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2020年08月22日 イイね!

Attack on sido boulangerie(当地パン屋リベンジ第2次攻撃)

Attack on sido boulangerie(当地パン屋リベンジ第2次攻撃)
夏季休暇初日となる、
2020年8月7日、つまりマルッと二週間前のことである。

当地 Boulangerie(仏、ホトケではないフランス、って前にも書いたな。そのフランス語で言うところのパン屋)への
First strike作戦
敵情報収集不十分で準備不足のまま無謀な特攻をかけた結果、敢無く敗退した。

いや、つまりはこういうことである。
上官殿の情報索敵網に引っかかった、当地でオイシイと評判のパン屋、
sido boulangerie(シド ブーランジェリー、日本名:シドのパン屋)" へパンを買いに出かけた。
(*注:sido boulangerie公式HPナイようである。本ブログ写真の名刺見るか、インスタ、Retty、食べログなんかには載ってるようである)

ココへは、以前よりゼヒ連れて行くよう、上官殿より仰せつかっていた。


モトモト勤務先で定められていた小生の夏季休暇は、8月8日からである。
がしかし、昨今の情勢下にあって特別決定あり、前日の7日、金曜日も追加休日に加えられた。
なかなか、休日が一致しない上官殿と小生、この日なら二人とも休みが合うぢゃないか!
何たる奇貨、それに奇しくも店名のsidoは、小生名のSidと読みは同じ"シド"
である。

これは早速突撃せねば!

ということで、その7日、開店一番乗りsido boulangerieへ、
パンを買いに行こうと計画立案。
で、当日は開店時間のヒトマルマルマル(10:00)まで30分を前にする、
9時30分に愛機O-Lineで現着。
※通常、パン屋の朝は早い。当店も朝8時が開店時間のハズ。
でも10時なんである。 
いくら情報収集不足とは言え、定休日くらいは最低確認する。
上官殿が勤務先の若い子たちを尋問した(うそ。単に教えてもらった)結果、
金曜日は営業日、そしてやはりこの情勢下にあって時短、つまりは10時開店に
繰り下がってるくらいは事前調査済みである。

ソトは暑っついので、エアコン効かせたO-Lineの車中で、ZIP(日テレではない。
FM)のFRIDAY MUSIC PUZZLE、リサちゃんの心地よいナビゲート聴きながら
待つことシバシ、
9時50分になった。でもなんかオカシイ
ココは当地でも売り切れ続出・続発の人気店のハズ。

ゼンゼン動きがない。店内は暗いままだし、他に客もやって来ない。
いやなオカンが...

店の前まで行ってみる。
って、あかんやん。

『夏季休業のお知らせ 8/5(水)~ 8/12(水』

撃墜された瞬間である。
しかし、当方夏季休暇は 8/16までである。

イヨッシ! リベンジに来れるぞ!!
一先ず撤退。
上官ともども、それぞれが
I shall return. (敵とは言え名言、the Supreme Commander for the Allied Powers のコトバである)
の思いを胸に、実際はスゴスゴ退散。

で、8月14日、リベンジマッチとなる、Second strike作戦を敢行である。
前回敗北で敵情は十分に把握している。
マルキュウヨンゴー(09:45)現地着で、やはり一番乗りである。
その5分後、にはO-Lineのトナリも、そのまたトナリも、と陸続と後続が駐機する。

9時55分になったところで動きがあった。お店の人が出てきた。
回転、いや間違えた、小生、オトナの玉入れ屋に来たワケではナイ、
いよいよ開店である。

ついに帰ってきたゾ
We have return.
した瞬間である

我らペアは一番乗り。そしてスデに後ろには行列ができている。
そして一時での入店許可は5組、with マスク着用もルールとなっている。
いざ、入店、で買うパン、選ぼう。
なのにまたなんかオカシイ




お気づきであろーか?
各種並べられてる焼き立てのパンどもの前には、さっきまでいた客がダレもいない。
我らだけである。なぜ混雑店・時間帯でこんなジックリ写真が撮れんだ!

後続部隊はドコ行ったのか?
視線を巡らす。
いた!

みな、レジカウンターに殺到してるではないか!!
キツネにつままれたみたくな気持ちで観察する。
すると聞こえる店のおねーさんの涼やかなコエ。

「※※様のご予約分は、・・・・・」

えっ、予約!
「なぁ、上官殿(普段の会話はこんなもんである)、いま予約って言ったよな」
「うん、言った」
「ココ、予約できるんか?」
「そーみたいね!」

やられた!!(別にやられたわけじゃないが)
そこはかとない敗北感が漂うが、スグ持ち直す。
ちゅーことは、5組限定の混雑してない店内でジックリ品定めできるってーコトだな。
そう、物事はpositiveに考えると、人間、happyになれる。

というこで、イッパイ購入


本日のランチ

(なお赤い飲料はトマトジュースではない。上官殿が購入してきたblood orange = 血のオレンジ。
おドロおドロしい名だがうまいゾ。高いが)

本日のディナー


いやー、堪能した。
ごちそうさん!である。

で、終わらなかった。
小生には疑問が残ってた。

店内に掲げられてた黒板に書かれた暗号(ではナイ。たぶん)

Boulangerieを名乗る以上、これがフランス語で書かれた何カシラン、であろーことは、まず間違いなかろう。

うーん、知りたいゾ、ナニ書いてあるか。
でも如何せん、小生、英語ならたぶんワカル。 
よしんばイタリア語だとしてもなんとか想像力も駆使すれば、
近づくこともできよう。
しかし、ダメだ、フランス語は。サッパリわからんちん。

