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しげ爺太のブログ一覧

2020年07月19日 イイね!

福岡市が海に面しているという事実を再確認しに

福岡市が海に面しているという事実を再確認しに先日の豪雨以降なかなかすっきりとした好天に恵まれない福岡地方ではありますが…もはや雨が降っていないというだけでも贅沢!サクッと近所で走り回らにゃオイルもバッテリも老いる!…ということで、7月18日の土曜日はお昼過ぎからご近所探検を敢行してきた次第。

…実は、福岡市の中心部・天神地区にある職場にちょっと大きな荷物を持って行かねばならない用件があったので、そのついででプチ・ドライブに出たということは公然の秘密です。(笑




天神地区にマイカーで足を踏み入れるのは久しぶりですが、付近はそこそこに激しい混雑状態にありました。感覚的にはコロナ前の8割程度くらいでしょうか。今日のこの状態まで立て直しを図ってきた福岡市や医療現場の担当者さん方にはほんと頭が上がりません。…これからもう少しだけ感染者爆発が来そうな世相ですが…どうぞ気を強くお持ちになって、また克服していただけますようお祈りします。(-人-)ナムー




そして一方では、以前にも触れましたけど天神地区の老朽ビルの一斉更新と街並みの再開発プロジェクト「天神ビッグバン」が地道に着々と事業を進めています。関係者は土曜も返上での作業で、コロナ禍や災害による進行遅延を取り戻さんとばかりに現場工事に頑張っているんでしょうね。





前日まではくっきり拝めた「TENJIN CORE」のサインも、足場で覆われつつあります。あぁ、さらば天神コア。2024年に生まれ変わったらマタアイマショウ!!




こちらは、暴走族取り締まりの際に殉死された警察官の遺志を継がんとばかりに、1970年代からあたりの平和を見守るお地蔵さんです。西鉄の線路が高架化される前から見続けてきた天神地区の変わりっぷりは、天神地蔵さんにはどのように映るんでしょうかね。…きっと良い方向に再開発が進んでいきますように♪^^



…という感じで(お仕事ついでに)天神地区の中心部をさくっと見たらば、そのまま少し北の海辺の方に向かいます。遅めのランチを堪能しに、ちょっとだけ海を近く感じるスポットへ。





中心部から車で5分ほどの浜の町と呼ばれる地区(住所は「中央区長浜」)にあるのが、福岡県下の鮮魚関連商品に大きな影響力を持つであろう「福岡魚市場」のでっかいビル。この1階に飲食店がいくつか入っているんです。






このとき時刻はだいたい15時でしたので…営業しているのは「魚辰」さんくらいかなぁ、という感じでふらっと入ってみました。(ちなみに、コロナの影響でレーンは回転していませんでした…が、そこがいいw)





なんでも、こちらは市場の福利厚生的な意味合いでスタートしたお店なんだとか。さらには、100メートル先の選漁場からダイレクトに届けられるネタ(が主体)のお店とあれば…旨くて安いに決まってます♪





ほら、案の定美味しそうなネタが運ばれてきましたよ。



…と、ニンマリにしながら最初に到着したお寿司を撮っていたら、その後すぐに注文したネタが一挙に押し寄せてきてカウンターはこんな感じで賑やかに。^^





会計は〆て税込み1,800円。満足感はハンパないですよ♪(ただ、満腹感は…まぁ人それぞれかもw…シャリが割と小さめなんで。しかし、旨さは◎!!)

ちなみに…(普段であれば)朝の早めに来ると、いろんな老舗飲食店が絶賛営業中で、福岡が誇る海鮮調理の妙を堪能できます。県外からの観光客の方にはほんとにお勧めできる場所です。





なお、ビル最上階の展望所と魚のPRサイトについては現在も閉鎖中ですので、ご注意。




最後に、市場会館ビルに隣接するセリ場の風景を拝んだら、たったと次へと向かいます。せっかくなので、港町っぽい風景を求めて博多湾沿いにてれてれと西へ走ってみることに。





