今までいろいろとキャンプ道具を買い漁り、遂にその日が来ました!
9月2日の日曜日に岡山の蒜山でミニジャック主催の「ブリティッシュピクニック」というイギリス車のみのイベントがあるとの事なので、イベント前日の土曜日から「蒜山高原キャンプ場」と言うところでキャンプをすることに。
当初はミニ1台のバイク3台でキャンプ予定だったのですが、なんやかんやで他の全員は行けなくなってしまい、初のキャンプはソロキャンということに^^;
少し前から天気が悪く、当日ももちろん天気予報では降水確率80%とかで悪かったので、キャンプは無理かな・・・・っと少し思っていたのですが、それでも諦めきれず一縷の望みを持ってとりあえずキャンプ場へ行ってみることに。
結局のところキャンプをしないにしても予約してある以上はキャンセル料を払わないといけないんだから、直接キャンプ場に行ってみて状況を見てキャンプが可能ならいいし、不可能なようならキャンセル料だけ支払ってそのまま帰ろうかなっと・・・・・
キャンプ場に向かう最中は曇りではあるものの雨は降らなかったのですが、キャンプ場少し手前になってから霧雨が降り始め、キャンプ場も霧雨が降っている状態。
まあこれくらいならなんとかなるかな~?っと、受付を済ませ料金を支払って指定された区画へ行ってみることに。
オートサイト(電源無し)に到着!
事前の下見の際に質問してみたのだが、このキャンプ場では予約段階で区画指定はできず、だからと言って早く来た順からいい区画に入れるという訳でもないらしい。
なんでも、受付側の方が勝手に区画割をするらしく、グループで予約を貰ったところは一纏めにしたり、連泊希望者にはそれに見合った区画に割り当てて、、、、と言う感じで区画割をするとの事。
その中でも予約の早かった順から景色のいい場所とか、所謂”いい場所”に割り当てていくんだそうだ。
それでも多少は希望を聞いてくれてもいいのにな~?
せめて区画に空きが出来るようなら大体この辺りに区画が欲しいな~?くらいの指定が出来てもいいのに。
ちなみに電話で予約したときにはそんな事情も知らずにパンフを見ながら”51番っていう角の区画が欲しい”って言ったら、ウチは区画指定は出来ませんって返事だったのですが、実際に来てみたら51番が割り当てられていました。
51番ってのが一番端っこで景色が良くて角地ってところだから、おそらくオートサイトでは一番いい場所になるんだろうから、1か月以上も前から予約したこともあって必然的にここに割り当てられたのか、それとも電話で言った事を覚えていて気を利かせてここに割り当ててくれたのか、その辺りは分からんが・・・・・
まあ複数人で来る予定だったから特にこの場所が良かったわけで、ソロキャンなら特に場所にこだわりは無いんですけどね。
さて、キャンプ道具ですが、、、
このようにほとんどの物がトランクルームに収納できました!
小物は全部カゴの中で、あとはタープ・テント・シュラフ・着替え等ですが、ピッタリすべて詰め込めた!
シュラフなんて、少し圧縮ベルトで圧縮してやれば右テールランプの裏の部分にピッタリ押し込めた。
緑の袋のタープの上の辺りがもう少し詰め込められるけどね。
こうもいい具合に詰め込められると気持ちいいものです!
あとは食材を入れて置く発泡ケースと、ウレタンのマットが結構大きいので、それだけは後部座席のところに収納。
道具を引っ張り出して設営開始、、、、
今回始めてやってみましたが、40分程で設営完了!
