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しげ爺太のブログ一覧

2018年02月28日 イイね!

九州時計回り(3日目の章 その2/最終章)

九州時計回り(3日目の章 その2/最終章)昨日上げた「九州時計回り(3日目の章 その1)」からの続きです。ここまでお付き合いいただき感謝感激。

鹿児島県と長崎県を最短で結ぶ(途中の航路の)三和商船さんの国道フェリーともわずか30分でお別れです。この後長崎県に向かうには天草市の下天草・五和町にある鬼池港から島原に向かう必要がありますが、今回はパスします。

なぜかって?そりゃー財布に聞いてくださいよ。(無計画旅行の弊害=金欠ですね。)

というわけで、今回はこの旅はこの回でクロージングを迎えます。天草市から苓北町を経由して上天草市→宇土市→熊本市→福岡県の筑後地域の諸市を通っていく帰路でとっとと帰宅します。途中にはおいしい名産品がたくさんあります…が、全てパスします。熊本ならではの馬刺しも、意外なことに美味しい筑後地域のウナギも、宇土半島のタコも出てきません。残念でしたー。



さて、前置きが長くなったので、早速颯爽と出発します。牛深港ではポールポジションを隣のN-BOXさんに譲ったものの、そのあとは前を走る車が全くいない状態です。単機で国道266号線を悠然と北上したのち、険道というべき県道35号線をなんとか走破して西側の海岸地帯を目指します。



ときに、皆さんご存知でしたか?天草にも下田温泉という温泉郷があることを。前の晩にスナックのママから聞いていて、どんなところなんだろうと気になって車を走らせてみたわけですが、これがなかなか当たりの素晴らしいところだったんで、アドレナリンを噴出させながら紹介しちゃいます。

まずはロケーションから。温泉街の脇に広がるのは雄大な東シナ海です。天草西海岸サンセットラインという名前で地元も観光資源として売り出している、夕日がとってもきれいなエリアです。





少し時間的に早かったこともあって、オレンジ色に染まる海面を撮ることはできませんでしたけど、どうですかこの晴れ晴れとするような開放的な海の情景。こういうときほど、いいカメラがほしいなぁと思うことはありません。(どうせ使い切れないから買わないけど。)



そしていよいよ温泉街に進入していきます。





正直、こんなにちゃんと頑張って整備された温泉街がこんなところにあるとは思ってもいませんでした。ここ、風情があっていいですね。日帰りでも気軽に立ち寄れる温泉施設もちゃんとあります。温泉街の真ん中にある「下田温泉センター 白鷺館」さんです。



写真は撮れてませんが、ここのカウンターにいた受付のお嬢様が絶世の美人さんでした。どっかのご当地アイドルさんですか?と聞きたいのをぐっと我慢しつつ湯につかると、ナトリウムのしっとり感が長旅の疲れをいい感じにかけ流してくれます。とってもいい湯でした。

温泉でリフレッシュできたので、そろそろこの旅も〆に入ります。下田温泉から国道389号線を通って苓北町に入ると見えてくる超巨大な火力発電所を脇に、宇土市、熊本市方面へと帰路を急ぎます。夕方のこの時間なので、国道3号線にでて熊本市に入ってしまうと混雑は必至なので、今回は国道501号線を経由して筑後の西の地域をかすめて福岡市に帰るルートをとることにします。

しっかしまぁ、苓北の火電はでかいっすね。火力なのに2機で140万KWなんて化け物みたいな量の電気を作ってるようなんで、それも納得せざるをえません。




ここから先は、ひたすら帰るのみです。50キロ制限の片側1車線国道を延々40キロで走る地元車に辟易したり、熊本市の西のはずれの河内町でふらっと寄ったデイリーヤマザキのチーズパンが思いのほか旨くて感動したりしつつ、なんとかかんとか福岡へ戻ってきました。

