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埼玉55のブログ一覧

2022年01月30日 イイね!

オイルキャッチタンクのW化

オイルキャッチタンクのW化思いっきり軽油が高い。のこのこ峠へは行けない。ということで、レンタルコンテナ倉庫でブローバイホースの打ち替えを行うことにした。すでに4年過ぎて5年目のホース、熱と油でブヨブヨしており、少し漏れているのか油臭い。

●トヨロンホース
で、皆さんおなじみのトヨロンホースなのだが、2メートル買うべきところをけちって1.5メートル買っておいた在庫を家探し。

●吸気シャッターバルブ廻りの油よごれ
オイルキャッチで油断ちをしているのだが、すべては取り切れていない。せっかくRMC-3Eを吸気温度センサーから5~6滴吹いて、10キロ走るを16回繰り返し、ピカピカの状態をファイバースコープで確認した。これを維持したい。

吸気シャッターバルブ周りはピカピカだが、EGR合流部のパイプの中はキレイだが、外周の煤は落ちない。

●この差は温度差にある。
吸気シャッターバルブはインタークーラーで冷却された35℃(埼玉55は冬場塞いでいるので65℃)だが、EGR合流部分はあっつあつの100℃を超える。この熱でいぶされてフライパンの底よろしく固着した煤は落ちない。大した量でないので無視している。

●設置場所
夏からエンジンルームに磁石付きの温度計をあちこちに付けて一番涼しいところを探した。左LEDヘッドライトの裏が一番温度が低かったが、奥まっていてドレン作業がやりにくい。その近くということでエアクリボックスの手前とした。

金物はホームセンターでL字型アングルを適当に買ったが、10mmのボルトがギリ長穴に入らない。やすりでゴリゴリ削り調整した。

●仮付けして
ホースの長さを余裕を持たせて廻してみると、微妙に足りない。1.5mでは、旧タンクの打ち替えに20センチほど不足。また天気のいい日にホームセンターで買って来よう。

●それぞれの役割
第一タンクはバッテリーの上だ。ブローバイの出口に近く夏場は触れないほど熱くなる。暑いので温度差で露滴させることは難しい。よって、フィルターを幾重にも重ねて、通過中にフィルターで大部分を濾し取る作戦だ。

第二タンクはエンジンルームで最も温度の低いところ。暑いオイルミストや水蒸気を含んだブローバイが、長々とホースを通過する内に適度に冷めてくる。飽和水蒸気が結露する現象よろしく、取り残しが露滴効果で捕集できる。ステンたわし入り。

●軽くテスト
130キロほど近場を流した。第二タンクのゲージを抜いてみると、ブローバイが出てくる。少し圧損が大きいのか弱弱しい出方だ。後日第一タンクのフィルターの数を間引いて、すっと抜けるように調整しよう。
Posted at 2022/01/30 21:14:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月27日 イイね!

オイル交換前のバーダルETFについて

エンジンのフラッシングクリーナーに即効性と遅効性がある。経年車で使うなら遅効性一択だが、オイル交換時に入れて、次のオイル交換時に排出するため3000キロかけてじっくり汚れを落とす事になる。

その間、乗り味が悪く安心してレッドゾーンまで回す気になれない。ものはバーダルやLOOPやワコーズから出ており正直なんでもいいかと思います。即効性は清浄成分がかなり強力なものであろう。

ほんまかどうかは解らないが、まことしやかに剥がれたスラッジがオイルストレーナーを詰まらせるとか、オイル経路に詰まる話がある。体験していないので、否定も肯定もしないが、どんなオイル管理を今までしていたのか?ということと深く関連するとは思います。

●埼玉55はバーダルリングイーズプラスを愛用している。理由は無い。何となく響きがよくカッコ良さげに思っているだけで定期的に使い続けている。しっかり効果はある。しかし、乗り味が悪い時間が長いので、バーダルのETFに切り替えた。

これは他メーカーにはないお勧めポイントのあるクリーナーで、中効性と言える。オイル交換1週間くらい前にオイルフィラーから投入し、50キロ~300キロほど走ると内部清浄ができるというもの。

