ヒントは←の内装画像
どう見てもイマドキのクルマじゃないw
尤も←だけでわかったら…
結構なまでのクルマバカ(笑)
知人曰く…
高校生からの憧れだったってよ!
さて…苦節ン十年で彼が入手できたクルマって↓です
ISUZU 117Coupe
カタログで代用しちゃってスンマセンw
巨匠ジウジアーロがデザインした走る芸術品とも言える一台
製造期間は1968年 - 1981年と最新車両でも間もなく四捨五入で半世紀
初期モデルではアラ還という完全なクラシックモデルだけど
ここまで優雅な国産車はなかなかお目にかかれない
ちなみに総生産台数は85,549台であるから知人は
1/85,549のオーナーになったわけです
※カナリな少数生産ですがR34SKYLINEの6万台よりははるかに多いです
まあ とにかく彼にはおめでとうとしか言えませんでしたよ
ず~~~っと欲しいって言っていたし今までもジェミニやピアッツァという
今は乗用車生産をやめてしまったISUZU車を乗り継いできたISUZUバカですからw
で…代表取乱役的に気になるのは
いったい何時の117を買ったんだ?
117Coupeって大きく分けて↓の3種に分類できるんですが…
1st Edition -1968.12 - 1973.2-
当時の自動車製造技術では外板をプレス機で再現することは難しく
熟練職人による手作業でしか生産できなかったことから
月産台数が30 - 50台程度に限定された通称:ハンドメイドと呼ばれるモデル
総生産台数は2,458台と極めて少ないEarly Versionである
2nd Edition -1973.3 - 1977.11-
機械によるプレス成型の目処が立ったことによる量産化対応改設計Version
この丸目4灯が最も生産台数が多く本モデルでは全車1.8Lガソリンエンジンを搭載する
3rd Edition -1977.12 - 1981.3-
ヘッドライトを規格型角形4灯に変更した上で小型チンスポイラーを装着したVersion
当初は引き続き1.8Lエンジンを搭載したが1978年11月に排ガス規制による
パワーダウンを補うために排気量を2.0Lへ拡大したスターシリーズへ移行
また1979年12月には2.2Lディーゼルエンジン搭載モデルが追加された
1981年に後継モデルとなるピアッツアにバトンを渡し生産終了
なんで↑な話を書いたかというと…
どんなグレード買ったか聴き損なったから(笑)
諸事情で細かなところまで話ができなかったというのもありますが
実際会うまでの楽しみとして残しておこうとも思いましたからね
ちなみに…代表取乱役的117のツボって
ハンドメイド時代のリヤコンビランプです

↑が量産化以降のリヤビューでよく見かけるのはこちら!
というよりも現存する117では圧倒的にコレでしょうね
ところがハンドメイド時代のリヤは↓な感じですた

人によっては貧弱と言いだすかもしれませんが…むしろ当社的には
1970年代のイタ車っぽくてイイ!
アルファロメオ辺りが如何にもやりそうな匂いがプンプンするんですがね(笑)
尤もこの辺が"ジウジアーロの仕事"つーか走る芸術品ならではないかと?
どっちにしろ現車確認できるのが楽しみですよ
Posted at 2025/08/27 00:45:19 | |
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