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しげ爺太のブログ一覧

2022年06月18日 イイね!

また来た北薩摩(後編/完結)

また来た北薩摩(後編/完結)3日前にUPした「中編」の続きです。

緑が濃くなってきた6月の8日に、田舎での住処を求めて薩摩半島の北部地域を訪れて、薩摩の奥座敷と呼ばれることもある街の様子なんぞに触れながら薩摩川内市の周辺でいろんな物件にあたってみるも、なかなか自分1人だけの力では良縁に恵まれなかったので…お役所パワーや宵町の人脈パワーでチート武装してw…さらに一段深いレベルでの住処探訪へと動こうとしているところから話を再開していきます。

「深いレベル」という表現が何を指すかは…あとでまた触れます♪









というわけで、さっそくレッツ探訪!





初っ端から…なんじゃこりゃ的な、軽トラでも進入をためらうヤブ道をかき分けて歩いて進んだ先で出会えたのが、チート物件最初の1軒目。



なかなかに趣のある土壁と、いかにも古そうな屋根瓦。そしてあちらこちらに見られる補修のトタンがアクセントになった古民家です。聞けば、築齢80年から90年ほどらしくて、3-4年前までは人が住んでいたという。(近くで草刈りをしていた近所民のおっちゃん曰くw




こちらがポイント高し!な点は、今まで見てきていた物件とは段違いといってもいいほどに基礎がしっかりとしているところ。これならあと30年くらいは大規模な改修をする必要は無い希ガス♪



そうして、競艇的な表現をすると、1コース本命枠とでも言うべき候補のイメージを懐にしまったら、もう少しほかの物件にもあたってみることにします。




2軒目はどうやらこの狭~い橋の向こう側にあるようなんですが…隘路好きなワタクシでも…これはさすがに車では渡りきらないっすww




んで、橋から2-3分ほど歩くと出くわしたのがこちら。




これはさすがにパス!(いわゆる、風情ある古民家ではないしw




という感じなので、ここからはライバル不在なレースを制した本命枠に絞って見分をすすめていきます。不動産の窓口で1軒目の建物の鍵を借りたら、さっそく内部に潜入ー!




わりあいに建具の調子もよいですし、囲炉裏かなにかの跡っぽいものもあるし…。




庭には2羽ニワトリは…さすがにいませんけど、可愛らしい池もあるし♪



内側も外側も、直すべきところは満載ですが、ここに決めちゃいます。いや、もうこれ以上の物件には出会える自信がないので、ここでケッテーイ。^o^/




そうそう。なぜこれ以上がないと思えて、今回の探訪が「深いレベル」だったのかということについて少し説明しておかねばいけません。…端的に言うと、これらの物件は「民家」扱いでなく「建屋付き"土地"」というくくりで扱われていたところがミソなんです。




なので、遠くの場所からネットの情報だけでこの手の物件にたどり着くのは困難。さらに、この手の物件を何も知らずにあてもなく探したとしても、原野商法に引っかかって泣くことウケアイっすww


(画像は政府広報サイトから拝借)

そんなこんなで…この日=6月9日から数えると、あと20日で次に決まっている会社での仕事が始まる+45日後には現住の福岡市の住居を引き払う必要があるという、ケツが迫った状況で素敵な出会いをくれた神様(って、今回はスナックのママになるわけですがw)ありがとうっすー♪…と念じてほくほくしながら探訪を終えて帰路につきます。





気が付けば、時刻はだいたい正午の頃。そして、ほっとしたら騒ぎだしてくるのがお腹の虫。でも、残念ながら久しぶりに突撃してみようかと思っていた近隣のお店たちが悉くお休みか閉店といった状況だったので…ランチを求めて少し足を伸ばし、国道3号で北隣の阿久根市まで走り切ってみます。





薩摩川内の市街地から約30キロ。海鮮豊富で名高い阿久根の市街地は漁港に面したこじんまりとした造りですが、基本インフラはそこそこ整っていて、郊外には「A-Z」という無敵の大型ショッピングセンターが鎮座しているので、住みよいところ。





そんな港町で海産物のよいところをお手軽に楽しみたいのであれば、お勧めなのが漁協直営の「ぶえんかん」さん。この日は地元でしかなかなか味わえない「タカエビ」をイチオシする旗がたなびいていました。





