2024年01月10日
知人のR5年式ライズ、1200cc自然吸気エンジン・FFたぶん上位グレードなんですが(;'∀')ちょっと借りる機会がありましたので、いつもの私的テストコースを走ってみました。
人の車のトリップメーターを勝手にリセットするのもアレだったので燃費は測れていませんが、おそらく我がONEダー号(N-ONE RS)の30km/lのところ25km/lぐらいは確実に出ている印象でした。やはり1000-1500ccあたりは車両重量(車格)に対して燃費効率が優秀ですね。
新車装着タイヤはダンロップのエコピア150のようでしたが、特に乗り心地や静粛性、安定性に気になるようなところはなく文句はありませんでした。たまに路面のつなぎ目で突き上げ感がありましたが、これはタイヤよりもサスペンション由来のように感じました。
しかし、速めのコーナリングでも背の高いSUVモデルの割にロールとそのオツリもよく対策されていて、ボディ剛性に不満は感じず、ハンドリングの手ごたえもニュートラルで違和感のないものでした。
60km/hあたりの巡航ではエンジンは1500rpm前後とCVTらしく低めで、しかしトルク不足も感じず十分な力感でした。ゼロ発進の際に若干唐突なスタートになることが何度かありましたが、この辺はもしかするとアクセルワークの慣れの問題かもしれません。ただ、時にCVTのローとハイの切り替え部分(大体20-30km/hぐらい)でギクシャクすることがありました。条件はよくわかりませんでしたが。
前方の視界は良く、後方に関しても昨今のモデルとしては比較的に確保されている方だと思いますし、シート形状やホールド性も私にはシックリ来て快適と言って差し支えない印象でした。
価格帯を考慮して総じて良くできていると感じましたし、大きな不満はなく十分ファーストカー足りうるモデルだと思います。トヨタの看板があるとしても、売れてきた事実に納得する出来だと感じました。
物理的に軽自動車より優れた点があるのは当然ですが、軽自動車のトップモデル・トップグレード製品と価格帯的に競合しそうですね。この辺は何を優先するかできまりそうです。
現在困難に直面しているダイハツ製のクルマですが、私個人的にはこれは良い車だと思います。
Posted at 2024/01/10 16:28:25 | |
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