W206　C200 　AMGライン　後輪操舵付き

W206　C200 　
AMGライン　後輪操舵付き
走行距離　16000km超
試乗車が代車です。

自分のC200は
AMGラインなし
後輪操舵なし
です。

ちょっとした比較です。



AMGライン付き後輪操舵付きは
「柔らかいと思っていると、突き上げが厳しい！！」

タイヤサイズ
245/40　R18　97Y
TURNZA　T005 　MO

偶然、自分のと同じ銘柄のサイズ違いです。
ロードノイズは、
明らかに、こちらの18インチの方がうるさい。高級感がない。
自分のC200は17インチのTURNZAで走行距離が12000km超ですから
使用感は、ほとんど、同条件みたなものです。
17インチの方が高級感がある。




AMGラインのサスペンションによるものでしょうか。
低速時、50kmぐらいまでの乗り心地は、こちらの方が
いい感じです。
ところが、さらに速度をあげての道路のつなぎ目の乗り越えは
かなり厳しく突き上げがあります。
これは、タイヤサイズの影響かな。



乗っている印象は、全体的にもっさりしています。
先入観で、後輪操舵付きはキビキビすると
思っていましたが、そうでもない。
タイヤサイズ、サスペンションの両方の影響かな。
そう言えば、
後輪操舵付きC200のステーションワゴンに乗る友人が
自分の後輪操舵なしの乗ったとき
「予想以上に初期応答性がある」と後輪操舵なしを評価していました。

これは、ある自動車評論家さんが
後輪操舵付きは、サスペンションを柔らかく設定できる。
と言っていることと、同じかもしれません。


試乗車固有の特徴だと思いますが
遅いんですよ・・・エンジンが・・・
自分のC200の方がもっと速いです。
一般的に、試乗車は荒く乗られているので
速いことが多いのですが・・・。


シートは、AMGラインの方が自分には合う。
これは、座面が硬く平板なことが理由です。
自分のC200だと、どう調節しても
後ろが沈み込むので、姿勢的に腰が痛くなります。
ただし、スエード調人工皮革の生地は
乗り降りが多いと、見栄えが悪いですね。


ステアリングは太すぎ。
ARナビの画面は、見ていると酔う。
ヘッドアップディスプレイのダッシュボードの四角い穴には
ペナペナのプラ板があり、変な共振の原因となっている。


そこそこ、距離を乗ると
AMGライン付きとAMGラインなしでは
一長一短があることが分かりました。
低速域はAMGライン後輪操舵ありが柔らかい。
高速域はAMGラインなしが、突き上げが少ない。
ロードノイズは、AMGラインなしの17インチが少ない。
シートの好みは人による。
コーナーの曲がり方に後輪操舵ありは不自然さがある。
停止時のカックンブレーキには
AMGライン付きの方がなりにくい。


見栄えがよいAMGライン付きが売れ筋でしょう。
AMGラインなし後輪操舵なしでも
乗っているうちに、「これでもいいんじゃないか」という
気持ちになってくるのは、間違いありません。
（ただし、ホイール洗車は嫌！！）