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Honda S660 CVT 試乗

3月末までに、
ルノースポールメガーヌの試乗をする予定でしたが
あまりに忙しく断念。
仕事も、もの凄く忙しいのですが
25日の演奏会を引き受けてしまった。

仕方なく、S660の試乗で我慢しました。

さて
生まれて初めての軽自動車の試乗です。


まずはスピードメーター
スポーツモードで、赤く光っています。
驚くべきは、その走行距離。
７４８ｋｍなのですが、試乗開始から９日間で７４８ｋｍ。
ここのディーラーさんの試乗コースは約５ｋｍ
７４８÷５＝１４９．６（人）
１４９÷９＝１６．６２・・・・・・
平均１日に１６人も試乗しています。
今日も
１２時～と
１４時半～と
１５時半～しか空いていません。
と言われました。



後付感の強いモニター



後ろはこんな感じでした。



ステアリングホイール
小径ですね。けれども違和感なし。



助手席から撮影
ドリンクホルダーが気になった・・・。



膝が当たる。姿勢保持が難しいですね。
やっぱり、大迷惑なドリンクホルダーでした。
このホルダーがある限り、パッセンジャーにはなりたくない！！



エンジンルームを開けました。
雨天でした。エンジンフードからマフラーに雨水が盛大に落ちて
湯気が出ます。



こちらは、フロントボンネット
幌が入るスペースには、
２リットルペットボトル３本と
500mLペットボトルが１本ぐらい入りそうです。



モデューロ（オプション）のフロントバンパー
LEDフォグランプ



アルミホイールもオプション品の物



アルミのフューエルリッド



アクティブスポイラー


フロントから


リアから




さて、わずか5ｋｍでしたが試乗の感想です。

乗り心地は軽自動車にしてはいいと思います。
路面のギャップを拾うのですが、
クルマの重心にきわめて近い位置に着座しているので
揺すられ感が少ないです。
また、エンジンを支えている部分のすぐ前に
腰があるので、やはり、きちんと支えられていて
振り回される感じがしません。
自分のハイラインの方が数倍。数十倍。いやもっと、乗り心地がいいです。
ただし、以前試乗したBRZより遙かにいい乗り心地です。
BRZは、お腹の贅肉がプルプル揺れました。
S660は、お腹の贅肉が揺すられることはありませんでした。
以前所有していたゴルフ５R32は、お腹の贅肉がゆすられましたから
やはり、乗り心地は「いい方」だと思います。

ボディ剛性
はっきり言って「ありません」・・・ね・・・残念。
これは、無理ですよ。
自分の所有してきたVWと軽のタルガトップを比べるのがいけない。
リバースの難しかったS2000と比べるのはいいでしょう。
でも、他メーカーとは勝負になりません。
しっかり着座した腰の位置でギャップを拾ったとき
前輪と後輪がよじれるのがわかります。

パワー
このボディ剛性なら、この馬力で恐怖感なし。
ちょうどいいです。
まぁ、全然速くないってことです。

回頭性
いいです。いい。いい。おもしろい。
雨天でしたので、たった１回しか
ツッコミませんでしたが、おもしろいように交差点でクルっと左折。
これ、安全に十分注意して、普通の交差点でも味わえます。
自分の持っていたゴルフ5R32みたいに
思いっきりリヤのスタビリティーをあげているのではないですから
雨天時は簡単にリヤを出せますね。
でも、速攻電子制御が入りました。
（営業さん　ごめんなさい・・・）
まぁ、これでも、リアのスタビリティーは上げている方なんだと思います。

欲しいか欲しくないか
欲しい　欲しい　欲しい　　（☆☆☆　３つです！）

街乗りが面白いんですよ。
ブレーキもまあまあだし、坂もそんなに苦じゃないし
振り回せる程々のパワーが
ゆるく乗ることができて、嬉しい。

また、１７６ｃｍを越える自分でも
窮屈さがありませんでした。
（ただし、パンツが食い込む・・・）

用途
思いつく用途は
①高速に乗らない通勤用
②家内にトイレットペーパーをドラッグストアに買いに行ってと
頼まれたとき、「行ってきまーす」って行く。
丁度、助手席には１２ロールのトイレットペーパーが入る。
うまく入れると３つは入る。
③バイオリンならなんとか置ける助手席。
ビオラも可能。チェロは乗らない。トランペット、ホルンは可能。
トロンボーンは無理。木管は大体可。コントラファゴットは無理。

雨天
乗降時に確実に濡れます。

結論　遅くて楽しいクルマです。　
　　　　これってある意味「すごい」ことですよね。
　　　　最近のクルマって楽しい速度領域が上がっちゃっている気がします。
　　　　だから、遅く走ることが苦痛なクルマだったと感じることがありました。
　　　　でも、これは違います。

最後に
営業さんに
「買っていかないんですか」と
声を掛けられました。
そのくらい自分が「にやけていた」ということです。