でも日ごろの行いの良い小生、神様は見ていてくれてる。
知り合いに解読者が現れた!! 天から降臨せし協力者である。
なんとそのヒトはフランス語達人(hereinafter:フランス者)というではないか。 
しかもそのフランス者、小生の心に灯った小さな疑問の火、これをキッカケに
専門文献まで当たってくれた。感謝である。
ココでも再度、ありがとうと言っておく。

パンもウマかった。
上官殿に聞くと、も一回食べたいとのことである。(リピ決定の瞬間である)
前回情報を得たので、予約注文しとくから今日引き取りに行ってきて、
との特別命令も出た。

ついに、Third strike. Attack on sido boulangerie 作戦再発動である。

で、暗号解読文(うそ。解読者より送信受けた内容をテキスト印字した
ハードコピー)を手に、さっき行ってきた。
目的地予定到着時刻は、ヒトナナマルマル(17:00)である。
とーぜんである。

混雑してる時間帯に行っては、相手してもらえんだろーし、
してもらえても迷惑この上ない、バカに小生がなってしまう。

その点は抜かりない。夕刻の5~6時頃なら比較的空いてますよ、
と事前に電話入れて調査済みである

さ、解読者も皆さんも戦況結果報告をお待ちであろう。
けっかはっぴょーである。

いやーオドロイた!!
今、明かされる驚愕の事実!!!

ホンマ、ビックリして腰抜かすか思たわ!!
ほんで、泣きそうなったわ!!!

お待たせしました、以下、戦闘報告リポート

予約したパンどもを受け取り、お会計を済ましたら、
レジのおねーさんに聞いてみる。

「オーナーさんに聞きたいことあるんだケド」
「はい、なんでしょう?」

「イエね、あそこの黒板の文字、あれなんて書いてあるか知りたくて...」

「てんちょー!、今、お時間だいじょーぶデスカー!」
「ちょっとお客さん・・・」、パン工房に大きなコエで呼んでくれるおねーさん、




「ハイ、何でしょうか?」店長(オーナー登場)


「すいません、お忙しい中お呼びだてして。あの黒板の文字、フランス語ですよね?」
「ハイ、そうです」

「実はどうしても意味知りたくて、知人のフランス者に訳してもらったんです」
ハードコピーをお見せして、「これで合ってるでしょうか?」

「ええーと、そうですね。こんなカンジです」

しつこく確認、「これで、合ってると?」

「ハイ、間違いないです」

小生、思わずガッツポーズである。

「それで、そのフランス者が言うには、日本にフランスパン広めた一人者の、フィリップ・ビゴ、その彼の、"P・H・Bigot" のサインがあると言うんですが」

「ええ、私、ビゴさんに師事してたんです」

あかん、もー眩暈がした。へにゃへにゃなって地べたに崩れ落ちるか思た。
でも、ココで終わっちゃ、小生の仕事も三流である。

「えっ、そーだったんですか!!!、失礼を承知でお伺いさせてください」
「どこでご一緒に仕事されてたんですか?」

「銀座プランタン(現マロニエゲート)の『ドゥースフランス』です」
「ビゴさん、もうお亡くなりになったんですが...」

スゴすぎ! 
愛弟子さんであった。

その後、sidoの由来を伺うと、これは予想に違わず、本名お名前とのことで、
小生も自分の名刺をお見せして、私もSidで、シドなんですよ、
なんてお話なんかもさせてもらう。
そして、写真撮影にも快く応諾くださった。しかもマスクも取って。
イヤー、ほんまもんのオトコマエの職人さんである。
しかも上記写真ネット上にアップロードすることも快諾くださった。

興奮冷めやらぬままに、O-lineに乗り込み家路を急ぐ小生であったが、
信号待ちしてる時、大失態をしてることに気付づいてしまった!
このままじゃ、二流どまりである。

リカバーすべくスグ、O-Lineからハンズフリーで電話する。
そして、自らを名乗り、大変申し訳ないが電話口に、
店長sidoさんを呼び出してもらう。
「あっ、さっきの」と言いつつ、快く取り次いでくれる、
おねーさんもステキである。
小生、同年代の未婚だったらホレてたかもしれんゾ。

で、sido店長である。

「先ホドはどーもありがとうございました。 
もうヒトツ、とても大切なことお伺いするの忘れてました」

「ハイ、なんでしょう?」

「あの文章は、sidoさんが考えられたんですか? 何かから引用とかヒント得られたとか?」

「いや、あれは、ビゴさんです」

「あっ、やはりそうでしたか! どこ(ナニ)でのオコトバなんでしょう?」



「いや、ビゴさんが書いたんです」

「はぇぇぇぇー、今なんと?」



「15年くらい前だったかな、この店、オープンの時、ご自身で書いていかれたんです」

「今、なんと?」



「ビゴさんがお見えになられて、オープンを記念して直筆で書いていかれたと!」

もーほんまにあかん。
ジコおこしそうや。
そーか、シッコスちびりそーや。

しっかし、今回は思いもかけないほどの大戦果
興奮したまま、ウチついて、
今、こーしてブログ書いてるトコである。

最後に、ビゴさんこと、偉大なパン職人、P・H・Bigot氏

(ビゴの店HPより)
の冥福(2018年ご逝去)を祈りつつ、

sido boulangerieに彼が残したフランス語メッセージ、
知人フランス者日本語訳(ママ)で締めくくる。
合掌。

人生、自然
健康、仕事、
(日々の) 生活とシドの美味しいパンを愛でよう
友愛をもって
P・H・Bigot

Posted at 2020/08/22 20:12:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | よもやま話 | 日記
2020年08月12日 イイね!

