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しげ爺太のブログ一覧

2020年07月29日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の5)

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の5)3日前にUPした「前編の4」の続きです。

50音順巡行「ま行」を、松山市から美馬市へと経由してから国道(酷道)193号越えを敢行しつつ、第3の目的地である「む」の「牟岐町」を目指しているところからの続きになります。…前回のblog記事で書き忘れていたことなんですが、国道193号から牟岐町へ向かう道は、ざっくりいうと2つあります。

1つは、素直に国道55号の幹線を伝っていく安心ルート。そしてもう一つは、…名前からして超えていくのが面倒くさそうな「ヤレヤレ峠」を経由するチャレンジルート。




今回は、国道193号越えで疲弊していたので、当然ながら安心ルートで。^^;

ときは7月23日(木・祝)の11時半ごろ。国道193号と55号の交差点から牟岐町の中心部までは10キロそこそこなので、てれてれとお昼時のゆったりとした流れに乗って牟岐町役場庁舎を目指し、東へ向かっていたところ…途中でJRの牟岐線の駅舎が見えてきたので、ちょいと休憩を。






こちらでは、今後地方線での主役になるかもしれない「DMV」(道路と鉄道を直接結んで乗り入れる次世代列車)の導入工事が進んでいる関係で、普通の列車は運休しています。




来年度後半ごろの新規路線の開業が待ち遠しいですねー♪最終的には「阿佐海岸鉄道」の運行で、室戸岬まで直通の路線が伸びていくようです!



(写真は徳島県・県土整備部次世代交通課発表資料より)

そうして一休みを終えたなら、とっとと牟岐町へ。だんだんお腹も空いてきましたんで、よさげなお昼スポットもきょろきょろと探しつつ先を急ぎます。






穏やかな日差しの下、時折見える海岸線やお遍路さんの姿を横目に走ること10数分。ついに牟岐町境を通過。役場までは、もうあと少しです。





さぁ、だんだんとむぎむぎしくなってきました!





そのまま国道から逸れた小さな官庁街に入り込み、正午ごろについに牟岐町役場とご対面。コンパクトにまとまった可愛らしい庁舎ですね。これにて「ま行」巡行の3か所目「む」の牟岐町もなんとかクリアとなりました♪^^





実はこちらの牟岐町には、伝統的建造物保存地区として景観保存がなされている地区もあるようなので、早速そちらも巡ってみようかと、美馬市役所でGetしていたパンフレットを再度よく見てみると…なんとその地区は海上の小島にあることが判明。(笑




役場前にはおあつらえ向きな形で渡船場があります。…が、コロナが再び大暴れしているような話もあるので今回は渡航を自粛しました。万が一ということもありますからね。><



そうだとはいえ、このまま牟岐町を立ち去るというのは…あまりにももったいないので、ちょっとばかり車を降りてぷらぷらと商店街を散策してみることにしました。特にあてもなく。





そうしてみたところ…おやおやまぁまぁ、なんだか素敵な年輪を重ねた建物たちがいっぱいじゃないですか。この商店街は、…田舎好きにはたまらない雰囲気を醸し出していますよ♪^^





よく見てみると、いわゆる漆喰の塗り壁で構成された建物が散在していて、相当に歴史的な価値がありそうなのに…普通に生活に溶け込んでいるところが、なんというか粋ですよねー。






商店街の脇で古そうなお寺さんをお見かけしたので、こちらもちょいと拝見を。






いやいやー。いいところですね、牟岐町中心部。おそらく、古民家風な古い建物が本当の現住の民家なので、あんまり観光資源として宣伝できない制約があるのではないかと…勝手に推測してみました。(地域住民の皆さん、勝手にバシャバシャ写真撮って申し訳ありません…。




実はこのときお昼時で、何か食べるもモノがないかなぁとも思いながら歩いて回ってみたんですが、運悪くその類のお店を見つけることはできなかったんです。…でも、見る価値は結構高いこちらの商店街。機会があればぜひ一度散策を♪



で、商店街の方にあまりお店がない理由は、国道55号に戻って3分後に分かりました。こんなショッピングセンターが近くにあれば…そりゃ旧来の商店街は力をそがれますし。




ひとまずこちらで昼食をゲットしたら、空いたお腹を抱えて適当な昼食スポットを探しにさらに東へ。遥か前方には本気を出したら怖そうな雨雲が見え始めましたが…まぁしょうがありませんね。そのまま前進。