福岡都市高速に架かる荒津大橋を渡るとき、眼下には船溜まりや造船所の風景が広がるのですが、いつも上から通り過ぎるばかりでよく見てみたことがなかったので、いい機会とばかりに路地に入り込んで湾岸地帯をじっくり散策してみました。





漁港の対面側に回り込んでみたところ、高級なレジャーボートや漁船がびっちりと係留された岸壁が広がっていました。なんだかバブリーでいいですねぇ。この辺りの港を見下ろせるマンションでも借りて、日がな一日船の動きを観察しながら住むのも悪くなさそう…なんて思ったり。(笑





その脇には、大きな造船所もあるのですが、あいにく近づくことが難しかったので雰囲気だけ堪能しつつ、さらに西へと都市高の高架下を走ります。この先はホークスの本拠地・ペイペイドームや福岡タワーが立ち並ぶエリアです。




そこでちょっと脇道に逸れて、海側からホークスタウンを観察。こうしてみると…幕張ベイエリアにも引けを取らないくらいの開発されっぷりであることがよく分かりますね。いやー、都会の海ってのもなかなかに乙なものです♪






そのまま続いて、昭和の末期に開催された都市博に合わせて整備された臨港の幹線「よかトピア通り」をさらに西へ走り、今度は海岸を求めて福岡タワー方面へと折れます。






ほんと、この辺ってミニ幕張みたいなところで…人工感が漂いまくってます。面白いです。^^




福岡タワーの裏側には、かつてアジア方面からの観光客で溢れかえっていた人工ビーチ「シーサイドももち海浜公園」が広がっていますんで、そちらもチラ見を。






公園のど真ん中には、結構式にも使われている「マリゾン」が鎮座しています。…晴れていたらもう少し映えるんですけど。(笑





おお、砂浜から見上げるタワーってのもなかなかに違和感ありまくりでちょっといい。



でも…あれですね。こういうところはあまりおっさんが一人で立ち寄るべきではないので、ちゃちゃっと見回ったらととっと去ることにします。^^;





で、ぼちぼち都会の風にダレてきたので、仕上げにもうすこし西に鎮座するお社さんでも拝んで、厳かな空気を取り入れてから自宅へ戻ることにしましょう。





こちら、ショッピングモールとして名高いマリノアシティとよく間違われるマリナタウンを見下ろす小高い愛宕山の山頂に鎮座するのは、「日本三大愛宕」にも列する「愛宕神社」です。





早速石段を上がって、お参りを。…どうやらこちらは裏手だったようです。





しかし、なんだか賑やかなお社ですね。普段だと観光客も結構多そうな雰囲気です。…デートスポットなんかにはうってつけなのかもしれませんね。





眼下に広がる景色もすてきですし♪…あぁ晴れていればなぁ。





と、そんな感じで満足したら、後は自宅へ帰るのみ。愛宕山頂から市街地側へと下る道はそこそこに狭いのでご注意を。



今回は、これまであんまり走ったことがなかった福岡市の西側を巡ってみた格好ですが、なぜ足が向かなかったのかといえば…この辺ってどこを通って行っても渋滞が激しいから。><;





西区の愛宕山から自宅のある南区大橋までは直線距離でだいたい9キロくらいしかないんですが、この日は外環道(国道202号BP)経由で1時間かかっちゃいました。





でも、たまにはがっつり渋滞に捕まってみるのも…なんだか悪くないと思えるくらいには充実できたご近所巡りとなりましたとさ。^^

さて、来週は長旅にでられたらいいなぁ…。



Posted at 2020/07/19 07:27:57 | コメント(8) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記
2020年07月13日 イイね!

去り行くものと追うものと(パンメイン)/後編

去り行くものと追うものと(パンメイン)/後編昨日UPした「前編」の続きです。

小倉の地で早朝からご当地グルメの肉うどん屋さんにフラれたのち、フラフラと市街を徘徊しつつなんとか朝食にありついたところからの続きになります。あ、なにげに妙見様と小倉城と鴎外旧宅もチラ見してますんで、そのへんに興味のある方は前の話からどうぞー♪^^

で、「資さんうどん」でガッツリと胃袋を満たしたらば、これ以上の食からの誘惑を断ち切るため、いそいそと北九州市を後にしました。…ほんと、B級グルメの聖地ですよね、北九って。(一方で、九州一と名高いお寿司屋さんなんかもあったりするので侮れません!!)



