元ネタは↓の2編つーかこちらもROMってから
代表取乱役 プレミアムな漢になる(笑)
プレミアムな漢の3時間
2022年11月の宮古島逃亡の往路
土壇場でPREMIUM CLASSに変更した当社ですが
今回は早期な段階で企んでおりました
なぜなら…搭乗便がですねえ
国際線仕様機だから
本来はビジネスクラスの座席をある手段を使い
格安でゲットできるからという理由だけなのですがね
今回はカナリの長文になりますが記録という意味合いも含めての内容です
まず最初にそれだけは納得していただくようお願いいたします
まず逃亡往路はNH1091便ですが当社搭乗日はB787-8がアサインされてますた

ただ…この787はタダモノではありません
78M=中近距離国際線仕様機
これは乗り得つーか国内線仕様の78Pとは隔世な世界が拡がるのを知っていますた
まずはそれぞれのシートマップをご覧いただきましょう
B78M 240席仕様(Premium42/Economy198)
B78P 335席仕様(Premium12/Economy323)
もう一目瞭然 プレミアムクラスが30席増かつ総定員の1/6ってスゴイ
さらに国際線仕様なのでギャレーも無駄に広いのがわかりますよ
そしてANAの場合ですが運航日2日前になりますとマイレージ会員に対してのみ
Premium Classに空きがある場合のみ正規料金よりはるかに安価で
グレードアップできる制度があります
前回はB767-300ER国内線仕様でわずか12席への事前変更はアウト
当日空港でキャンセルが出てやっと乗れたという高倍率でしたが
今回は2.5倍増の42席だから何とかなるなと狙っておりますた
予想通り2日前朝8時の時点で窓側席は左側2席/右側1席残っていたので
宮古/下地島線は左が鉄則な当社は3Aに変更しましたがベストは4Aなんだよなw
そして当社は再びプレミアムな漢になることが約束されますた
そして当日
余裕をもってつーか今回はマイカーde羽田でしたので渋滞を考慮したら
これが結構スイスイと来れちゃったので前回は堪能できなかった
プレミアム特権のラウンジでマタ~リ(笑)

そして搭乗となりますがこれも優先で先乗りできるわけです

この日のシップはJA834A 2014年に就役し羽田ベースで
アジアへの国際線ならびに国内線を飛んでいる期待です
この日も熊本→羽田→広島→羽田と活躍し4回目のフライトで宮古へ飛びます
で…機内に入って当社が一番期待していたのがシートです
まずは78Mと78Pの違いを画像で…
B78P Premium Class Seat
B78M Premium Class Seat
一見するとそんな大差ないように見えますが78Mのシートは
ANAビジネスクレードルと呼ばれる一体構造を採用
フルフラットにこそなりませんがフルリクライニングさせても後席に
シートバックがせり出さない構造のまるでゆりかご的シートです
B78P Premium Class
B78M Premium Class

↑いうことなのですよ
ちなみにパーソナルモニターは78Mでは全機標準装備ですが
78Pでは一部にしか装備されていないという差異もあります
そして最大の違いはシートピッチ
78Pは50インチ(約127㎝)でして参考までに以前登場したB767とほぼ同じです

しかし78Mでは59インチ(約150㎝)と超ワイドな足元空間

目一杯足を伸ばしても滑稽絵巻が繰り広げられるだけ(笑)

足がシートバックに届かないおバカを実践する代表取乱役(爆)
そして78Mと78Pシートもうひとつの違いが↓
78Mは電動パワーシート
リクライニングとレッグレストが↑のSWで簡単コントロール
緑色のLEDはそれぞれを元の状態に戻した時に点灯するインジゲーターで
離着陸時にCAが確認するための装備です

これが78Pですと↑なマニュアルですからね
↑ら纏めて+14,000円で味わえる
だから投資する価値があるんだよ
それにボーナスマイルとプレミアムポイントがプラスだし…
ええ当社の判断です(笑)
ここでチョットだけクルマ好きのためにどうでもいいトリビア
ANAのB787-8に搭載されるエンジンはなんと
RR ロールス・ロイス製エンジン
Trent1000という型式名のエンジンです
同じ787-8でもJALのそれはGE(General Electronics)製GEnx1Bを搭載します
開発中には設計推力が出なかったり就役後はマイナートラブルが続発し
一時は大量欠航騒動も起こした問題児でもありますが
これイイ音出すんだよなあ
GE製に比較すると回転上昇に伴う吸気音つーかタービン音
これが金属質かつ綺麗な高音カンツォーネなんですがね
尤もANAのRR導入はこれが初めてじゃないんですよ

往年の名機 L-1011トライスター ANA初めての定期国際線もこの機種でした
搭載されていたのがRR製 RB211エンジンですた
これもイイ音出していたんですけど…
あのロッキード事件さえなければダーティーなイメージは付かなかったような?
尤もANAも↑のRR製エンジンのマイナートラブルで懲りたのか
787-9・10ではGE製エンジン搭載機も導入していたりします(笑)
さて話をフライトに戻します
着座したらこれまたPremium Classのお約束ともいえる担当CAサンのご挨拶ですが
いきなり↓なお話が…
申し訳ありませんが
当機ではWi-Fiが使用できません
おっと!想定外の先制攻撃(笑)
地上にいるうちに調べてみると理論的つーか物理的には繋がるのですが
システム的な問題で国際線仕様機の国内線充当では止めているようです
諦めがついての離陸ですが最早定番のD滑走路RWY05からと思ったら