リングイーズほど効果は高くないと感じているが、さほど内部汚れは無いと思っていますので、この清浄力で充分。価格もアマゾンで1200円台であり、これなら毎回オイル交換の都度施工することもできる。

汚れを溜め込んでリングイーズプラスするよりも、溜まる前にETFで手軽にやろうという考えです。ここまでは過去のブログでお話した内容ですね。

●施工ポイント
スカDエンジンの油圧制御はかなり特殊なものです。オイル系統図で見ると50か所強の系統に分かれてサービス部分へオイルを噴出(ぶっかけて)います。その量の調整がユニークでマツダ技報によると「エンジン回転数/負荷/暖機状態に応じて吐出圧を電子制御で2段階に切り替える。」とあります。

具体的にはエンジン回転3000rpmで切り替えており、未満が低圧噴出、以上が高圧噴出となります。低圧はオイル経路の流量が少なく、高圧ではビュンビュン流れるという具合の制御です。

資料に単位はかかれていませんが、低圧では従来型エンジンの70%強カット、高圧でもややカットというものです。つまるところ、3000rpm以下では必要最低限だけチョロチョロオイルを回しているイメージです。

★よって、ETFを入れたら、3000~3500rpmまでしっかり回しながら1週間を過ごすとオイル循環量が3倍弱程度になると考えられます。それにより清浄効果に違いが出てくるのではないかと期待しますね。
Posted at 2022/01/27 12:22:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月19日 イイね!

DPFに詰まっているものについて

ミカドオイルさんのブログにDPFに詰まっているものの割合がざっくり出ています。どのような個体で取ったデータなのかは解りませんが、他の情報と合わせても大きな乖離は無いと思います。

◇燃える物(73%)
 ① すす・カーボン,41%
 ② 未燃焼エンジンオイル,25%
 ③ 未燃焼燃料,7%
◇燃えない物(27%)
 ④ 硫酸分,14%
 ⑤ 灰分ASH,13%

●DPF再生でなんとか燃えそうな物は73%、燃えない物は27%となると考えます。DPFの圧損限界値が500キロなので、燃えない物が27%詰まると365キロ毎に再生されます。硫酸分と灰分ですから例の石膏の話しですね。これはどうしようもありません。

●ところがなかなか、365キロ毎にはなりません。これはオイルミストとオイル上がりでDPFに廻って来た未燃性エンジンオイルがなかなか燃えにくいと考えられます。

●DPF再生はDPFに軽油をぶっかけません
DPF再生のメカニズムは過去に少し触れて電気が流れる話をした。煤に軽油をぶっかけて煤を燃やしていると思われている方がいるかもしれませんので少し解説を。

装置としては一体化されていますが、中身はDPFよりエンジン側にディーゼル酸化触媒(DOC;Diesel Oxidation Catalyst)というものがあり、ここで軽油が酸化する反応熱によりDPFを600℃以上まで昇温させ、DPFの煤が酸化して二酸化炭素に分解されます。

●埼玉55の仮説(これ以降は今まで検証してきた情報からの妄想です)
この時、煤はDPFから電子が移動し酸素と吸着し酸化反応しやすいので、煤の酸化反応により酸素は消費され、高温のガスが非常に酸素プアな状況になります。600℃といわれる残留酸素濃度の薄いガスに未燃性エンジンオイルは高温でいぶされて炭化(炭焼きの原理に近いな)して溜まって行きます。

オイルはCとHの化合物であり、燃える物質なので燃やしたいけれど中々燃える事が出来ない状況です。未燃焼燃料もCとHの化合物であり同じような話です。未燃焼燃料が大量に燃えるとDPF溶損のリスクもあるかと思います。

そうすると、DPF再生は①のすす41%だけ燃焼し、②と③は部分的には燃えるがすべてを燃やしきる事ができない。500キロ×0.41=205キロ毎の再生になります。そしてどんどん②~⑤が溜まって詰まりが進んで行きます。この詰まり具合の量により距離が短くなっていきます。

●強制燃焼
かなり時間がかかりDPF劣化リスクがありますが、いよいよの時は強制燃焼でじっくり②③を含めてDPF再生を行う事も有効な手段だと思います。再々行うようなものではありません。街中の駐車場では絶対にできませんのでディーラーにやってもらうのが安全でしょう。