帰路途中の筑後市のファミマで2時間くらい車中仮眠したんですが、ここでアルテッツァジータの本領発揮です。この車は運転席のヘッドレストを外すと後ろの席とほぼフラットでつながっちゃうので安眠できるんです。寝袋があれば即キャンプカーに様変わりできちゃう優秀な子なんです。

こんな感じで、長々と書いてきた「九州時計回り」シリーズですが、これにて完結です。

最後のおまけに、鹿児島で見つけたお勧めのカップ麺を紹介して終わりにします。



鹿屋市に本店を置く「ら・ぱしゃ」さんコラボのカップラーメンです。リアル店舗は一時期破竹の勢いで鹿児島県下に店舗を広げていきましたが、いまは地道な経営にかじを切り直しているようです。でもね、ここのラーメン超ウマなんですよ。それがカップで食えるとあって、薩摩川内市のファミマで見つけた時に衝動買いしてしまいました。

食べた結果…正解です。旨いです。コラボのタッグ先がサッポロ一番なのも成功の要因なんでしょうけど、これはいいですね。すごくいいですね。(あぁ、あと2-3個買っとけばよかった。)

ではでは。ありがとうございました。
Posted at 2018/02/28 00:07:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2018年02月27日 イイね!

九州時計回り(3日目の章 その1)

九州時計回り(3日目の章 その1)今日上げた「九州時計回り(2日目の章 その2)」からの続きです。今回は写真多めです。

2月24日。この日も快晴です。南国の日差しはなんだかちょっとだけ純度が高い気がします。えぇ、気がするだけです。でも、もしかしたらPM2.5の影響や都市圏のスモッグが無い分、地表に届く光量は高いのかもしれません。えぇ、かもしれないだけです。

前の晩しっぽりがっつりと飲んだので、今日はかなり遅めの起床となりました。薩摩川内市の中心街には市街地温泉といってこんこんとお湯が沸き出ているビジホがいくつかあります。冬の寒い朝には街路のいたるところから湯けむりが上がっていて割と見物です。そんな街中の「川内ホテル」で朝風呂を浴び、川内駅に新規オープンしていたドラゴンフライというカフェでパンを食べてからののんびりスタートでさつま町へ向かってみます。

しかし、薩摩川内市というところはガソスタの数こそあれど、見事にエネオスだらけなんですね。シェル石油を探すのに苦労しました。



市街地の最果てで車にも朝食を食べてもらったところで仕切り直してスタートと行きます。(ここ、今時珍しい「フォーミュラー」しか置いてませんでした。ほんまかいな。)



国道267号線は、薩摩川内市の上川内から人吉市までを結ぶ地方の幹線です。沿線にはそこそこ産業的な需要があるので道が広くて走りやすくてきれいです。車乗りならご存知の日特の工場もこの沿線にあります。NGKのスパークプラグはこの地で生まれているんですね。



そうこう走行するうち、あっという間にさつま町の川内川河畔に到着しました。




ここは、12年前の豪雨で大規模な水害が発生した「宮都大橋」のたもとです。こんなに平和そうに見える河川敷が、ひとたび集中豪雨を受けると簡単にあふれてしまうのですから不思議なものです。





この地区の治水政策に大きな影響を与えているのが、上流にある「鶴田ダム」。九州最大級の貯水量を誇る重力式コンクリの老ダムです。

おそらく小学生のころ以来になるのかな。ちょっと見に来てみました。川内川の氾濫は近年もなかなか解消しきれていない悩みの種です。そんな悩みを抜本解決すべく、この老ダム本体に大きなメスが入っている最中でした。




ダム工事ってなかなか壮観ですよね。




ダム堤の上流には人造の「大鶴湖」が広がり、その脇には県道404号線が寄り添って北に延びているようです。この道は通ったことがないので今回はここを経由して伊佐市・大口の曾木の滝方面に向かうことにします。





