
昨夜書きました、「待たすと高いよ」のお客様。
まあ、ウチのハイヤー部門扱いの全車チケット手配なんで、乗車されたご本人様には何らの負担も無いわけですが。
結局1.5H近く待ちまして、国立方面まで行きましたから2万円越えちゃいましたね。
ありがたや(^人^)ありがたや。
そんでこのお客様が
「僕も車好きなんですよ」
と来ちゃ大変です。
首都高やガソリンの値上げに始まって、現在工事中の区間の開通見通し、汐留~虎ノ門間で密かに工事中の「謎の地下道←汐留で地下に潜ってどこに出るのか判らない」とそれに絡む「通称マッカーサー通り」沿線の森ビルによる大規模再開発計画、圏央道・第二東名の話、タクシーにハイブリッド車導入の是非について、
…
…
キリ無いす(^_^;)。
「今僕はBMWに乗ってるんですけどね」
お、ここで愛車の話ですか。
「ドイツの機械はさすがですね。8年目でも、ガラス周りのゴムまでピンシャンしてますよ。コンピュータは弱くて、点いたままの警告灯が2、3あるけど」
「その前はインス(削)6年乗ったんですが、ハードの故障は無いけどヤレが凄くてね。天井の内張りが弛んだり、木目が反っちゃったり」
ま、この辺りはフツーに話つながると思うんですよ。
「ホン(…削)の更に前がランチアなんですよ。テーマって分かりますか」
「まさか8・32ですか」
「いやいや、アルファのV6でしたけどね」
ここでブログ書いてる位の方なら説明の必要もないでしょうが。
80年代初頭、フィアットグループ3社(フィアット・アルファロメオ・ランチア)とスウェーデンのサーブによる、フラッグシップセダンの4社共同開発プラン。
いわゆるティーポ4で生み落とされた一車でございました。フィアット・クロマ、アルファ164、サーブ9000をシスターカーに持ち、アルファを除く3車はキャビン~ドアパネルまでを共通とした、アッパーサルーンとしては極めてシンプル、クリーンかつモダンな仕上がり。
あの当時でこのクラスに当たる、ごくまともなインターミディエイトクラスの国産車って…2代目マキシマ位ですよ。まあいいや。
そんでランチアのテーマについては、フェラーリ製V8・3000DOHC32バルブエンジン、アクティブスポイラー等搭載のインチキグレードも用意されたと。
これ読んだの、中2か中3の時のモーターマガジンじゃないかな~…
=ぐほぉ、20年前かよっ(気絶)。
「そのアルファエンジンね、真夏とは言ってもね、スイスイ流れてる甲州街道でお湯噴いちゃうわ、レッカー来るのに3時間待つわで…」
「あちゃ~…そのあとのテムプラとかカッパ(k)辺りは、だいぶ良くなったんじゃないですかね。ランチアに限りませんが」
「壊れかたまでもドラマチックにしろなんて、これっぽっちも頼んでない!大概にしてほしいと思いましたよ(苦笑)」
「今でこそ、イタフラ車にもアイシンのハーネスが載る時代ですが」
「僕は友達に、イタリア人は+ネジをハンマーで打ち込む人種だぜ…とか言われてましたしね(爆笑)。ドイツとはまた対極ですよ」
…
ま、そんなこんなで疲れてるトコを一睡も出来ずに、お宅まで着いてしまいましたよ。
ははは(^_^;)。
ま、楽しんでもらったようなので、ようございました。
↑のちっちぇー写真は、○リバーからくすねちまいました(自白的自爆)。

Posted at 2007/11/18 08:56:57 | |
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