
日曜日はご縁があって、諫早市内のとある地域のお祭りに参席させていただきました。
農業の盛んな地域では、お祭りは八百万の神様にお祈りし、感謝する、大切な儀式です。
田植えの終わる時期、豊作豊穣を祈願して行われるのが「田祈祷祭(たきとうさい)」です。
宮司様が祝詞を上げ、参席者が玉串を捧げます。その前後には神様に向けて浮立(ふりゅう)が奉納されます。(この表現で正しいのかな(;^_^A)
そうやって、地域を挙げて豊作を祈願するお祭りです。神様へのお祈りが終わりますと、「直会(なおらい)」という、まあ飲み会が始まります。恐らくですが、地域の共同作業でもある、「田植え頑張ったねえ」という、打ち上げ的な意味合いもあるのかと。
地域の中の集落別(今でいえば自治会別)に、テントやシートを広げ、田祈祷祭(たきとうさい)神事で神前に奉納したお酒を、神殿から持ち帰り、皆で共有していきます。
浮立奉納の、太鼓や鐘、笛の音が神社御神木の遥か上、青空に吸い込まれていく風景は、とても風情があり、いいお祭りだったと思います。いつまでも、末永く継承されることをお祈りしたいと思います。
秋になれば、今度は豊作を祝い、神様に感謝する、「願成就祭(がんじょうじゅさい)」が行われます。そちらも参席させていただく予定です。(^^)/
Posted at 2025/07/07 03:58:58 | |
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