地場のサバの膳や海鮮丼にも惹かれるところがあったんですが、せっかくなのでここは素直に推しに従ってみることに。





んで、こちらが推しの膳。タカエビ御膳=2,150円也です。



この食材でこの内容でこのお値段であれば、随分とお値打ちなんじゃないかと思います。味も申し分なし!端折って雑に説明するとw、大ぶりな甘エビという感じのあるタカエビをこれでもかと胃に送り込んだら、もう満腹感も満足感もハンパなし♪





そうして目的達成と胃袋満足を果たしたのちは、もうほんとに帰っていくだけ。生きざま自体が褒められたものではなく、人に自慢できるものもそんなに持ち合わせていないこともあって、いつ死んでもいいという気持ちがあることを否定はしませんけれど、今のこのタイミングでだけは死にたくないのでwww安全かつ慎重に北へ進路を取ります。

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...完全に脱線しますけど、及川光博のこの「死んでもいい」のPVは秀逸っす♪
https://www.youtube.com/watch?v=FEEEdMfEJUQ
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そのまま順調に北上をかまして再び熊本県境まで戻ってきたら、勢いをつけて南九州西回り道へ。





あ、そうそう。国道3号を上から下までなめていって観察したところ、おそらくですが水俣市~八代市南部付近がガソリン最安値地帯だと思われたので、参考付記しておきます♪(北九州の門司といい勝負かと!




その後、煩わしい行政機関の手先にマークされることもなく、ゆるゆると福岡県まで巡航。^^





でも、経費削減を期して県境の南関ICで九州道を下りたら、大牟田市内をついついっと横切って有明沿岸道へとスイッチング敢行~。^^





そしたらもういつも通りの国道385号の背振越えで福岡市へ。





夢の溢れる探訪紀行から、現実の世界へと強制連行するかのような長くてまっすぐな東脊振トンネルを抜けたら、無事に帰着。時間にして4時間ほどでフィニッシュです。









そして、私に残された福岡市ライフのリミットはあと11日と半分ほどとなっていて、引っ越し準備やらなにやらしなければならないのに、昼間からアルコールを補給しつつblog書きに興じている始末。

はてはて、ちゃんと生活の切替ができるんでしょうか?(←いや、やれw

という感じで〆めてみます。毎度の長文読了に感謝です。^o^


(了)




2022年06月15日 イイね!

また来た北薩摩(中編)

また来た北薩摩(中編)4日前にUPした「前編」続きです。

梅雨入り前でよく晴れていた8日の早朝から頑張って鹿児島県境まで駆け抜けたところで貝汁を堪能したり、歴史に触れたり高台から眺め下ろす島影のビューにうっとりしたりで寄り道したのちに、国道328号で薩摩郡さつま町方面に向かおうとしている状況からのお話再開となります。

実はこの後、夕方から翌日に向かって段々と雲が厚くなってくるのですが…一歩先に梅雨入りしていた南九州での貴重な晴れ間を堪能しながらの行程は、揚々とした心持ちで続きます。




この道は出水市から鹿児島市の北西部までをだいたい南北まっすぐに繋げていて、途中は全線山の中の旧い筋。出水市の南辺からそびえたつ霊峰・紫尾の山すそから流れ出す鍋野川や峠の形に倣ってうねうねっとライン取りされているので、バイカーなどにも人気があるのでしょう、ツーリングの集団にもよく出くわします。




途中にはめぼしいお店や峠の茶屋的なものは無いですけれども、鍋野川のこの清流が人を惹きつけるのに十二分でお釣りがくるくらいのスバラシさ!あぁ清々しや~。^^





あ、でも気になるそうめん流し屋さんはあります。いつか行きますw



その先でいくつも出てくるトンネルや橋をついついっと通り抜けたら、「ホタルの里」さつま町域に到達~。こちらではシーズンになるとホタル観賞の観光船なんかも出ていて、よい雰囲気なんだとか。(地元民では手が出しにくい1泊4万円~…なお宿とセットで使うとなおよいです…と思います♪





続いて紫尾の麓の山々の稜線を愛でながら、かかかーっと麓に下っていくと、若干にぎやかすぎなw青看板が市街地が近いことを示してくれます。





川内川を街のど真ん中に抱えるここの市街地は、薩摩川内市に隣接する自治体の中では小規模なこともあって「旧くて懐かしい」雰囲気を醸し出すお店が多いこともありますが、なかなかどうして歴史があって面白いところでもあるんです♪





