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いて座のあっきーさんのブログ一覧

2021年06月28日 イイね!

不人気車バンザイ! 番外編!!

このシリーズも第五弾まで来ましたが、ここで番外編として、また日本再導入がアナウンスされているドイツのオペル車を取り上げ、90年代にオペルの主力モデルとして販売されていた「ベクトラ」と「オメガ」の海外での特殊モデルにスポットを当ててみたいと思います。



これは販売がいすゞや東邦モータースからヤナセに変更されたと同時にマイナーチェンジされた初代ベクトラのカタログで、左は日本仕様、右はドイツ本国仕様です。



ヤナセでの販売では、最上級モデルに2.5リッターV6エンジンの「V6」を新たに導入し、ベクトラのイメージリーダーの役割を果たしました。

ベクトラはドイツ本国では4ドアセダンの他に5ドアハッチバックも用意され、エンジンも1.6リッター4気筒から2.5リッターV6エンジン、いすゞ製の1.7リッターディーゼルターボエンジンが用意されました。



これは日本未導入の「4x4 TURBO」で、パワートレインは2ドアクーペのカリブラターボと同じ2リッター4気筒ターボエンジン(最高出力204ps 、最大トルク280Nm)を搭載、トランスミッションには6速マニュアルのみとしています。

0-100km/h加速は6.8秒、最高速度は240km/hと発表されています。





2代目のベクトラも日本に輸入されていましたが、本国にはオペルのハウスチューナーであるイルムシャーのパーツを使用した特別モデルが存在しました。



オペルは上級モデルのオメガでもレースに参戦し、そのホモロゲモデルとして「オメガ エヴォリューション 500」を製造しました。ベースとなった「オメガ 3.0 24V」より30馬力アップの230PSを発揮し、最高速は約250km/hでした。





外観では、大型化されたエアロパーツを纏い、235/40R18のワイドタイヤも設定されています。



これは「究極のオメガ」と言われるイギリスのロータス社が製造した「ロータス オメガ」のカタログで、イギリスではヴォクスホールブランドで「ロータス カールトン」名で販売されました。



外観は、専用のエアロパーツに前235/45R17、後265/40R17のワイドタイヤを履き、ブレーキなども専用の大径ブレーキを備えています。



エンジンはオリジナルの3リッターから3.6リッターに排気量アップし、更に2基のターボチャージャーを備え、最高出力は377psを発揮しています。

トランスミッションにはZF社製の6速マニュアルが使われています。

動力性能は、0-100km/h加速は5.4秒、最高速度は280km/h以上とされています。

このロータスオメガ、ロータス社での製造番号は「タイプ104」と言い、れっきとしたロータス社製の自動車です。

オペルは、日本ではヤナセでの販売時には結構な台数が販売されていましたが、やはりメルセデスベンツやBMW、フォルクスワーゲンなどと比べると、どうしても地味な印象があり、その後は日本市場から撤退の憂き目にあってしまいました。

しかし、再導入がアナウンスされ、また日本市場では外国車のスポーツモデルは高価なモノが多いため、オペルには手の出しやすい価格のスポーツモデルを期待したいです(^^)。
Posted at 2021/06/28 13:29:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月25日 イイね!

不人気車バンザイ! 第五弾!!

その筋の方に大好評につき、第五弾です(笑)。

今回は日本フォードのフェスティバ(2代目)を取り上げてみたいと思います。

2代目のフェスティバは販売が好調だった先代に続き、3ドアハッチバックの車体を持ち、エンジンも1.3と1.5リッターのSOHC16バルブを搭載してデビューしました。

ただ、先代にあったスポーツモデルのGT-Xが無かったり、また海外市場を意識したボディデザインが不評で販売は芳しくありませんでした。





これは、1993年(平成5年)1月デビュー時のカタログです。

グレードは1.3、1.5リッター各2種類の計4タイプで、最上級モデルのSZには運転席エアバックやABS、ビスカスLSDがオプション設定されていました。






1995年(平成7年)12月のマイナーチェンジ時のカタログです。

このマイナーチェンジでは、全車に運転席エアバックが標準装備になるなど装備面の変更と、グレード展開の変更(1.3リッター車の3グレード化と1.5リッター車の1グレード化など)がなされました。





これはオプションカタログで、このチャウチャウ犬のぬいぐるみも立派なオプション品です(^^)。

また当時、提携関係にあった韓国の起亜自動車からもフェスティバの兄弟車として「アヴェラ」が生産され、北米など海外向けに輸出されていました。





北米向けは「フォード・アスパイア」の名で販売されていましたが、3ドアハッチバックの他に5ドアハッチバックの設定もありました。

デザイン面で不評だったことが災いし、販売では残念な結果となった2代目フェスティバですが、マツダの救世主「デミオ」のOEMを受け、フェスティバの名は3代目の「フェスティバミニワゴン」に受け継がれました。
Posted at 2021/06/25 19:03:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月21日 イイね!

