新奇のもの・ことへの好奇心はまだまだ衰えないとはいえ、人生後半に入ってくると、
ムカシを懐かしく思い出すことが多くなってきた。
若く活力に満ち満ちていた頃は、後ろを振り返るなんて思ってもみなかった。
最近のことである。
ふとしたキッカケで、とみに
ガキンチョ時代のことや学生時代のことが、懐かしくも思い浮かんでくる。
思ひ出は美化され書き換えられ記憶される、とは巷間よく言われるコトであるが、その通りである。
思い出されるのは、確かに、楽しかったこと、面白かったことバカリで、ハジかいたことやヤだったことは忘却の彼方である。
そこで、この夏の休暇の一日、生まれ育ち、学生時代を過ごした
我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ" に出かけた。
過ぎし時間を巻き戻し、時代を遡って順番通りに記憶を辿り巡るワケではない。
当地からの出発で、行きやすい順で行程をこなす日帰りツーリング、
本日の
ブログ「その1」は "出撃編" である。
(その何番まで行くんだろー。その1を書き始めたはイイが、情報盛沢山スギて、現時点、小生自身も予想不可)
では早速。
昨朝、8月8日は、マルゴーマルマル(05:00)過ぎから、活動開始。
攻撃地は、盆地の京都である。
良く知られてる通り、夏の京は、げーしそうなくらい(おっと失敬)
ものスッゴク暑い。
なので、帽子とサングラスは必須、服装はアロハに半パン(ショートカーゴ)、サンダル(運転可のバックル付)である。
この帽子や軍服、上官殿の見立てである。
2018年12月から、BSスターチャンネルで放映され、我ら夫婦で(イカン、間違えた。上官殿のソバに控えて)喰い気味に観てた、英米合作のTVドラマシリーズ、
"Patrick Melrose(パトリック・メルローズ)" で、
カンバーバッチ演じる主役の破滅願望で堕落した英国紳士(後に再生)
のカッコに触発された上官殿が、
以来、小生の夏装として指定したものである。
※
"Patrick Melrose(パトリック・メルローズ)" に興味を持たれたアナタのために、予告編動画紹介しとく。
PATRICK MELROSE Official Trailer #1 [HD] Benedict Cumberbatch, Holliday Grainger, Jessica Raine
出撃前の儀式、
トリップをリセットし、
エナジードリンクを補給したら出発進行。
ガラ空きのR1を大津方向にひた走り、鈴鹿の峠道をそれなりのペースで楽しんだら、
栗東(滋賀県)に到着。
一先ずセブンで休憩である。
ココで走行情報を、O-Lineのオンボードで確認。
トリップは72.5kmを示し、運転時間は1時間44分、平均燃費は17.6km/lを示している。
出発時、残走行可能距離は760kmであったが、72.5kmを消化したのにもかかわらず、
現在残走行可能距離は770kmを示しており、10kmも増えてしまってるフシギ現象を目撃!
ま、燃費が異常にイイんで、こいったコトも起こる。
で、再度となるエナジー補給、
小休止を終えたら、今度はキャップボトルカンの
Monster注入しながらの戦線復帰。
このままR1を進むと草津から大津、京都入境までは都市部交通集中による渋滞の波に呑まれるの火を見るよりも明らか。
何としても、行軍スピードが落ちることは避けねばならない。
なので、右(琵琶湖岸方向)へと県道に逸れ、
近江大橋(ま、琵琶湖というより、琵琶湖最南部の
オマケみたいな地帯に架かってる。 2013年より無料化達成)へ向かい、
橋越えて、
一瞬ダケ対岸側の湖(オマケ地帯)を右手に見る浜大津から、左に折れ、京都と滋賀を隔てる山の方面に向かい、再度、R1に合流するんであるが、
この県道、フルスペックの路面電車が通る、軌道敷が敷設されてる道路である。
(自動車学校の教本でしか知らんアナタもココくれば、ルールやマナーを実体験デキル!!)
ココの路面電車、欧州の都市を走るトラムやトロリー、日本でも地方都市で見られる市内交通の小型電車ではなく、
その名、京阪電車・京津線と呼ばれ、ま、フツウに電車列車である。
本路線を走るは川重製800系電車なんかで、今では京都市内に入ると地下鉄にそのまま乗り入れてる(路面・地下鉄共用は、日本でココだけ)なんて規格品である。
で、R1に復帰したら、
逢坂山(の関・峠)を越え京都入境、
スグ先の名神高速道・京都東IC入口の手前でR1を外れ、三条蹴上に向かった。
ここで、豆知識である。
"逢坂(の)関" 、見たことあるよな気がしたアナタ!
そう、その通りである。
百人一首、、坊主めくりでもナゼか人気者の
蝉丸
(ナゼか、の理由思い出したゾ! 蝉丸カード、坊主めくり最強デッキだった!! コイツを引いたら、ゲーム参加のプレーヤー全員からカード(手札)総取りだった。 ほら、ココでもガキンチョ時代の記憶が蘇ったじゃないか!!)
が詠んだ歌、
「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」
の、あの
"逢坂(あふさか)" である。
今回の、
"ことりっぷ" その1(出撃編)は以上である。
次回は
"(出身)大学訪問編" として、現在構想中。 小生のアタマの中である程度組み上がったら、
いよいよ執筆に取り掛かり上梓(ウソ。ブログにまとめアップロード)するんで、シバシ待たれよ。
Stay tuned, don't miss it!
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Posted at
2020/08/09 13:52:32