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2022年12月11日 イイね!

仏滅の淋道越え~その1・朝霧のあさぎり町編

仏滅の淋道越え~その1・朝霧のあさぎり町編ときは12月11日・日曜日の午前6時すぎ。鹿児島の地では未だお天道様が光を下されず漆黒のベールが被さったままの夜明け前、いそいそとお出かけの準備を整えたら、さくさくっと鹿児島県境の向こう側の球磨の地を目指して走り出します。気温はだいたい7℃。

前日の土曜日は、12月とは思えないほどの温かさ(最高21℃)でピーカンだったので、洗濯も布団干しも庭掃除もバッチグーに終えています。なので、心置きなく走りに出かけることができるのです♪

もしかしたら、今年最後の小旅行になるかもしれない今回は、六曜的には仏滅…。はてさて、それが吉と出るか凶と出るかNo one knows。気分的には浜田麻里の“Heaven knows”をBGMにしたいところだったんですが、引越しのどさくさで無くしちゃったようなので風切り音だけで我慢の子ww





当日の国道267号は、横を流れる川内川からの霧がかなり濃く漂っていましたが、通行車両が少ないのでかなり気持ちよくスムーズな走行ができました。やはり未明の朝駆けは三文の得。^^





というわけで、まずは熊本県球磨郡あさぎり町の某所を目指して疾走します。途中に経由する伊佐市の大口付近は、かねてから鹿児島県の北海道扱いされる場所だけあって薩摩川内市よりも寒さが厳しい3℃とか。





そんなスタッドレス必須なあたりで国道268号と447号を華麗に振り切り、引き続き267号・久七トンネルに向けてガンガン走り続けましょう。…この辺はほんとに道路が良くなりました♪






ただ、熊本県側に入ると2年前の球磨川水害の爪痕が今でも残っているんですよね。><;




それでも、あと2-3年もすれば元の状態に戻ってくれるはず、と信じながら山を下っていくと人吉市街地の手前で国道219号と出会えますんで、すかさずスイッチ!





ちなみに、人吉・球磨地域も盆地なので霧の都として有名です。こちらは球磨川水系の影響によるもの。高速の九州道を縦断するときに悩まされた方も多いと思います。





んで、ここまでだいたい90キロほどを2時間弱でちゃちゃっと駆け抜けてきた感じなんですが、なんでそんなに急いでいたのかというと…理由はこれ。遅くともあと10分以内に「くま川鉄道」の「おかどめ幸福駅」にたどり着き、部分復旧した列車の雄姿をこの目に焼き付けておきたいんです。なので、田舎でよく見る20キロ運行の農機に出くわさないよう祈りながら…疾走!!





して、なかなかの好タイムで駅への曲がり角を曲がったら最初の目的地はもうすぐそこな…はずなんですが…霧が濃くてよく分からない。こりゃひどいwww



サンテ40を差さずに酷使中の目を細めつつ、注意深く案内表示を探して、なんとかかんとか規定タイム内に駅の駐車場に愛車を滑り込ませることに成功~♪




湯前行きの普通列車が到着する8:16まであと5分。トイレと諸々観察を済ませたら、いざ駅舎へ。





この駅も他の鉄道会社の例にもれず無人駅なんですが、くまモン駅長とくまモン待ち客がいるので寂しくなんかないモン!って感じですw





そしてじっくり観察する間もなくホームに出てみたら、勇ましく低いディーゼル音が上方から聞こえてきました。どうやら2両編成のようです…って、これ普通列車ですよね?豪華すぎません??シンフォニー車両がくっついてるとか…乗らなかったことを激しく後悔するしかなし…。><;





これは早々に次回を計画して…春になる前に完全防寒装備の上で電チャリ「たそがれのオフ」くんを連れて乗りに来るしかないな…と心に誓いました。たぶん、被災からの回復工事が終わって人吉駅まで全面復旧するまでの間の出血サービスでしょうから、今だけだと思いますんでー♪



もう、あれですね。初日の出走行(注:爆走はしませんw)に合わせて立ち寄るしか無いです。駅名の「幸福」って、新春に似つかわしすぎる語呂と雰囲気の駅ですしね。^^





と、そんな感じで黄色くて幸せな元気をいっぱいにもらったら、テンションが下がる前に神仏やら先祖様にもお参りをして、更に気の流れを良くしていくべく次なるスポットへと向かいます。それはどこかといえば、こちらの「願成寺」さん。





ここは、剣術・タイ捨流の始祖たる丸目蔵人や、秀吉・家康と渡り合って明治期まで家名の存続を実現させる礎を築いた深水長智などの偉人を生んだ相良家の初代・長頼が建立させたといわれている名刹。800年ほどの歴史を持ちます。





本堂に入ると、何やらお香っぽいモノが仏前に陳列されていたんですけど…お値段(初穂料)の標示が無かったので、授与していただくのはあきらめましたw





そして、その本堂の裏には「相良家墓地」が広がっています。相良推しな歴男歴女にはタマラナイかもしれない規模で歴々の墓がずらりと並んでいます。どうやら、義陽公(18代)が各地に散在していた墓を、風水に倣って一堂に集めて配置したようですね。





墓地の落葉はずいぶんと進んでいて、もう来週末には丸裸になっているかもしれません。一方で、ここに雪でも降ったらば、さぞかし風情がいいだろうなぁと思います。^^









といった具合に球磨の地でいい感じに心のエネルギーチャージをさせてもらったら、人吉市街地方面に戻って小旅行を続けていきます。ここまでは縁起の悪い「仏滅」の影響なんて感じさせない順調な行程で来られましたが、はてさて続きや如何に。






では、また。

引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。(^o^)/







Posted at 2022/12/12 05:16:42 | コメント(8) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記

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