B滑走路RWY22からのTAKE OFF

なので離陸してすぐ大きく右バンクではなく左バンクになるので
Terminal3から多摩川を挟んで京浜工業地帯を見ながらどんどん上昇

あっという間に三浦半島→相模湾上空
この辺りまではパーソナルモニターで飛行ログを見ておりましたが
ふと↓を思い出しますた
ANAと鬼滅の刃ってコラボしてたな
ええ…見事にビンゴですよ
無限列車編/吉原遊郭編が見放題

サスガに刀鍛冶の里編は流せないよなあw
なので遊郭編をダイジェストでおさらいしておきますた
離陸から30分程で軽食のサーブがありますた

午後のTea Timeなフライトなので期待していなかったのですが
弁当タイプとはいえこれは嬉しいサプライズでした
左側のご飯が桜海老と筍のばらちらし寿司
その横のおかずは左上から時計回りに↓な配列
1.玉子焼き・豆乳豆腐・櫻花・鷲餡・牛蒡唐揚・粟麩・蓮味噌
2.ぜんまいと京揚げの煮浸し・合鴨団子山椒煮
3.チキンのバターカレー風味とひよこ豆のフムス
4.甘海老とバジル風味の豆サラダ
和洋折衷ですが大変おいしゅうございました
さてB787の特徴のひとつに↓の窓を見るとおわかりかと思いますが

機械的なシェードがありません
でも↑画像にヒントはありますよ
奥の窓がクリアなのに対して手前の窓はダークになってますよね
ハイ…電子シェードです

シェードの加減は窓下にある↑のボタンでコントロールするのですが
これのいいところは完全に外界と遮断されることがなく↓な感じ

奥側が最強で手前が中レベルでの遮光状態
要はサングラスをかけているようなものです
そういえば…
上空は天気よかったのでシェード掛けっ放しだった上に鬼滅の刃に夢中だったので
与論島が見えますってアナウンスがあった時くらいしか下界は見なかったなあ
※電子シェードのため全体的に青い画像でスンマセン
↑だけプレミアムな装備で楽しませていただいたので
いつもの往路より時間経過を短く感じることができますた
気流的にも安定していて殆ど揺れがなかったこと
さらにはジェット気流も弱くて普段だったら700㎞/hが精一杯の対地速度も
500㏕以上つまり800㎞/hを超えていた区間もあったおかげで
10分遅延を殆ど回収できてました
さて着陸ですが羽田出発時に宮古島は北東の風であったことを知っていたので
多分RWY22からの着陸だとは思っていたのです

↑の場合ですと島の東側から回り込んでの着陸となるのですが
最終着陸態勢のアナウンスを聴いてから外を眺めていると…

チョットばかり霞んでいる上にピントも甘いのはご愛嬌ですが
画像左側に伊良部大橋 右側に栗間大橋が確認できますよね
つまり本来を宮古島を時計回りに進入するのが反時計回りになっている
その理由を考えてみると着陸直前に那覇へ向うNU566便が離陸しているので
これが関係している可能性もあるかもしれませんが
このApproachはまたっく以て初めての経験でした

手前に栗間島 奥が宮古島 左端には6月OPENのヒルトンも確認できます
ここまで来ればランディングまでほんのわずかな時間です
こうしてプレミアムな時間第二章は幕を閉じますた
で…ここまで長くなったついでというと何ですが
復路便についても触れておきます(笑)
復路のNH1092便も当初は78Mがアサインされていたので普通席でも
鬼滅の刃無限列車編を楽しんでやるぞと企んでいたのです
ところが…
出発直前にANAから突然のシップチェンジ報告メール着弾(泣)
ナローボディ機でも最新のA321neoだったら許せたんだけど…
それも古いB767-300ER(76P)ってどうよ?

ただ救われていたのが右側非常口座席21Kだったこと

非常口座席通路側→同じく窓側の変更でしたが
非常口座席へのアサインって過去に何度も座っていた履歴が残っているはず
なので経験ありなのでそのような配慮がされたと考えています
そしてこの座席の向い側がとんでもない空間なのですよ

↑は21K座席からの見た目そのもの画像
左前側はCAサンが着座するジャンプシート
つまりここはお見合いシートの異名もございますが
CAサンとの距離はアバウト3mな世界
足元の広さだけならファーストクラス
こうなると
Skymarkのフォワードシートなんて目じゃないって!
幸いなことに後は空席だったことので掟破りのフルリクライニングも発動!
これはこれでプレミアムだろ?(笑)
ただこの復路は最低ですた
機内エンタテインメントはオーディオチャンネルくらいだし
Wi-Fiも機内ルーターにはアクセスできるけどその先のネットに繋がらない
こうなるとドリンクサービスいただいたら寝るしかないのですよ
しかも途中で雨雲に突っ込むから揺れる揺れるw
↑で一旦目覚めかけましたがここで起きると恐怖との闘いになるので
意地でも寝続けましたよ(笑)
目覚めた時は房総半島を横切り羽田D滑走路RWY23へFinal Approach
↑のアナウンスでしたが外は南から西方向から風が吹いているんだな
雨雲を通り越して来たから低気圧からの吹き出しで間違いないのですが
宮古島方向からの追い風とも解釈できるわけで
それに乗って帰って来たと当社的には勝手かつ妙に納得もできてしまいますたw
そして降り際に目の前にいたCAサンに会釈したら↓言われますた
ホントよく熟睡されてましたね
まだB747-400Dが飛んでいた頃に徹夜明けで搭乗
羽田離陸前から爆睡して福岡着陸後CAサンに起こされて以来のお言葉(笑)

結局いつもは寝てしまう往路とは逆転現象ですけど
プレミアム過ぎる漢の空の旅だったことだけは間違いないです