不人気車バンザイ! 第四弾!!

好評につき、第四弾です(笑)。

今回は、マツダのペルソナを取り上げてみたいと思います。

ペルソナはバブル景気に向かっていた1988年(昭和63年)11月に販売開始されました。



この車の特徴は、何と言ってもインテリアの造りではないでしょうか。

ラウンジのソファのようなリアシート形状や曲面を多用した造形など、ペルソナの設計図には女優イングリット・バーグマンが助手席に座っている事をイメージして開発されたとカタログには書かれています。



1988年(昭和63年)11月のカタログです。



グレードはタイプA、タイプBの2つで、それぞれに1.8リッターSOHC、2リッターDOHCエンジンが用意されていました。



1990年(平成2年)3月、マイナーチェンジ時のカタログです。



この車は走りより、内外装の美しさに重点が置かれている事が良く分かります。



グレード展開は変わりませんが。1.8リッターエンジンがDOHCに置き換わり、最高出力が115PSにアップしています。



オプションカタログです。



オプションでBBS製のホイールが設定されています。この車にもよく似合っています。



ペルソナはその後、1992年(平成4年)3月に販売終了となりました。

バブル景気時では最大5つの販売チャンネルを設けたりと、イケイケどんどんだったマツダでしたが、拡大路線がその後のバブル崩壊で急激に業績悪化を招き、ペルソナを含め数多くの車が1代限りで終了となってしまいました。

Posted at 2021/06/21 15:21:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月18日 イイね!

不人気車バンザイ! 第三弾!!

前回のマツダエチュード、前々回の日産ローレルスピリットに続き、今回は三菱のエテルナサヴァを取り上げたいと思います。

エテルナサヴァはカープラザ店の専売車種であったエテルナの4ドアセダンバージョンとして1989年(平成元年)10月にデビューしました。

4ドアセダンのギャランに対して5ドアハッチバックのエテルナは販売面で苦戦を強いられ、カープラザ店向けのセダンとして用意されました。



イメージキャラクターには歌手・俳優の世良公則を起用し、カジュアルな夫婦向けの雰囲気を持つ車として宣伝されました。



デビュー当初の1989年(平成元年)10月のカタログです。

これは新車販売が開始された時にディーラーに行ってもらった物です。



エンジンはベースのエテルナと同じですが、DOHCターボモデルは用意されませんでした。



1990年(平成2年)10月のマイナーチェンジ時のカタログです。



マイナーチェンジ時では、1.8DOHCのIO(イオ)が大型エアロバンパーを装着し、その他のグレードも前後バンパー形状を変更しています。



その他、2リッターFF車を追加、エンジン出力の向上など、商品力向上が図られています。



1991年(平成3年)5月にはお買い得モデルのEXE(イグゼ)を追加しましたが、やはりギャランという身内に大きなライバルがいた為、販売面ではパッとせず、1992年(平成4年)5月、ベースのエテルナがモデルチェンジをしたタイミングでサヴァは販売終了となりました。

どうしてもギャランと比べると地味な印象をぬぐえなかったエテルナサヴァ・・・。

ちなみに「サヴァ」はフランス語で軽く挨拶する時などに使い「元気?」と言う意味だそうです。
Posted at 2021/06/18 11:22:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月16日 イイね!

不人気車バンザイ! 第二弾!!

一部の方に好評につき、第二弾!!

今回は、マツダのエチュードを取り上げてみたいと思います。

エチュードは1987年(昭和62年)1月に、BF型ファミリアのコンポーネンツを流用して作られた小型スペシャリティクーペで、発売当初は1.6リッターDOHC車のみでした。



この当時のカタログは、絵的に綺麗なものが多いですね。



これは昭和62年1月の最初のカタログです。



これも昭和62年1月のカタログですが、ページ数の少ない簡易カタログです。



これは昭和63年2月発行のもので、1.5リッターのSOHC車が追加されました。



これはオプション品のカタログで、これまたかなりレア度は高いかと(^^;)。





果たして、エチュードに追加メーターって必要あるんですかね?って突っ込みたくなります(^^;)。

そんなエチュードですが、販売開始から大きな変更なども無く、平成元年2月にベースとなったBF型ファミリアがモデルチェンジした後も、そのまま継続販売され、翌年の平成2年にひっそりと販売終了となりました。

WRCなどで活躍したBF型ファミリアと比べると、余りにも地味な存在だったエチュード・・・。

改めてカタログを見ても・・・、やっぱり地味ですね(^^;)。
Posted at 2021/06/16 19:59:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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