釣り竿とリールを手に入れたジジイは夢を見た。それは、釣りの神様が枕元に立つ夢じゃった。
「ジジイ、まさか釣り竿とリールさえあれば釣りができると思ってはおらなんだか。釣りには針と重りという仕掛けが必要なのじゃぞ。それがないと釣りはできん。ここが、大事なところ、要点、つまりポイントじゃ。」
ジジイははっと目が覚めた。「ポイント・・・。そうだ、ポイントにいくのじゃ。」ジジイはポイントに走った。
そして、アラカブ用の仕掛け「ブラクリ」と「スナップ付きサルカン」を購入した。どちらも、番号が付けられており、選択せねばならなかったが、わからなかったので、とりあえず真ん中程度のものを選んだ。初心者はその程度の選択しかできなんだ。(笑)
買い物が終わってほっとしたのか、ジジイは腹が減ったことに気付いた。「そうだ、魚だってエサが必要じゃ。」ジジイはダイレックスに走った。そして、塩サバを手に取った。
準備はすべて整った。ジジイはついに魚釣りに旅立つこととなった。「北を目指すのじゃ」
ジジイは北の方角へ走り出した。(BGMは「母を訪ねて三千里」のオープニングテーマじゃった)
出費はかさむ一方じゃったが、ジジイは全くそれに目を向けておらなんだ。次の月の請求に目がくらんだのは後の話じゃった。
めでたしめでたし。(笑)
Posted at 2024/05/09 04:21:59 | |
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