そんな中、またしても国道脇で面白そうなものを見つけてしまったので…ちょいと脇道に逸れてそちらの方へ寄り道を。足場に覆われたお城のような何かが小高い山の頂上に見えますね。




こちらは戦国末期に存在したとも言われる「日和佐城」。名前が格好いいお城ですが…こちらもワタクシ初めて聞いたお城になります。昭和になって建てられた天守なんですが、歴史考察の面ではいまいち謎が多いお城な模様で。





でもですね、ぱっと見で格好いいんです♪格好よさは、正義です。(笑





…というわけで、前回のお城に続いて見るものが見られないので…お城の駐車場で早速のランチタイムに突入します。このウナギごはんは、驚くなかれ500円です。全部でだいたい1,000円。牟岐町は素晴らしいです!!w



そうしてようやくお腹を満たせたのは、13時半。ですが…いい加減に食後の睡魔にも負けない対策が必要です。なので、日和佐城の東から延びる高規格の「日和佐道路」でバビュっと走って、ちょいとばかりの眠気払いを。





そうして、黙々と徳島市方面へと向かっているところではありますが…ここいらで一つの決断がありましたので報告を。…実は、今回の「ま行」の市町村名頭文字追跡巡行の旅は、ここまでの「む」で一旦休止として帰福することにしたんです。><;



理由は、言わずもがなの「コロナ」の災禍を慮ったということで。

この7月23日は、福岡県の新規コロナ患者発生数が「66」を数えたちょっとショッキングな日でもあったんです。その2日前は53人で、前日は61人。流行の第2波到来を憂慮するのに…明らかに十分な数字です。これは、もう無理。しかも、お次の「め」と「も」のターゲットとして見定めていた地は、近畿圏。ちょっと間が悪すぎますので。



福岡県由来の人間が、大阪を頂点とする近畿圏に足を踏み入れることで、万が一にも「複雑さ」を生み出すのは…本望ではありません。逆にいえば、この2週間後に徳島県南で新規感染者数が急増したならば、原因の一端の「可能性」はワタクシにもあるという分かりやすい構図を保ったまま、幕を引きたいと思った次第で。







とりあえず、そういうわけですのでこの後は「3密回避」に心血を注ぎながら、延々と福岡まで下って行く過程の話に衣替えとなります。…が、そこは寄り道好きなワタクシが行うこと。いろいろ工夫しながら安全にこの小旅行をクロージングするための留意点を脳内メモリに展開してコンパイルしながらの帰路を構成していきます。

おそらく、あと1話でこの一連の話もクローズさせますので、あと少しだけお付き合いいただければ幸いです。
m(_ _)m








Posted at 2020/07/29 22:49:25 | コメント(9) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年07月26日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の4)

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の4)本日午前にUPした「前編の3」の続きです。

「ま行」の市町村名頭文字巡行の「ま」と「み」を割とすんなりとクリアしたのち、うどん県でちょいと寄り道をしつつ―の…で、加齢によるw疲労感から吉野川沿いの吉野川市街地で一泊し、鋭気をチャージしていざ「む」へと走り始めようか、というところからの話の続きになります。

この日は7月22日。17時ごろにチェックインしたお宿で流れる天気予報では、翌日は雨っぽいことを盛んに伝えています。…あぁ、やっぱり早めに休まずに峠を超えておくべきだったかな?と若干心配しつつも、とりあえず缶ビールを開けてしまったので、諦めて寝ることにしました。(笑

2730


で…、惣菜と地場の焼酎で疲れを取り去ってから目覚めた翌23日の朝6時は、まだ天気がよい様子。遠くの山々の稜線こそ雲で隠れてはいるものの、まぁ走る分には問題ないでしょう。




今回お泊りしたのはこちらのビジホ「アクセス鴨島」さんです。アメニティもしっかりしていて、5,800円で朝食(コロナ禍中はバイキング休止でパンのみ)付きな良いお宿でした♪





さ、そんな感じで回復した体力とともに、「む」の自治体である「牟岐町」を目指して出立しましょう。




宿を出て国道192号で昨日通った道を少しだけ西側に戻ったら、交差する酷道193号へと折れて進路を南へとります。さぁて…どんな道なんでしょうかね、とわくわくしながら山岳路へと足を踏み入れます。幸いにして天候はいい感じに晴れ。天気の心配は…嬉しいことに杞憂に終わりました。^^