前回この辺りの探訪日記を上げたときに触れたかもしれませんが、この街は古くから街道筋が集まってきていた内陸の要衝というか拠点というか宿場街的な位置づけのところでして、かつてここらを通っていた鉄道路線も「宮之城線」という名前で、さつま町の前身自治体の名前を冠していたくらいの拠点だったんです。



という流れで颯爽と到着したのは、旧宮之城駅跡




いまではバスターミナルと物産館になっている建屋の中に鉄道資料館的な展示があることはかつてどこかで触れたことはあるんですが…屋外にも趣深いものがあったりするんですよ。





それがこちらの「C57」さん。その界隈ではシゴナナと呼ばれているこの機体は、「124」の番号から察するに最初期型のようです♪





…ただ、頭だけなんですが。後ろのレンガは、壁的ななにかっすw



でもでも、実際に切替ポイントに触れるってのはなかなかの高ポイント!…ただ、これも石が挟まってて最後まで動かせないってのはご愛敬ww





そうして鉄分をぞんぶんに吸収したら、さつま町を離れていちき串木野市へ。






…と、ここで「あれ?デジャブ?」という感覚に襲われた方は、しげ爺太ツウですww





実は今回の鹿児島県への訪問の目的も「住処探し」だったりします。GW前後に訪れたときに続いてのVer.2といったところなので、移動パターンが酷似してます。^^;




しかし…結論から言いますと、その前回に訪れた物件たちの話は全て無かったことになってしまいました。なぜなら最終的にもっと面白い物件に出会うことができたから。…って、理由としては当たり前すぎますかねww



これまではネット上で公開されていた情報をベースにして探してきたものの、よくよく調べると難ありな物件にしか出会えず、ほかの物件情報も他にめぼしいものがない様子なので、ちょいと視点を変えるために薩摩川内市役所に訪れて空き家バンクの事情や地場の不動産屋さんの様子やらをいろいろ教えてもらったりと…探索に本腰を入れてみましたよ。^^



小一時間ばかりいろいろとお世話になって市役所を出てみると、道路の向かいの敷地で長年運用されていた「市民会館」(最後期には「川内文化ホール」と改名していたようです)が解体されている姿を目にしてびっくり。




合唱コンクールに出たり、三国連太郎さんの明け透けな過去の武勇伝の講話を聴いたり、石井明美さんのCHA-CHA-CHAを聴いたりしてなじみのあった建物も…1-2年のうちにはコミュニティプラザ的ななにかに変貌を遂げる予定だとか。


(画像は薩摩川内市役所サイトの資料から拝借)

しかして…その足で街はずれの不動産屋さんを訪れていろんな話を聞きながら築40年ほどの物件を案内してもらい、少し息をつこうかとした頃には日も傾いてきたので、そこでブレイク。



こういう探しものって、焦って動いてもきっとロクなことは無いですから…酒でも飲んで今一度アタマを空っぽにしてみる作戦に転じてみますww






厳しい社会情勢の中で、まだ生き残っていてくれるだけでもうれしいデパートの食品フロアでチョイスしたつまみで一杯やりながら、あとは流れに身を任せてみるのもまた一興。





そんな感じで力を抜いてみると、やっぱいいことがあるものです。…ほろ酔い気分でちょいと挨拶に、と向かった馴染みのスナックのママさんつながりから有力な情報をGetできたりするんですよねー。うむー、ほんと地元の人脈って大事ww





というわけで、翌朝9時からさっそく探索の続きに入っていくんですが、キリがいいのでここらでいったんぶった切って、残りは後編へ。今週末にはUPできるようガンバリマス!



結論だけ先に言ってしまうと…そこで出会った物件に決めちゃいました。築8-90年w




それでは、続きをお楽しみに~。^o^/




P.S.
ロックさーん、2万字程度で収めてみましたよww


Posted at 2022/06/15 05:05:56 | コメント(9) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2022年06月11日 イイね!

