オカルトのようでオカルトでは無い話しをひとつ
ガソリン分子をファンデルワールス結合から解除し、分子結合を細かくすることにより燃焼状態を改善する話が有ります。エンジンルーム内の燃料ホースを円筒状の磁石でくるむイメージです。
100%オカルトだろう!
●充分科学的な話でガソリンエンジン車では燃費が若干良くなるなどの結果があるようですが、ディーゼルではうまく行っていないようです。論文や特許情報を少し調べてみますと、①磁力の強さと方向、②磁界を燃料が通過する時間、③設置する位置などがポイントではないかと思われます。
①については0.15kgf/cm2以上とありますのでネオジウム磁石がいいのかと思います。方向性はN極同士を内側にする(対向させる)と良いのではないかなどの話もありましたが、N極が内側で無ければならないのかも含めて、これでなぜファンデルワールス結合が解けるのかの理論が解明できませんでした。
②については燃料が対向磁極間を通過する時間を1.7秒以上とありますので、燃料消費量より燃料ホースの内径から計算すればおおよそ何mmの対抗磁極が必要なのかが計算できます。面倒なので長めに作ってみます。
③できる限りエンジンに近い、インジェクターに近い場所が良いようです。磁石を金属部分に接地させるなという情報もあり(何故かは解らない)、温度と磁力の関係もあり設置場所を考える必要がありそうです。
・一度分離した分子が再度結合しないように、インジェクターの近くがいいようですが、熱が高いのと、強力な磁力がインジェクターや各種センサーに影響を与えない位置を考える必要がありそうです。
●まとめ
・磁石はネオジウム
・異方向性(内側がNで外側がS)ラジアル(半円筒状)タイプで、長さは長~い(数珠つなぎ)
・できるだけエンジンに近い位置で燃料ホースに巻くかたちで設置。恐らく金属製の燃料パイプ部分に接地しないように養生テープで下巻をしてその上に装着するイメージ
いきなり買うとコストがかかるので、ダイソーのネオジウム磁石を大量に買って養生テープで燃料ホースにグルグル巻きにして遊んでみたいと思います。コンパス持っていないので買った磁石のどちらがN極なのか判るかな?
●効果
・燃焼状態が改善され、出力が増大し、燃費上がり、煤の発生が抑えられるとあります。
充分科学的に成立する現象のようですが、話しにするとどこまで行ってもうそくさいですね。トヨタのアルミテープチューンの事例もありますので、疑うよりも先ずは実験です。
Posted at 2022/09/30 12:08:54 | |
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