駐車料金のこともありますから、ちゃっちゃと愛車を停めた市役所地下Pへと急ぎます。…が、1時間ちょいで取られた料金はなんと450円。うーむ恐るべし。





相変わらず雨は上がらず、すてきな景観も望めそうにないので…とにかくがんがん西の方へと駆け抜けます。ただ、このとき時刻はまだ朝の9時前。このあとどうしましょう。(笑






その後、食後のシェスタ欲(睡魔)が強烈に襲ってきたので、スーパーの駐車場でがっつり2時間も仮眠をとったのちに導き出した決断は…未踏の地つぶし。




というわけで、遠賀川にぶつかったところから県道73号を南へと下り、直方市の先のほうまで一気に駆け抜けることにします。そこに、いまだ探検をしたことがない町が一つだけあるんですよ♪



んで、脇の遠賀川はというと…氾濫までにはまだまだ余裕があるようですが、なかなかに満々と水を湛えている様が気になったのでちょいと直視してみることに。





そこでは、こんな状況なのに(おそらく)プロのボートレーサーがターンの練習をされていました。…熱心でけっこうなことですが…どうぞ命を大切に…。ま、釈迦に説法ですかね。^^;



そうして気がすんだら、南下を再開。




国道200号とぶつかったところで、複雑な交差点シケインを経て県道22号にスイッチ。いやー、走りやすい道ですね。こちら別名、田川直方バイパスというそうです。





そうこうするうちに、いつの間にか直方市も抜けて上野(あがの)焼で有名な福智町へと入り、道路案内の標識には田川の文字が出始めたらすぐに田川市境を超えていきます。なんだか筑豊ど真ん中!って感じがして気分も上がり調子でいい感じ♪




で、ぼちぼち目的地の地名も出てきていいころだと思うんですが…なかなか出てきません。しまいには地名ではなく道の名前で案内が出てくる始末。なんでここまで徹底して町名を出さないのか不思議。なんですかこれ?外部から人を寄せ付けないための隠遁術ですか?逃がしませんよwww






しかーし、結局目的地に着くまでの間に道路標示には一切地名が出てこず、市町境の看板すら見つけられずにいつの間にか目的地に到達することに。




で、その地はどこかといえば…田川郡の川崎町です。なんだかやたらと「パン」で有名な町だったりします。年に1回の「かわさきパン博」には、県内外から結構な数のお客さんが押し寄せるようで。




域内にはなんだかちょっと気になる、雪舟さんの手による庭園もあったりするようですよ。



でも、とりあえずこの町については前提知識がないので…まず最初に何か情報がありそうなJR(日田彦山線)の駅の方へと巡ってみましょう。





着いてみたら…駅舎内には地場の物産が並んでいて、なんだかいい感じ。




幸先のいいことに、パンにも出会えました♪…でも、どこのパンがイチオシなんでしょう?と、悩んだところで運よく目にしたのは、駅前にある観光案内所。そちらで妙齢のおねいさんに聞いた情報では、少し先に産直の物産館があるということだったので、いったんそちらに向かうことに。




あ、でもその前に駅舎観察だけはしっかりと観察して♪





さてさて、件の物産館は役場前を走る県道67号で5-6分ほどのところに位置していますんで、そそっと滑り込みます。ぼちぼち再度お腹も空いてきましたし、いいころ合いなのでこちらでお昼を探しましょう。





お店の中は、開放的でい感じです。パンもいくつか並んでいますね。




でも、実はこちらにはパンの製造直売の「De・愛」というお店が別にあったりしますので、そちらのほうも覗いてみましたら…あらおいしそうな総菜パンやら唐揚げなんかがずらり。




見かけよりもボリューミーな手作りバーガーと唐揚げですっかり満腹になっちゃいました♪



直売の野菜も超絶安いですし…いいですねぇ川崎町。来てよかったっす!





