試乗　Golf TSI Trendline Premium Edition

Golf TSI Trendline Premium Edition

前回は2010年05月03日に
トレンドラインとコンフォートラインに試乗しています。
今回は、トレンドラインを
１月５日の午後に借りて１月６日の夕方に返却しました。
仕事で昼間、都内と近県を移動し
夜間は、首都高速湾岸線、都心環状線、中央環状線、６号線、５号線等を
かなり空いている時間帯に１２０ｋｍほど走りました。
ほぼ、新車の状態でエンジンの状態は慣らしということを
考慮しています。
トレンドラインに対して
「高速の合流はきついかな」という
先入観を持っていましたが
全くそういうことはありませんでした。
これには驚きです。

前代のＲ３２や現車のＧＴＩは、楽しい速度領域が
ずっと上の方です。
このトレンドラインは
速いタクシーと競争するのに丁度良い感触です。
これにも驚きました。
とにかく、速さが丁度良いのです。
この理由を考えました。

①車両重量が軽く、エンジンが小さいので回頭性がＧＴＩ以上によい。
②適度グリップしないエコタイヤがリヤを出やすくしている。

さて燃費ですが
燃料消費率計を見ながら走りました。
メーター読みで１１０ｋｍ／ｈ
だいたい２１００回転を境に
これ以上回すと悪化傾向にありました。
これ以下で走るとぐんぐん燃費が良くなります。

乗り心地もいいですね。

×は、
①コンフォートシートという名称の
　非常に疲れるシート
②走りの質感の上質さが感じられないこと

①については先程かきました。
②については、タイヤとショックアブソーバーに起因すると思われます。
　やはり、純正SACHSショックアブソーバーの範囲はこの程度でしょう。

Golf TSI Trendline Premium Editionは
いい車か？　ハイものすごくいい車です。
私は、やはりゴルフの中で１番だと思います。

圧倒的に乗りやすい。

ハイラインは運転がむずかしい。
お世話になっているディーラーさんでは
ハイラインから他のグレードへ
乗り換える方が多いようです。

コンフォートラインはおっとりしている。
もっと前に行って欲しいと感じることが
しばしばある。

じゃぁ、所有するか？
いいえ！

理由①　
内装であるとか
外観の意匠であるとか
そういった部分に
満足感が得られないのです。
現車のGTIはそのシート、
赤いステッチ
スピードメーター等に
なんとなく「いいなぁ」と思わせる部分があります。
でも
Golf TSI Trendline Premium Editionは
質実剛健の域を出ていないのです。

理由②
シートが疲れる。
自分には、GTIの布シートが１番疲れない。
かつてのトレンドラインのシートが２番目に疲れない。

結論
子供たちも中学へ行くようになり
だいぶお金がかかるようになりました。
疲れない布シートにシートヒーター
そして
もう少し内装が華やかなら
買いそうですね。

そういう限定車
でないかなぁ～・・・