"ことりっぷ" 番外・京都再訪編(シリーズ最終)

"ことりっぷ" 番外・京都再訪編(シリーズ最終)
最初に断っとくが、本日のこのブログ、もんのすごーく長い。
先般の、パールロードと街中散策ツーリング・鳥羽編を遥かに凌ぐ、ウルトラ一大巨編。

いつもの、3倍から4倍マシ(当社比) である。
なので、おヒマじゃない方は、2回から3回くらいに分けて、ご覧になっていただくことをお勧めする。

でも、小生としてはゼヒ完読していただきたい。
なぜなら、休み明けで仕事に戻る明日以降はまた、ブログやパーツレビュー、整備手帳のエントリのドロップは滞りがちになりそうなおかんがするからである。

各位におかれましては、よろしくお願いする次第である。
このとーり、🙇、伏してお願い申し上ぐる。

長いようであっちゅー間だった夏季休暇も本日で終わりである。
明日からは、また勤務に復帰しそして職務を果たす日常に戻る。
オフからオンへの切り換えである。

では、ということで休暇最終日の本日中に、この夏・2020の記憶を締めくくるブログを残しておくことにしよう。

8月8日に日帰りで、京都へと「我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ"」を敢行したのは、
先日来、その1~その4
その1(出撃編)
その2(大学訪問編
その3(祇園散策編)
最終回、その4(高校訪問編)
として、
そして引き続き、そのアナザーストーリーとして
"ことりっぷ" 番外・食レポ編
のブログエントリをドロップしてきた。

本日は、アナザーストーリーもこれで仕舞いとなるその2、8月12~13日にかけての京都再訪時の様子を描写しようと思ふ。

この "ことりっぷ" 番外・京都再訪編を、"ことりっぷ" アナザーストーリーその2とし、本シリーズも終えることとする。

当地出撃時刻は8月12日マルロクマルマル(06:00)。 早暁より出撃最終準備を開始。
マズは、いつの間のか小生の横でフトンで寝ていたにゃーを捕獲、

キャリーケージにお入りいただく。(O-Lineリアシートでのシートベルト固定)

道中の水分&英気補給のため、エナジードリンクをサーモスに詰め替え

たら、トリップをゼロリセット

して、いよいよ出撃である。


今回は、いつもとは全く異なるルートを選択
大きく迂回するコトになる、岐阜県の名神関ケ原ICに向かい、ココから名神→北陸自動車道→舞鶴若狭自動車道


を乗り継ぎ、小浜ICで一般道へと流出。
第1目標地点に設定した、福井県若狭フィッシャーマンズワーフを目指し、ココで小休止、つまりは休憩である。

ここまでの走行情報を、O-Lineのオンボードで確認。

総走行距離:159kmに対し、燃費:17.9km/lは立派なもんである。
フィッシャーマンズワーフの面する湾(この湾からは、日本海の荒波がつくりしダイナミックな景観を楽しむ、蘇洞門(そとも、と読む)めぐりクルーズが出ている)に、海上巡視艇の”CL66 あおかぜ” が停泊していた。


小浜からはR162、その名、周山街道のワインディングを楽しみながら一気に京都まで駆け抜ける。

驚いた。 前週の8月2日、鳥羽のパールロードツーリングのデジャブか!と思ったホドである。
パールロードと街中散策ツーリング・鳥羽編

パールロードでは、伊国軍の赤い跳ね馬を相手にしたが、
今回は同国独軍別部隊所属の青いきゅうひゃくじゅういち 競走(西語:Carrera)とのTail to Nose
 


となった。 この走りっこはホントに楽しかった。 ヒッサビサに心も踊るもんであった。

しかし楽しみはイツまでも続くものではない。
途中でお別れ、我が方は第2目標地点の道の駅美山

で、本日2度目の小休止。そしてスデにココは京都府である。

シバシ休息のアトは、北山杉の森の中を抜ける周山街道後半部のワインディング

を再びO-Lineで堪能する。

ようやく京都市内に入り、天神川通りを南下すると、天神川三条で嵐電踏切に捕まった。

一両編成の小っちゃな路面電車が、我がO-Lineの目前を横切って行く。

さてお待ちかねの余談である。
嵐電は通称で、正式には、"京福電気鉄道嵐山本線" という。
この路線、京のヒトでなければ(イヤ、京のヒトでも)、読むこと困難な駅名が多くある。
さて問題です! 次の駅の数々、アナタはいくつ読めましたか?
1.蚕ノ社駅 2.帷子ノ辻駅 3.車折神社駅 4.鹿王院駅

→ 答え。順に、1.かいこのやしろ 2.かたびらのつじ 3.くるまざきじんじゃ 4.ろくおういん
ゼンブ正解だったアナタ! 相当な京都通と認定!!します。(小生が)

閑話休題。
先を急ごう。

かなり前から小生も気付いてたが、京都市内を縦横に走り回ってるタクシーの一部は、

TOKYO 2020仕様となっている。

天神川通り南下で八条通り交差点まで出たら、右折西進。桂大橋からは右手(北西)に、桂川西岸に建ち、大傑作と称される回遊式日本庭園を持つ

桂離宮の林を望むことができる。

桂離宮を過ぎると小生実家はもうスグソコであるが、アトのルートは省略。
最終目標地点の実家到達は、ヒトヒトサンマル(11:30)と、お昼前のイイ時間となった。昼食は、小生オフクロ手作りの京の家庭料理の数々であったが、
これは、前回ブログの"ことりっぷ" 番外・食レポ編で紹介した通りである。

夕食まで時間があったので、近くの寺田屋

までO-Lineでお散歩に出かけ、

※寺田屋は、幕末期、寺田屋騒動(薩摩藩・島津久光命による薩摩藩尊皇派排除襲撃作戦、排除使側・志士側とも戦闘被害、切腹多数)や、寺田屋遭難(伏見奉行による坂本龍馬捕縛作戦、失敗)で有名な、あの寺田屋である。

