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砂上の楼閣よろしく、一旦逆回転にドライブがかかってしまうと崩壊まっしぐら…という事例は腐るほどあります。



ここでマツダを挙げちゃうのは可哀想ですが、故 徳大寺御大によれば

「マツダのある役員は、『箱にタイヤが4つ付いてたらなんでも売ってやる』とのたまった。ユーザーは気を付けなければいけない」

というくらい、驕った人間がいたらしいですからね。教訓のひとつとして挙げました。



ここはもう風前の灯、東京チカラめし。「焼き」は鍋で煮る一般的牛丼より難しいのですが、その人材が間に合っていないのに出店を重ねて評判を落とし自滅しました。



ここはもう論外ですね。担保評価の水増しと押し込み融資、それに金融庁が「画期的ビジネスモデル」だかなんだかと太鼓判を押してしまった。銀行だけでなく金融庁、金融担当大臣まで晒し首にすべきでしょう。



ここも酷い。出店ありきで店舗単位の収益健全性を二の次にし、ポイント制の改悪や値上げにそっぽを向かれ自滅。

私も大井町のヨーカドーに入ってた（る？）店で一回だけ食べましたが、「こんなのすぐ飽きられるな…」としか思いませんでした。それっきり食べてません。

ビッグモーターは上記の失敗例とは全く異なります。損保業界の要求で外部調査が入るようですが、告発事例を見ていると1000億単位の返還要求になりかねない。

査定額を勝手に引き下げられたユーザーが、集団訴訟に踏み切る事も想定されます。売買契約の後にキズを入れて数字を書き換えたのが本当なら、証拠が出てしまえば査定士の資格停止や剥奪もあり得る。

そうなったらいよいよ終わりですね。