埼玉55のブログを見て自分も掃除してみようとなった時の注意事項を記載しておきます。
●吸気シャッターバルブへのアクセス
オルタネーターの端子を外しますが、アースではなくB端子でしたので12Vが来ております。
・バッテリーを外して作業する事が安全上の前提となります。外さずにする場合はショートに注意し、ナットの脱着時に★工具がボディーや通電性のある個所へ絶対に触れないようにしてください。
・また外したB端子も通電性のある個所へ触れないようにするためと、吹いたスプレー液に触れないように、確実に養生テープ等で養生して横へ避けて作業してください。
●吸気シャッターバルブへのケミカル使用について
2種類のケミカルで掃除をします。
・埼玉55が使用している油を溶かすケミカルはゴム・シール材への攻撃性は低く泡泡で漬け置き可能です。
・固着カーボンを溶解する方(リムーバーZ)は、ゴム・シール材への攻撃性が強いため、シャッターバルブの軸の付け根に噴霧しないようにしてください。シール材が必ず入っております。
・10万キロを超えている個体ではシール材もそれなりに劣化しているとは思いますが、リムーバーZでシール部分への漬け置きはとどめを刺しますので完全アウトです。
●インタークーラーのOリングについて
ピュンピュン号は車齢4年でオイルのにじみも見られなかった事よりOリングを交換せずに再利用しましたが、車検2回通している個体は必ずOリング交換(かなりリングが痩せています)をしましょう。
・スタッドボルトとナットもサビ固着して、スタッドごと抜けてしまいますので融雪剤にやられている個体では交換を前提に作業してください。
・インタークーラー内部洗浄に遅効性のケミカルは使わない。
・揮発成分を完全に飛ばしてから復旧するなど注意が必要です。
●ケミカルの使用について
・ケミカルは注意書きを必ず熟読して、安易に流用せず、慎重に選定してください。遅効性のパーツクリーナーなどは薬液の残留成分が大変多いため、場所によってはその後の拭き取りや洗浄が前提となります。
・リムーバーZのカーボン溶解効果は強力ですが、危険な薬品である事を認識し、保護メガネ・不浸透性保護手袋(薄い使い捨てのやつは不可)・長袖作業衣を着用し、吸引・経皮接触を避けること。手の傷口に触れると焼けるような激痛と長時間の痺れを起こします。
◼️寄道話し
吸気シャッターバルブを綺麗にしたついでにフッ素樹脂コートをしてみました。定着性が悪く、膜圧が薄過ぎて白くなるはずが、グレーです。失敗です😅
水掛けて見ましたら一応は弾いていました。約800キロ走りましたので1000キロで開けて様子を確認する予定です😋
Posted at 2022/12/13 18:22:41 | |
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