ついでに、「我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ"」の大学と高校訪問の続きとも言える、
【中学校】




【小学校】


を巡り、

出身学校訪問、完全コンプリートしといた。

お散歩から戻っても、夕食まではまだまだ時間がある。
なら、オヤツの時間である。オフクロへのお持たせ(兼)オヤジへのお供養として持参した


【祇園萩月のかりんとう】(ただし調達場所は、三重県津市。詳しくは、その3(祇園散策編)参照。みんカラを通じてお知り合いになった方から、ココのかりんとう情報は教えていただいた)を、

滋賀県土山の高級ほうじ茶(以前に、土山のほうじ茶専門店丸吉で買い求めたもの。ココは別のみん友さんに教えていただいた)で、いただいた。
おいしゅうございました!である。

さて夕食である。
今回のディナーは、京都駅八条口(新幹線改札口) に建つ、新・都ホテル

   (駐車場では激しいにわか雨に打たれる、ボッチのO-Line)
のレストランで、フレンチのコース料理であったが、料理・食事風景の写真はマルッと、今回は省略。

さて日も明けて翌早朝の13日、まだ太陽日差しメーターが振り切れる前に、オヤジの墓参

に出かける。
この墓地からは遠景に

天王山トンネル手前の名神高速や新幹線の高架を望むことができる。
(頂にヘリポートを持つ高いビル、なんだろー? 前から気になってた。今度調べてみよ。小生もまだ知らん)

さ、墓参も済ませたら、京での任務(用事)は全て完了!である。
墓参に出かけた、三人乗りのO-Line
(この時ばかりは上官殿はリアシートで引田天功箱抜けマジック状態。上官殿のさらにその上官の小生オフクロはパッセンジャシートで湯舟浸かってクビから上だけ出てるみたい状態)
でオフクロを実家に送り届けて降ろしたら、アトは自宅への道を、途中ワープ航法を取り入れ(名神・京都南 → 新名神・甲賀土山間で発動)、R1にて帰路を急ぐ。

途中、【道の駅関宿】

   (ここでもボッチのO-Line)
で小休止。 時刻はヒトマルマルマル(10:00)である。
ちょうど、併設のレストラン開業時間である。

この、道の駅関宿のレストランで作られ、土産コーナーでも販売される
たぬき俵むすび

が、メチャクチャうまい。秀逸である。
小生はモチロン、上官殿も高評価してる。
1パック3個入りで、代、250円(バリュープライスだと思うゾ!小生)を、
ウチ帰ってからのランチとすべく、2パック買い求め、

引き続き、R1を亀山市~鈴鹿市と過ぎれば、
自宅には、ヒトヒトサンマル(11:30) に現着である。

かくして、夏・2020のタビは終わった
2回に亘って敢行した、
第一回目攻撃、ソロの "ことりっぷ" 、並びに
第二回目攻撃、上官殿、にゃーを伴った、"ちゅーりっぷ" (今思いついた! 中くらいの”ことりっぷ”、小旅行 = trip。小生的造語。自分でも今後も使うかどうかは不明)
リポートは以上である。

さ、明日からは仕事ガンバロ。
あんま、チカラ出んけど。

Posted at 2020/08/16 18:06:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2020年08月12日 イイね!

"ことりっぷ" 番外・食レポ編

"ことりっぷ" 番外・食レポ編
(勝手に)先般お約束したとおりの、"ことりっぷ" アナザーストーリー、つまりは番外編である。

今回は、その1である。(ただし、その2以降は未定)

その内容は、我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ" その3(祇園散策編)
で登場した、
【祇園の香煎、"原了郭"】【黒七味】食レポである。


では香煎とは一体何ゾや? である。

同店HPに掲載された、江戸期の同店看板(右端赤ワク内)に、
「御香せん所」の文字を見て取ることができる。

"香煎" は、"香せん" であり、江戸時代にはすでに存在していた!ものである。

結論を述べる。
下の写真、ショーウィンドのバカでっかいレプリカの薬味の筒に、「黒七味」とあることからもワカルとおり、
つまり、"原了郭" は江戸期から連綿と続く、香辛料(つまりは今風に言うとスパイスである)の老舗ということになる。


同じくHPから、同店の能書きを引く。
上の"御香せん所" のカンバン。
~ 引用開始 ~
「当家に伝わる、『禁裏御用・各藩御用・御香せん所』と記された看板(江戸期)。禁裏とは御所のことで、古くより宮中や諸藩の御用達として香煎を納めていた」
~ 引用終り ~
だそうである。

さらに引く。
~ 引用開始 ~
「創業は一七〇三年。一子相伝で伝わった技法はやがて、薬味を昇華させた。」
~ 引用終り ~
そうである。

アトは小生要約、
初代の原儀左衛門道喜さんが、頭剃って「了郭」と名乗り(つまり、原の了郭さん)、祇園社門前

で元禄16年(1703年)に、漢方処方の御香煎の製造・販売の店開いたのがその始まりらしい。
明治・大正期には、宮内"省"御用品

にも選抜、抜擢され、今に続くようである。

正直に白状する。この店の前を(素通りで)往復したことは数え切れないくらいアル。
でも、小生はつい先般まで知らんカッタ。(京都を離れたことのないおふくろ(オカン)は知ってた模様)
小生はといえば、みんカラを通じてお知り合いにならせていただいた方から、つい先日教えていただいたバカリだったんである。
そしてそのお方からは、特に和食での利用における感想のリクエストもいただいていた。