あ、そういえば…芸能人の小梅太夫さん…と同じ名前の昭和の名歌手「赤坂小梅」さんがこちらの出身だそうで、その縁で担がれた小梅太夫さんが面白い地元PRのビデオなんかも作っていますんで、こそっと貼っておきます。^^







さぁて、そろそろ川崎町のぶらり旅も終盤ということで、お次に目指すは最初に看板を見かけた雪舟の庭「魚楽園」。どんなところなんでしょうね。




ぱっと見では難解な道路標示に従って…5分ほど走ったところでお目見え。






雨に打たれてうっそうと垂れ込むもみじのアーチをくぐったら、瀟洒な売店がありますんでそちらで入園料を支払って、さらに奥へと歩みを進めます。






こういう庭園ですから…訪れるべきは秋や春なんでしょうけど…生命の力強さをダイレクトに感じ取れる、こんな時期に見てみるのもまた一興。





最奥の母屋からは、見事に切り取られた素敵な庭園風景が拝めます。





あぁ…宝くじでも当ててこんなお庭が欲しいっすwww






と、こうしてお腹も心も満ち満ちたので…そろそろ福岡市へ。





今回は、国道322号から嘉麻市街を通過して筑紫野の方に出て帰ることにします。




天気が悪いので八丁峠は避けて、全長4キロ弱のトンネルをくぐりつつ、たったかと走って行きます。





最後は3号線でびゅーっと帰着。全行程11時間(うち2時間寝落ち)の楽しい小旅行となりました。




なんだか最近、筑豊地域にハマっているワタクシですが…今後ももう少しあの辺の未踏地を探求してみようと思います。人知れずひっそりとたたずむ観光スポットとの出会いは、なんだか格別な趣深さがあって、追っても追ってもキリが無くて、いとおくゆかしき…ってことで。^^

毎度ながら冗長なblogにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

では、また。



Posted at 2020/07/13 22:18:35 | コメント(8) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2020年07月12日 イイね!

去り行くものと追うものと(うどんメイン)/前編

去り行くものと追うものと(うどんメイン)/前編7月11日の福岡地方は、そこそこいい天気に恵まれた、束の間のドライブ日和でした。…が、今回はその前日10日と本日12日のお話になります。11日はお仕事でつぶれましたので。(笑

コロナの災禍が収まったら始まる予定になっている「Go To キャンペーン」に先立って始まった、福岡県独自の観光支援策「福岡の魅力再発見」に乗っかって、ちょいっと筑後の首都・久留米市を訪れたのは金曜日の夜。5,000円分の共通宿泊券が2,500円でGetできるチャンスがあったので、そそっと入手したのち西鉄電車とバスで、雨の中を文化街へと向かった次第。





この日は、よく見知った真実嬢が夜の世界から足を洗うということなので、それを労いったところ。ちょうどよいので、終電後まで飲むために宿泊券をありがたく使わせてもらったというわけです♪





木村拓哉(誰だよ?w)からも花が届くほどの盛り上がりとともに、夜は更けていったとさ…。





今回利用したお宿は、櫛原BPに沿って立つグリーンリッチさん。こちらには温泉の大浴場もあります。久留米でお泊りがある際は是非ご利用ください。いいところですよ。^^




ああ、恨めしいくらいにいいお天気。…このあと仕事が無ければなぁ、とつぶやきながらさっさと福岡へと戻ります。









そして、土曜のお仕事もとりあえずなんとか形だけ作って終えたところで、本編へ。







ときは12日(日)の夜明け頃。天候は小雨日和です。




今回は、富山ブラックならぬ「小倉ブラック」ともいうべき肉うどんの名店の味を求めて、早朝から朝活に勤しみます。なんでも本場小倉では、その手のうどん屋さんの開店時刻は5時から8時くらいであることが多いようです。小倉のみなさんは…朝から胃が元気でよいことです。(笑



実は、福岡市にもその名のとおり「肉肉うどん」という名でチェーン展開しているお店が数店あるのですが…本場では、早朝から人が並びだしてお昼には完売で閉店するお店が多い模様。…これはいちど試してみないといけませんよね!とばかりにせっせと出張ってきたところなのです。