と、軽い気持ちで走り出したものの、これがなかなかの険道!途中の橋りょう群はカラフルで周りの景色も言うことないですが、夜に走るのはやめましょう。多分、怖いです。地図で見ると大したことないように見えるんですけど、なかなかどうして、割とすごい道ですよ。



安全運転で無事に広い道にでてきたー、というところに広がるのが曾木の滝です。もう少し水量が多いと壮観なんですけどね。ちょっと水不足が心配な流量でした。




この日はなんだか険道づいていて、伊佐市から出水市を経て阿久根市、長島町、天草市と渡る途中で割とすごい険道2本と戦ってきました。鹿児島県道48号線と熊本県道35号線です。多分、誰かがYoutubeなんかで険しい様子を挙げていると思いますが、避けたほうが幸せになれる道でした。



昼間でもこんなに暗いトンネルに出会ったのは初めてです。



とりま、13時過ぎに出水市に到着したのでランチとしゃれこみます。ここのお店は地元で名店と名高い「竹の子」さん。ハンバーグで有名ですが、名前はいたって渋い老舗です。



雑誌記事風に切ってみました。なかなか出会えない柔らかさとコクのある(そして味が濃すぎない)ソースとの絡みがあなたの舌を口福の楽園に導きます。



お店を出たら、次に目指すのは15:20に出港する三和商船の「国道(389号)フェリー」の乗り場です。途中には景色がきれいな「黒之瀬戸」があるので、ちょっと立ち寄ります。




黒之瀬戸から20分ほどで長島町の蔵之元港につきました。




晴れた日の田舎の岸壁は、底が見えていいですよね。平日なので釣り客もおらず、カラフルな海底の眺めをほぼ独り占めしてました。



今回乗船する船がやってきました。船の着岸の様子はいつ見ても感心させられます。さすがプロ。





フェリーの先頭に乗るのは初めての経験です。



出港の様子と船内の様子はこんな感じ。





ちょっとタバコを吸ってボーっとしていると、行先には牛深港のハイヤ大橋が見えてきました。もうすぐ熊本県に上陸です。



というわけで、今回も長くなってきたのでいったんここで区切ります。(続く)
Posted at 2018/02/27 13:11:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2018年02月27日 イイね!

九州時計回り(2日目の章 その2)

九州時計回り(2日目の章 その2)昨日上げた「九州時計回り(2日目の章 その1)」からの続きです。この回は写真がほとんどありません。

佐伯市を朝の出勤時間帯に出発して、日向市→都農町→高鍋町→宮崎市の北の果てまでゆるゆると運転してくるとさすがに日が暮れてきます。今回のように、直近の目的を直前に決めるスタイルの旅では、どこに泊まるかというところが重要な要素の一つになります。そろそろ決断の時間です。下手するとその先の行程を180度変えかねないくらい大切なジャッジングポイント。朝一から渋滞に巻き込まれないよう、ガソリンが切れそうでもGSが全く見当たらないなんてことがないよう、慎重に選んでいく必要があります。(そうしないとモチベーションが下がって、即自宅に帰りかねない。)

宮崎駅前で現在の時刻が15時過ぎ。ここ数日は大幅に天候が崩れる心配もないので先を急ぐ必要もない。…とくれば、あと5~6時間走って薩摩川内市あたりでぶらりと泊まって飲むのが吉かな。



当初は日南市から飫肥の城下町を散策して志布志市に回り、鹿屋市で黒豚なんぞ堪能してから桜島フェリーを使って錦江湾を横断…なんてプランも頭の中にありましたが、なんか面倒くさくなったので大隅半島方面の案はバッサリと切捨てます。(笑)

宮崎駅前からまっすぐ伸びる国道10号線をひたすら南西に向かうと都城市に到着します。その昔は都城県庁なんてものがおかれた時代もあった、宮崎県下第2の優都です。この街ではどんな店が流行っているんだろう?と気になって調べたていたところ、中華の「福味」さんというところが目に留まったので早速入ってみます。



