Ｃｅｌｌｏ－Ａのブログ一覧

Ｃ２００と歳をとった自分

isに乗ることが疲れる。
歳をとったと悟った。
さらにそのことに、
追い打ちをかける出来事があった。







９月１日（木）　Ｃ２００　３日目　

朝、出勤時。Ｃ２００のエアコン操作部を含むナビ画面が起動しない。
エアコンは、おそらく昨日の設定の状態。
スピードメーター等は必要最低限しか機能していない。
当然、クルマの周囲のモニター等も使えない。

つまり、クルマの前方、後方等の確認は、
バックミラー、ドアミラーの３つを頼りに
上体を曲げて、自分で目視するという、
全てを自分の感覚で行う本来のクルマの運転であった。

これが非常に困難であった。
クルマの運転が楽で簡単なのは、自分の能力ではなかった。
多くのセンサー等の安全装置にアシストされていたと感じた。
かつては、
何も考えず平気で３つのミラーを駆使して運転していた。
今は、それが出来ない。
「あぁ、昔はこうじゃなかった」と感じた。

ＭＢＵＸは、夕方に復旧した。


９月２日（金）Ｃ２００　４日目

クルマをコインパーキングに駐めた。
Ｃ２００を後ろの柵にぶつけてしまった。
新しいクルマに慣れていないので、
ものすごく慎重にクルマをバックさせていた。
今日はきちんとＭＢＵＸが起動しているので
モニターもしっかり映っていた。
慎重に慎重にクルマをバックさせていた。
確かに乗り上げた感じがした。
しかし、そのまま進めてしまった。
「ガキン！」　音がした。



ショックだった。
自分で傷をつけてしまったことより、
乗り上げた感覚を違和感と感じなかった
自分の感覚に対してだ。

クルマの運転って自分の五感を駆使して行うものだと思っていた。
自分は、まだまだ大丈夫だとも思っていた。
でも、その五感は確実に衰えている。
それを最新の先進装備が助けてくれている。
クルマに乗っているのではなく乗せられている。


帰宅し、家内にクルマをぶつけたことを話した。
そして、自分が歳をとり、
もう自分の感覚があてにならないとも話した。


あらためて思い起こした。
実はずいぶん昔にすでに衰えていたんだ。
ボールを追って、９０分間走り切れたのは昔の話。
今では、走ることもおぼつかない。
自分の身体を直接使って行うことは、とっくにダメになっていた。

でも、クルマってクルマが走ってくれる。
様々な機能が補ってくれる。
自分の衰えに気がつくのがわからなかった。
いい気になっていた自分は
実はとっくにダメだったんだ。
少し、涙が出そうになった。


長女、次女と大学を卒業させた。
次女は９月から大阪勤務となった。
おそらく、もう一緒に住むことはないと思う。
子育てもあっという間に終わった。
寂しさを感じる。

２人の子どもを私立の大学に行かせていたことから
解放されたから、金銭的に余裕が出来た。
だから無理なクルマの買い換えも出来た。
でも、自分自身の多くの衰えを自覚することも味わっている。


はやい　はやすぎる　

つい　この間のことのように
赤ん坊の長女をクルマ乗せて
寝かしつけていたことを思い出す。

人生ってあっという間だ・・・。