
10月11日(日)
会社の仲間との月例ハイキング
今回は旧東海道小夜の中山峠を歩くハイキングを計画しました。スタートは事任八幡宮、ゴールは旧東海道石畳(金谷坂)までの通り抜けです。
小夜の中山の峠越えは広重の浮世絵からも想像がつくように急峻で激坂のイメージしかなく歩く前からかなり不安がありました。
台風14号の影響が心配でしたが、運良く当日は快晴となり気持ちの良いハイキング日和となりました。
事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)で出発式を済ませ、
道中の安全を祈願しました。
歩道橋を渡って旧国道1号線を挟んで反対側にある本宮へ向かいました。
271段もの階段が続き体力を消耗します。
続いて、旧東海道 日坂宿を歩きます。
どのお宅にも屋号の書かれた看板が掲げられていて様変わりした今でも宿場町だったことをしのばせてくれます。
岡パンでおやつ用にパンを買いました。
日坂宿を歩き進むと旧国道1号線に差し掛かり横断してその先に旧東海道が続きます。現在の国道1号線をくぐって進んで行きます。
ここからは登り坂となり、自動車でも登っていけるのか?心配になるくらいな傾斜の激坂がはだかります。
途中に広重の浮世絵の石碑。こんな急な坂を描きたくなるのも頷けます。
所々に芭蕉など歌碑があって歩き人の足を休めるポイントにもなっています。
茶園越しに粟ケ岳の「茶」文字を望みながら歩きます。
小夜の中山公園へ寄ってひと休憩しました。
子育て飴のお店が営業していたので立ち寄ってみました。
せっかくなので名物の子育飴をいただきました。
気さくなおかみさんがたくさんお話を聞かせてくれました。
茶店を出るとすぐに久延寺があり、境内の脇に夜泣石がありました。
恐ろしくも悲しい伝説にただただ頷くばかり...
その後、辺りには良い鐘の音が鳴り響いたとさ
寺を出るとすぐに菊川の里へ下りる長い長い下り坂が続き、膝や腿にストレスを与えてきます。
昼時でお腹が空いたものの、弁当を広げるのに適した場所が見つかりません。
集落へ出て家並みの跡を歩き進むと石畳菊川坂が現れました。
ここを登ってからお昼にしましょうということに決めて登り始めることに。
すると想像を超える長い長い石畳が続き言葉を失うほどに。
やっと見覚えのある諏訪原城跡付近の道に出ました。いい顔してる!?
東屋があったので ここで昼食としました。
今回もチャーハンが弁当のテーマでした。おかずに懐かしの丸大のチキンハンバーグを添えて美味しさ倍増です。ササっと作ったマカロニサラダもウケました。
皆さんの作ったチャーハンの味付けや具の工夫も大したもので参考になります。チャーハンは個性が出て失敗もないので良いですね。
腹ごなしに諏訪原城跡を散策しました。
巨大な馬出が特徴でしょうか。堀の大きさ深さは見事です。
金谷、島田の街が一望できます。午前はきれいに望めた富士山も雲に隠れてしまっていました。
城跡に隣接した珈琲店へ寄って一服しました。
珈琲は種類が豊富で選び甲斐があります。
ケーキと一緒に注文しました。
私は無難な珈琲を選び飲みやすかったですが、チャレンジャーの違いが判る男たちが選んだ銘柄のテイストは如何だったのでしょうか?

いくつかの難所をクリアしての安堵と充実感に浸りながら甘いもので疲れを癒しました。
店を出て、旅の締めとなる石畳金谷坂を下ります。
日陰のため湿っていて滑って歩きづらかったです。もう難所はクリアしたと安心しきっていましたが最後にこんな難所が待っていたとは。(笑)
信じがたい?すべらず地蔵尊を横目に石畳を下り切って石畳茶屋駐車場へ到着し解散式を行いました。
八幡宮本宮の階段と峠越えで難所がいくつかあり不安でしたが、誰も経験がなくまさに歴史探訪、終わってみればとても楽しいハイキングでした。日坂宿を含め旧東海道は普段では経験することのないココを歩いてこその情景から時代背景を感じることが出来て良かったです。
歩行距離 8.4km
平坦路とは違って疲れましたが大成功! さて次はどこへ。
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低山ウォーク | 日記
Posted at
2020/10/12 16:00:55