ひとまずそんな状況なので、先を急ぐために九州道の須恵スマートICからバヒュっと小倉南ICまで駆け抜けることにしました。…通行料金が1,000円超えるんだぁ…と改めて思いつつ、6時前に小倉の地に到達。







今回目指している名店さんは「たけや」さんです。小倉南区八重洲町のトライアル(ディスカウントストア)の脇にあって、ネット情報では開店が朝6時とされています。ちょうどいい塩梅ですね♪




で、勢いよく6時5分ごろに着いてみたら…意外なことにお客さんがおらずガラガラです。




おお!ラッキーと思ったのも束の間、お店から出てきたおかみさん曰く「コロナの影響で朝9時開店に変更しているんですよ。」…とのこと。

残念!!致し方ありませんね。次の機会に訪れることにします。><;

おうどんだけに…今後も追うどん!!(←これが言いたいだけw

でも、いいんです。実はたけやさんに訪れたのは、目的の2番目。真の目的は、こちらから3キロほどの北東に位置する足立山の麓にある「妙見宮」にお参りすることだったんです。



そそっと幹線に沿って走り、10分ほどで到着。こちらは「健脚」にご利益があると言われているお社です。朝からなかなかに賑わっていて、地元民からの信仰の篤さが伺えます。






なんでも、みん友の ロックS さんが膝の半月板をやってしまわれ、手術を控えているというので、早期回復をお祈りに訪れたところなんですが、これほどに霊験あらたかな神の宿るところであれば…きっと真剣にお祈りすれば願いが通じるはず!!^^





健脚にまつわるお社であることを主張するかのように拝殿前に掲げられた「わらじ」の数々。…これはますます期待が高まりますね。



ちなみにこちらが、このお社に伝わる健脚神話の主こと「和気清麻呂」。…どうでもいいことかもしれませんが、かつて「7時28分の恋人」として、NHKのニュース7で世のおっさん方を魅了した気象予報士の半井小絵さんは、和気の血を継ぐお方なんだそうですよ。(笑




↓↓↓


そうそう。こちらはちょっとした高台にあるので、市街地を見下ろすこともできます。晴れていたらなお一層素敵な鳥瞰を臨めたはずですが…。




と、まぁそんなかんじで目的を達したらば、いい加減に空いたお腹をなんとかせにゃなりません。ひとまず、北九州は小倉の中心部へと向かうことにします。…どこか旨い店が開いてればいいなぁ…。





とりあえず、北九州市役所の地下にある駐車場に車を安置したら、朝食難民から脱すべく、ちょいっと市街地へと出てみます。(我がカーナビが地下の画像まで出すことをこのとき初めて知りましたww)





ただ、せっかくここまで来たのですから、市役所のお隣の小倉城だけは見ていきましょう。





なんだかしばらく来ないうちに随分と観光地インフラの整備が進んでいますね。





でも、その気高さと美しさは変わらず健在。昭和になってから再建された天守ではありますが、オリジナルはかの細川忠興の手によるもの。(再建時には…その作風についていろいろ議論があったようですが…まぁかっこいいですよね♪)






で、ぼちぼちお腹減り具合もMaxなので…いそいそと街中へと移動します。お城脇にあるコメダ珈琲は開店前なので、紫川を渡って繁華街へ。





紫川のほとりにあるこちらの「ラ・パペリーナ」さんも…長年訪問できずに気になるところではありますが、当然ながらこんな早朝に営業している由もなく。(朝8時前)




そのまままっすぐ進むと、小倉のデパート・井筒屋をくぐる「お城通り」を経て魚町の商店街にたどり着けます。そこまで行けば、何かないかな、と。





ランチであれば絶対に飛びつきそうな「ラルコーン」さんも当然ながら開店前。空いていたのは地場チェーンの「資さんうどん」や、全国チェーンのみ。




そのままさらにまっすぐ行くと、いわゆる夜の街に突入します。…でも、通りの名前は「鴎外通り」なんていう、ちょっと気品ある名前なんです。なぜならこの先に、森鴎外の旧居があるから。






結局、通りの最果てにある鴎外旧居に至るまで…朝食処はナッシング!><;






仕方がありません。ここは資さんうどんで腹ごしらえと行きましょう。




…でもね、消去法的な表現をしてしまって申し訳なかったんですけど、実はここ美味しいですよ♪いわゆる筑豊・北九州地域のソウルフード的存在の一角をなすチェーン店なんです。






今回はこれ。朝からガツンとアナゴ天丼+うどんでエネチャージします。




あぁ、「資」の字のカマボコが今日も尊い!!



