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2018年10月08日 イイね!

台風明けの西諸紀行~九州の奥座敷から裏霧島へ

台風明けの西諸紀行~九州の奥座敷から裏霧島へ今年のシルバーウイークはなんだかいい具合にぶつ切り状態だった代わりに、4週間で3回も三連休が訪れる確変状態でうきうきしたのも束の間、台風もフィーバー状態だったものだからもう大変。停電・道路寸断・家屋への被害等々に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

かといって、折角の最終三連休に外に出ないとなると、次の連休チャンスは11月の終わりの年末の香りがしてくる時候というところなので、むりやり遠出としゃれこんでみました。今回の目的地は、人吉・球磨地方から三州境の辺縁をかすめて向かう西諸(にしもろ)地方の拠点・小林市に定めました。



少し前、Youtubeでも話題になった「西諸弁」が使われる地域です。南九州に住んでいない方にはなかなか理解できないコトバだと思いますが、鹿児島出身のワタクシにとってはなじみのコトバ♪

宮崎県小林市 移住促進PRムービー “ンダモシタン小林” (Youtube)

無理やり出る旅は、その行程も無理やり感満載でスタートします。初日は19時前のスタートです。国道3号線を南下して、まずは熊本県北方面に向かいます。朝の早い時間に西諸に着くためのフライングスタートです。



途中、久留米市の西鉄久留米駅の脇の3号線沿いに開店準備中のドン・キホーテを発見しました。…これは開店後混むやろうなぁ。今後はこの辺の通過の仕方を考えないと。



そのあとは県境を越えて山鹿市に入り、ガソリン価格に感動しながら給油したら、国道325号線沿いの道の駅・かもとで車中仮眠します。寝酒は無しです。翌日未明の5時前に目を覚ました後、熊本市の東バイパスを伝って八代市まで颯爽と下ったら九州道に乗って一気に人吉市に入ります。






早朝の人吉市の、この閑散とした雰囲気が好きなんですよねー。駅前をふらふらしていると、なんだか新しい施設ができているのに気づきました。





SL関連の観光施設のようですね。開館前だったんで入場できなかったのがちょっと残念。(でも、お子ちゃま向けな匂いがしたので、まぁいいかとパスしました。)






人吉市といえば、個人的に外せない「永国寺」に向かってみます。…が、こちらも解放前。お寺だからとタカをくくっていたら、拝観時間は午前8時からということで、お気に入りのお香が買えません。しょうがないので、帰り道に再度寄ることにして、人吉市から出ます。





人吉市から小林市までは、高速道路を使えばすぐそこなんですが、それではあまりにも退屈です。ということで、今回は国道221号線を使って加久藤越えをしてみます。このルートを通るのは初めてなのでわくわくです。




ループ橋を超えて、国道の加久藤トンネルを抜けたら、眼下にえびの市の街並みが広がります。その向こうにそびえるのは、最近元気すぎる感のある霧島連山です。






えびの市をふらふらと走っていると、いい感じの成層火山が見えてきたのでそちらのほうにハンドルを切ってみます。古い駅舎から望む夷守(ひなもり)岳はカッコイイ!



駅舎と成層火山といえば、鹿児島県では枕崎線の西大山駅と開聞岳とのコンビネーションが有名ですが、こちらもなかなかどうして素敵な風景を見せてくれます。(なんですけど、明度ミスって写真撮れてなかったwww)






そこからは国道を逸れ、県道409号線を伝って山奥の「みやまきりしまロード」に入ります。




この先には「生駒高原」というコスモスとリンゴ狩りで有名な観光スポットがあるのです。






さてさて、コスモスの具合はどんな感じですかねーと期待して広場(有料:600円/大人一人)に入ってみると、目に飛び込んできたのは台風にうちやられたコスモス群でした。

遠目にみるときれいに見える花壇も、、、






近くから見るとなかなかの被災状況を呈しています。






何とか枯れずに立ち直ってもらいたいものです。案内によると、おすすめ鑑賞時期(立ち直りを見せるころ)は10月中盤以降ということでした。



痛んだコスモス群に南無南無(-人-)しながら、次に向かったのは高原のふもとにある「神の郷温泉」です。いえ、ね。道中の「日本一」の看板が目に泊まったものですから我慢できずに入りに行くことにしたんです。



おお。いい感じの看板に、いい感じの佇まいを見せていますね。わりと新しい施設のようです。





源泉がどんだけ鉱物を含んでいるかが一発で分かる、入り口わきの解説板。温泉水の流れた跡が真っ茶色に変色しています。これはわかりやすくてよい。(・∀・)



入湯の券売機は、エントランスの左奥にあります。600円です。ちょっと高めですね。でも、入って分かるのその泉質の良さ。源泉を加温・水増しすることなくそのまま垂れ流しているので、効能もダイレクトに伝わってくる感じがします。






内湯と露天で気持ちいい朝風呂を堪能したのちは、今回の目的地・名水百選の一つである「出の山湧水」の地に向かいます。



元々は薩摩藩が整備した農業用のため池だったようですが、滾々とわく霧島連山からの水は連綿と使い続けられ、今のような大きな湧水地と公園を形成するに至った様子です。





敷地内には宮崎県の水産試験場もあって、淡水魚の養殖をしています。





なんの魚を養殖をしているかというと…キャビアのお母さんになる「チョウザメ」でした。




でかい。これに川の中で出くわしたらチビルこと必定。(笑)



養殖池の脇にある淡水魚の水族館は、アクアリストには垂涎もののお魚たちがいっぱい!基本的には家族連れを狙った施設なんでしょうけど、大人でも趣味が合えば十分楽しめる内容です。






動画も置いておきますね。



これらのお魚たちをはぐくんでいる水を浄化している浄水塔も立派なものです。霧島山系からの湧水をさらに綺麗にして供給しているようです。



ほら、綺麗でしょ。



そんな感じで満足したら、空腹を満たすために池のほとりの食堂へ。鯉料理が売りのようですが、ここは敢えて、あまり食べられないチョウザメ料理に手を出してみます。





チョウザメのフライ定食。鯉こくもついて大満足です。チョウザメ自体は淡水魚なんであまりコクも臭みもないたんぱくなものなんでしょうけど、揚げる油がおいしいのか何なのか、噛むたびにほのかな甘い風味が出てきてよろしい感じでした。



10月まではそうめん流しもしているみたいです。(南九州以外ではあまり見かけない「そうめん流し機」も絶賛稼働中でしたよ。)



最後は再び永国寺に参って例のお香を買ったら、球磨川の絶景を堪能しつつ、九州道の適当なICからひょひょいと高速で帰っちゃおうと、八代市方面へ。






途中で見かけた、球磨川のラフティングが楽しそうだったなぁ。台風の増水で水は濁ってるんだけど、急流に拍車がかかってたのでスリルは満点でしょうね。





八代ICから九州道で福岡市へ直行する予定だったんですけど、玉名ICあたりで上りの混雑が激しくなってきたので、いったん国道208号線方面へ逃れます。

西鉄の大牟田駅前を折れて、車線規制が複雑で走りにくい市内をくるくる回り、いつもの有明海沿岸道路で大川東IC(終点)まで走ったら、国道385号線に入って福岡に帰りました。ODOはついに84,000キロを突破しました。






最後はおまけ。ついこの間「町」から「市」に昇格した那珂川市の地名標です。背振山頂に近い五ケ山ダムのダム湖脇の県境標と一緒に立っています。



那珂川といえば関東の方には茨城県を連想させる地名だと思いますが、西の果てにも那珂川があるんです。宜しくお願いしますね。

Posted at 2018/10/08 09:06:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記

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