また来た北薩摩(前編)

また来た北薩摩(前編)6月8日の九州地方はおおむね全域で高気圧に覆われた晴天に恵まれました。気温も暑すぎずの初夏日和といった感じで、ドライブには最高のコンディションです。…それに加えて、都合がいいことに当日は「お仕事お休み」という、ご褒美日和だったりするのです。

これはもう、走りださねば終われない、走りだしても止まれないとなることが必定。さすれば、朝7時前の通勤混雑が始まる前からちゃちゃっと国道を南下していくほかに打つ手はないわけでして♪

という感じなので、通勤混雑が始まる前の朝6時台からぴゃーっと走りだして鹿児島県入りする話を始めていこうと思います。BGMは、平日なので渋めにAMラジオですw





周辺の会社さん方が本格的に活動を始める9時-10時以降だと割と込み合いを見せる大宰府IC~基山PA間をするするっと駆け抜け、そのままいい気分のままに九州道の熊本県北部あたりを流していると背後に不審な影が見え隠れ…。





このパトさん、途中で2台に増殖したり減ったりしながら…八代のあたりまでずーっとワタクシの周りにまとわりついて離れてくれません。おかげさまで、オートクルーズ機能を持たない我が「白い嘘星」くんで安定的に105km/hで走行するテクの修練が捗りましたwwあぁ疲れたwww





んで、結局根負けしたワタクシは宮原SAへと逃避行~。





こちら、今の名声や評判がどうなっているのかは把握できていませんが、かつてのイメージでは九州道「北の広川」「南の宮原」といった感じで双璧をなしていた感のある、高速SA界の雄の一つだと刷り込まれているところでして…お店も豊富で賑々しい感じで営業されています。





ちょっとだけこちらのGODIVAコーナーのクッキーに惹かれたんですが…まぁ博多や天神でも買えるだろうと思い返して…とる手を止めましたw




といった小休止作戦を発動してパトロールカーをやり過ごした後は、のんびりと自分のペースでの走りに戻ります。今回は、ちょっと時間調整をしたい理由があって南九州道には入らずに八代ICで下りちゃうこととなるので、結果的にはあんまり意味がない休息だったんですけどね。^^





しかして、、八代市の東部で下界に下りて来たら、ちょいとだけ国道3号を逸れてショートカットしようと試みたけど失敗したことは公然の秘密w





本当は…こう行きたかったんです。きっと、パトとのバトルで疲れていたんです。^^;



でもまぁ無事に球磨川を渡ったので、最終的に目指す川内川の流域をめがけてひたすらと走るモードにシフトチェンジしていきましょう。ここから先は車の量もぐっと減って走りやすくなります。





と、こんな感じでここまで来たわけですが、なぜ八代市で高速道を下りて旧来の国道で南に向かうのかというと、それは10時に開店するらしいお店に立ち寄ろうと目論んでいるから。このときの時刻は午前9時前なので、ちょうど開店時刻の前後に水俣市の南端に到達できるだろう、と。





なので、今回は行程を優先して…つい先日に どらたまさん が紹介されていた三太郎の峠の旧道アタックはパスして真っすぐ走ります。でもこれは面白いに決まっているので、きっといつか。






やがて水俣市の市街地に突入すると、さすがにちょいと混雑してきました。水俣市~出水市間はまだ高速道が開通していないので…通過車両が全集中してくるのでしゃーなしです。





なお、水俣ICから出水IC間の16.3キロ区間の開通時期は未発表です。あと4-5年かな?


(画像は八代河川国道事務所のサイトから拝借)



でも、それが開通してしまったら結構な経営的な打撃を受けそうなのが、目指している「南里」さん。市街地を抜けた少し先の「袋」という地域で半世紀以上営業している老舗さんです。





お店の推しは「貝汁」や「わっぱ飯」、そして「しらす飯」などの地場食材をふんだんに使ったお料理たち。営業時間が10時からということで、立ち寄りやすいところが好感度高し!な感じ。^^





ドライブインという名こそ冠していないものの、こちらのメニューはお子ちゃま連れのファミリー利用でも困らないほどの豊富さ。南九州旅行に出られたときには、是非お立ち寄りをー。





ちなみにこの辺りは「放課後ていぼう日誌」という漫画・アニメの故郷でもありますんで、聖地巡礼がお好きな方にもおすすめですよw





そして、しばしの逡巡の後にオーダーしたのは、看板メニューの「わっぱ飯貝汁セット」。わっぱ飯は鶏と鮭と何か(忘れたw)の3種類から選べるんですが、今回は鮭をチョイス。





お味は、ワタクシごときが何か言えるような隙などないドストライクな美味しさでした♪




で、胃袋を満足させたらば薩摩との藩境を目指して再び国道3号へ。





そのまままっすぐに走れば小一時間で薩摩川内市に到達できるところなんですが、ちょいと脇道の農道・オレンジロードに浮気を。何気にこの道を北端の始点から走るのは初めてだったり。





