日曜日に突然バーベキューしたい病になり娘を誘いましたが断られたので失意の中、4点お掃除系の車弄りをしました。お昼過ぎに終わる予定が大幅超過し、散髪に行けませんでした。
● EGRクーラーのディーブクリーニング
やったことはEGRクーラーにRMCを30ml噴霧して10キロほど走行。過去に冷間でEGRクーラーに噴霧したが効果が無かったので、今回は完全暖気後の噴霧です。
・軍手を用意し、手早くクーラントリザーバータンクとEGRパイプを外す。RMCを30プッシュ(≒30ml)噴霧し、復旧後10キロ走行。効果は解らない。元々きれいだったので、これで更にきれいになったのかは不明。容赦なく熱々なのでやけどに注意です。
・固着している個体に複数回施工すると硬質カーボンが緩むかもしれないと効果を期待しています。その後EGRパイプを外して見ると、EGRバルブがやたらときれいになっていた。なんとなくうれしい。
● EGRバルブの座のブラシ掃除
EGRの表面がきれいになっているので、EGRバルブの座にカーボンの汚れが溜まると密閉性が悪くなると考え、マイナスの大きなドライバーで強く押してバルブを開き、ブラッシングをしました。以前EGRバルブの開閉の仕方についてはブログでご紹介しました。
・結果体感できるものは無し。ブラシも汚れが付着しておらず、意味の無い掃除だったかもしれません。やってみるとEGRバルブの動作がよく解りますので面白いかもです。誰でもできます。
● インタークーラー吊るし洗い(≒13万キロ)
これは説明するまでも無く、ファスナークリップとボルト&ナットとの闘いです。バンパー降ろしてやろうかと思っていましたが、CITYオフローダさんからオートサプライ鈴木さん情報で下から降ろせる聞き、それならばと重い腰を上げました。
・アンダーカバーは2つあり、フロント側を外します。するとインナーカバーが出てきます。どうやって勘合しているのか?解りにくく、結局タイヤハウス周りを少し外してバンパーを固定しているボルトを抜き、バンパーを(フォグや音波センサーの配線は付けたまま)グラグラに首の皮一枚繋がった状態にして前へずらしインナーカバーを外します。
普通ここまで緩めたらバンパー降ろすだろう
・意地でもバンパーは降ろしません。本当はもっと簡単に抜く方法があるのかもしれませんが、インナーカバーの正しい外し方を誰か知っていれば教えてください。
・インナーカバーを外すと架台を支える左右対称の組み金物ステーがあり、復旧が難しそうなので左だけ外して、復旧時は残した右側を見て組戻します。右まで外すと解らなくなり戻せなくなるかもしれませんので★要注意です。
・あとはやたらと多いボルトナットを外します。インタークーラー本体のハンガー部分は、ゴム製ダンパーに引っ掛けていますが、ゴムの中を中空の筒状金物が通っていますのでこれを抜かないと外れません。ゴムは力技で抜きました。
・インタークーラー本体に例の温度センサーが刺さっておりますので、これを外すのは下からでは見えにくく苦労します。苦労して外したのに覗いてみるとセルはかなり綺麗に向こう側の光がはっきり見えています。写真では中央の小さな点ですが実物はよく見えます。
・OUT側の樹脂製のエルボーの屈折部分にはたっぷりオイルが溜まっていましたので、これはパークリを吹きました。ちなみにKF2P13万キロの個体で、OUTエルボー接続部にオイルにじみも見られずパッキンは再利用可と判断しました。普通は必ず交換です。
・インタークーラー本体は、廃油処理BOXを受けにして1時間ほど立てて置き、その後パークリのLONG缶1本噴きました。見た目とは別に出てくる洗浄液はそこそこ汚れており、見た目だけの判断はできないと思いました。1本でほぼほぼ透明な洗浄液が出てきましたので、念入りにやりたい方はLONG缶1.5本ですね。
・乗った感じは幾分スロットルに対する反応がスッキリした感と乾いた系の音が少し大きくなったので気持ちの問題レベルではありますがそういう効果はありました。吸気温度が下がるかと期待していましたが、変化はありませんでした。夏場でないと解らないのかもしれません。
・★出来心セルフでの作業はお勧めしません。少なくともバンパーやアンダーカバーの脱着をポンポンしておりかなり慣れている方はネジ外すだけで調整不要の+αレベル作業ですので一人作業で充分できると思います。
・構造を探りながらやって5時間かかりましたのでporigrassさんのもちろん初めてのオイル交換に負けてしまいました。相応の準備と時間的余裕は必要です。
・10時半から初めて終わったのが15時半、秋ヶ瀬公園も夕方が迫って少し焦ります。ここで想定外の出来事が。LEDライトのバッテリーが切れて、復旧作業はアンダー作業なのに日の光だけが頼りです。ドタバタと30分ほどで復旧し小ネジが2本、クリップが2個余ってしまいました。
どんくさ~
・余裕をぶっこいて準備をせずに出来心セルフ作業をしますと大抵こんなことになってしまいます。下から降ろすのは可能でしたが長時間に渡る下からの作業で首が痛くなりますので、リフター使えない場合は素直にバンパー降ろしてステップでの作業をお勧めしておきます。
下からチョイチョイと降ろすとは、オートサプライ鈴木さん、さすがプロです。鈴木さんでDSCのついでオプションが賢明と思います。
・8、10ショートとディープ、12のソケットとエクステンション・各種ラチェットハンドル(頭がでかい、柄が長いと入らないところがある)。14のスパナ(温度センサー)。内装剥がし。マイナスドライバーの大・小、ラジペン。締結トルクはがん締めの箇所は無く、普通に外れます。15センチショートスイーベルが活躍しました。
・テキストにすると全くイメージがつかめませんね。あまり詳しいのは見たことがありませんが、誰かの動画で研究してみてください。
◆作業まとめ
下から抜くには
・アンダーカバーを外す(写真奥側)
・バンパーをほぼ降ろす(結局イカリング抜くことになるのでは)
・インナーカバーを外す(写真手前)
・金物左を外す
・インタークーラーアウターホース(水道バンド)を外す
・インタークーラー廻りのボルトナットを外す(イン側を先、温度センサー抜いて、OUT側)
・道具は埼玉55手持ちで行けましたが、エクステンションなどそれなりの準備がないとインタークーラー廻りがうまく外せません。
セルは洗浄前です😋
●洗車
鎌倉殿を見て、スタンドで洗車機に掛けました。いくぶんきれいになった気がします。
Posted at 2022/10/31 12:41:34 | |
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オイルミスト対策 | 日記