そうして193号を走り始めること10分もしない頃、なんだか面白そうなスポット「美郷ほたる館」の看板が目にとまったので…すかさず滑り込み。ホタルがこの時期・時間で見られる由もありませんが、きっときれいな川の流れが拝めるはずと期して周りをきょろきょろしてみます。





そうしたところ、実はこの駐車場の上の資料館脇に素敵な清流があることに気づきました。さすがは四国!これはきれいですねぇ。最盛期なら万匹単位でホタルが見られそうなほど美しい♪(妄想





さてさて、この辺でそろそろ集落も最奥部に来たようで、なんだか道が狭まってくる雰囲気が漂ってきました。と思った瞬間…早速1.5車線区間に突入ー。





その後、道幅は申し訳程度に広がったり戻ったりしながら、やがて狭隘区間が本気を見せ始めました。






さ、頑張って超えましょ最初の難関「倉羅峠」。可愛い名前で旅人を惑わすクララさん…まずは小手調べですかね。






峠を上りきったところで吉野川市から神山町へとスイッチ。




ただ、勾配こそ厳しいものの、まだまだ全然余裕です。市から町域に入ったところで路面が悪くなるかも…と想像していたのが、なんだか肩透かしを食らった感じです。ここぞとばかりにガンガン走って行きます。^^





しばしして観光案内板が姿を見せたところで、第1の峠「倉羅」はこれにて終了ー。





続けてどんどん行きますよ。




神山町の集落部を抜けたあたりから第2の難関「土須峠」が迫ってきます。クララさんと比べると標高では300mほど高いところに位置するドスさん。どんな感じなんでしょうね。





今回も、その狭隘部の入り口は唐突にやってきました。





この辺りで生活すると…冬季は大変だろうなぁなんて考えながら慎重に集落を抜けると、なんだか見晴らしのよい駐車場に到達。実はここ、バス停だったりします。いやはや、びっくり。(笑






引き続き果て無き山岳路をガシガシと上っていくと、傍らで昔懐かしい標識を発見。思わずホーンを鳴らしちゃいました。(義務ですのでw





だんだんと峠道が「らしさ」を増してきましたね。眼下を見下ろすと…改めてここが峠なんだということを実感。^^




「土須峠」の少し手前には、おそらく最奥部の店舗だと思われる「岳人の森・観月茶屋」さんがあって、お客さんも結構入っているようでした。…ちょっとメニューが気になったものの、ここは華麗にパスして先を急ぎましょう。



荒々しい土砂崩れの跡を幾つか超えたら、頂点の「早雲トンネル」に到達ー♪これにて第2の峠「土須」も攻略完了。牟岐町までの全行程のだいたい1/3くらいを消化したことになります。







ここから先しばらくは下り道が続きますが、疲れ切ったおっさんに癒しを与えてくれるボーナスステージがちょいと始まります♪





まずは、国道沿いを悠々と流れる「釜ヶ谷川」。





次いで現われるのは可愛らしい「おおつく谷」の渓流。





そして、少し走った先で拝めるのが、見逃すことができない(というか見逃すことは絶対に不可能w)素掘りの「大釜隧道」。よっぽど頑丈な岩盤をくり抜いたんでしょうか。荒々しくて惚れます。







その先にも「小釜の滝」、「大轟の滝」…と映えるスポットが次々に姿を見せます。







あぁ、癒されますねー。^^






清流の動画も撮ったんで、とりあえず置いておきます。



そんな感じで存分にご褒美に浸ったら、しばらくの間谷間の街並みを走ったのちに第3の峠「霧越峠」との戦いが始まります。住所で言うと那賀町に当たるんですが…正直言ってここが一番つらかったです。…何がつらかったのかというと…走っても走っても繰り返し出てくる「那賀町海川」の地名票。…これいつになったら海川を抜けられるんやー!!っと、ちょっとイライラしながら走ってました。たぶん…20キロ以上は同じ地名を見続けたんじゃ…って感じです。(笑










んで、そんな孤独な闘いともようやく終わりが見えかけてきたのが、酷道チャレンジを始めてから3時間後。ついに忌々しい「那賀町海川」ともおさらばして、「海陽町」へと到達することができました。これにて第3の峠「霧越」も攻略完了となり、ほぼほぼ酷道走破も終えたことになります。





