k&nエアフィルタの投稿が続きますが、タイムライン的にはこちらの方が先になります。
k&nのフィルタを使い始めて20年ぐらいになりますが、メンテナンスのタイミングは、日常使いの車が2万キロ、スポーツ走行する車はエンジン回転が高い、イコール通過する空気量も多いので半分の1万キロと決めていました。
(昔は、確かメーカ推奨の距離が2万キロでした。)
evoqueにk&nのフィルタを装着したのが記録を見ると14年の10月、走行距離約5千キロの時点。去年(22年)の夏に大体2万5千キロになったのですが、暑かったりで延び延びになっていました。
先月、走行距離2万8千キロで、やっとメンテする気になりRR以来久しぶりにメンテのキットを取り出したら、クリーナがスプレーの中で固化していて、まずはそれを水の中で溶かすことから始めなくてはいけませんでした。
久しぶりなので、ネットでメンテの手順を確認したのですが、
今は3万キロなんですね。
更に調べると、
アルミのメッシュが見えるうちはメンテ不要、という恐ろしいことが書いてあったりします。(クリーナのボトルの説明を見直したら、同じことが書いてありました...)
取っておいた純正のフィルタを、取り出したk&nフィルタと入れ替えでボックスに入れておきます。車は使用しないので必須ではないのですが、これをやらないと虫とかがエンジン内に侵入する可能性がありますので。
9年ぶりで取り出した(途中の点検時にはディーラ等にチェック不要と言ってあったので、本当に9年ぶり)フィルタは、メッシュが見えない、などということは全く無く、まだオイルの赤色が残っているぐらい。まだ行けそうなので、このまま戻そうかとも思ったのですが、せっかくなので予定通りメンテすることにしました。
クリーナを両面からたっぷり吹いて30分ほど放置。その後エンジン側から流水をかけてクリーナ成分を流します。
下に落ちる水に全くオイル分がなくなることはないので、適当なところで切り上げて乾燥。
この時、エンジン側を下にして、乾燥中に汚れが付着しないように注意します。
数日放置して十分に乾燥したらオイルを塗布します。
メンテキットにはスプレーと液体の両方のタイプがありますが、私は液体のタイプが好みです。蓋の部分を起こすとフィルタのプリーツに合うような塗口が出てくるので、これをプリーツに沿わせて、ボトルを押しながら滑らせればオイルを無駄にせずに塗布することが出来ます。
この時、最も重要なのが、オイルの塗布は外側(吸気側)からだけ行うこと。どの説明を見てもくどいくらい書かれていますが、みんカラを見ると、まだまだ両面から塗布する、と記述している人が見つかります。(大丈夫だろうか)
オイルの塗布量は?
オイルのボトルには長さあたりの塗布量が書かれていますが、そんな指定通りにやるのは無理です。
ここで心強いのが、ボトルに
塗り過ぎは厳禁、塗ってしばらく置いて、白い所が残っていれば、その部分だけちょんちょんと塗れば大丈夫(みたいな感じ)という言葉。
結局、すべてのプリーツに1度ずつスライドさせて塗るだけで大丈夫な感じで仕上がりました。
均一に塗りやすい、という意味でも液体タイプの方が良い方に思います。
あとはオイルを馴染ませてから装着するだけです。
装着後、晩秋の乗鞍へ。
乗り出し早々、エンジン音が静か、アクセルのレスポンスも良い感じ。
純正からk&nに変えた時には
こんなことを書いていました。
これだけだったらプラシーボ?とも思いますが、平均燃費の数値がかなり良い。
下道(19号)で中津川から木曽を抜けますが、19号から逸れる時点で12km/Lを記録。19号はこの向きで走ると上り勾配になるので10キロ台か良くて11キロぐらいしか出ないんです。
メンテの効果はかなりあったようです。
まあ、9年も放置していましたから、劣化したオイルが吸気抵抗になっていた可能性は十分にあると思いますが、k&nフィルタのメンテ、複雑ではないので指定よりも短い距離でやってみるのもありかも。
以前、新品の状態を写真に撮って、メンテ時にオイルを塗る量の目安に、とか書いていましたが、あれは誤りでした。
クリーナで洗浄しても、やはり真っ白には戻りません。どうしても黒ずんでしまうので、オイルを塗っても新品の色合いとは変わってきてしまいます。(それを確認するために、このメンテの方をアルピーヌにk&nフィルタを装着するより前に行う必要があったんです。)
塗り残しがなければ十分、という言葉に従えば良い、ということですね。
Posted at 2023/11/06 15:51:12 | |
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