ちょっと激辛系の刺激が欲しかったので、注文したのは激辛ラーメンです。写真には写ってませんが、チャーシューも隠れて入ってます。味は「一蘭」系の唐辛子たっぷりスープです。これで700円はお得ですよお客さん。旨いし。これはかなり当たり。



しかるのち、お店を出て霧島方面に再度走り出します。しかし、国道10号線にも飽きたので今回は趣向を変えて県道2号線で向かうことにしてみます。地図では日豊本線に沿うようにして走っていて、県境を超えた鹿児島県側でも県道2号線という同じ名で霧島市の国分までつながっているように見えたんで、これを迷わずチョイスします。

50キロから60キロの間で軽快にワインディングロードを楽しんでいると、いつの間にか霧島市に到着しました。この道は楽しいです。国道10号線に飽きたらぜひこちらをご利用ください。

霧島市から姶良市の渋滞を我慢して超えると県道42号線(通称、空港道路)の交差点に出くわします。このまま国道10号線を鹿児島市方面に向かうと更なる渋滞に捕まることが必至なので、快適な県道にエスケープします。

そんなルートで、薩摩川内市の川内駅前に到着したのは21時過ぎ。あとはお決まりのスナック「シャロン」でグラスを傾けつつ、旧知の飲み友達や同級生と今昔話で夜更かしします。飲んでるボトルは旧知のタロウさんにもらったもの。隣の女性は22時半まで仕事していたという中学時代の同級生。それを呼んでくれたママ。皆さんのおかげで私は楽しく生活できてますです。感謝感謝~。

さて、この日は夜も更けたし写真もないし明日も運転なので適当なところで切り上げて寝ます。

明日はさつま町方面に出かけるところからスタートです。(続く)
Posted at 2018/02/27 11:15:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2018年02月26日 イイね!

九州時計回り(2日目の章 その1)

九州時計回り(2日目の章 その1)昨日上げた「九州時計回り(序章)」からの続きです。

2月23日。微風で天候は晴れ。午前7時半過ぎから鳴り出した横断歩道のメロディーの旋律に1日の始まりを教えられました。繁華街のはずれの交差点に面した宿の部屋の窓の外に広がるのは、江戸時代に毛利高政が築いた佐伯城跡を頂く小高い山。「佐伯の殿様は浦で持つ」と言われていたことから、きっと財政的にも余裕がって左うちわの生活を送っていたんだろうなー、と妄想しながら出発の準備を整えます。(実際は幕府からの度重なる手伝普請の要請のおかげで財政は厳しかったようです。)

2015年に開通した佐伯ICから蒲江ICを経て延岡市の延岡南ICまでは無料通行区間の高速道が整備されています。今回は最初にこれを通ってちょっと先の日向市までワープしたのちに佐土原の城跡に向かってみます。最近歴史ものばっかり廻っている気がしますが、前の水曜日にたまたま目にした歴史街道という雑誌の特集が「島津家久、豊久特集」だったもんで、つい、ね。

歴史街道 2016年11月号 (←バックナンバーですが買えるようです)

良く晴れた空にはよく育ったヤシ科の植物が映えます。ここは「道の駅 日向」。国道10号線から太平洋を望む絶好のロケーションに整備されています。隣というか海側の奥には「日向サンパーク」というキャンプ場?もありました。(今回は入ってませんけどね。温泉もあったらしい!!)