その後は惰性でとろとろと下って行くと、やがて国道55号にぶつかって国道193号ともお別れできます。…ああ、もう当分の間は峠を走りたくありません。(笑





あらためて麓から北側の山々を見上げてみると…よくもまぁあんな山中を走ってきたもんだ…と自分を誉めてあげたくなっちゃいます。(笑




ということで国道55号に無事合流♪





で、ここらでキリがいいので、いったんぶった切って…「牟岐町役場」との逢瀬の話は次回に繰り越すことにします。

今回は写真多めにつき、途中の写真の半分程度で拡大表示のリンクを切るという荒業で乗り切ってみました。…さすがに山の中の話で2話に分けるのもいかがなものかと思ったもので。(笑

酷道193号については、忍耐力があるマニアな方は是非一度走破を試してみてくださいませ。(辛いですけど…楽しい山道ですよ。空いてますし。

では、引き続きお付き合いいただけますと幸いです♪




Posted at 2020/07/26 19:42:02 | コメント(14) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年07月26日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の3)

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の3)昨日UPした「前編の2」の続きです。

愛媛県の松山市から徳島県の美馬市まで(途中でさんざん寄り道しながら)ひゅいっと駆け抜けて、「ま行」巡行の2か所目までを無事にクリアし、さて3か所目の「む」の街に向かう前に腹ごしらえでもしましょうか…というシーンからの続きの話になります。

ときは、7月22日の平日水曜お昼時。この日の四国東部はよく日も差していて、絶好のコンディションの下でドライビングを楽しむことができました。アマテラスの神様、ありがとう。^^




で、美馬市内の国道192号から193号へと渡って20分ほど北上していくと、すぐに香川県境に出くわします。さぁ、ついに「うどん県」へと入りました。高まる期待と虫が鳴りやまないお腹を抱えながら向かう先は、ここから30キロほど先にある老舗の名店「たむら」さんです。





なにやら、ピーク時には行列必至なお店だということですんで、先を急ぎます。…まぁ、平日なので正午前の早めに行けばなんとかなるやろ、という希望的観測を持ちつつも、思わず右足には力が入ります♪



そのまま走り続けて高松市の辺縁をかすめながら国道377号経由で県道17号へと渡り、綾川町と坂出市との境目辺りに達したところで、たむらさんの看板を発見。ぎりぎりで午前中に到着できました。






幸いにして行列はできていません。これはラッキー♪…では、いざ飛び込んで実食してみましょう!!本格セルフのうどん屋さんなんて、訪れるのは実に15-6年ぶりのことで、作法は忘れていました。…注文時に「てんぷらもー!」と伝えたところ、「うちはセルフだよ」と優しく諭されたのは…公然の秘密です。(笑



「うどん小」にトッピングで天ぷらを乗っけて、〆て260円。うーん安い。そして、のど越しがよくてコシのある麺と、上品なお出汁が絶妙の相性の良さで…旨すぎて一気食いしちゃいました。^^



そうして無事にお腹を満たしたら数十メートル先の坂出市境を超えて、ちょいと腹ごしらえの散歩がてら近くの池でも拝みに行ってみましょうか。




こちらは、ダムによって形成された「府中湖」と、それに架かる「府中大橋」です。かなたの吊り橋は徳島道の「さぬき府中湖橋」。なんだか長閑で落ち着きますね。




そんな橋のたもとには、なんだか面白そうなお社さんが。「神掛」なんてすてきな名前の神社ですよね。これはちょっとお参りしておかねば…とばかりにそそっと境内に立ち入ります。





なんだか歴史を感じる参道で待ち受けている狛犬さんの「玉」がとっても大きいのが…気に入りました♪こりゃ可愛いですね。(可愛いなんていうと噛みつかれそうですがw





最奥部の神社拝殿とお稲荷さんのお社でこの先の行程の安全をお祈りしたら、とっとと巡行の続きに戻ります。(おかげさまで、最後まで無事故ですごせましたー!あざっした!