その機会は思いがけずも、スグにやってきた。
我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ" を決行したのは、去る8月8日であるが、その数日後の12日には、離れて暮らしてはいても長男である小生、お盆はぼんさん(お坊さん)プレゼンツによる亡父の読経に同席のため、京都を再訪せねばならない。
ちょうど良い機会である。京の香煎ならば京の食事(ただし家庭料理)に合わせるのが、もっともシックリくるハズである。

子供の頃から食べ親しんだ京の家庭料理(何度もコエを大にして言うが、京のヒトは"おばんざい" なんてコトバは普段使わない)である。

で、"黒七味" である。
今回、おふくろが作ってくれた料理の全てに、ぴったりハマッタ

出来上がりの料理に、薬味としてパパッとかるくトッピングすると、ピリリとした舌への刺激が心地よく、料理を引き立てウマイ

まずはおふくろプレゼンツによる京の家庭料理オールスターズ


では順に紹介する。
小生的第1位
【身欠きにしん&おなす(なすび)&お揚げさん(油揚げ)のたいたん(炊き(煮)合わせ)】
使用前


使用後


小生的第2位
【万願寺(とうがらし)とじゃこのたいたん】
使用前


使用後


小生的第3位
【焼きナスの煮びたし】
使用前


使用後


小生的同率第3位
【こんにゃくのいためたん】
使用前


使用後


上記の "たいたん""いためたん" は、
"炊いたん(煮もの)""炒めたん(炒めもの)"
京都では、このように言う。
京料理は、家庭料理であろうが料亭なんかで出される料理であろうが、
この "たいたん" と "いためたん" が基本形である。
なお、良く知られているとおり、京料理は基本、ウス味で料理を作る。
だからなおさら、ぴりっとした今回の"黒七味" が味を引き立て、食欲を増進するのだと思う。

ゼヒ、皆さんも紹介した上記料理をお試しあれ、とは言いたいのだが、レシピ聞いてくるの忘れた。
申し訳ないが、各位、ネットでググるか、ご自身で好みの味付けでおつくりくだされ。

それと、"黒"七味とあるよう、また上記写真でもお判りのよう、黒いツブツブで見栄えはしない。映え(バエ、ですな)的には、そこいらのスーパーで売ってる一般的な赤いツブツブのフツーの七味の方にアドバンテージがアルのカモしんない。
しっかーし、そんなことを補ってなお余りある、風味の良さ、ピリッとしたヒト風味を加える名脇役としての実力がある。
ので、京都をお立ち寄りの際はお求めになられることオススメしとく。(この祇園本店まで行かなくても、京都駅の新幹線改札のある八条口1Fにも出店してるそうである)

また、これら上記を食した翌朝の朝食は、前日に買っておいた志津屋(京都のパン屋)のカルネでも試してみた。やはりその見た目から胡椒と同様の使用がデキルのではないかと思い立ったからである。



果たして正解であったことを、追加情報としてココに報告しておく。

※志津屋のカルネは、TVなんかでも良く取り上げられている(ケンミンシュー等)ようだが、大阪人の551の豚マンがごとく、京都人には欠かせない誰でも知ってる(大好きな)調理パンであり、
コチラも京都にお立ち寄りの際は、ゼヒお試しになられるコト(市内ならそこいら中で売ってる。スーパーなんかでも取り扱ってるとこもアル)ることも付記しておく。

あっ、それで思いついた。
胡椒同様に使えるんなら、スパゲティ・ペペロンチーニなんかの洋食にも応用が効くものと思われる。
今度、試してミヨっと。

報告は以上である。
今回の京都再訪に当たっては、写真をイッパイ撮ってきたんで、また何か閃いたら、番外編その2以降としてお届けするつもりでいるので、期待せずお待ちくだされ。
Posted at 2020/08/14 07:17:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記(食レポ) | 日記
2020年08月08日 イイね!

我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ" 最終回、その4(高校訪問編)

我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ" 最終回、その4(高校訪問編)
さて、その1に始まり、昨日のその3まで続けてきた、シリーズ、我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ"
いよいよ最終回。

その4で目指すは、我が卒業せし高校である。
ココで、O-Lineのショットを撮ったら、"ことりっぷ" も目標達成、任務完了である。

なお、今書いてるこのブログ、時を高校生時代まで巻き戻しての思い出し、なんかもしてるんで、
BGMに、スキマスイッチの "全力少年" を、全力でリピート再生で流して書いてる。


円山公園市営駐車場からO-Line発進!し、東大路通り南進で祇園を離れたら、向かうは、九条の"東寺(またの名を、なんとも強そうな"教王護国寺" とも言う)" である。
というのも、我が母校の経営母体は、あの弘法大使(マチガえた。弘法大使だとマグマ大使みたくなってしまう、正しくは弘法太師、空海)が初代ヘッドの東寺なんである。

東大路通りを、七条通りで右折西進し、京都駅を過ぎ、どんつきの堀川通りにぶち当たったら、今度は左折、
すぐソコは、東海道新幹線の高架を潜るアンダーパス出口、八条通りは目前である。
このポイントで八条通りを右折、さらに西進、大宮通り高架のアンダーパス越えてそのまま行き、
壬生通りをまた左折南進し、東寺裏手(北側)にある路地というか小路に入れば、母校は、ドドーンと現れる

ついに、本作戦の目的であり最終目標の、出身高校正門前でのO-Lineのショット撮影に成功!!

正門の銘板には、東寺が経営母体であることが窺い知れる「学校法人 真言宗※※学園」(一般に通用してる高校としての名は別にもあり、ソッチの方がフツーに世間一般では通じる)の文字が躍る。
実は、ココに(ダマって)停めたとき、写真では見切れてる守衛所中のヒトのから声をかけられている。
果たして怒られたのか?