…と、唐突ではありますが、腹も満たそうとしているこの辺で3万字制限が訪れてしまいました。(うまうま!)

続きは後編で。

このあと、周辺のいい感じの田舎を堪能しつつ、福岡市へと帰っていきます。引き続きお楽しみいただければ幸いです♪


2020年07月04日 イイね!

川辺川ダム構想と人吉の浸水のお話

川辺川ダム構想と人吉の浸水のお話(今回の記事は単なる恨み節です)

本日未明からの400ミリを超えるとも言われている豪雨の影響で、球磨川流域が甚大な被害を被ったことは皆様ご承知のことと思います。個人的に好きな「九州の小京都」こと人吉市の市街地が壊滅的な浸水に遭ってしまったのは、残念で残念で仕方ありません。

今回被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。




これで当面は…幽霊寺のお香も、上村うなぎの朴葉焼きも目にすることはできなさそうな気配です。1日でも早い復興を、本気で祈ります。(-人-)





30年ほど前までの考え方では想像すらできないような想定外の豪雨が頻発する昨今は、その「想定外」という名の瑕疵を反省的にとらまえて活かした、新しい基準となるべきものを真剣に考えなければならない時期に差し掛かっているといえます。きっと。





例えば10年前。

世間的には「脱ダム」の旋風が巻き起こっていて、環境保全の重要さや里山の自然や文化の貴重さが見直されていた時期ではありましたが、当然ながら同時に「治水」や「河川の安全」についても同時並行で考えていかねばならないという「思い」自体は、たいがいの方々の市民的意識のどこかにはおいてあったはずです。…でも、後段の部分については、なんだか後回しにされて雲散していた気がせずにはいられません。


(写真はwikipediaより拝借しトリミング)

ただ、当時においては「脱ダム」の考え方自体は100パーセント間違ってはいなかったというか、それを論破するだけの理論も実例も、世論の盛り上がりもひねり出すのが難しい時代でした。

しかし一方で、そのころから人吉市や周辺の球磨川流域の地域における水害に対して、喫緊の課題として真剣に考えていた方々は実際にいたのに、具体的な対策としてのなにがしかが表に出てこず、それが今回の水害を招いてしまう一因となったことには、少しだけ恨み節を吐かずにはいられません。





そしてこれは、平成21年のこと。

「脱ダム」を謳い文句に当選した熊本県知事と、国交省、川辺川・球磨川流域の首長が一堂に会して、脱ダム時代の新しい治水のあり方について意見交換する場が設けられていたようです。

その場では、当然ながら何かの結論が出た訳ではないのですが、残された議事録を読めば読むほど…治水に対する熱意を感じられず…なんだかなぁという諦観にも似た感情が湧き上がってくるのを抑えることができなくなってくるんです。

*** 長いですけど こちら に議事録有り ***

この頃のいわゆるお役人さん達は、無条件に(マスコミから)悪者仕立てされるような時代でしたから、こういう場への出席を命じられた担当者さんの心労は相当なものだったことでしょうが、きっちりと「現状」と「課題」について問題提起をされているわけです。





その必死の提起を…空中戦の連続でうやむやにしてしまった出席者の御方々には、少しだけ「代表者」として臨んだ結果の一端が今回の水害を招いたということについて、反省的にとらえていただければなぁ、と思った次第。



で、ダムが万能だという気は別にありません。

ただ、「脱ダム」に対する「次なる手」について真剣な議論が継続的に本気でなされてきたか、というところに…何となく一言申してみたくなったところでした。

m(_ _)m ナマイキイッテスミマセン




Posted at 2020/07/04 22:49:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | 車じゃないのに的なネタ | 日記

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