強制再生は煤を焼き切った後も長々とやっていますので、酸素リッチな高温ガスがDPFに届き、②③を焼き尽くしてくれるのではないかと期待します。

スートルやらなんやら入れて何とかしようとする人がいますが、②③④⑤には一切効果がありません。酸化触媒に金属系を用いて①の酸化反応を350℃くらいでも反応するように促進しているだけで、DPFの問題状況は解決されません。

●歯止め
行きつくところはオイル選定(オイルミストの少ないタイプ)、オイル管理(希釈させない)、オイルキャッチタンク(オイルミストセパレーター)で、DPFに廻るオイル由来成分を減らす努力でしょう。

燃料で希釈されたオイルから発生するオイルミストは未燃焼燃料を多く含んでおり、オイルキャッチの黄色水の黄色成分と思っています。これは燃焼室でほぼ燃えずに、そのままDPFへ回って行き③となっている。

●RMC-3Eは?
DPFに滞留している②未燃焼エンジンオイルがカチカチに炭化していると効果は無いと思いますが、ベタベタの油性を保った状態だと、RMC-3Eの界面活性作用がオイルの結合を緩め、5~15μmと思われるDPFの気孔をいくらかは通り抜ける事ができるのではないかと期待できます。

※日本ガイシ製セラレックDPFフィルター 基材孔15μm、プレコート孔5μm、気孔率48%。マツダは情報が無かったのですが、大差はないものと思っております。

■寄道話し
ずいぶんDPFの話を真剣にしていますが、埼玉55はこんなもんいずれは詰まるだろうから吹けが悪くなったらDPF洗浄するだけと決めておりますので実際にはさほど気を使っておりません。仮説に対するツッコミや対論は大歓迎します。知っている事があれば教えてください。
Posted at 2022/01/19 18:11:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月16日 イイね!

秘技ペール缶転がし

先日来、フルPAOとVHVI+PAOのブレンドを色々比率を変えながらテストしている。オイルの設定が決まると走りが実に気持ちがいい。どこまでも走って行きたい気分になる。

しかし、気温の上下で一度決まっていたものが簡単に崩れてしまう。平地と峠、日中と夜間でも乗り味がガラリと変わる。平地に合わせると峠で不足を感じ、日中に合わせると夜間の温度に合わない。オイルを抜いたり入れたりやりくりが忙しい。

●AJD741さんの発案
みん友さんのAJD741さんがオイルをオイルジョッキに移す際に、楽な方法を発案された。試すとすばらしい。以来、まねっこして楽させていただいております。少し写真を作りましたのでご紹介したいと思います。元祖がわかりやすいか?

ペール缶の注ぎ口にエーモンの注油ノズルをつけました。これをつけておくとこぼれませんので楽勝ですね。


ペール缶を注ぎ口を上に横倒しにします。新品のときはオイルがあふれないように、注油ノズルの先を上へ向けておくといいでしょう。


ジョッキをセットしながら、ペール缶を転がしていくとオイルが出てきますので、必要な量で缶を元へ戻しましょう。


埼玉55はレンタル倉庫でコンテナの床の高さを利用しております。ウッドデッキとか縁側とか段差を利用することが前提となります。

後AJD741さんの整備手帳でご紹介されているエコオイルチェンジャーも便利ですね😁
Posted at 2022/01/16 13:28:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | エンジンオイル | 日記
2022年01月11日 イイね!

オイルエレメントの交換について(考察編)

最近は近場の林道パトロールといろは坂くらいで特に話がありません。怪しげな研究は続けておりますが、マダマダレベル。

そこで題からして、ネット記事ネタレベルだわ。とは思いますが、オイルエレメントについて解っている事と思っている事の話を少々。

●こんなもん毎回交換以外にないだろう。とはいうものの現実には色々なパターンがある。オイルエレメントは蛇腹状の濾紙でろ過面積をかせいでいる。ろ過能力は埼玉55調べでは一般的に20μmと考える。30~40μmという話も聞くがどちらでもよい。

●PIAAのWフィルターは明記されており、1つは10μm、もう一つは20μm。なぜ10μm×2とか20μm×2ではないのか?