なんで脇へと折れてみたのかといえば、ここ数年来「訪れるべき」リストに載りっぱなしだった場所に立ち寄るため。オレンジロードからさらに住宅街の細道へと折れていくと、なんだか趣のある石垣や植栽が目立ってきて、わくわく感を盛り上げてくれますねー。





という感じで到達したのは「野間の関跡」。いやー…3年越しの悲願ですw






残念ながら、古井戸以外には遺構らしい遺構は残っていないんですが、こんな場所に厳しい検分で名を馳せた関所があったのかぁと、遠くて旧い藩政時代の諸々に想いを巡らせると、現状との対比に…ふっと笑みがこぼれてきます。世が世なら、こんなところで写真撮っていたら光速で拘束されてるだろう…なんてw





なので、不審者通報される前に次のスポットへ。実はこの沿線にはもう1か所行ってみたいと思っているところがあるんです。建設中の高速の橋脚と線形が変えられた道路を経てずんずんと山の方へ走っていくと、その場所が見えてきます。





地元ではテレビ塔と遊具がある山として有名なこちら「東光山公園」から見下ろす出水の市街地と、彼方に広がる不知火海+天草諸島の景色は、なかなかオツなもの♪





眼前に広がるでっかい島影が鹿児島県の長島で、そのはるか奥にのへーっと広がっているのは熊本県の天草諸島なはず。手前の平野は、米ノ津川沿いに広がる圃場と市街地の北のはずれといった具合。



そんなこんなで、生まれ故郷からさほど遠くないにもかかわらず来たことが無かったスポットをちゃちゃっと2か所制覇したのちは、南への路程踏破に戻りましょう。今回はせっかくなので国道3号から完全に離れて、328号で鹿児島県の奥座敷方面へと下っていくことにしますか、とばかりにさらに山奥へと進んでいきます。









といったところで、だいたい3万字に達してしまったため…ここらでぶった切りを。書く前は2分割で収めてしまおうと思っていたんですが、どうやら3分割でないと収まりきらない感じになりそうです。さーせんwww

とりあえず九州道を下りてからの行程はこんな感じですと示しながら、一旦〆ます。



では、またー。^^









Posted at 2022/06/11 14:34:37 | コメント(9) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2022年06月02日 イイね!

福の岡から福の島へ聖なるアジフライを求めて(その2)

福の岡から福の島へ聖なるアジフライを求めて(その2)4日前にUPした「その1」の続きです。

あまりにも天気が良いのでじっとしておられず、うなぎの寝床のような狭苦しい部屋から飛び出して唐津市と伊万里市の向こう側にある松浦市の島嶼「福島」までぴゃーっと走って風光明媚な海辺の景色にうっとりとしてみたところまでが前回の話。

今回は、市が自ら「聖地」と名乗るアジフライ料理を提供してくれるお店を求めて島の中心部に向かうところからの再開となります。時刻は11時前で、天候はピーカンといった具合ですー♪





海岸べたの散策で使用したチャリ機を折りたたんで愛車後部に格納したら、人の匂いがする福島港をめがけてさくさくっと移動開始。道中は、ほっとんど人の気配が無いものの…こういうところこそネズミトリをしている可能性もあるので若干慎重に、かつ迅速にw




そうして20分ちょいで街中に至ってみたんですが…なかなか目的のお店が見つからず、ぐるぐる徘徊してみたり行き過ぎてみたり戻ってみたり…。






して10分ほどうろついたのちに、最低三度はその前を通ってきたであろう目的地の「京屋」さんをなんとか発見!目立たなすぎ!(笑)




到着したのは開店時間を少し過ぎたあたりで、玄関には「準備中」の札がかかったままだったんですが、気のいいおかみさんに招き入れてもらい、一番乗りを果たします♪…こちら元々はお寿司屋さんだったんでしょうかね。年期を感じるお品書きと柱時計がいいアジを出しています。^^





で、他のメニューに若干気をとられながらも強靭な意思をもって注文したアジフライを待つことしばし。なんとも彩のよいお膳が運ばれてきました。コーヒーゼリーのデザート(←これたぶん、手作りで旨かったっす!)がついて1,000円也。




おそらく、どこで誰が水揚げした素材を使っているかの違いでお店ごとの違いが出てくるものと思われますが、こちらで提供されているのはわりと小ぶりな開き身のフライです。…でもこれが、いわゆるお惣菜とは一線を画すサクサクっぷりとオイリー感を感じさせない逸品♪ワタクシが比較検討できるのは2店舗だけなんですがw、主感たっぷりで表現するとこんな感じで。