設営を始めるときくらいからちょうど雨が上がってくれて、カッパを出すこともなく設営できました。
あとおそらくは前日から雨が降ってることもあって、地面がグチャグチャになってるはずだからキャンプは無理じゃない?って知り合いに言われていたが、水溜まり一つなく助かった。
タープはあらかじめユーチューブで設営方法を勉強しておいてよかったわ~
これ事前情報無しで行ってたら苦戦したかも。
一応通路側にテントを置いて、景色が見える方を開放するように設営してみたのだが、これがたまたま功を奏したようで、テント側が風上になったようで、夕方から雨が降り始めた時にテントが壁になってくれてめっちゃ助かった。
なるほど雨が降りそうな時にはテントを風上にして雨が吹き込まないようにしてやるといいのね。
それに簡易的なアルミペグを打ち込む際に分かったのだが、ハンマーで叩いて打ち込んでいくのはいいけど、足で踏んで打ち込もうとすると簡単に曲がっちゃうのね。
つまり持って行けるならペグハンマーは必須っと・・・・
大きめな石があれば代用できるだろうけど、綺麗に整備されてるキャンプ場だと意外と石は入手が難しいかもしれない。
実際周りを見渡してみたけど、石なんて全く落ちてなかった。 (森の中に入れば別だろうが)
実際に設営してみていろいろ勉強になるわ~~~~
本日の我が城!
「よ~く聞け!ここをキャンプ地ry・・・・」
道具を入れてきたカゴも蓋をしてテーブルになるようにしてあるので、テーブルは計4個持ってきました!!
荷物や道具を置くことのできるテーブルは多いに越したことは無いよな~っと総動員しました。
虫対策は屋外用の蚊取り線香と、サラテクトの30とかいうなんか強い虫よけスプレーを持ってきました。
おかげで(?)虫には全く困らず、蚊に刺されることもありませんでした。
お次はテントの中、、
ウレタンマットを敷いて、その上にシュラフをセット。
バイクでは運ぶのが難しいけど、車でなら問題ないやと急遽アマゾンで買ったマットですが、ホント買ってよかった!
寝心地もいいし、何より底冷えとかを全く感じなかった! (夜~朝が寒かったもんで・・・・)
枕は、バイクで行く用にと買っていたエアーマットに付属の物を持ってきた。
カゴに”ミニスノコ”を加工してピッタリフィットに!
これで上に荷物が載せられます。
発泡ケースは自作デカールでカスタム・・・・・・
晩飯に焼き肉をするのでB6君をセットし、日が暮れてからの焚火台も組み立てて置いた。
受付兼売店から薪を購入。
1束で510円でした。
正直これだけで足りるのかな?ってちょっと不安になったけど、まあ今回はとりあえず1束だけって事で。
残してしまうのも面倒だし。
ちょっと試しにフェザースティックなるものを作ってみて、ファイヤースターターのみで火がつけられるのか実験をしてみることにしました!
ナイフが安物ってのもあってかなんだかいい具合にフェザースティックが作れなかったけど、まあこんなもんだろうか?
いろいろしてみたがちょっとムリポ!
もっと薄く削る技術がないと無理か!
実際使ってみてカゴテーブルが何気にいい感じ!
スノコは3分割になっているので、荷物を載せたまま中身が取り出せるのはかなり良かった!
良く使うものを手前側に寄せて置けば、必要な時だけ簡単に取り出せる。
我ながら傑作である!
晩飯までまだ早いのでひとまずここでコーヒー休憩
また霧雨が降り始め、ガスってるので景色も全く見えませんね。
ちなみにこの先は牧場になってます。
一応焚火の準備もしてみたが、雨が止まない事には焚火どころじゃないな~
少し肌寒くもなってきたし、そろそろ晩飯用にB6君に火を入れておきます。
林道用に買ってあるノコギリとハチェット(手斧)を持ってきているので、買った薪を更に割って短く切ってB6君に合うサイズにしてやりました。
焼き肉には着火剤不要という成型炭を持ってきてありますが、とりあえずは雰囲気を味わうためにもミニ焚火からスタート。
少し火が落ち着いたところで成型炭を投入して焼き肉開始。
4枚肉を乗せていますが、この後肉から出た油で大炎上しました^^;
もっと火が落ち着かないとダメだったか・・・・・
あと成型炭はすぐ火が着く代わりに、すぐ燃え尽きようとするので、今回みたいにミニ焚火とかして着火に困らないのなら普通の炭を持ってきた方がよかった。
ただどれくらいの炭の量があればいいのかが分かんないな~?