・10μmは高性能フィルターと記載されており、市販品の中では1番細かい。20μmは一般品と記載されており一般的なものであろう。

・10μm×2ではやがて目詰まりを起こす。20μm×2では高性能ではなくなり、一般的なエレメントとなってしまうのである。つまり10~20μmのコンタミが多いのではないでしょうか。

・オイルエレメントは濾紙が目詰まりするとリリーフバルブが作動し、エレメントをバイパスしてろ過されていないオイルが循環される。これではまずいのでPIAAは10が詰まっても20で一般的なエレメントと同等のろ過能力は維持しているということだろう。

●ピュンピュン号はさんざんバーダルやらフラッシングやら行っており、3000キロでオイル交換はきっちり実施しているので、大きなスラッジの塊は見当たらない。

・先日来、オイルの外部ろ過装置でコンタミチェックをしているが、2000キロ使用したフルパオをろ過した。目視できる(0.01㎜以上=10μm以上)異物がやや散見され、ろ過後のろ紙についた油を指で揉むとかすかにザリザリして砕けて無くなる。

・怪しげな装置が出てきましたが気にしないですっ飛ばしてください。埼玉55工房の秘密兵器です。

・埼玉55はマツダ純正のオイルエレメントを毎回交換で使用している。10μm~20μmほどの異物はオイルエレメントでは捕捉できず、見えるレベルのものは多くはないが散見していた。

・見えないレベルの粒子(1μm~10μm)は、ろ過後に外部ろ過装置のフィルター表面の油を指で揉んでザリザリしているので大量に油中に分散していたと考える。

・1桁μmのスラッジという事だ。ピストンリングとシリンダー壁の隙間は0.2μm~0.6μmでクランク角により変動しており、エンジンに与える影響は大きいのだが、物理的に高速でろ過できるエレメントが作れないので、放置プレイとなっている。

●人の指の感度は今一つ解らないが、髪の毛は0.08mmで80μmである。指先で転がすと余裕で解る。論文を見ていると4種類の触覚受容器があり、それぞれ特性があるのだが、最小閾値は0.1μm、大きい物でも10μmとあり、ひとさし指の先端が敏感なようである。

・表面凹凸判別では対象物の状態に応じて変わるようであるが1~6μmとあり、恐ろしいほど感度が高い。見えない大きさのものが感じられるということだ。埼玉55は老化を考えると精々6μm以上が認識できていると思われ、そのレベルのコンタミは油中に大量に分散しているものと考えられる。

●この小さなコンタミは放置したとしても、20μm以上のコンタミを捕捉しておけば、ピストンとシリンダー壁の隙間の30μmに対してはエレメントが機能している。よって、★オイル交換2回に1回はエレメントを交換するというのが誰の説なのかは解らないが一般的かと思う。

・しかし2回目のオイル時にはリリーフバルブは開きっ放しかもしれず、その点だれも検証していない。W60かしらの超高粘度オイルを入れた場合、オイルが温まるまではろ過時の圧損でリリーフバルブは開いているとも聞く。詰まると同じことになる。

・どなたかしら2回目は程よくろ紙の目が詰まっており、ろ過精度が上がるような事を書かれていたが、単純にリリーフバルブが開きっ放しになり、エレメントが機能しなくなると考える。

・軽油で希釈されポリマーせん断が進み、粘度の落ちたシャバシャバのオイルならろ過できそう。

●埼玉55の流儀はとことん回すので少しでもリスクのあるものは排除しておく。毎回1200円はケチらずに純正品で交換している。互換品は、たとえ同等のろ紙が使われていたとしても、リリーフバルブの作動圧の設定が異なると思い、過去のリコールの話から純正エレメント以外は使用しない。

・もしくはPIAAの高性能フィルターをきちんと3000キロ毎に交換するのが正解と思う。一般的には2回に1回交換するのが定着しているが、一体だれが始めたんだろうか?
Posted at 2022/01/11 19:50:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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そう言う事になりますが、強制燃焼かけるなり、高速で回しぎみに2500rpm一時間走るとかでスッキリ抜けるのが普通です😋」
何シテル?   04/16 15:21
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