ここでおなかが空いてきたので、11時前だというのに朝寝坊のあおりで抜かした朝食を摂りに食事処に向かいます。ここで朝食をとってしまうと今回の旅の大きな目的の一つだった「ドライブイン大海」の伊勢エビを堪能することができなくなるのですが、背に腹は代えられません。…だって、大海があるのは南の果ての日南市ですからね。そこまで我慢できるかっての。

そんなこんなで立ち寄った「大衆食堂みやこ家」さん。北から向かうと道の駅日向の少し手前にお店を構えています。ここは朝6時から定食を用意しているという神のようなお店。



どうですか、朝からこのボリューム。この内容で980円というから二度びっくりです。しかも、ご飯のお替り無料です。良心的過ぎて涙が出ます。宮崎県下は食べ物が安いイメージがありますけど、いくらなんでもお得すぎ。



さて、時間もあまりないのでこの出会いを神に感謝しつつ再び10号線を南下していきます。

小一時間走ると、ワインで有名な都農町に差し掛かったので、ワイナリーの売店でちょっとした赤と、都農ワインの歴史本を記念購入しました。ワイナリーは山の上にあって、見晴らしがとっても良好です。冬なのに思わずTUBEのシーズンインザサンを聴きたくなるくらい良好です。





国道10号に戻って一ツ瀬川を超えたあたりから国道219号線に入ります。通称「米良街道」と呼ばれるこの道は、沿岸部から山奥の西米良村までをつなぐ道です。その途中でようやく見つけたのが「佐土原城跡」。途中に観光看板が全然なくてなかなかたどり着くのに力がいりました。最後はカーナビで探して何とか到着。(普段使わないんです。)



伊藤家と島津家の攻防の歴史を知る佐土原の土地には大小さまざまな城跡が散在しています。でもとりあえず今回はこの佐土原城跡だけ散策してみます。





しかーし、なんということでしょう。二の丸跡に整備されているお目当ての「鶴松館」は世間の休日のみ営業で平日はやっていないではありませんか。なんだかなぁ、と折れそうな心をなんとか鼓舞しながら道向かいの「城の駅」とやらに向かってみます。ここはいわゆる物産館です。



そんな物産館の片隅に並べてあった書籍をぼーっと眺めていると、観光担当の職員の方から声をかけていただきました。福岡から来たというと「佐土原町の中・近世城跡」という調査報告資料(町の歴史資料館においてあるような冊子)を差し出され、差し上げますとオファーされました。これはありがたい。しかし、いただくだけでもあれなので「佐土原城興亡史 日向の”中原”をめぐる伊藤氏と島津氏の攻防」という書籍を別途購入してから城の駅を後にしました。



あ、そういえば順序が逆になりますが、佐土原城跡に立ち寄る前に宮崎県立農業大学の敷地に面した「ルピナスパーク」というところにも立ち寄りました。名前からして庭一面にルピナスの花が咲き乱れているのかにゃーと期待して入りましたが、まだ時期が早かったようです。




しかし、ここには記憶から風化しかけていた「口蹄疫」への対処を記録した記念館があるということで早速「農業科学館」の2階に上がって見学することにします。



1階ロビーからつながるエリアは、いわゆるお子ちゃま向けの資料コーナーになっています。でも2階は違います。犠牲になった種牛50頭、防疫のために殺処分された数十万頭の家畜たちの記録が展示されています。彼ら、彼女らには畏敬の念を禁じえません。今、こうして問題なく我々が肉を食べていられるのも、このときの数奇な環境条件に巻き込まれて命を奪われた家畜たちの存在があってこそ。東国原さんが神経をすり減らしつつ、数多くの職員や自衛隊の方々が昼夜を問わずに対応されたあの出来事の記憶を消し去ってはいけません。





だって、口蹄疫のウイルスはお隣の国からアジア全域、アフリカ、南米と渡ってまだまだ活動しつづけているのですから。こんな困難な防疫を担当されている方にはほんと頭が上がりません。



さてさて、長くなってきたのでいったんぶった切ります。(続く)
Posted at 2018/02/26 14:24:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2018年02月25日 イイね!

