋盤を買ってしまったのである・・・・


新しい奴が届いたらとりあえずバラしてメンテナンスして再調整して・・・と実際に設置するまでにはしばらく時間が掛かります。
なので、その間にでもこの旋盤を綺麗にお掃除してヤフオクに出品する準備でもしておきますかね~
このサイズの卓上旋盤なら中古でも5万以上で売れるはずだし。

ただ重量物だから発送するのもなかなかの手間だし近場で売れると本当はいいんだけど、卓上旋盤が欲しい人なんて知り合いにいないし・・・・
誰か取りに来てくれるなら45,000円くらいでいいから欲しい人いないものかな・・・・
一応後で取り付けた2軸のDROも付いてるよ?


Posted at 2019/10/30 03:09:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工具 | 日記

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とりあえずの存在アピール ビンボー故のDIYレストア好き! 基本ブログをアップするのみで、他の人のブログを見たりとかそういった事は一切しません! (昔...
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