![ADIC、進化論! ADIC、進化論!](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/019/974/761/19974761/p1m.jpg?ct=f66c6953e386)
D:5用ADICの開発車輌として、D:DESTさんと共に特性のチェックや、不具合エラーの報告をJロードにフィードバックを続けてきて、気がつくと試作品?も4台になっていました
その間にD:5とのマッチングのがドンドン進んで、より欲しい特性に磨きがかかってきたような気がします
・出だし加速はKターボやプ○ウスにも負けない、、、、
信号(0スタート)で、最初の50~100mくらいまでは、どうしてもKターボに勝てなかった(>_<)
エコカーのクセに、やたらトルクフルのプ○ウスにも、、、、、
車重があるD:5だけに、当たり前といえば返す言葉もないけど、、、、 (汗
そして、、、ADIC装着、、、、、
スタートの瞬間は頭ひとつふたつ持っていかれるけど、すぐに追いつくことができるようになった
気持ちがいいなっ!って思えるのは、こういった場面でもハーフスロットルで済んでいるってこと!
すなわち、パワーバンドの2000~4000rpm付近で「加速がノッテイル」感じ!
だからエンジンもレッドまで引っ張らないで済むし、エンジンサウンドも気持ちが良い(^^♪
そこから先は、アクセルをチョい煽りでブチ抜くも良し、大人の対応?で先に行かしちゃうも良し、、、
そんなシチュエーションが満喫できる実力がADICにはあると、、、、
・実はつまらないエンジンに、、、、(汗
開発の過程で、中間~高速の加速が何故か「かったるく」思えてしまう時期がありました
現実にはトルクカーブがよりフラットになっていたので、本当は充分な加速を得ていたようでしたが
(人間の感性なんていい加減だな~って思える瞬間ですね)
そこら辺もVerが上がる度にチューニングが進んで、今現在はトルクの盛上がり感がウマく演出されている最終バージョンをチェックしています
いずれにしても、自分のADIC+ラムエア+4-1エキマニでは、MIVECの切り替わりが、ホント意識しないと判んなくなっちゃうくらい、スムーズな回転になっています(汗
・配線~取り付けに難アリ!
エンジンとかオーディオの配線に慣れている方なら、問題ない話かもしれませんが、、、、
従来のADICはエンジンルームのECUの集中コネクターに4本プラス電源1本を割り込ませて配線!
D:5の場合作業場所が狭いこともあいまって、この仕様では取り付け難易度は相当高いです
そこで要望として、ECU側の配線の代わりに、インジェクター側のコネクターで、いわゆる「カプラーオン」のタイプに変更してもらうようになりました~(^^♪
これで取り付け性は格段に向上するはず (見落としがちですがこれって重要だとおもうんですよね)
問題はハーネスのお値段がいくらUPするか、、、ですね(汗
・マップシステム314との相性は?
ADICは燃料の噴射タイミングの信号を調整して、出だしの加速やフラットトルクに表されるスムーズな回転をめざすもの!
対してマップシステムは点火時期と燃料の噴射量(マップ)の調整を手元のボリュームSWで、
燃料薄目、点火時期早め、、、、エンジンのピックアップを重視する方向
燃料濃目、点火時期遅め、、、、中~高回転~ピークパワー重視方向
という設定が手元で簡単にできる画期的な装置!
モアトルク、モアパワーという指向は同じですが、アプローチ方法はまるで別物!
ECUの制御系も、まるで別なところで行うので、CPU上の干渉もしないし、、、
従って、両方取り付けてもよりワンランク上のエンジン特性を目指せるハズ(^^♪
ただし同時に付けてしまうと、個々の特性が理解しずらいので、少し間をおいて一個一個チェックしていって特性を理解したほうが面白いかなと!
・生みの苦労、、、、
開発過程のトーキングで、最近の三菱車のECU(車輌制御統合システム?)は、他メーカーのEUCと比べて、制御が複雑で解析が難しいそうな!
(ふ~んって聞くしかないんですけど、、、、汗)
だからそのチューニング行為が制御値を外れるとエラーを起こしやすい!
そのエラーに対して擬似信号やその他の設定でどうやってフォローしつつ、市場に満足できるような仕様 (特性) にもっていく事ができるかがSEの腕の見せどころらしい、、、
(ますますわかんね~し)
開発車輌の位置づけは、チューニングやさまざまに仕様を変更したパーツを取り付けて、まさにこの確認作業、、、
といってもフツーにドライブしているだけなんですけどね!
でも朝夕の気温湿度の違いでチェックランプがつくこともあるし、、、
高速の連続走行だとどうか?とかね、、、
今年のような酷暑はまさにテストにはうってつけの環境、、、、
このような過程を経てでてくる製品に関わることができて、なんだか感慨深いものがありますね
これからどのような展開で世の中に製品が発売されていくか!
楽しみですね~
By なおD:5 でした~
Posted at 2010/10/11 01:34:42 | |
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