イヤ、チガう!
まったくに逆である。

ナント、「こちらからドーゾお入りくださーい」校内入場の誘導をされたんである。
イヤハヤ驚いた!
未知の者に対して発揮された、なんとも高邁な精神であろう。
さすが真言宗、さすが仏法の理を厳しく説くガッコだけのことはある

でも、冷静に考えれば、単に勘違いしたダケだろーし、
受付もしてない者(クルマ)を校内に誘う行為は、極めてリスキーと思うゾ!小生。

なので、クルマはそのままに、小生は守衛のヒトに、「いえ、ココの卒業生なんですが、写真だけ撮らさせていただきたい」と、丁重に応えた。
すると守衛のヒト、「そうでしたか! では、ドーゾお気をつけてお願いします(O-Lineを停めた車道の道端はクルマ通りがないワケではない)」と。
なんか知らんが、ウレシイ気持ちになった小生であった。

正門前O-Lineフォトハンティングを終えたら、守衛のヒトにお礼のヒトコト言って、本格的にガッコのグランドに接する駐車場に移動、駐車する。(周辺にはコインパーキングいっぱいあるが、ココはガッコの駐車場なんで無料)
で、東寺境内の五重塔を遥かに望むバックショットの撮影にも成功!!!


なんでこんなコトまで、小生知ってるのか?
小生自身が卒業生なのはモチロンなんだが、実を言うと、とっくに大学も卒業して一人暮らしでBusiness personやってる我が娘もココに在学してたん(小生の後輩にあたる)である。
なので、保護者面談は四日市からクルマ(前愛機、A4 Avant)飛ばして来てたからなんである。
因みに、小生在校時は男子校、娘が入学する頃は男女共学、しかも付属中学持つまでに成長してた。(それどころか、娘も卒業して何年も経つ今や、小学校まで持つ一貫校としてのビッグネーム

さらに因むと、小生の叔父さん(オフクロの弟)も本学出身の大先輩で、その当時の先生が小生の時にもまだおられ、叔父さんとは、そいった話題で盛り上がったもんである。
ただ叔父さん当時その頃のココは京都でも有名な、わるが集う高校であった。なんせ、ココの学生、肩で風切って京の街に繰り出すと、ヤーの連中もビビッて道空けた、なんてハナシもあるくらい。
なんで、中学3年の小生がココへの進学をオフクロに申し出た時、叔父の当時のその印象しかない彼女が言ったのは、
たった一言、「ぜったいアカン」であった。
その後の事情現状を詳しく説明して了解を得、晴れて入学できたが、往時の名残りは小生の時もあって卒業式は例年欠席する生活指導の教師もまだいた。

毎年欠席の理由聞きたいですかー?

いいでしょう、明かしましょう!
小生が卒業する何年も前、卒業式後、お礼参りと称する悪童に、日本刀で袈裟懸けに背中を切り付けられ、以来トラウマで出てこれなくなった(卒業式だけは)、というハナシがまことしやかに流布され、ソレが皆の共通認識であった。
しっかし、もはや犯罪、傷害罪の構成要件は満たしてる、どころか殺人未遂で検挙、起訴されてもおかしくない事件である。
しかしこの事件、事実だとしてもガッコ側が揉み消してたハズ。
なんせ、前科がある。小生在校時に国と揉め大問題になりかけた案件がある。
当時からすでに、全国的強豪として名を馳せてた、体操部、バスケ部、バレーボール部、水泳部、ブラスバンド部。
これら部活動強化のため、ハイパー豪華設備の体育館(地下温水プールや体操場まで備えたもんを、おっとろしくカネ掛けて建設。さらにバスケやバレー試合の得点電光掲示器なんかも、何台も購入調達。(京都の社会人チームなんかまでもが借りに来てた。信じられますか!、奥さん!である)
でも、その資金、卒業生、在校生らの縁者からの寄付では賄えず、東寺の国宝を市場放出した(売っ払らった)実績を小生は知っている。
(イカン、クチは災いの元と言う。不用意なコト言ってたら消されるかもしれん)

さらにさらに因んどくと、我が娘のこのガッコでの同級生には、

がいる。
そう、陸上の桐生 祥秀君でる。
もっとも彼は、通称スポクラ(スポーツクラス)所属の、滋賀は彦根からの越境者で、接点はほとんどなかったらしいが。

今もブログを書いてるそのしりから、まるで枯れない井戸、噴水のごとく、次々に青春時代のムカシごとが思い浮かんでくる。
もはや今回のこのシリーズ、「我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ"」では語りつくせないんで、今回で一旦止める。
また、機会を見つけて書くかもしんない。

で、ガッコの駐車場のO-Line、駐機したまま、しばらく東寺境内を散策、境内へは【北門】から入場である。


スグのところにある東寺経営の参拝客用の駐車場(下はジャリ)に、
【アヴェンタドール】を発見!!