さて、「ま行」の松山市→美馬市→…と50音順に巡行を続け、お次に目指す「牟岐町」は美馬市と同じ徳島県の最南部にある小さな街です。同じ県内ながら、美馬市からはゆうに100キロを超える場所にあります。しかも、四国屈指の「酷道」と名高い国道193号の南側半分を経由しての100キロです。…気合入れていきましょうかね。



そうしてひとまず丸亀市にちょっと侵入しつつ国道32号を西に走って、国道438号で美馬市まで戻ろうかと思った矢先…、目に飛び込んできたのは「国営讃岐まんのう公園」の文字。




これ、実は以前から気になっていたんですよ。いったい何の公園なんだか。…となれば、これにも寄って行かなきゃ…なんだか気分がノッテきませんよね。(笑




というわけで、酷道チャレンジの前にさくっと遊んでいきます。(可愛い顔して…駐車代込みで入園に700円越えを徴収されたのには驚きましたがw





それでは、準備万端いざ入園♪





ぱっと見で、なんだか山口県で2年前に開催された「ゆめ花博」を思い起こさせるような園内です。ここはいわゆる植物庭園なんですね。お子様連れには良いところ。(真夏の晴れの日の来園は…ちょっときついかもですw






というわけで、賑やかで幸せそうな空気を壊さないように、誰もいなさそうな園の奥の方へと独り歩みを進めてみます。「自然生態園」なんて、なんだか楽しそうじゃないですか。




という感じでてくてく歩くこと10分ほどで生態園に到着~。さぁて、どんなもんなんでしょう。





とりあえず猪には注意しながら、さらに奥へ。





なんだか…小学生の頃に駆け回っていた田舎の雑木林の風景を思い出しながら、食べたらばヤバそうなキノコが豊作な散策道を辿っていくと、古式ゆかしそうな水田がお目見えしました。







これは…なにかと最近話題の、洪水調整の仕組みがよく分かる展示になっています。^^





なかなか楽しい社会科見学ができる公園なんですね。(来てよかったw





ただ、あんまりにも歩き回って疲れてしまうと、この後の行程に響きかねませんので…このくらいの軽い散策で我慢しつつ、先を急ぎます。





それにしても、地形上仕方がないとはいえ、四国の国道は峠越えばかりですね。平日に積み荷満載のトラックが走っていたら…渋滞必至でしょうか。(笑





はい。こうして1周回って再び美馬ICまで帰着~。このとき時刻は14時半です。




さすがに早朝から10時間弱走りとおして来たからなのか、さきほどのまんのう公園での散策が祟ったのか…定かではありませんが、ここいらでやたらと疲れが出てくるように。こうなったら無理はせずに、どこぞで投宿するのが吉というもの。少し時間は早いですが…吉野川市の適当なお宿を探して休むことにしました。




そのまま順調に流れる国道192号に身を任せていたところ…またしてもなんだか気になるものが。…お城?こんなところにそんなもんありましたっけ?…これは寄らねば。




えーっと…こちらはお城型の植物園なんですか?(笑





しかも閉館中ときたもんだ。><;





あぁ…ちょっと残念。





でもまぁ気を取り直して…地場のマルナカスーパーさんでお惣菜を仕入れて早速お宿にイン。




翌朝に攻め込む予定の山々を眺めながら、ちびちびやりつつ(「その1」のblogも書きつつw)この日の夜は更けていくのでした。







さて、散々引き延ばしてきている「酷道193号」チャレンジの模様は…次回必ずお届けできるはずです。…先に感想だけ書いてしまうと…二度と走りたくはありません。(100キロは辛かった~ ><;

という感じで、今回はこのくらいで。

引き続きよろしくお願いしまーす♪^^



Posted at 2020/07/26 09:03:44 | コメント(8) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年07月25日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の2)

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の2)3日前にUPした「前編の1」の続きです。

北九州市の小倉フェリーターミナルからバヒュっとフェリーで愛媛県の松山市にワープして華麗に「頭文字巡行『ま行』」最初の「ま」の地、松山市役所と愛車とのコラボショットを撮った後からの続きになります。ときは7月22日の平日早朝。道路が混みあう前にどこまで何ができるかが勝負の旅路ですが、いかに…ということで話を続けていきます♪^^



さて、「奥道後」の温泉街を抜けて5分ほど走って行くと右手に面白そうなダムが見えてきましたんで、早速ちょいと寄り道休憩を。こちらは「石手川ダム」と言って、水不足に悩む松山市の重要な水がめになっている施設だそうです。






