
3日前にUPした
「中編」の続きです。
緑が濃くなってきた6月の8日に、田舎での住処を求めて薩摩半島の北部地域を訪れて、薩摩の奥座敷と呼ばれることもある街の様子なんぞに触れながら薩摩川内市の周辺でいろんな物件にあたってみるも、なかなか自分1人だけの力では良縁に恵まれなかったので…お役所パワーや宵町の人脈パワーでチート武装してw…さらに一段深いレベルでの住処探訪へと動こうとしているところから話を再開していきます。
「深いレベル」という表現が何を指すかは…あとでまた触れます♪
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というわけで、さっそくレッツ探訪!
初っ端から…なんじゃこりゃ的な、軽トラでも進入をためらうヤブ道をかき分けて歩いて進んだ先で出会えたのが、チート物件最初の1軒目。
なかなかに趣のある土壁と、いかにも古そうな屋根瓦。そしてあちらこちらに見られる補修のトタンがアクセントになった古民家です。聞けば、築齢80年から90年ほどらしくて、3-4年前までは人が住んでいたという。(近くで草刈りをしていた近所民のおっちゃん曰くw
こちらがポイント高し!な点は、今まで見てきていた物件とは段違いといってもいいほどに基礎がしっかりとしているところ。これならあと30年くらいは大規模な改修をする必要は無い希ガス♪
そうして、競艇的な表現をすると、1コース本命枠とでも言うべき候補のイメージを懐にしまったら、もう少しほかの物件にもあたってみることにします。
2軒目はどうやらこの狭~い橋の向こう側にあるようなんですが…隘路好きなワタクシでも…これはさすがに車では渡りきらないっすww
んで、橋から2-3分ほど歩くと出くわしたのがこちら。
これはさすがにパス!(いわゆる、風情ある古民家ではないしw
という感じなので、ここからはライバル不在なレースを制した本命枠に絞って見分をすすめていきます。不動産の窓口で1軒目の建物の鍵を借りたら、さっそく内部に潜入ー!
わりあいに建具の調子もよいですし、囲炉裏かなにかの跡っぽいものもあるし…。
庭には2羽ニワトリは…さすがにいませんけど、可愛らしい池もあるし♪
内側も外側も、直すべきところは満載ですが、ここに決めちゃいます。いや、もうこれ以上の物件には出会える自信がないので、ここでケッテーイ。^o^/
そうそう。なぜこれ以上がないと思えて、今回の探訪が「深いレベル」だったのかということについて少し説明しておかねばいけません。…端的に言うと、これらの物件は「民家」扱いでなく「建屋付き"土地"」というくくりで扱われていたところがミソなんです。
なので、遠くの場所からネットの情報だけでこの手の物件にたどり着くのは困難。さらに、この手の物件を何も知らずにあてもなく探したとしても、原野商法に引っかかって泣くことウケアイっすww

(画像は
政府広報サイトから拝借)
そんなこんなで…この日=6月9日から数えると、あと20日で次に決まっている会社での仕事が始まる+45日後には現住の福岡市の住居を引き払う必要があるという、ケツが迫った状況で素敵な出会いをくれた神様(って、今回はスナックのママになるわけですがw)ありがとうっすー♪…と念じてほくほくしながら探訪を終えて帰路につきます。
気が付けば、時刻はだいたい正午の頃。そして、ほっとしたら騒ぎだしてくるのがお腹の虫。でも、残念ながら久しぶりに突撃してみようかと思っていた近隣のお店たちが悉くお休みか閉店といった状況だったので…ランチを求めて少し足を伸ばし、国道3号で北隣の阿久根市まで走り切ってみます。
薩摩川内の市街地から約30キロ。海鮮豊富で名高い阿久根の市街地は漁港に面したこじんまりとした造りですが、基本インフラはそこそこ整っていて、郊外には
「A-Z」という無敵の大型ショッピングセンターが鎮座しているので、住みよいところ。
そんな港町で海産物のよいところをお手軽に楽しみたいのであれば、お勧めなのが漁協直営の
「ぶえんかん」さん。この日は地元でしかなかなか味わえない
「タカエビ」をイチオシする旗がたなびいていました。
地場のサバの膳や海鮮丼にも惹かれるところがあったんですが、せっかくなのでここは素直に推しに従ってみることに。
んで、こちらが推しの膳。タカエビ御膳=2,150円也です。
この食材でこの内容でこのお値段であれば、随分とお値打ちなんじゃないかと思います。味も申し分なし!端折って雑に説明するとw、大ぶりな甘エビという感じのあるタカエビをこれでもかと胃に送り込んだら、もう満腹感も満足感もハンパなし♪
そうして目的達成と胃袋満足を果たしたのちは、もうほんとに帰っていくだけ。生きざま自体が褒められたものではなく、人に自慢できるものもそんなに持ち合わせていないこともあって、いつ死んでもいいという気持ちがあることを否定はしませんけれど、今のこのタイミングでだけは死にたくないのでwww安全かつ慎重に北へ進路を取ります。
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...完全に脱線しますけど、及川光博のこの「死んでもいい」のPVは秀逸っす♪
https://www.youtube.com/watch?v=FEEEdMfEJUQ
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そのまま順調に北上をかまして再び熊本県境まで戻ってきたら、勢いをつけて南九州西回り道へ。
あ、そうそう。国道3号を上から下までなめていって観察したところ、おそらくですが水俣市~八代市南部付近がガソリン最安値地帯だと思われたので、参考付記しておきます♪(北九州の門司といい勝負かと!
その後、煩わしい行政機関の手先にマークされることもなく、ゆるゆると福岡県まで巡航。^^
でも、経費削減を期して県境の南関ICで九州道を下りたら、大牟田市内をついついっと横切って有明沿岸道へとスイッチング敢行~。^^
そしたらもういつも通りの国道385号の背振越えで福岡市へ。
夢の溢れる探訪紀行から、現実の世界へと強制連行するかのような長くてまっすぐな東脊振トンネルを抜けたら、無事に帰着。時間にして4時間ほどでフィニッシュです。
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そして、私に残された福岡市ライフのリミットはあと11日と半分ほどとなっていて、引っ越し準備やらなにやらしなければならないのに、昼間からアルコールを補給しつつblog書きに興じている始末。
はてはて、ちゃんと生活の切替ができるんでしょうか?(←いや、やれw
という感じで〆めてみます。毎度の長文読了に感謝です。^o^
(了)