仏さんでなく、まじまじとコッチの方を拝ましてもらう、バチ当たりな小生である。


で、一通り見て回ったら、今回の目標は全て攻略と相成ったので、実家寄って
オフクロのカオ見てご機嫌伺いして、
30分ホド一服したら、四日市まで一路帰宅の道を行くダケ。
(この実家には盆の、12・13日にまた、にゃーも連れて再訪するので、
今日のトコロは、あっさり、これくらいでイイんである)

実家着いて、オヤジにせんこ炊いて、チーンして、まんまんちゃんあんしたら、


オフクロにコーヒーよばれて( = コーヒーをごちそうにあずかって)、しばしコトバを交わつつ休憩。
四日市への帰路は、R24を木津まで南下し、R163で伊賀まで出て、そっから名阪のつもりが、
さっき聞いてたFM、ジャテック(= JARTEC 日本道路交通情報センター)のおねーさんが言うには、
R24は城陽でトラックと乗用車の衝突事故のため片側封鎖・大渋滞とのことである。
急遽、経路変更。ワープ航法発動である。 
これまたガッラガラ名神高速道、京都南ICより流入し、あっ、ちゅー間の、ヒトヨンマルマル(14:00)スギには自宅近辺まで帰ってきた。


今回 "ことりっぷ" の走行結果、

総遠征距離:235km、時間:6.25時間、平均時速:36km/h、オンボード平均燃費:15.6km/l
であった。


以上、 "ことりっぷ" 最終回その4(高校訪問編)にて、シリーズ全4編のオワリである。
しかし、スピンオフ企画も考え中である。
(ま、米の人気TVドラマシリーズ "The Walking Dead" から派生したアナザーストーリー、
"Fear the Walking Dead" みたいなもん...か)

内容はまだ、ぼやん、としたもので練り切れてないが、
この夏の休暇中の出来事を素材にするつもりである。

現在、鋭意構想中であるが、まとまり次第 "番外編" として、執筆に取り掛かり上梓(ウソ。ブログにまとめアップロード)する予定なんで、シバシ待たれよ。
Stay tuned, and don't miss it!

(同、省略。)

でも一旦はオワリは終わりなんで、区切り、ケジメとして一筆言上。

ココまでお付き合いいただいた読者の方々にお礼申し上げる。
ありがとうございました。

最後に、大橋卓ちゃん作詞の一節で締めくくりたい。

さえぎるものはぶっ飛ばして まとわりつくものかわして
止め処ない血と涙で渇いた心臓潤せ
あの頃の僕らはきっと全力で少年だった

怯えてたら何も生まれない

澱んだ景色に答えを見つけ出すのはもう止めだ!
濁った水も新しい希望(ひかり)ですぐに透み渡っていく

積み上げたものぶっ壊して 身に着けたもの取っ払って
幾重に重なり合う描いた夢への放物線
紛れもなく僕らずっと全力で少年なんだ

セカイを開くのは僕だ

視界はもう澄み切ってる!!

スキマスイッチ - 「全力少年」Music Video : SUKIMASWITCH / ZENRYOKU SHOUNEN Music Video

この心境でこれからもいくゾ! うん!

Posted at 2020/08/11 22:58:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2020年08月08日 イイね!

我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ" その3(祇園散策編)

我が青春の足跡を巡る "ことりっぷ" その3(祇園散策編)
母校キャンパス、並びに学生時代の "補給基地(ココはサ店なんで整備施設ナシ)" をアトにした小生とO-Line、

次の第2目標へ再出撃する前に、寄っておく場所がある。






この母校への通学での、【当時の愛機ランタボ】

の駐機場、
現、環境省(小生の在学当時は "環境庁")・京都御苑管理事務所が所管する、烏丸通りに面した "京都御苑・中立売駐車場" である。
ココの入り口で、O-Lineのショットを収める。

【中立売駐車場(広い)】


京都御苑には、も一か所、東側の寺町通りの清和院門のトコロにも清和院駐車場がある。
【清和院駐車場(チョい狭い)】

コッチは京都府立医大が最寄である。

いずれの駐車場も公営なんで安い。(今は、3時間800円、以降30分100円)

さて早速、豆知識である。
前回の"その2" でも "京都御苑" のワードを用いた。
上の写真の、カンバンにも「京都御苑」とある。 
"(京都)御所" "京都御苑" は、完全一致する同一のものではナイ。
ナニがチガうか、オワカリだろーか?

市内中心部のホボ65ヘクタールと、市内面積の、ハンパなくかなり広い敷地を有す "京都御苑"
先程、環境省所管と言ったが、実は正確ではない

ココは、環境省、宮内庁、内閣府が相乗りで管理してるんである。
まずは宮内庁
"御所" は、まさに天皇陛下がおわすところ、お住まいである。この敷地の中には、単に御所(いわゆる京都御所)、仙洞御所(上皇なんかの退位天皇さんの住まい)、大宮御所(皇太后さんなんかの女院御所)があり、これら築地塀の内は宮内庁の施政権下にある。
(因みに上述3つの御所は東京にもあるし、宮内庁は占有地警護警備のため、ココには皇宮警察本部京都護衛署も設置している)

次に内閣府
この敷地内には、"京都迎賓館" がある。ココは内閣府の縄張りである。

そして、環境庁
少し、歴史を紐解く必要がある。
先のブログ、シリーズその2で述べた、明治期の東京奠都で、御所周辺に住んでた公家連中や宮家も江戸に引っ越してもうて、やつらの屋敷は空き家となって荒れ放題。
一計を案じた明治天皇の命により、これら140戸ゼンブ飲み込んで、屋敷撤去、皇宮直轄地(江戸幕府の天領みたいなもん?)にした。 大東亜戦争敗戦後、ここを国民公園として開放したのが、"京都御苑" であり、公園なので、ソコを全体としてマルッと管掌してるのが環境省、ちゅーワケである。
しかし、環境庁も当然、宮内庁の施政権下にある3御所や内閣府ナワバリの迎賓館へ、個別権利行使はできナイし、口出し無用である。

各位、拡大して、各施設を一度確認してみていただきたい。小生的には、日本人ならこれくらいは知っておいていただきたいものである。
なので、あまりに豆知識に多くの文字を消費してしまった。