ここのところ雨が続いていたせいか、放水口からは水煙を上げながらの豪快な放水が見られました。うーん、格好いいですねー♪^^




ダム湖畔は公園として整備されていて、バス釣りなんかも盛んな様子ですよ。




そんな感じで一休みしたら、運転に戻って早朝の国道317号の峠道をささっと抜けていきます。高縄半島の反対側にある今治市までは、だいたい30キロといったところ。






全線快適なワインディングを30分ほどかけて抜けたら、旧・玉川町の中心部に差し掛かります。そのまま今度は寄り道活動の第2弾として、半島の北の端にある旧・波方町域へ。





なんでも、波方の宮崎という地区に、珍しい海中鳥居があるということを 総統閣下 がblogで言及されていたので、ちょっと見に行きたくなってですね♪^^





のどかな田園風景の中に立つJR四国の波方駅を抜けた先の、半島の先っちょのでべそっぽく出張った辺りにそれはあります。





うねうねとしたワインディングをちょちょいと走って行った先に広がるのは、斎灘(いつきなだ)の青い海。天候が良ければ、相当に映えるはず♪





そのままもう少し走ると、目指す「御崎神社」の海中鳥居に出会えます。満潮だといい感じのところまで水没するそうなんですが、3時間ほどずれて到着してしまったので…澄んだ海水とかっこういい雰囲気だけ堪能したら、次なるスポットへ。^^






通勤通学時間とかぶった街中へと戻り、そのまま国道196号で今治市と西条市の境目辺りまでびゅーっと走り抜けて、今度はちょいと野山の自然と戯れようという目論み。






両市境の蛇越池一帯の蛇池湿地は、愛媛県の天然記念物に指定されている湿地植物の保護区になっています。R194 さんのblogにもたくさん出てきているこちらもちょいと覗いてみましょう。





気温が上がりきっていない朝の晴れやかな空気に惚れて呆けてしまったからなのか…一番のお目当てであったサギソウの写真は…いい感じにボケたこれ1枚のみ。。(笑



それでも…貸し切り状態でゆっくりのんびり動植物観察ができたので、よし!^^;







ただ、その失態を挽回してお釣りがくるくらいに素敵なスポットがこのすぐ近くにもう一つあるんですよ。メインキャストのカブトガニさんはさすがに拝めませんでしたが、この「カブトガニ繁殖地」では大型の鳥類や魚を間近で観察することができました♪ここは素敵すぎます!!(閣下とR194さん、ごちそうさまです!!w)






何ですかこの国道と住宅街のすぐわきで繰り広げられる動物たちの生態ショーは。燧灘(ひうちなだ)のこの一帯は…人間と自然界との共生の理念が今でも息づいている、不思議なところですねー。






ちなみに、この辺は「河原津」という地名だったりします。このまま変わらずにあってほしいと心から願いつつ、壮大な寄り道を終えて50音巡行の行程に戻ります。^^



で、そのまま196号と11号で東征を続けると通勤ラッシュにガッツリはまってしまうのが目に見えていますんで、ちょっと松山道で「み」の街までスキップしちゃいましょー。






コロナの影響も確実にあるんでしょうが、、、高速道はとっても空いていて快適です。





…と、のんきに走っていたら…高松道と徳島道の分岐が。えーっと、どっちに進むんだっけ?と直前になって迷いつつも、えいやっと徳島道方面へと折れていきます。…まぁそれは軽く間違いだったんですけどね。でも、時間はまだたっぷりあるからいいんです。(笑



さすがに、徳島道と高知道の分岐では迷わずに徳島道へ。




そしてそのまま三好市でICを降りるかと思いきや、今回はもう少し先まで駆け抜けます。





実は、今回「み」の目的地にしたのは「三好市」ではなく、お隣の「美馬市」だったんですよ。…理由は、単純に足を踏み入れたことがなかったから、というだけです。(笑





途中でトイレ休憩に立ち寄った道の駅・貞光では、この辺特製の「半田そうめん」をGet!これは自宅に帰りついてから、神埼そうめんと食べ比べをしてみねばなりませんね。わくわく。






そこから美馬市役所までは少し走ります。…実はお隣の「脇町IC」で降りたらもう目の前というロケーションなんですが、時間はあるので無問題。(強調w






しかして、松山市役所を発ってからたっぷりと寄り道すること5時間。ついに「ま行」巡行の2か所目の目的地「美馬市役所」に到着しました!