というわけで、松浦市・福島での目的を達したら、あとは眠くなる前に帰るのみ。福島の島内には見ていきたいところがたーっくさんあるんですけど…帰路で渋滞にハマろうものなら眠気に勝てる気がしませんので、ちゃっちゃと帰ってしまいますww





長崎県に属しているのに、唯一の陸路は佐賀県伊万里市と繋がっているという「九州の離島でたまによくあるw」状況の福島大橋を渡り切ったら、来た道とは逆に、左の唐津市方面へと舵を切って、国道204号を北上してみることにします。





この204号を通ったことは…かつてあるはずなんですが、こんなに線形が悪かったっけ?と思うくらいの山岳路を、しばしの間走り続けていきます。JR唐津駅と佐賀駅とを結ぶ「佐賀線」も、きっとこんな山間を縫って走っているだろうあぁ、乗りたいなぁと妄想しつつ颯爽と。





…あれ、でもこんな道だったっけ?実は走ったことないんだっけ?なんて追加で想像しつつ、走り切った先に見えてきたのは、唐津市との市境の標示。






佐賀県の辺縁部でよく見かける茶色屋根の街並みを目で愛でながら、ちゃちゃっと県道33号にスイッチしてからしばらく走り続けていくと、やがて市の中心部へとたどり着いて一息。表示に出てくる「呼子」の文字に幾度となく心を揺さぶられながらも…直進!





そのままにお城も港も鏡山もスルーして…福岡市方面へと駆け抜けますー♪





…でも、このままにまっすぐ帰ってしまっては面白くありませんのでw、さくっと自動車専用道から離脱して、山の方へと向かって寄り道を。





国道323号で海岸線から遠のいていくと差し掛かるのが七山地区。お米が美味しいところです。…でも、樫原湿原を含めて「行くべき」ところをマゾヒスティックに全スルーしてずんずんと駆け抜けます。^^





やがて、国道から逸れて「北天グリーンロード」でショートカットしていくと、三瀬地区の心の拠り所的な産直販売所の「マッちゃん」が見えてきますんで、ここだけは寄り道を♪





こちらはいつ来てもだいたい混雑しているんですけど、それも納得のお値段で適当にお野菜+αをそそくさと購買したら、急いで帰路に戻ります。自宅ストックが切れていた味噌もGetできてほっこり。





ほら、お安いでしょう?…玉ねぎの値段の高騰なんてどこ吹く風的な値札です。なんてったって、佐賀県は玉ねぎの一大生産地ですからw



というわけで、かなーりご無沙汰している「かぁべぇ」さんにも寄らず、心の中で無沙汰を詫びつつトンネルを抜けて福岡県へと進入していきます。





次いで、急いで帰ってきてよかった!と思えるくらいにスイスイと流れる国道263号のループ橋をぐるんぐるんと下り切ったら、そこはもう福岡市の早良区。西鉄バスにやぁやぁと心の中で再開の歓声を上げながら、那珂川市経由で南区へと帰っていくプラン…いい感じです♪





だがしかし、最後の最後で事故渋滞+迂回に遭遇してしまうというww




それはさておき、この早良区から那珂川市を結ぶ福岡県道56号沿いには、何件かの飲食屋さんも立っていて、いつか訪れようと計画だけは忍ばせていたのですが…悲しいことに三葉亭さんが営業終了しているのを発見…。終ぞ味を知らずば、口惜しや。





そんなこんなで、ふらっと出発して悲喜こもごもないろんなものに見て触れて、個人的には大満足となった小旅行も、これにて終了です。




今回のルートは、だいたいこんな感じで距離にして約200キロといった具合です。



…まてよ…行って帰って200キロといえば、福岡市~大牟田市やら福岡市~豊前市あたりと比べても大差ない距離。そんな距離なところにこんなにも自然あふれる場所があったとは!

なかなかにいい発見したことに酔いしれながら、今回のお話を〆ていきます。





あ、ことアジフライに関しては、(おそらく大多数のかたは)大振りでサクサクのそれを志向していると思います。その場合、今回のお店はオススメしません。ただし、そういったモノに少しだけ「飽き」を感じた方がいらっしゃったら、逆に超オススメだったりします♪


といった感じで、さくっとfin。
長文読了いただきましてありがとうございました!!

(了)







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