申し訳ないが、アトは駆け足で行く。

"京都御苑・中立売駐車場" を出て、向かったのは "ことりっぷ" 第2目標 "祇園" である。
O-Line駐機は、"八坂神社" に隣接する "円山公園"(しだれ桜で有名)の下に掘られた、【市営円山公園駐車場】(ヤッパ、公営なんで安い。30分毎260円)。

O-Lineを停めた(地下)2Fは、前も隣も見渡す限り他車はイナイ。ガッラガラに空いてた。

階段上って地上に出ると、【八坂さんの北鳥居】
(写真)
はスグそこ。

ココ潜って社内にアプローチすると、【茅の輪くぐり】

のイベント開催中だったので、やっておく。
Que(並んでる列の意の英国英語)は、小生の前4組ダケ、ちゅー絶賛開催!中であった。

【社内】も、いつもでは考えられないくらい、ヒトはまばら。

だれも写り込まナイ社殿をカメラに収めるなんて、いまやメッタにできることではないんだが...

で、有名な、【石段の上から東大路通りを正面に見下ろす大門】

から社外へ出て、祇園と呼ばれる地区、四条通り北側商店街を、河原町通り(鴨川方面)に向け、歩き出す。

この祇園に来たには理由がある。

先日来、ココみんカラでネット上での会話にお付き合いいただいている方から、この地に店を構える老舗の商品の品々を紹介していただいた。
いみじくも京都人であることも自負
(実際は、生まれ育ち社会人2年目まで暮らしたアトは、世界各国(といっても2か国)、日本各地(といっても、ほとんど東京・横浜・川崎、と大阪・兵庫、それと四日市)を転々流浪の民)
する小生。
これは何としても、店はこの目で確認し、商品も買い求めねばなるまい、と決意の上の作戦行動である。
ま、この場所自体は数えきれないくらい何度も来てるし、目瞑ってっても歩ける(うそ。さすがに目隠し状態では、最悪、車道に出て轢かれる!)ので、気軽なもんである。

花見小路通りを越えると、目的地の一は目の前。
1703年創業、元禄より一子相伝と自家宣伝の香煎(スパイス)屋、
【原了郭】




宮内"省"御用が誇らしげである。

【京都限定版】(市内並びに東京含め地方の百貨店や、京都駅にも出店してるらしいので、そいったトコでは入手できんのカモ)
の、ホンマに小っちゃ(まさにミニ)なカン入りの、
【黒七味と粉山椒」


を買った。
(実食はまだしていない。今週中に試す機会は作る予定)

店出て、そのまま西進し川端通り左折で、四条通り南側商店街に渡る。
歌舞伎、劇場の、【南座】

があり、その隣は、"にしんそば" 老舗の有名店、
【松葉】


にしても、たかがにしんそばに1,500円は、京都人はまず出さない
なぜなら、そばの上に載ってる"具"、「身欠きニシンの炊いたん」は家庭料理だからである。
(京のフツーの和風家庭料理、"おばんざい" などちゅー、商売用の用語で喧伝され、すっかり根付いたように思われがちだが、京都人は、おばんざいなんて言わんし、小生の子供頃には聞いたコトもなかった。本件はまた別の機会にでも)
つまりは、お上りさん(失敬)、江戸かその前の時代から連綿と続く、京への訪問客(つまり、今の観光客ですな)向けのプライス設定である。

そのまま、八坂さんに向け、一筆書きで逆コースを辿ると、やはり花見小路通りの手前で、
目的地のニに到達。
煎餅屋の、
【萩月(しゅうげつ)】
でも、でもである。ガーーーーーン!!

この通り、シャッター降りてるー
中共Virus、COVID-19影響より、この本店は、しばらく前からずーと休業中とのコトであった。
しっかし、先に茅の輪くぐりをした、早速のご利益か、本店は休んでても製造現場は稼働中で、
商品(目的物は、コノせんべ屋のかりんとう)は我が居住の地、三重は津市の百貨店で売ってるという有力情報が飛び込んできた!

というわけで、一昨日も休日なので、津で買ってきた。


(こちらも黒七味と同様、未実食)

で、原了郭や萩月が面する、【花見小路】の一昨昨日(8月8日)午前の様子がコレ。


昨今の、オーバーツーリズムで毒されてた様子は微塵もない
でも、小生が大学生の頃もこんなもんだった。

因みに、"ことりっぷ" の〆として小生の実家に立ち寄り、ソコの主、つまりはオフクロと少しハナシをしたが、そのアルジ(つまりオカン)の歯医者の主治医がココ祇園で開業しており、定期的に訪れてるらしいが、
彼女弁によると、四条(京で一番の繁華街)では、河原町から八坂さんの石段下まで、つまりは祇園地区は、現在、壊滅的に人出がない
河原町から烏丸まではマダ少しはまし(高島屋や大丸がある)とのことで、

その石段下の原了郭や萩月もムカシから知ってるが、「お店したはるとこは、ほんま気の毒え。そんでも、あんな高いもん、うちらはよー買えんわ(現代標準日本語訳:店舗を経営されているところは本当に気の毒に思うわよ。かといって、あのように高価なものは、私たちはとても買えないわ)」だそーである。

で、祇園での攻撃(用事)も済んだんで、円山公園駐車場のO-Lineの元に戻り、駐車場退場し、
次の目的地、第3目標に向かった。


以上、 "ことりっぷ" その3(祇園散策問編)のオワリである。
次回はいよいよ最終回 "(出身)高校訪問編" として、現在構想中。 小生のアタマの中である程度組み上がったら、
いよいよ執筆に取り掛かり上梓(ウソ。ブログにまとめアップロード)するんで、シバシ待たれよ。
Stay tuned, and don't miss it!

(同、省略。)
Posted at 2020/08/11 07:38:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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