北館1階の受付におわした素敵な女性職員さんに「観光パンフはおいていないか」と尋ねたところ、南館3階にある観光課を訪ねるよう案内されたので、そちらへ。親切で素敵な受付さん…ありがとう。(はぁと






こうして、あっさりと「み」をクリアしたらば、次なる目的地は「む」の街になります。むむむ…そこそこありそうでなかなかに無い「む」で始まる名前の自治体。

四国在住の方なら、おそらくすぐに「室戸市」を思い浮かべることでしょう。でも、「む」って(西の民にとっては)ちょっとだけ貴重でして、調べたところ全国にはおそらくこんだけあるんですけど、西日本には福岡県と京都府と、四国の2か所だけ。



…なので、今後の行程を考えに考え抜いた結果、お次に目指す「む」の自治体は…同じ徳島県内の「牟岐町」にすることに決定~♪(もっと言うと「め」で始まる自治体は、全国に3つしかないレア種なんですよ…^^;



さて、では早速南の方へ…と行きたいところなんですが、先のほうで言った通り…本来は美馬市に到達する前にどうしても立ち寄りたかったところがあったんです。折角四国の東側に来たんですもの。本場のうどんを食わなきゃ帰れませんよね。(笑

というわけで、南には向かわずに国道193号で北側の高松市方面へー…というところで3万字制限につき、続きは次回へ。…いいんです。まだお昼前で時間はあるんです。(繰り返し強調w



実はこの国道193号は、美馬市→高松市(北半分)にかけてはまともな国道なんですが、美馬市→海陽町方面(南半分)にかけては、四国屈指の酷道と呼ばれています。…その走破の模様は、次回以降のお楽しみということでー♪

では、また。^^




Posted at 2020/07/25 09:46:39 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年07月22日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の1)

市町村名の頭文字追跡巡行(「ま行」前編の1)残念ながら、行政のみならず…市井の人たちの平均的な感覚をもはるかに凌駕する新型コロナの新規感染者数が、東名阪はおろかその他の数多の自治体からも発表され、全国的に「コロナ第2波」到来か!と思しき現象がみられる事態になっている昨今です。

しかしそんな中、実はワタクシは四国の某所にいたりします。…正直言って、今回は小旅行に出る時期を見誤ってしまいました。反省。ただ、もうすでに九州を離れて四国の地にいることをリセットすることはできかねるため、以降は「いかにしてうつさない/うつされないか」を念頭に行程を練り直す所存です。

とりあえず、このあと変な失敗をしないように気を強く持っていくため、出先の宿から1稿投稿してやろうと思った次第です。ちょちょいとプロローグ的なものを書き連ねてみますね。^^

・・・

確か、ちょうど1年ほど前にふとした思い付きから始めたこの「市町村名」の頭文字を50音順に並べて辿っていってみようという企画も、おかげさまで「あ行」から「は行」までを無事にこなしてきて、残すは「ま行」・「や行」・「ら行」(←鬼畜の行)・「わ行」を残すのみとなっています。(「ん」から始まる名前の自治体は国内に存在しないので除外~♪)


(このゲームの基本的なルールは、こちら をご覧ください)

で、今回は「ま行」の自治体を巡っていくため、7月21日(火)の業務終礼もそこそこに着の身着のままで福岡を出立。天候は幸いにして薄曇り。翌22日も無事に有給休暇(夏休み)が取れたので、安心して小旅行へと旅立てました。





「ま」で始まる名前の市町村といえば…近場では長崎県の松浦市があるんですけど、最近訪れたばかり。あとは…どこ?(笑



そうこう思案して…後の行程も含めて検討した結果、今回の市町村名巡行の第1目的地に見定めたのは、ずばり愛媛県の「松山市」。…というわけでまず何をしているのかといえば、大急ぎで高速を使ってフェリーの出港地に向かっているところなんです。






福岡都市高4号線から九州道の福岡ICへと回って、一路東へ~♪





そうしたら、八幡ICで接続される北九州都市高に渡って小倉駅方面に向かいます。そう。今回はリッチに石崎汽船さんの「小倉松山フェリー」で一挙に四国入りしようという段取りなんでーす。^o^/