九州時計回り(序章)

九州時計回り(序章)一頃の寒さが嘘のようにあったかい日差しが差し込む日も多くなってきた今日この頃。直射日光を受けた車内の温度は簡単に20度を超えることも。こうなってくると、趣味=ドライブ的人間の性として、運転しに出かけたい気持ちを抑えることは困難です。せっかく会社が1週間休めと指示してきたことですし、今回はちょっと遠征して九州をほぼ1週してきました。(ただし、長崎県には1mmも入境していないので除く。)

大まかにいうと、大げさすぎるほど下準備を行うときとそうでないときとにだいたい分けられる私の旅行スタイルなんですが、今回は後者のスタイルでぴゅっと出発してしまいました。目的地はだいたい決めて出たんですけど、今回の場合はその半分以上未達です。(笑)

出発初日。この日は2月22日で猫の日です。ラジオで言っているのを聞いて初めて知ったのですが、忍者の日でもあるようです。忍・忍・忍だからか。(でも、それじゃ忍者の日というより忍者ハットリくんの日ですよねー。)

さて、そんなことはどうでもいいので置いておいて、まずはそんなに遠くないけれど今回初めて立ち寄った「道の駅 うきは」からスタートです。…といっても、出発したのが遅かったのでここについたのは午後5時過ぎ。営業終了しています。ちーん。



まぁ仕方ない、と気分を切り替えて1日目にどうしてもたどり着きたい佐伯市を目指します。平日なので高速は極力利用を控える形で、杷木から由布院までだけ使っちゃいます。由布市から綺麗なフォルムの由布岳を横目に国道210号線を南東に下っていくと、大分市の南部・光吉地域で国道10号線に出会えます。急いでいたので、途中の観光地写真やわさだタウンの豪奢な「ときわ」の写真なんかありません。(わさだタウンだけは撮っとくべきだったかなーと後悔していますが。)

そして車を走らせること数時間。午後9時過ぎてからようやく佐伯市に到着しました。みなさん、佐伯市って知っていますか?大分県最南部のここは、豊後水道とリアス式海岸の恵みを受けて「東の小樽、西の佐伯」と並べて称されることも多い、海産物の宝庫なのです。「佐伯寿司街道」なんていうネーミングで町おこしもやっていますが、はっきり言ってなめてかかってると大損します。ここの土地の魚は段違いに旨いです。寿司屋も海鮮料理屋も多く、レベルが天空の域です。

佐伯寿司街道HP http://www.yappa-saiki.sakura.ne.jp/saiki-sushikaido/sushi/

飛び込みで入ったビジホのカウンターで、夜でもやっている寿司屋さん情報を得ようとしたものの、わからないといわれたためネットでちょろっと検索して夜の街へ飛び出し、たどり着いたのは現地の有名店「第三金波(だいさんきんぱ)」さん。飲み屋街の真ん中にあります。



お刺身はもっちもちで、当地の銘品であるヒラメやサバやアマダイも他では味わえないレベルの鮮度だったんですが、このとき一番感動したのは「アナゴ」。やたらもちもちしているなー、と説明も聞き流して食べていたら大将が再度教えてくれました。(てへ。すんません。)

あまりにも旨かったので、アナゴだけ単品追加してみました。



皿に盛ってある塩は「からすみ塩」です。このお店のオリジナルだそうです。確かに初めて出会う味。ここのからすみはすべて自家製なんだそうです。一般的にはからすみって塩味が大分濃い印象じゃないですか。しかーし、ここのは違います。諭吉さんの力添えさえあればバクバクがっつけます。(諭吉さんにお見限られた私は無理~。お試しでもらった一切れで大満足でした。)いろいろと試行もされているようで、ワインで漬けたものなんてのもありました。ワインの深い味がいい具合に作用して、それもなかなかどうしておいしい一品に仕上がっていましたよ。

そんな感じで、日本酒好きな大将から日本酒や佐伯の魚の蘊蓄、お寿司屋さんとしてどんな努力を日頃されているのかなんて話を楽しく聞きながら1日目の夜は更けていったのでした。



2日目は宮崎県の県北からスタートです。(続く)
Posted at 2018/02/25 18:40:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記

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