ちなみに今回のお肉は知り合いの肉業界の人に用意してもらったやつなのでめっちゃ旨い!
いい肉は脂が旨いな~
肉・椎茸・おにぎりと用意してきたのですが、ごめんなさい!肉は全部食べられませんでした・・・・
一人500gは余裕で食べられるだろって渡されたのだが、半分も食べられずおなか一杯になってしまった。
今度からは肉は200gでお願いしよう。
焼き肉も終了し、売店のコインシャワーの利用可能時間も迫ってきたのでサクッとシャワーを浴びてきてテントに戻ってくると、ちょうど雨が止んできた。
ということで、、、
焚火開始!
空は晴れてきて星も見えるようになってきたので、焚火と星を眺めながらしばらくのんびりタイム
この時間ホント最高!!
ただただ火を見ているだけだが、何よりも癒される。
それからもう使わない道具などを後片付けしつつ時間が経っていき、、、
2時間くらいで薪を全て消費しました。
薪は1束でちょうどいい量でした。
焚火が終わったところでテントに入って寝ることに。
ただ昼間が悪天候だったためか、かなり寒くなってしまってる!
温度計とか持ってきてなかったから分からないけど、20度は下回ってるかな~?
シュラフはアマゾンで買った激安品で快適温度10度~、限界温度5度ってやつなのだが、シュラフの中に入っている感じではかなりギリギリな感じかも・・・・
気温が17度くらいだったと仮定しても、快適温度10度~はウソやな!
やっぱその辺りは激安品だからな。
とりあえずウィンドブレーカーをシュラフの上に被せて使用し事なきを得ました。
一応緊急用に防災用品のアルミシートを持ってきてはあったんだけどね。
収納袋に入っていても結構嵩張るのにこの程度の物か~っと思った。
お高いシュラフが使ってみたいな~~
多分全然性能が違うんだろうな~~
そして夜が明けた。
朝5時半頃には活動開始!
イベント会場に行かないといけないので、早めに行動して早めに撤収を済ませないと。
相変わらず寒い!!
同時刻に別の山に渓流釣りに行ってる知り合いにラインしたところ、そちらの山では気温17度との事だったので、おそらくここも同じくらいか少し低いはず。
朝露でミニもビッシャビシャやで!!
朝になったら牧場が見渡せるようになっていたのでパノラマ撮影
下の方がちょっと雲海のようになってますね。
テントも
タープもビッシャビシャなので、十分に拭き取って乾燥させてから撤収ですね。
日光が出てきたので、テントとグランシートを日の当たるところに移動させて乾燥させます。
その間に朝食にしてしまいます。
簡単にインスタントですが、何気にスープとおにぎりの組み合わせは最高でした。
あれから2時間後の牧場
雲海部分も晴れて見晴らしがよくなりました。
さすがに朝も8時を過ぎてくると暑くなってきます。
そういや朝7時過ぎくらいから遠くからバイクの音が聞こえ始め、早い時間は1台でワインディングを楽しんでいる感じの音だけで、8時くらいからはツーリング集団の音が聞こえてくるようになりました。
日が昇り暑くなりながらも撤収作業を進め、問題なく撤収完了!
にしても天気も良くてイベント日和だな~~
今回はイベントの為に朝は少し急ぎ気味に撤収作業をしましたが、今度はもっと朝をゆっくりしたいな~
設備もロケーションもかなりいい感じのキャンプ場だったのでまた来ることになりそうです。
で、今回初めてキャンプをしてみましたが、なんかとてもまったりしていて、且つ有意義な時間が過ごせました。
なるほどこれはハマるかもしれない!
あとは時間が取れるかどうかだな。