途中、なにげに複雑な分岐をいくつか超えて「小倉駅北IC」で地上に降りたったら、目指す小倉FTはもう目の前です。





というわけで、急いだ甲斐もあって乗船開始時間(21時)の1時間ほど前に、無事フェリーターミナルに到着できました。





でも実はこのフェリー…お値段が国道九四フェリーの3倍もするんです。ただ、1泊料金も含むと考えたら…妥当ですかね。(笑






さて、乗船までに余った時間を使って小倉駅までふらふらと散歩なぞしてみましょう。普通に歩いて10分ほどあればたどり着けます。





駅北口直結のプロムナードには、キャプテンハーロックと銀河鉄道999の像がずらりと。…もう、ほんとに北九州市と松本零士先生との蜜月ぶりには嫉妬してしまいます。^^






駅から港への帰り際には、たまたま「あさの汐風公園」の噴水が演舞を見せてくれました。あぁ、これは幸先がいいですね。そうとくれば、今回はいい旅になるに決まっています♪



では、港に戻っていざ乗船。





小倉~松山間航路には3-4年ぶりに乗ってみましたが、やっぱりこの手の大型フェリーって昭和時代からの残り香が随所に感じられいいもんですねぇ。(新造船には乗ったことがありませんのでわかりませんけど…。^^;






でも、運用や船内ルールはちゃんと令和時代に対応しています。喫煙室も狭くなりました。(笑



昔はここが喫煙室だったはず。^^;




ま、そんなことで嘆いていても何も始まらないのでとりあえず1杯♪…飲みながら思い出したんですけど、確かこの部屋って昔はゲームコーナーでしたよねぇ。



…ま、思い出話はそのくらいにして、旅の話に戻ります。^^;

この航路のハイライトといえば、やっぱり出港直後に拝める関門海峡の橋くぐりです。出港後20分ほどであたりはこんな感じで下関と門司の明かりに囲まれたロマンティックな雰囲気に包まれます。







動画で見るとこんな感じで。



ちなみに、備え付けのお風呂はこんな感じです。23時半までしか入れないのが玉に瑕なんですが…。閑散期なら独占できる時間もあって、なかなか良いです♪




あ、船内wifiはありません、



そうこうしながら航行すること約7時間。豊予の海を渡り切ろうとするころにはあたりは茜色の空気に包まれて、水面も穏やかに照り輝いていました。…あぁ幸せな時間。^^





さて、無事に松山観光港に入港したら、あとは得意な松山市街をばビューンと駆け抜けて、市役所前まで急ぎましょう。…ありがとう石崎汽船さん♪






松山城の城山公園の脇をお堀に沿ってさくっと駆け抜けていくと自動的に目に飛び込んでくるのが、「ま」の松山市役所庁舎です。さすがは四国随一の優都の庁舎だけあって、なんだか洗練されていますねー。





というわけでさっそく愛車とツーショット…と思いきや、ベストショットがいただけるはずの地下駐車場入り口には、非情な鎖が。><;



というわけで、本庁舎の名板が入らない形になりましたが…人出のない早朝5時半になんとかかんとか建物正面と一緒に愛車を写真に収めることができました。(なんだか別館が主役っぽくなってますけどw



ちなみに、市役所至近にあるこちらは愛媛県庁。日本で3番目に古い歴史を持つ県庁の本庁舎です。かっこいいですよねぇ。…さすがは坂の上に雲を生み出さんばかりの郷士教育と精神で偉人を排出し続けてきた愛媛県の顔ですねー!!^^



さ、満足したらお次へと参りますよー。次なる目的地は「み」で始まる自治体になります。いくつかメボシを付けてあるので、とりあえずのついでで伊予鉄「松山市駅」の観覧車もチラと拝んでから、国道317号で奥道後方面へと駆け上がり、東へと進路をとっていきましょう。






勢いよくついついついっと走っていくと直に出くわすのが「奥道後温泉」のでっかい旅館の建物。…ああ、いつか泊まって遊んでみたいなぁ♪^^




温泉街を抜けた先からは、高縄半島の中央部をショートカットする本格的な山路コースの始まりです。…が、ここいらでblogの3万字制限が訪れそうですので、いったんここでぶった切ります。





引き続き(三密を避けつつ)楽しく四国路を駆け抜けていく予定ですので、次回以降をお楽しみに。^^




Posted at 2020/07/23 04:10:20 | コメント(10) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記

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