前回試乗時に低~中速が濃い気がしたのでとりあえずクリップ段数を変更してみる事に。
今回初めてセッティングしてみるわけですが、どういう風に作業していくかも考えつつすすめていきます。
とりまキャブを外した。
エアクリーナのダクトは分割して組んでいたので、ラジエーターは外さずにダクトを外し、キャブをインシュレータから引っこ抜きました。
基本ホースもケーブルも外さずに作業できるみたいです。
(コックへの負圧ホースを外してますが必要なかった)
ただ、それだとキャブをぶら下げる事になってしまうので下に箱等を置いて箱の上にキャブを置いて置けるようにした方がいいようです。
スロットルバルブを引き上げるアームを固定している7mmの六角頭のボルトを外し、バルブの中にある六角穴付きボルト2本を2.5mmの六角レンチで外したらスロットルバルブが抜けたので、ようやくここでニードルが引き出せました。
そんでクリップは上から3段目(中央)から、上から2段目へ変更
これで中速らへんが薄くなるはずです。
尚、本日は天気が良くないので試乗できず・・・
燃料コックの近くについてるコンペンセーターのメインエアジェットを変更してセッティングを取る事もあるらしいけど、それってなんだか変な感じだし、ドツボにハマってしまいそうな気がするので、基本的には変更しないことにしています。
そもそもコンペンセーターが正常に動作しているのかも良く分からないくらいなので、正直無効化したうえでセッティングをとりたいくらい・・・
実際SUGOキットはコンペンセーター使わないし。
そんでもってついでに現状のセッティングを確認
メインジェット、スロージェット交換はキャブはエンジンから外さなくても、エアクリーナーのダクトだけ外せばフロートチャンバが外せるようになるので、その状態で交換できます。
これくらいなら出先のどこかの駐車場でもセッティングできるな!
現状のセッティングはキースターのインナーパーツを使用して、90年の3MAのセッティングとしています。
メインジェット #210 ←キースター
スロージェット #15 ←キースター
ニードル Y490S (6ZL10) ←キースター
クリップ段数 上から2段目
ジェットホルダー M99A ←キースター
コンペンセーター
①#120
②#130
③#160
ちなみにキースターは精度・信頼性が低いパーツなので気を付けてください!!
ノーマルセッティングに戻したいからと言って、キースターのノーマル番手のパーツをそのまま組んだからと言ってノーマルセッティングになるとは限りません。
値段は高いかもしれませんが、キャブのインナーパーツに関しては可能であればメーカー純正のパーツを使用するようにしてください。
古くて入手不可能な場合にのみ、やむを得ずキースターを利用してみるという感じで。
ただ、キースターのパーツを使ってセッティングを取っていくというのは全然アリなので、パーツとしての利用価値は十分あります。
で、これからの話ですが、メインジェットは現状210が付いていますが、これはもう少し上げてもいいのかな?っと。
プラグの焼けは悪くなかったから急いで上げる必要のないのですが、本当の全開域の燃調は公道で走らせる分にはなかなか判断が難しいので、カブらないのであればなるべく濃い方が安全だな~っと。
どこかで全開で長時間ぶん回し続ける事があった場合に薄くて焼き付くのが怖いので・・・・
ウチの車両の89年の最初期は、ベンチュリー径32mmのメインジェット150番と超薄々セッティング
90年車両はベンチュリー径30mmのメインジェット210番
現状ウチの車両がベンチュリー径32mmのメインジェット210番なので、90年よりもベンチュリー径が大きい分だけメインジェットも少し大きくしてもいいんじゃないだろうか?って思ったりするわけです。
まあもちろんコンペンセーターのメインエアジェットも関係しているので、一概には言えないのですが。
とりあえずスロージェットとメインジェットはミクニ純正を買って交換しよう。
Posted at 2024/09/15 23:04:05 | |
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